みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSY・震つなは、下記地域にスタッフを派遣し、 支援活動を継続しています。
・RSY浦野:岡山県倉敷市真備町にて避難所支援( 7月13日まで)
・RSY浜田: 岐阜県関市にて災害ボランティアセンター運営支援(7月12日ま
で)※「防災ボラネットなごや」メンバーが引き続き支援を継続中
・震つな松山:大阪府茨木市に震つな拠点を設置。 屋根の修繕を中心としたボラ
ンティア派遣や安全で効果的なブルーシート張りを学べる講習会等 の実施
また、現地からの要請を受け、 これまでに広島市と倉敷市へ災害ボランティア活
動資器材の搬出を行いました。さらに、 連日水害発生から生活再建のための情報
をまとめた「水害にあったときに」(震つな作成) の冊子希望が各地から多数寄
せられ、事務局スタッフがフル回転で即日対応しています。 3連休では、ボラン
ティア活動支援のための街頭募金も実施予定。
引き続き、皆様のご協力をよろしくお願い致します。
以下、現地派遣スタッフからの報告です。
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▼岡山県倉敷市(浦野)
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【倉敷市内の被害】
・死者:51人(多くが真備町に集中)
・行方不明者:17人
・家屋被害: 市全域は調査中だが真備町だけで4200棟の被害見込み
・救助者:県内全域約3,280人中、真備町に約約2, 350人が集中
【ライフライン】
・断水:市内8,900棟
・停電:市内約90棟
【現在開設中の避難所】
★倉敷
倉敷東小学校:51
健康福祉プラザ:28
★水島
連島東小学校:91
連島南小学校:36
連島南中学校:165
水島中学校:12
福田中学校:37
第二福田小学校:235
第五福田小学校:115
★玉島
玉島上成小学校:12
乙島小学校:20
玉島黒崎公民館:1
★船穂
船穂小学校:31
★真備
岡田小学校:300
薗小学校:300
二万小学校:184
★総社
吉備路クリーンセンター:111
吉備路アリーナ:2
※その他、 真備町で昨日10人未満の自主避難所が複数発見されたという報告 あり
【医療・保健・福祉専門職の派遣状況(倉敷市)】
倉敷市保健所内に、『倉敷地域災害保健復興連絡会議( KuraDRO/クラドロ)』
が設置され、医療専門職の受け入れ・調整・ 派遣の受け皿として機能。避難所を
中心に環境改善や個別支援を実施。今後、 災害時危機管理支援チーム(DHEAT)
や、災害派遣福祉チーム(DWAT)とも連携を図りながら、 被災者の健康管理や
日常生活支援の体制を整えていく。
【生活情報(岡山県・倉敷市からの情報を掲載)】
★自衛隊による風呂設置場所
・第二福田小学校
・真備総合公園体育館駐車場
★入浴支援サービス
・吉備カントリークラブ入浴施設を開放
★罹災証明書の発行
・7月9日より各支所福祉課で発行
※真備町地区は支所が被災したため、現在窓口を置けていないが、 地区付近
に臨時出張所を検討中
★ペット
・岡山県は、 動物救護本部を設置し被災地の動物救護事業を実施中。動物愛護セ
ンターにおける被災ペットの引き取り等を行っている。
★災害時要配慮者対応
・県が「災害時における宿泊施設等の提供に関する協定」 に基づき、要配慮者の
避難所として加盟の旅館・ホテルを開放。受け入れ開始( 5組23人が利用中)
・7月10日(火)県内人工透析患者全員の安否確認完了
・7月10日(火) 県内難病の在宅人工呼吸器使用患者全員の安否確認完了。
★福祉施設・事業所の被災状況
・保育所・認定子ども園(15施設/真備町に集中)
(真備町地区)
・高齢者施設9施設
・障害者福祉施設(作業所等)10施設程度
※2階屋根まで浸水した建物あり。
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▼真備町の避難所の様子
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※以下、岡田小、二万小、薗小を確認
基本的な生活環境が整いつつあるため、 今後は住民による自主運営のサポート
や、心身を支える場づくり等の支援が必要と思われる。とはいえ、 住民の疲れも
ピークに達するため、 いずれも住民のペースに合わせた丁寧な働きかけが必要。
引き続き外部からの支援が求められる。
【生活環境】
(居住スペース)
・過密ぎみではあるが、通路は確保されている
・畳やマットが入り寝床の改善が見られる
・段ボールベッド導入を検討中。 要配慮者を優先に配布できるよう調整中
・医療チームが熱中症、感染症、エコノミークラス症候群( DVT)予防に力を入
れる
(暑さ対策)
・全ての体育館にクーラー完備
・教室には扇風機が設置されているものの網戸がないため、 害虫の侵入が心配
(トイレ)
・水道が出るようになったため、衛生状態が向上
・教職員や市職員、ボランティア等がトイレ掃除を実施。 比較的衛生な状態が保
たれている
・洋式トイレの増設が課題
(食事)
・パン、おにぎり、カップラーメンが中心で野菜不足
・温かい汁ものが食べたいとの声多数
・近隣地域住民による炊き出しや、 外部からの炊き出し支援の申し出が増えてき
ており、避難所内での調整役が不足
(物資)
・一部の避難所でウォーターサーバー、洗濯機の導入を確認。 専門職や行政対応
により、今後1週間~2週間程度で、電子レンジや冷蔵庫の設置、 洗濯干場の設置
など順次整っていくことが見込まれる
(要配慮者)
・リスクが高い方は専門職が個別に対応。 薬剤師会との連携で薬の処方もできて
いる。
・ 今後はボランティアやNPOによる生活不活発病の防止や活力維持 向上、各地相
談窓機能の充実など、あらゆる「場づくり」 の取り組みが求められる
(ペット)
・ある避難所では、 ペット連れの方が渡り廊下を居住スペースとしており、衛生
状態や熱中症が心配されるケースあり。
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▼倉敷市・NPO支援チーム
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・「JVOAD避難生活改善に関わる専門委員会(担当: RSY浦野・PBV辛嶋)」が
倉敷市からの要請を受け、 避難所や要配慮者への支援をするNPO等の情報共有の
場を設定。倉敷市社会福祉協議会でミーティングを開催。 市との調整内容や各団
体の活動場所・活動内容の共有、 担当エリアや避難所の役割役割分担などにつ
いて検討。
・13日14時から第2回目のミーティングを開催予定。 現在までに県外NPO・
NGO8団体が参加予定。
・市社協からの声掛けで、別途、 避難所支援を検討中の地元NPOが16日(月)に
支援者会議を実施するため、連動できるよう調整していく。
・本日より、倉敷市保健所の災害対策本部に設置されている『 倉敷地域災害保健
復興連絡会議(KuraDRO/クラドロ)』の会議に参加。 各避難所の情報収集や、
「水害にあったときに」の紹介、 NPO支援チームの紹介等を行った。
・支援チームの団体情報は、随時市、市社協、 県社協らと共有する。
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▼「災害支援ネットワークおかやま(仮)第2回会議」に参加
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・7月12日(木)19:00~21:00、 岡山県ボランティア・NPO支援センターに
て開催。県内外約130名が参加。
・各地域の災害ボラセンの活動状況、 避難所支援情報の共有等が成された。
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▼倉敷市災害ボランティアセンターの様子
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ボランティア募集中。詳細は下記サイトを参照。
その他被災市町の災害ボラセン情報は全社協HPより参照。
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▼被災者の声
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・もうパンが食べられへん。食欲が落ちてしまってなぁ。 もう少し食事が何とか
ならんかなぁ。(80代・女性)
・今日初めて家の片付けができた。畳もドロドロでとても重くて。 でも、隣近所
の男の人がみんなで手伝ってくれたんよ。 そしたら2時間で大分片付いて。本当
に助かりました。もう少しやれるかと思ったけど、 こんな暑さでしょ?無理しな
いようにと思って今日は帰ってきました。 少しでも進んでよかった。
(60代・女性)
・わしらは町づくり協議会のもんです。 みんな大変な時だからじーさんやばーさ
んだけど、ちょっとでも役に立ちたいと思ってな。 市役所の方と連携して避難所
のお手伝いさせてもらってます。 水害が起こってから毎日誰かが詰めるようにし
てます。(避難所の空き地スペースに学校テントを立てて3~ 4名の地域の方が常
駐・仁万小学校)(80代・男性)
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■岐阜県関市災害ボランティアセンターへの支援(浜田)
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RSYは防災ボラネットなごやと連携し、 災害ボランティアセンターの運営サポー
トを中心に活動を継続しています。 現地ではRSYや震つなと繋がりのあるSeRVあ
いち、IVUSAなども現地入りしています。
以下、報告です。
★災害ボランティアセンターの様子
武儀地区:約100名のボランティア活動、ニーズは9軒
富野地区:約50名のボランティア活動、ニーズは11軒
上之保地区:292名のボランティア活動、ニーズは66軒
※3連休中に関市が被災宅800戸を対象に、 個別訪問によるニーズ調査を実施予定
★住民の声
・うちの前は川が蛇行しているところだで、 前回あふれた後にコンクリの壁(50
センチくらい)を川側にたてたが今回のは、 それを超えて水が入ってきた。も
う、それだけで床下浸水だわ(70代男性)。
・一階の台所は、フローリングが波打っちゃって、見たって。 水があがったのは
あっという間だった。(70代女性)
・(円背で、室内を歩くのもやっとの様子。 病院は月に1回出かけている
が、この災害で薬を飲むのを忘れている。 大きな商店と住まいが一緒にな
っているお宅)「被災して、 孫も駆けつけてボランティアと一緒に片付け
をしてくれている。 若い人がいないのでなかなか片付けが進まない。こん
なことになって、何が何だかわからない。住まいは、 寝るところと台所は
かろうじて使えるのでなんとか普通の生活はできているが、 クーラーがな
いので、窓を開けて寝ている。 網戸がないので虫が入ってくるので何とか
したい。病院には、 娘が予約を入れて薬を取りに行っくことになってい
る。」
(90代・女性)
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▼震つなより:大阪北部地震、「水害にあったときに」の提供
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★大阪北部地震
最近の活動については以下サイトからご確認下さい。
地元での屋根のブルーシート張りボランティアの養成を目的とした 「災害に向
き合うための勉強会」等を中心に企画運営中。
★豪雨水害支援
水害で被災した後の生活再建までの手順が紹介されています。
無料でダウンロードできます。これまでにも、 被災地から多数のお問合せを頂
いており、社協や支援団体を通じて、被災者にお届けしています。
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▼街頭募金を行います
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※ご協力いただいた寄付金は、現地での情報収集や、 被災地の方々の生活支援
のために活用いたします。
【日時】
・7月14日(土)10:00~12:00/13:00~15: 00
・7月15日(日)10:00~12:00/13:00~15: 00
・7月16日(祝・月)10:00~12:00/13:00~ 15:00
※帰りの荷物運び・募金額の集計(事務所で行います) もお手伝いいただける
とありがたいです。
(~17:00には終了予定)
【実施場所・その他】
・場所/名古屋三越栄店ライオン像前
・内容/平成30年7月豪雨 被災地支援活動募金
・連絡先/090-9022-3350(RSY金山)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy- nagoya.com)までご連
絡ください。当日飛び込み参加も大歓迎ですが、 なるべく事前にご連絡いただ
けると幸いです。
①お名前
②連絡先(できれば携帯電話)
③参加可能日時:
④参加人数(代表者が申し込む場合):
※大雨・洪水・暴風・ 大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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※ご協力いただいた支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、 避難所の環境
改善、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。