みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
先ほどの活動報告でご案内した「およりなして!あったか食堂」に関わる住民の方の新聞投稿記事が届きましたのでご紹介します。
多くの皆様からのご支援とまごころが、被災された方々のお腹と心を温め、一時でもホッと一息つける場となっていることを実感しました。
ご協力頂いた皆様に、心から感謝申し上げます。
引き続きのご支援を、よろしくお願い致します。
——————————————————————
2019年11月25日・信濃毎日「論をつなぐ」欄
長野市・Tさん(68歳)の投稿記事
——————————————————————
台風19号による大災害から1か月が経ちました。我が家も水害により水没全壊、家具なども全て廃棄になりました。
友人や同僚、親せき、兄弟、ボランティアの人々に助けられ、ただただ片付け、泥上げ、清浄に明け暮れた1か月でした。
今でも親せきの家から我が家に来て戸を開け乾燥させています。はいだ床板、がらんとした家の中を見ると妻と二人で悲壮感が漂う毎日です。
そんな時、ボランティアの人が「およりなして、あったか食堂」のチラシを配ってくれました。
近くでやっているとのことで、早速、妻と近所の人と行ってみました。
食堂で出されたのは作りたての温かいうどんでした。
配膳をしてくれた人がとても優しく声をかけてくれました。
一口頂くと、今まで支援して下さった一人ひとりの顔が思い出され、妻と涙を流しながら頂きました。
富山や愛知、遠くは台湾から駆け付けてくれたボランティアの方々、食堂の協賛企業の方々、本当にありがとうございました。
人の情を感じ、心がとても温まりました。