みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYは昨日、以前に「こまつ災害ボランティア連絡会」
ご縁でつながりのある、石川県小松市へ、常務理事・
生活再建の手引書「水害にあったときに」（震つな発行）
や、栄養ドリンク・水などをお届けしながら、
以下、現地から戻った浦野の報告です。
１．小松市内の被害
・半壊：1、一部損壊：10、床上浸水：181、床下浸水：
※他、白山市、能美市にも数十件の被害。
★家屋被害の状況
・梯川が氾濫し、その支流・鍋谷川が決壊。川沿いの中海（
（こふ）・平面（ひらおもて）町が大きく被災。
・梯川はくねくねと蛇行しており、
200～300ｍぐらいの範囲に、泥を多く含んだ水が150㎝
鍋谷川沿いの古府町付近は、50㎝程度の浸水・
した水が入った印象。
・中海町は、被災付近の道路幅が狭く、
全体をくまなく巡回することは控えた。途中降車し、
センボラ、親戚縁者、消防団、地元ボラグループ等が、
出しを行っている様子が見られた。
（住民の声）
・ここは酒屋で私は遠い親戚。
庫もひっくり返り、
った。まだ水が出るからありがたい。
か…。家主は少し離れた親戚の家にいて、食事・
戚みんなで助け合っているので何とかなると思う。
・車のガレージで休憩中。暑い中、
ランティアさんの軽食・ドリンク差し入れ）
★ライフライン・災害廃棄物
・視察できた中海・古府町では、水道・電気の供給あり。
スで泥を洗浄。断水地区は、中ノ峠、麦口、上麦口町計61戸。
・災害廃棄物は、
しかし「一本道でもともと渋滞しやすい。
などの声も聞かれている。（7日・北國新聞より）
・
★生活実態
・1階部分が大きく被災しているため、食事・トイレ・入浴・
はできないと見込まれる。
・被害は局所的で、車で5分程度離れた場所のコンビニ・
ストア・病院・飲食店等、通常営業中。
★避難所
・昨日の段階で、県内避難所はほぼ閉所（
全て閉所）
★罹災証明書
・本日8日より申請受付開始。
２．小松市災害ボランティアセンターの様子
ボラセン立ち上げ2日目を迎えた災害ボランティアセンターを訪問
要な支援についてお話を伺いました。
・近隣市町からの応援社協職員、こまつ災害ボランティア連絡会（
協）メンバーらとの協働で、ニーズの電話受付・
ズ。日ごろの活動の積み重ねの賜物。受付は女性協議会、
マッチング・資機材は、石川県災害ボランティア協会小松支部、
ンターなどが分担。
・ニーズ件数95件、ボラ数は、7日180名程度、8日200～
件に対し、4～5名のボラを派遣。
が、平日のマンパワー確保が課題。コロナを考慮し、市内・
かけて協力してもらおうと検討中。
・地縁・血縁が強い地域なので、食事や入浴等は、
一人暮らし高齢者は民生委員が対応。コミュニティが強いので、
いで皆さんよく頑張られている。
・ボランティア活動資器材は、県・県社協、
きる見込み。
・がなくなった後の、乾燥・消毒・
いては、今後個別に相談が上がってくる可能性あり。
３．RSYの今後の関わりについて
市社協を中心とし、
姿が印象的でした。一番被害がひどかった地域の泥かき、
の進捗は3割程度の印象です。
必要です。
一方で、過去の災害では、災害後1週間ぐらい経った頃は、
れで、親戚等宅から被災した自宅に戻られたり、
達ですらしんどくて行けないという重い疲労感、1日数百・
ワジワ家計を圧迫する不安感、
揺れ、鬱憤などが溜まるなどの声が増え、
る時期でもあります。
これらの状況をサポートする形で、被災エリアの中にある、
っとした広場スペース、家のガレージなどで、
して、冷たい飲み物やお弁当などの軽食、
スも数多くありました。ここが結果的に、
となり、看護師・保健師の専門職が巡回し、健康相談や、
ーズをキャッチする場としても機能していました。
小松市の本来の地域力を考えれば、
で、今後もこれらの対応も十分可能ではないかと感じています。
RSYとしては、
過と共に移り変わる、家屋保全関連（資材貸出、
や、生活物品の提供、
力できるよう、体制を整えていきたいと思います。
