RSY令和6年能登半島地震への対応(第22報)

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは令和6年能登半島地震で被災した石川県穴水町の皆さんの生活再建に向けたお手伝いを継続中です。

先日行われた「漢の料理教室」の様子をご紹介します。この料理教室は、仮設団地で家に閉じこもりがちな男性たちに外に出るきっかけを提供しようと、子育て健康課が開催したイベントです。私(RSYスタッフ・稲垣)もアシスタントとして参加してきました。

男性が主役の料理教室、その名も「漢の料理教室」

今回の料理教室は、男性向けということで、包丁を使わない簡単レシピがメイン。
普段料理をしない方でも気軽に取り組める内容でした。
当日は8名の男性が参加。講師は病院のリハビリ担当の先生(男性)。
そしてメニューは「アヒージョ」「ペペロンチーノパスタ」「ペペロンチーノ味の枝豆」と、ちょっぴりおしゃれなラインナップです。
シーフードミックスやきのこを使い、包丁いらずの工夫が施されたレシピだったので、調理のハードルが低く、参加者も安心して取り組めました。

楽しい雰囲気で調理スタート!


自称「元調理人」さんや「食べるの専門!」と豪語するお父さんたちが集まり、調理がスタート。ガーリックの香りが漂う中、会話も弾み、自然と笑顔があふれる場になりました。調理中は「これで合ってるかな?」と確認し合ったり、「普段料理しないから新鮮だね」と笑い合ったり、参加者同士の距離がどんどん縮まっていくのが印象的でした。

完成した料理で昼食タイム

約1時間で料理が完成!そのまま皆で昼食タイムに突入しました。

一口食べて「うまいね……」とつぶやいた参加者の声が印象的でした。
普段あまり食べ慣れない料理だったので少し心配していましたが、このひと言で不安が吹き飛びました。

今回の料理教室は、子育て健康課の職員(保健師)さんや仮設団地の女性陣のサポートもあり、無事に開催することができました。

男性の外出機会を増やしたい

料理を通じて、男性たちが外に出て交流するきっかけを作ることができたのは、大きな収穫だったと思います。

参加者の笑顔や満足そうな様子に手応えが感じられました。
今後もこのようなイベントを定期的に開催し、さらに多くの男性が参加できる場を作りたいと思います。

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