※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYが拠点を置く石川県穴水町でも、8月6日からの大雨で道路冠水や床下浸水の被害が出ています。
昨日報告した仮設団地は、地震による地盤沈下と高潮の影響で、いまだにひざ下15㎝程度の水が引かない状態が続いています。潮水が長時間仮設団地の床下や倉庫に侵入している可能性が高く、今後のカビや害虫、悪臭等が心配されています。
町の担当課に報告・問い合わせをしたところ「大潮の時期であり、排水からの逆流も重なっているため今は潮が引くのを待つしかない。床下については心配な点は否めないので、業者に問い合わせ影響や対処法など調べ、状況が落ち着き次第対応する」との回答を頂きました。
被害はごく局所で、今のところライフラインの途絶はなく、町は通常通りに動いています。昨日、RSY107陣に参加している5名のボランティアさんに当該仮設を巡回して頂き、お見舞いを兼ねて飲用水の提供とヒアリングを行いました。
いつも通り出勤や外出されている方も多いことに安堵しつつ、一方で冠水の中、自力移動が難しい高齢者や病人の体調が心配されるため、今後も状況確認と見守りを継続していきます。
(住民の声)
【川島第2F団地】
※川島第2集会所、駅前にある「プルート」が避難所となっており周知はされているものの高齢者が多いため、今後は再周知や事前の避難誘導が必要。
・高潮による浸水は前から大雨に関係なく起こってた。地震の影響で土地が下がっているからなおさらひどいのだと思う。
・この辺一帯は以前から水に浸かる場所で、特に満潮時は道路が川のようになる。だからいつものことだと思って、今回も特段避難は考えなかった。
・近くに公費解体の廃棄物集積所があるのでダンプが通るたびに波しぶきが起こる。大雨の時は川と道路の境目が見えなくなり、一帯に水が広がってドキドキした。水が引いて乾いた後の土埃も大変。外に洗濯ものが干せない。
・しばらく親類の家に避難していた。
・駐車場は半分水浸。水が来てから逃げようと思ったけど、どこに行けばよいのか分からなかったので避難しなかった。
・駐車場に置いてあったタイヤのホイールが浸かり潜水艦状態になった。
【住吉団地】
※敷地内にある公民館が指定避難所だが、途中の道路が冠水し、公民館も一時孤立状態となった。避難所は高台にある向洋小学校で、町内会長等が声かけしたものの避難者はいなかった。
※8月9日(土)午前9時追記:現在、住吉団地の水は引いています。
・自宅の浸水はないが、仮設の前の道路が冠水しているので家から一歩も外にられず移動スーパーにも行けなかった。だいぶ水は引いたけど、高潮はどうにもならない。
・高潮で側溝から逆流して道路が川のようになった。こんな状況になるとは入居して初めて知った。潮水は錆びるのでやっかい。
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