新潟県中越沖地震[第 42 報]

皆さま

清野です。刈羽村で活動している加納さんから9月15日(土)の活動報告が入ってまいりましたので、配信いたします。

■ボラセンの活動
・こどもの集会場や談話室の使い方について、土足で上がっている子どもなどが、見受けられるため、ルールぎめと周知が必要と思われる。
・2回目の買い物ツアーが行われた。参加者は10人。買い物に行く途中少し寄り道して海岸を走ってスーパーへ行った。参加された方には好評だった。
・住民から住宅再建についての問合わせがあったが、ボランティアセンターがその相談に対して知識が少ないため、対応集などの作成が必要と思われる。
・ボランティアニーズ2件。午前中のみの依頼だった依頼元に実際に行ってみると結構作業量が多かったので、午後からも継続。2人とも高齢で、耳や足が悪かったりする。急傾斜地ではないが基礎が損傷しているので赤紙。不安で眠れなかったとのこと。活動終了後、「これで夜も眠れます」とおっしゃられていた。
・本日ピカピカ隊の活動を行った。午後、ビンゴ大会を集会場で行った。そのほかは休憩棟で活動を行った。

■寄り添いプロジェクト
・3人でローラー作戦を実施。1軒は村外のご家族の家に行っており不在だった。午前中に留守だったお宅に、お昼に再度訪問したらいらっしゃり、話をすることができた。稲刈りの昼ご飯休憩で家に戻ってこられた方も。休憩中だったので、長居はできなかったが体調などを伺った。別のお宅は、3年前の震災で母屋が壊れかけ、今回の地震で壊れかけていた母屋と小屋が全壊した。片付けもいい運動だからということをおっしゃられていた。

■「寄り添いメモ」より
・買い物になかなかいけないので、本当に助かります。
・一昨日販売に来たパンを買うことができなくて、今日の昼食べるパンがなかった。買いにいけてありがたい。(大量にパンを買っていました)
・地震で道が少し盛り上がって、そこに躓いて足を悪くした。家も赤紙で不満もあるし、不安もある。

■加納さんの感想
 買い物ツアーについて。9月末まではボランティアもいるし、車両もあるので出来るが、それ以降は人も車両も少なくなっていく中でどのように続けていくのか。確かに、買い物ツアー自体は「買い物にいけない」という声も多く、住民には好評。スーパーに行って自分で買い物をするという当たり前のことが出来ることや、外に出ることで気分転換にもなる、また、他の人とのコミュニケーションの場にもなっている。ただし、もしかするとボランティアがやらなくても、近隣の住民の助け合いで対応できるものかもしれない(し、対応できないかもしれない)ので、そういったことも考慮に入れて今後の買い物ツアーを考えていきたい。

皆様方のさらなるご協力をよろしくお願いいたします。

★災害ボランティア活動支援募金★
郵便振替口座:00920-7-75997
加入者名:震災がつなぐ全国ネットワーク
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