みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
「原発事故子ども・被災者支援法」が、2012年6月に全会派の一致で成立しましたが、
肝心の基本方針がなかなか提示されないまま、1年余が過ぎてしまいました。
特に自主避難と言われる方々は何ら支援を受けられず、我慢も限界となっており、
早期の基本方針を求める訴訟を起こすなど、支援者側も署名活動を全国展開してきました。
(この全国運動の呼びかけ人には、代表理事・栗田も参画しています)。
そして先月8月30日、復興庁から満を持して基本方針案が提示されました。
しかし、残念ながら多くの避難者も支援者も落胆しました。あまりにも支援法の精神がないがしろにされ、中身が不十分だからです。
ただし、同時に9月23日までパブリックコメントが受け付けられることになっているため、
この機会に「支援法とは何か」「具体的に何が課題なのか」「パブリックコメントを出す具体的な方法」等について、以下の通り説明会を開催させていだたくことにしました。
今、私たちが声を挙げなければ、不十分なままの施策が実施されてしまいます。
原発事故の問題は、決して福島だけの課題ではなく、この国全体の課題です。
何卒趣旨をご理解いただき、多くの皆様方にお越しいただきますようご案内申し上げます。
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「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針(案)に対する、
パブリックコメントに声を挙げる為の説明会
▼日時:9月17日(火) 18:30~20:30
▼場所:名古屋建設業協会1階会議室 (RSY事務所の一階です)
名古屋市東区泉1-13-34 名建協1階 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼対象:支援者の皆様
▼ 内容:①支援法と「基本方針」の説明 ②パブリックコメントの書き方の説明
※上記を中心に皆さまのご質問を受けながら進めさせていただき、共に考える場とします。
▼参加費:無料
▼申込方法:①氏名 ②所属 ③電話番号 を info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。
※当日飛び込み参加も歓迎です。
▼主催:特定非営利活動法人レスキューストックヤード(担当:瀧川・高木)
※詳細問合せは、090-8862-3560(RSY瀧川)までお願いいたします。
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★最近の避難者の「自立」の紹介(ほんの一部ですが・・・)
・・・・・現在こども被災者支援法について検討されていますが、自分たちの法律にするために、
そういったところへ声を伝えたり、できることから動かないといけないと思いました。声を伝えれば被災者支援法ができました。
その反対で声が伝わらないこと も多くありました。震災を通して政治だけではなく様々なことを考えさせられたし経験しました。
被災地で生活するためには衣、食、住、コミュニティなどに対して多くの配慮が必要でした。
そんな環境の中で声をあげて伝えることは精神的にも身体的にも負担となりました。でも私たちには仲間がいたので頑張ることができました。
避難してきてから、健康に対して安心を感じる生活を取り戻しつつある今、もう頑張りたくない、そっと生活していたい、と思います。
でも私たちのために活動し てくれている多くの方々を思うと自分は受け身でいいのか?何のために避難してきたのか?と思うようになりました。
私は子どもや自分に覚悟を決めて避難してき ました。子供に対する責任を果たさなければいけないと思います。
何からどうしていったらいいのか、これからみんなで考え、今以上に未来へ向けてできること からやっていきたいと思います。・・・・・
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以上です。
上記の被災者自身の声にもあるように、被災者に寄り添い共に声を上げていかなくてはなりません。
ご理解ご協力ならびに、ご参加の程よろしくお願いいたします。