新潟県中越沖地震[第29報]

皆さま

清野です。お疲れ様です。刈羽ボラセンにて活動中の松田より、報告が入りましたので、配信いたします。松田は、本日までの活動となり、代わって浦野が、本日から24日まで活動いたします。
また、16日から18日まで、刈羽ボラセンで活動されたIさんにお話を聞くことが出来ました。現地報告の後に、掲載しますので、そちらもご覧ください。
[2007.8.21現在]

今日の活動
仮設住宅の方々への寄り添いについて:23日の青空市、25日のバザーの準備をする。
・ビラを仮設住宅に配布。
・地域向けに放送原稿を準備。
・瀬戸物市はひまわりおじさんの返事待ち。

在宅被災者への寄り添いについて:昨日の区長さん回りのまとめ、報告
・残りの区長さん回りは明日以降に実施

今後の予定
23日 仮設 10時から11時 青空市
13時半 村内ボランティア団体との打ち合わせ
25日 仮設 せともの市・バザー、足湯
来週中 地域 家の相談会(調整中)

【Iさん活動報告】
・仮設応援パックの配布と福祉センターのお風呂へ送迎を行ってきた。トラックに、パックをつんで仮設住宅を廻り、応援パックの配布を行った。昼間は、仕事へ行っていることもあって不在のところが多く、半分も配れなかった。皆さん一様に、笑顔でありがとうと受け取られるが疲れている印象を受けた。暑さ、避難生活からくるものかもしれない。
自衛隊のお風呂は熱くて入れないという理由で、福祉センターのお風呂に行く人もいて、福祉センターのお風呂は、明るくて好評。

避難所は1ヶ月経つこともあり、整然としていて、マッサージ器、高齢者の機能向上のための運動器具などが配置されていた。穴水から来られたボランティアの方々は、すごく張り切って活動されていた。彼らの話を聞くのは、参考になるし勇気付けられると思った。カキ氷は大変好評で人気あったが、作ることに必死になって、会話することが難しいと思われた。また、糖分の取りすぎが気になった。それ以外の涼の取り方を考える必要がある。
・福祉避難所として運営されたデイサービスセンターで聞いた話

施設の利用定員はもともと15人、その当日は7人の利用者がおられ、今日は少ないねと言っていたところに、地震が発生した。発生3日後に、認定を受け、県職員と保健士が24時間体制で、常駐。正規職員6人がローテーションで対応。職員2名の自宅が、全壊したが、出勤してもらっていた。必要に応じ、食事や排泄の介助を行った。

食事は、行政からの食料をもらった。お風呂は周辺の福祉施設から送迎付で、お風呂を貸してくれた。通所施設なので、宿泊ということを想定していないため、毛布など備品の部分でも苦労した。トイレの水は流れず、ポータブルトイレ4?5台で対応。排泄都度、職員が処理をしにいっていた。
近くの小規模多機能施設から、職員&利用者を受け入れ、村の診療所からも、高齢者などが来た。人工呼吸器をつけた末期がんの方もこられ、数日を過ごされたようだ。16日の夜は、50人。18日は約30人が来た。

★災害ボランティア活動支援募金★
皆様方のさらなるご協力をよろしくお願いいたします。
郵便振替口座:00920-7-75997
加入者名:震災がつなぐ全国ネットワーク
*通信欄に中越沖地震とご記入ください