皆様
お世話になります。RSY浦野です。
山陽災害ボランティアセンターを拠点に活動していた藤田の25日(日)の報告で
す。尚、藤田は昨日夜名古屋に戻りました。
11報でもお知らせしたとおり、地元ボランティア・社協・外部支援者らが連携
し、一人ひとりに寄り添ったきめの細かい対応が展開されています。地域ぐるみ
の協力体制が整い、地元主体の継続的な支援の見通しがある程度立っているとい
うことで、名古屋からのスタッフ派遣及び情報配信は、今回で一区切りとさせて
頂きます。
今後は地元の意向に合わせて必要に応じ、復興支援を検討・実施していく所存で
すので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
■山陽災害ボランティアセンターの活動状況
・本日のボランティア受付 個人70名 団体10・60名 計130名
・本日の対応ニーズ 28件、完了・継続未発表(ミーティング時)、継続3件、
翌日以降(日付指定ケース含む)14件
※おしぼり班、写真班に加え、駐車場班も設けられた。
■藤田の動き
・おしぼり班(ボラセンへ電話をかけてこられない方のニーズ聞き取りや、被災
者の心のケアが目的)に同行し、中心市街地以外の地域のニーズ聞き取りを行っ
た。(お渡ししたもの:おしぼり、氷砂糖、飲料水、ボラセンチラシ、罹災証明
案内、足湯チラシ)
※足湯隊は昨日と同じ場所(商店街の一角にある屋外駐車場)を拠点にし、足湯
を行った。足湯隊のうち2名も午前はおしぼり班に同行し、午後からは要望の
あったお宅に出張足湯を行った。
■被災地の様子
・大きな家具の運び出しなど、人手のたくさんいる作業は大方終息に向かってい
る模様。現在は畳・床下を乾かしているお宅が多い。
・とにかく暑いので、日中は昼寝や作業をお休みになっているお宅が多い。
・ボランティアの手を必要とする作業ではなく、細かい箇所を自分のペースでぼ
ちぼち行っている様子。
■現場で聞いた声
(70代女性)
体の色んなところが悪く、病院のはしごをしている。
(50代女性)
この水害で地域の結束力が高まり、隣近所のことを気にするようになった。災害
は来てほしくないけど、いいこともあると思った。
(60代男性)
断水時期は泥で汚れたものを洗えないことが困った。
去年の水害でも浸水したので、今までで合計で3度畳を入れ替えた。
昨日やっと、割れて外していたガラスを入れることができた。
(70代女性)
今日大工さんに来てもらい、見積もりを取ってもらった。もう畳はやめてフロー
リングにしようと思う。
■感想
・全体的に大分片づけが落ち着いたように思いますが、ニーズ聞き取り最中に冷
蔵後や畳を動かしてほしいとの要望があり、作業を行いました。ボランティア要
請をしなくても、誰かがいけば手伝いが必要なことが出てくるかもしれないの
で、引き続き気になるお宅は時期を見て訪問をすることも必要だと思いました。