皆さま
いつもお世話になっております。RSY浦野です。
各地で断続的に大雨が発生し、被害の拡大が懸念されています。
避難勧告・指示が発令されている地域もあり、今も避難所で不安な夜を過ごされ
ている方々も多くいらっしゃることと思います。
そして、残念ながら今回も土砂崩れや河川増水で犠牲者が出てしまいました。災
害の度に繰り返される悲劇が悔やまれると共に、犠牲となられた皆さまには、心
からのご冥福をお祈り申し上げます。また、既に床上・床下浸水の被害を受けら
れた方々には、周辺地域の協力のもと、一日も早く復旧・復興が進むことを願っ
ております。
RSYでは現在、関係機関と情報交換を行いながら被害の状況把握に努めていま
す。特に山口県では被害の拡大が心配されるため、今後も慎重に状況を見守りつ
つ、必要に応じて対応を検討していきたいと思います。
新しい情報が入り次第、皆さまにも随時ご報告致します。
また、RSYの拠点のある愛知県地方も、局所的に激しい雨が降っているようで
す。テレビでも各地の被害情報として、冠水した道路で車が停止し、ドライバー
が車内に閉じ込められるという場面が繰り返し放映されていました。
そこで参考までに、車でお出かけの際に大雨にみまわれた場合の対処方法をいく
つかご紹介します。これは、RSY機関紙「あるある27号」にも掲載されました。
皆さん、今後も気象情報に注意を払い、外出の際には十分にお気をつけ下さい。
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浸水したら車はキケン!!
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○水の上を車が滑る!!~ハイドロプレーニング現象~
タイヤが厚い水の層の上を高速で通過する時、一種の水上スキーのような状態を
起こしてコントロールを失う現象。溝が3.5㎜あるタイヤでも、80㎞程度の速度
で起こるため大変危険です。
もし、タイヤが浮いてしまったら・・・・
1.ブレーキを絶対に踏まず、アクセルからも足を離す。
2.タイヤをまっすぐにし、ハンドル操作をしない。
3.地面にタイヤがついたらブレーキを数回に分けて徐々にスピートを落とす。
とはいえ、この作業を行うには大変高度なテクニックが必要です。とにかくタイ
ヤの状態を把握して、雨の日はスピードを出さないことが一番です。
○水が入ったら、止まるどころじゃない!~ウォーターハンマー現象~
水中を勢いよく進むうちにエアクリーナーから水が入り、エンジン全てを交換せ
ねばならないほどひどいダメージを受けてしまう現象。マフラーから水が入って
も、排気ガスがせき止められてエンジンが停止します。つまりは、エアクリー
ナーに水がかからないようにゆっくり走らねばなりません。反面ゆっくり走りす
ぎるとマフラーに水が入ってしまい、結局は水中で停止するという状況に陥りま
す。とにかく、タイヤの半分まで浸水した時には、車を路肩に駐車するなりして
早めに下車することが一番です。