愛知県職員の研修生もついに第五弾となりました。SさんとTさんは初日、カッチリとしたスーツ姿で登場したのがとても印象的でした!11月7日のあいち防災フェスタに向けての準備を主にお手伝いいただき、当日展示するパネルの作成を熱心に調べながらやっていただきました。他にも、水害講座や本日のボランティアDAYでの『あるある』発送作業に参加してくださり、最後はRSYの事務所に設置しているバザーコーナーで楽しくお買い物もしていただきました。
これで愛知県職員の研修生は最後となり、今日までに計10名の方に来ていただきました。色々な部署の方に関わっていただき、教えていただくことや刺激も多く、このような交流ができたことを嬉しく思っています。
今後もぜひ時間の許す限り、気軽にイベントや勉強会・サロン等、参加していただければと思います。
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Sさんの感想:
以前から、レスキューストックヤードさんの活動は新聞やテレビで拝見させて頂いており、非常に感心が強かったところに今回、研修に参加できて大変貴重な経験を積むことができました。事務所へは、気軽にボランティアの方々で出入りをされて活発な意見が飛び交い活気があり大変刺激を受けました。とにかく、いろんな分野の人がみえるので、今度は誰が来たのだろうとドキドキしました。スタッフやボランティアの方々は、防災という守備範囲は広い分野に対して柔軟にかつ熱心に研究されていて、その手法は大変勉強になりました。
研修の中で特に、NHK解説者の山崎氏の講演や水害についてワークショップに参加できたことは良い経験となりました。私の住まいは、岐阜県大垣市にあり昔から水害で苦しんだ地域でした。そういった背景も踏まえ、私自身も地元の消防団で消防や水防についての訓練や点検を日頃しています。仕事を持ちながらの活動となるため、なかなか大変な部分をあります。はっきり言って、辞めたいと思っていました。だいたい、来るか来ない分らない災害のために何で、無償でこんなことしなければならないのかと思う時もありました。
しかし、この研修を通して、「防災=コミュニティ力」なんだということをなんとなく実感しました。私にも、地域の一員として、地域コミュニティや防災について考える場があることだけでも幸せだと思いました。
これらの経験を今後の愛知県行政に役立つように努めてまいります。レスキューヤードスタッフの皆様並びに、いろいろご指導頂いたボランティアの方々どうも有難う御座いました。
Tさんの感想:
6日間という短い時間でしたが、研修の中でいろいろと考えを改めさせられることが多かったと思います。
今までは正直に言って、いつ起こるか判らない不確定要素の多い災害のために、防災の準備をするのは億劫で防災対策をしたことはありませんでした。しかし研修を通じて、「もし実際に大地震等の災害が起きたら、家具が倒れて部屋から出られなくなくなるだろう」、「電話が通じなくなるだろう」、「気持ちが逸り何もできなくなるだろう」と、様々な困難が起きることを具体的にイメージできるようになったのは大きなことだと思います。
また、水害に強いまちづくり講座のワークショップでは参加者の防災に対する熱意あふれる姿にあてられて、今後、積極的に防災のボランティア活動に参加できたらよいと思うようになりました。
末筆ですが、レスキューストックヤードのスタッフの皆様、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
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Sさん、Tさん、そしてこれまできていただいた研修生のみなさん、ありがとうございました!