新燃岳噴火災害について[第1報]

皆様
 栗田です。お世話になります。
 ご承知の通り、霧島山・新燃岳の噴火により、宮崎県都城市・高原町など広範囲で降灰が続いています。また、現在までに9回の爆発を繰り返しており、被害が長期にわたることが予測されます。
○宮崎県:霧島山(新燃岳)の噴火に関する情報提供
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/somu/kiki/volcano/sinmoe_funka.html
 高原町では、1月31日0時25分に追加の避難勧告を発令し、対象は北狭野区、南狭野区、花堂区、中平区(一部)の住民の方、513世帯、1158人に上っています。
○高原町ホームページ
 http://www.town.takaharu.lg.jp/
 また都城市では、1月31日に「災害救援ボランティアセンター」が開設されました。
 当方に寄せられた情報によると、高原町では突然の噴火に町中が混乱の最中にあり、降り注ぐ灰の後始末の大変さや慣れない避難所での不憫さ、また避難所には行きたがらず、自宅に留まっている高齢者もあり、全く先の見えない不安でいっぱいとのことです。
 1991年雲仙普賢岳や2000年有珠山、三宅島など、過去の噴火災害支援の経験から、今後も長期戦になることが予想される中、まずは情報把握・住民の生の声の傾聴などを目的とする先遣隊を派遣することにしました。
 今後も情報が入り次第お知らせいたします。皆様方も関連する情報をお持ちでしたらお教えください。よろしくお願いいたします。豪雪のご対応の方々もお疲れ様です。
□先遣隊メンバー
・2月6日(日)~9日(水)
 吉椿雅道(被災地NGO恊働センタースタッフ)
・2月7日(月)~10日(木)
 栗田暢之(震災がつなぐ全国ネットワーク代表・レスキューストックヤード代表理事)
 加藤祐子(同事務局スタッフ)
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。