本日15:00より常滑市にある”世界最古”の海水浴場・大野海水浴場で「応援の砂」を積み込みました!「七ヶ浜の復興を応援したい!」という思いで集まったRSY会員さんやRSYのボランティアバスに乗って七ヶ浜で活動した方、運転手ボランティアさん、チームBのメンバー(街頭募金チーム)の18名が集まりました。
RSYでは、七ヶ浜にある菖蒲田浜海水浴場が東北で一番古い海水浴場と聞き、愛知県にもどうやら日本最古・世界最古の海水浴場があるらしいと聞き、何かできることはないかと考えていました。
過去の自主防災の取り組みでつながりのあった常滑市瀬木地区の自主防災会会長で、常滑市の市議も務めておられる藤井さんにご協力いただき、今回砂の積み込みを行うこととなりました。観光協会大野支部の支部長さん、副支部長さん、常滑市役所の方も応援に来て下さり、「是非届けてください。大野海岸のことも紹介してくださいね。」とあたたかいお言葉をいただきました。
天候にも恵まれ、途中、ボランティアのHさんによる土のう袋の縛り方講座をしたり、おしゃべりしたりと終始わきあいあいとした雰囲気の中、あっという間に(なんと20分程度で!)土のうの積み込みが終わりました。
積み込んだ砂は明日9日の夜に、名古屋を出発するバスと一緒にRSYカーを走らせ、10日の「復興まつり」のセレモニーで菖蒲田浜にまきたいと思っています。RSYカーの運転は、まだガソリンが不足していた3月に七ヶ浜へ車を走らせてくださったBさんと運転ボランティアとして何度もボランティアバスの運転をしてくださったHさんにお願いしています!
※「復興まつり」の情報ブログでは、こちら
↑こんな感じで砂を募集しています。
なお、本日砂を積み込んだ土のう袋30袋は、繹ウ名古屋建設業協会よりご提供いただきました。
いつもありがとうございます!
お届けの様子は後日、ブログでご報告します。
—————————————————————————————————-
★世界最古の海水浴場・大野海水浴場★
その歴史は古く、すでに応保2年(1162年)に鳥羽法皇の御歌所奇人鴨長明によって「生魚の御あへも清し酒もよし大野のゆあみ日かずかさねむ」(長明和歌集)と詠まれ、「尾張名所図会」のなかでも「…あらゆる諸病を治す…大野の汐陽治…暑月には浴場する群集しくて夥しくて…」と紹介されている。
明治14年に、当時の内務省技師・後藤新平および同省衛生局長・長与専斉が調査のために来町し、その結果、衛生上最善の浴場と称した。
その後海水浴の普及とともに、大野海水浴場の名は広く世に知られ、特に明治45年2月に愛知電気鉄道が開通してからは、名古屋方面からの海水浴客が増し、施設も次第に整えられた。大正11年3月に同町役場に「海水浴に関する委員会」が設置され、専門的に海水浴場の整備がすすめられてからである。