みなさま
お世話になっております。
七ヶ浜ボランティアきずな館事務局の大迫です。
第71報に続きまして、名古屋学院大学の第2陣の活動をご報告させていただきます。2月28日から13名のメンバーが七ヶ浜町と亘理町で活動しました。
今回は3月3日に七ヶ浜町の中央公民館で開催された、大規模半壊以上で応急仮設住宅以外にお住まいの方々(民間のアパートを借り上げるなど)を対象にした「名古屋カフェ」の様子をご報告いたします。
この日はひな祭りということもあり、他の会場でも「ひな祭りイベント」が行われていましたが、「名古屋カフェ」には何度も足を運んで下さっている住民の方々が来てくれました!
7回目の開催になる名古屋カフェの内容は….
粘土キャンドルで作る「おひなさまキャンドル」です。
学生たちが中心となって、お母さんたちに教えながら一緒に作ります。この日はまだ寒かったので、粘土が固くなっていました。そのままだとかわいいキャンドルが作れないので、名古屋のお菓子「しるこサンド」を頂きつつ、お話をしながら、カイロで粘土を温めていきました。
お話が弾んでリラックスしてきたころには、カイロ効果もあり粘土が柔らかくなってきて、やっとキャンドル作りのスタートです!
今までさまざまな「ものづくり」をしてきたお母さんたちも、「こんなかわいいキャンドルが作れるなんて!」「こんなの初めて」と、とても喜んでいました。
また、学生の中には一緒に作っているお母さんの名前を聞いて、粘土で名前を作っておひなさまキャンドルにつけてあげるサプライズもしていました。
このキャンドル作りは子供でも簡単に作ることができたので、親子でも楽しめるイベントになったと思います。
今回の名古屋カフェは、昨年の夏に開催した時に知り合った学生と住民の方との「再会」の場所にもなりました。
継続的に開催してきたことで、今回のような再会につながったことをとても嬉しく思いました。
「名古屋カフェ」のような機会を作ることで、住民の方同士の再会の場所や、そこで出来た「つながり」を大切にしていきたいと思います。
また、亘理町の仮設住宅の集会所でもおひなさまキャンドル作りを行いました。
亘理町での活動の様子はでもご紹介いただいています。
「亘理ささえあいセンターほっと」さんのブログ
その集会所で一緒にキャンドルを作ってお話をしていたら、あるお母さんが「作ったキャンドルはひな祭りの日にお父さんと火を灯して、一緒にケーキを食べるの」と嬉しそうにおっしゃっていました。
そんな日々の生活の中の一部になるキャンドル作りが一緒にできたことを、とても幸せに感じました。
住民の方の心に寄り添えるような活動を、今後も続けていきたいと思います。