宮城県七ヶ浜町報告【第113報】RSYボランティアバス56陣活動報告「2日目」

皆様

お世話になります。RSY 郷古です。
先日報告致しました 【七ヶ浜町支援ボラバス活動報告】RSYボランティアバス56陣【1日目】の続きとなります【2日目】の報告です。
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翌日の町のイベントの「七の市」という朝市が08:00からスタートさせるために、 朝06:00からの活動・・・!

当日は愛知県安城市から応援隊が駆けつけ、盛り上げてくださいました!
七ヶ浜の魚と安城市の野菜のコラボで「さんまのつみれ汁」を提供してくださったり、安城市のお米がもらえる?!「安城市クイズ」など行いました。

 

 

 

 

 

 

私たち56陣は安城市からの応援隊のお手伝いで野菜を販売したり、
今後に役立てるために、七の市商店街のイベントに来場されている方にアンケートを取って集計したりしました。
ボラバスリピーターの方は、顔見知りの住民の方と会う機会が有り、
「あら~!前にも来てくれたよね?来てたの~?七ヶ浜のためにありがとうねぇー」と声をかけられていました。

それをみて、七の市商店街は、「住民と住民」はもちろんのこと「ボランティアと住民」、そんな「人と人とを繋ぐ」場になっているんだなぁと感じました。

そんな七の市商店街も12月11日でオープン一周年となります。
12月のボラバス(21日~24日(移動日含め))は「七の市商店街一周年イベント応援隊」と名乗り、まるっと商店街を応援する陣となります。
七の市商店街は、名古屋で行われた防災フェスタ2012のパネラーとしてお招きした、星 仁さんが会長をされています。一度会いに来てみては?

商店街のイベントが終了後は、今までボラバスのプログラムにはなかった「七ヶ浜町きずな工房」の見学です。
七ヶ浜町社会福祉協議会さんから特別に許可を頂き、土日がお休みな工房を開けていただきました。
工房の支援員さんから「きずな工房とは?」「今こんなもの作っているんですよ」などをお話を聞かせてもらいました。きずな工房で作った商品が名古屋で販売されていることを聞いて、56陣のメンバーはびっくり!七ヶ浜と名古屋って、思ったより繋がっているんですよ!
(ちなみにお店の情報はこちら。毎月7日は「しちがはまの日」!)


震災から1年9ヶ月が経とうとしています。
現地では「ボランティアさんも減り、このまま忘れ去られていくのでは」という不安の声が上がるなか、私たちは何ができるのでしょうか。
まだできることがあるのです。これからできることがあります。

このバスに参加するのもよし、名古屋からできることを探すためにRSY名古屋事務局に行きボランティアするのもよし、いろいろな方法があります。
一緒に考えてみませんか?
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【参加者の声】
・二日間ともに楽しく活動させてもらった。正直言って、ボランティアに来て楽しんでいいものなのかと 思いました。しかし、ぼっけパーティーも七の市商店街のイベントも地元の方々は喜んでくれて、嬉しかった。瓦礫撤去以外のボランティアっていうのが実際どんなことをするのかイメージがわかなかったのですが、いろんな話を聞けていい経験になりました。
・ボッケパーティーのような「内から外」という活動が今後増えてくると思うので、そういった活動を支えていきたい。主催した漁師さんが「(ぼっけパーティーを)来年もしたい」と言ってたので、是非参加したい。
・今日ボランティアセンターで活動した人が300人と聞いてが驚いた。一年以上経ってこんなに人が動いているのを知って、初めて被災地に来た私は、少し申し訳ないって気持ちになりました。このバスに参加して得た情報を活かして、これからできることを探したいです。
・ 住民の方々と話す機会なんて、瓦礫撤去ボランティアだったらそこまでないと思う。だからこそ、漁師さんや商店街の店主さんの話を聞けて良かったです。
・きずな工房のお話を社協の支援員さんから直接聞いて、実際にどうやって作っているのか、などを聞けて良かったです。どんな人がどんな思い入れで作っているのを知って、商品に対する見方が変わりました。名古屋でも販売しているのなんて知らなかったです。友達を誘ってお店にいってみたいと思います。