宮城県七ヶ浜町報告【第112報】RSYボランティアバス56陣活動報告「1日目」

皆様

お世話になります。RSY 郷古です。

RSYの七ヶ浜町支援ボランティアバスは「毎月」出ています。ご存知でしたか?
2012年最後の12月の七ヶ浜復興支援ボラバス募集!
11月24・25日のボランティアバス56陣の主な活動は、「七ヶ浜復興応援サポータープロジェクト」の交流企画第一弾!「ぼっけパーティー」のお手伝い&交流会と、仮設店舗/七の市商店街のイベントのお手伝いです。

七ヶ浜復興応援サポータープロジェクトとは?

毎年10月~11月の間だけ七ヶ浜名物の魚「ぼっけ」が獲れます。
ぼっけとは?

昨年11月、漁師のSさんの発案で、ボランティアさんに感謝の気持ちを届けたい!という想いを実現するために、RSYと漁師さんの主催で「ぼっけまつりを行い、」ボッケ汁を振る舞いをました。

(昨年度行われたぼっけの様子はこちら→七ヶ浜レポート11月(ぼっけまつり)

それから一年・・・・。またこの季節になり、Sさんから「ボランティアさんに対して俺は何ができるだろう。一年半経ってもまだ来てくれる人たちには感謝しきれねぇくらい感謝している。七ヶ浜町民として、漁師として、何か感謝の気持ちってのを伝えたいんだわ。」とのお話が。その思いを実現すべく、56陣、地元の方や県外からのボランティアを含む約40名にて、準備を行いました。

 

メニューは、ボッケ汁とおにぎりと焼き牡蠣。

 

 

 

 

 

 

 

おにぎりは、宮城県産の新米に、菖蒲田浜で取れた復興後、最初に獲れた貴重な“初海苔”を、譲っていただきました。

牡蠣は、小ぶりで旨みがギュッと詰まった東松島産の牡蠣を、Sさんを応援する別の漁師さんの心意気でご用意!

当日は約400人がぼっけ汁を食べてくださいました!食べ終わった後は、Sさんとの交流会。どんな想いでぼっけパーティーを開催したのか、今の七ヶ浜の海の事情は?地震・津波が起こったらどうしたらいい?防災のために日常からできることは?など56陣のメンバーからの質問も交えつつ、熱い思いを伺うことができました。

 

 

 

 

 

 

一番伝えたいのは、「震災を機に出逢った人たちとの“絆”をもっと大事にしよう。」ということ。
「これからも繋がっていこうよ。」という絆の再確認をすることができました。
ちょっと外は寒かったけど、想いのこもった「ぼっけ汁」は身も心も温めてくれました。

これからも私たちはこういった「内から外への活動や想い」をサポートしていきたいと思います。

 

【活動報告その2へ続きます】