お世話になっております。RSY飯田です。
3月3日、七ヶ浜国際村第2駐車場の仮設住宅集会所での足湯が最後となりました。
昨年度は10名以上が足湯に通っていた国際村仮設住宅の集会所。利用者は徐々に減っていき、最後となったこの日は空き家が目立つ中も、5名の利用者さんが来てくださいました。
”つぶやき”から聞こえてきたのは、引越先の集会所の話。
「新しい場所の集会所は知らん人ばっかり。今後はもう集会所には行かないな…。」
「やっぱり次の集会所には行きづらいよ。元の住んでた地区とも違う人ばっかだ。」
人に寄っては唯一外に出るきっかけとなっていた集会所でのお茶飲みも、今後は日常的に同じ国際村仮設住宅のお友達で集まることはできません。
不安な気持ちを抱えながら、1人また1人と別の仮設住宅、または再建された場所へと移っていきます。
別の仮設住宅へ移られた方は、足湯が新しいコミュニティに参加するきっかけになればと思っていますが、つぶやきにもあるように知らない人ばかりの集会所では、以前のような時間を過ごすことは難しいのかもしれません。
再建された方は、ご近所さんがいないままの地域もある中で、どんなお気持ちで日々を過ごしていらっしゃるのでしょうか。。
「足湯友達」という言葉が生まれたのも、足湯を楽しみにする以上に、足湯をきっかけに集まる「友達に会える日」を楽しみにしていることの表れなのでしょう。
日々のニーズが変化していく今、本当に必要とされていることが個別化し、見えづらくなってきていますが、そこにRSYやボランティアがどう関わることができるのかが、問われているように感じています。