静岡県西伊豆町水害支援【7月23~24日報告】

RSY事務局です。
震つな事務局長・松山から7月23日~24日の活動報告が届きましたのでお知
らせします。
昨日よりRSY高木が再び現地入り、支援活動に当たっています。昨日は雨天
のため、ボラセンの活動は休止となりましたが、これまでのニーズの洗い直し等、
きめ細かな対応が実施されたとのことです。
結果、災害ボランティア本部は、今週末をもって閉所し、その後は西伊豆町社
会福祉協議会ボランティアセンターの平常業務の中で対応にあたることが決定
されました。
これまでの水害では、土砂や泥の撤去は終わっても、床下の乾燥や畳・家財
道具が入るようになるまでには数か月かかることもあり、住民の皆さんが元の
生活を取り戻すまでにはもうしばらくかかると思います
また、次なる大雨への不安や恐怖も抱えたままです。
今後は、地元の方々を中心にした丁寧な見守り活動が展開されることと思い
すので、RSYも、静岡の図上訓練のワーキンググループや震つなのネットワ
ークと共に、うるうるパックの配布等も視野に入れ、地元の状況や要望に応じた
活動が展開できればと思っています。
とにかくこの3日間が山場となります。
お時間のある方はぜひお手伝い下さい。
※RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集しております。詳しくはコチラ 。ご協力お願いします!

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7/23のボランティア活動者数 268人
 ※全体の必要数はおよそ400人
ニーズ総数 37件
活動時間:8:30受付~15:00を目途に活動終了→活動報告
活動内容:床板はがし後の床下の土砂撤去、敷地内屋外の土砂撤去、
     屋内の拭き上げ等軽作業もあり。
7月23日(火)
前日が初の平日でボランティアが97人と予想通りに少なくなり、
朝一番のボランティアの状況を踏まえて情報拡散をfacebookで依頼。
午後からは南に隣接する松崎町の職員が作業着で20名ほど参加。
賀茂地域(伊豆半島)の連携の強さを実感しました。
日々復旧が目に見えて進んでおり、ボランティアを含む人力での
活動の効果が時間を追うごとに感じられます。
24日(水)の天候不順が予想されたため、22日のうちに24日の
活動中止を決定。活動は基本中止としてものの、本部機能は稼働
したままで、これまでのニーズや活動完了についての確認を行う
ことになりました。
7/24、もともと受け入れ予定であった団体の受付の他、個人ボラ
ンティアも受け付け、総勢50人程度。
ボランティア受け入れを制限したことから本部機能に余裕を持たせ
今後の運営についての検討がありました。
結果、今週末7/28(日)をもって、災害ボランティア本部を閉所。
その後は、西伊豆町社会福祉協議会ボランティアセンターとして
ニーズの対応にあたる、という決定がありました。
今週末の土日については、500人規模の参加があると想像しての
対応です。この人数を受け入れるにあたり、一輪車(ネコ)が不足
するのでは、ということで、松山宛に現地より、資器材を送って
欲しいとの話がありましたが、名古屋にストックしている一輪車
の台数も少ないため、静岡県内のJC(青年会議所)に依頼して
2日間限定で一輪車を借りられるよう仲介したところ、下田市の
JC関係者がこれに応えてくれそうな動きがあったようです。
松山は、25日朝に再び西伊豆入りし、土日の対策とともに、災害
ボランティア本部閉所後の必要な戸別訪問についてなど、支援が
行き届かないお宅がないようにするための検討をする予定です。
多くの皆さまのご協力をいただき、ボランティア人員および必要
物資については、充足しています。ありがとうございます。
今後は閉所に向けた住民への周知と、再ローラーが大切になって
くることと思います。
西伊豆町災害ボランティア本部としてはあと4日稼働します。
明日夜には進捗状況をお知らせできると思います。
以上、7/23-24の報告とさせていただきます。
震災がつなぐ全国ネットワーク関係者の動き(7/24以降)
・松山 7/25-27昼
・高木(RSY)7/24夜-27
・佐藤(若手幹事会オブザーバー:JPF)7/19夜~7/28(予定)
・その他、静岡の図上訓練のワーキンググループで関係した
 ピースボート、県内市町社会福祉協議会職員などが参加
 してくれています。