皆さま
お世話になっております。RSY七ヶ浜事務局郷古です。
震災から間もなく3年が経ちます。昨年度は東日本大震災の節目となる3月に「3.11メモリアル企画」を実施しました。(昨年度の様子はコチラ)
本年度は、昨年度より多くの人たちと共に手作りの企画を開催できないかと考え、地元のボランティアグループや町外から継続して応援してくれているボランティア団体などを含めて意見交換会を行ないながら企画の実行委員会を作り、運営していくことにしました。
今回は顔合わせも兼ねての第一回意見交換が1月15日(水)に行なわれ、30団体以上、合わせて約40人が参加してくださいました。
各団体の自己紹介が終わった後、まずは班に分かれて個々に思っていることや伝えたいメッセージを書き出していきました。一部ですが皆さんが書いた内容を下記にご紹介します。
【町民からボランティアへ】
・「ありがとうございます」の一言。本当は町民がしなければならないだろう作業を寒い中、熱い中本当に「ありがとう」です。この言葉を一人ひとりに伝えたい。
・ 震災から3年を迎え町も一歩ずつ前進し、ボランティアにおいでの町外の方々に、変わっていく町の姿を見ていただきたい。そして、七ヶ浜の名物を食べていただけるよう着々と準備をしているところです。
・もっと他の七ヶ浜町民に「こんなにたくさんのボランティアさんに応援して頂いたこと」を解っていただきたい
・もっともっと話したい。いつも名残惜しい気持ちでお別れします。お茶のみじっくりしたいですね
【ボランティアから町民へ】
・ボランティアに来た私たちをいつも温かく迎えていただきありがとうの想いばかり、逆に自分達はさらに何ができるのか
・七ヶ浜で出会った多くの人との付き合いが今でもあり、嬉しい。もっと交流を深めていきたい。
・町の良さを誇りに思って積極的に外にPRしてほしい。人情、景観、歴史、国際交流など。七ヶ浜はいいところたくさんあるよ!
などなど、とても「これからの七ヶ浜町」に必要なキーワードらしい言葉が続々出てきました!
次は「ではどうやったらこの想いを実現できるか?」「これをやった方がいいのでは?」という意見出しを行ないました。
・町の復興計画を町全図に表示して展示して、共有しボランティアがお手伝いできそうなところを一緒に考える。
・これまでの七ヶ浜の人たち、ボランティアの活動の歩みの写真・ビデオをみんなで見る。
・七ヶ浜の地元の郷土料理やボランティアさんの地元の郷土料理を食べれる場所を作り、食の交流をする。
・ボランティアさんに感謝の気持ちを伝えるおもてなしをする場を作る
・浜清掃をし、追悼の気持ちを再確認する。
・防災講習会、災害に備えるために色々な団体の防災の取り組みや教訓を聞く時間を設ける。
などがでました。
この想いを伝える場所にしようと3月15日(土)に七ヶ浜町で東日本大震災メモリアル企画を行います。
※RSYではボランティアバスを運行予定です。(詳細は後日にUPします。)
大きく分けて「追悼・交流・食・展示・語り継ぐ」の5本の柱で企画を七ヶ浜町民と七ヶ浜町を応援してくれているボランティアで作り上げていきます。
「この震災で失ったものは数多くあるが悲しいことばかりだけじゃない。震災を通じて出会った人たちとの縁はかけがえのないものだ 。これからどうやってこの縁/絆が絶えず続いて行けるかが課題だ」とおっしゃった住民の方もいました。
次の打ち合わせは1月29日(水)になります、続報をお待ちください。