宮城県七ヶ浜町報告【第243報】きずな号で七ヶ浜を学ぼう第6弾七ヶ浜ってどんな町?③④⑤

みなさま、いつもお世話になります。七ヶ浜事務局槙島です。

 

2015年春から菖蒲田浜漁港で釣りや海苔すき体験など、体験学習を中心に実施してきた始まったきずな号で七ヶ浜を学ぼう。

2年目を迎える今年は七ヶ浜について学ぶ時間を、と~第6弾七ヶ浜ってどんな町?~を実施いたしました。

 

今回は単発ではなく、7月28.29日8月2.3日全4日(+自由参加で8月4日に海水浴)という行程でしたが、中学生6名、小学生13名が参加してくれました。

 

8/2(火)③みんなで発表練習

(前回は「七ヶ浜の特徴」「仕事」「歴史・文化」と3つのグループに分かれて調べ学習、調べてきたことをグループで共有しながらまとめました。前回の様子はコチラから!7/28①7/29②

この日は更に見やすいように書き加えて各グループで発表練習です。

きずな号第6弾③_歴史チームきずな号第6弾③_漁協チームきずな号第6弾③_特徴チーム

明日の本番に向けて、お互いの発表も見合って、「少し声が小さいから、もう少し大きい声ではっきり話したほうがいいよ」などとアドバイスもしながら、発表内容についても「ボッケが有名だけど、ヒラメが1位でボッケは11位だと初めて知って驚いた」「伊達家の別荘が昔あったなんて知らなかった」「震災で七ヶ浜の面積が小さくなったことに驚いた」自分たちの知らなかった七ヶ浜について一生懸命メモを取っていました。

 

そして3日間の準備を経て、ついに・・・8/3④常総市・七ヶ浜町交流夕涼み会にて発表!

(夕涼み交流会の様子はコチラから)

きずな号第6弾漁協チーム発表きずな号第6弾④発表

そして、向洋中学校Fプロジェクトのみなさんも七ヶ浜を紹介するなら有名な海苔のことを、と昨年防災学習でまとめた壁新聞を持って、発表をしてくれました。

きずな号第6弾③_向洋中

前日のアンケートに「今日はボソボソ声でしか発表できなかったから明日は大きな声で発表したいです。(小6男子)」と目標を立てこの発表に挑み、各グループ緊張しながらも、自分たちの学んだ七ヶ浜の魅力をしっかり伝えました。

 

4日間一生懸命七ヶ浜について勉強したので、最後にはお楽しみも。

今年は10日間のプレオープンでしたが、震災後初の海開きということで菖蒲田浜海水浴場へ行ってきました。(菖蒲田海水浴場海開き報告はコチラをご覧ください)

0805みんなでビーチフラッグ0805海水浴0805集合写真

今回は初めての調べ学習となりましたが、宮城県漁業共同組合様、七ヶ浜町歴史資料館様にご協力いただき、震災から5年経った今、当時は幼かった子ども達が小学生、中学生になり、当時の状況や現在の復興状況を含め、七ヶ浜の魅力について直接お話をうかがうことができました。

本当にありがとうございました。

これからも子ども達が「自分たちの暮らす七ヶ浜ってやっぱりいい町だよね。」と感じられるように、しっかり体験しながら学ぶことのできるきずな号企画を実施していきたいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

【参加者の声】

・緊張したけど、ちゃんと発表できてよかった(小4男子)

・他のチームの発表を聞いて、震災で七ヶ浜の面積が小さくなったことや津波が来たところが昔は海で、埋め立てられたところだったことなど、知らなかったことがまだまだあったので知れてよかったです(中3女子)

・七ヶ浜に引っ越してきたので、まだまだ知らないことがたくさんだけど、今回参加してみてもっと七ヶ浜のことを知りたいと思ったし、小学生と一緒にやれたのもおもしろかったし、またこういう企画に参加したい(中2女子)

・菖蒲田海水浴場は東北で1番最初に開かれた海水浴場だと今回勉強して初めて知った。そこでみんなで遊べて楽しかった。(小5男子)