【報告】熊本地震支援活動報告会を開催しました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

先日14日、熊本地震支援活動報告会を実施いたしました。

事前のお申込み者、当日来場者併せて54名のご参加をいただきました。

前震の発生から1年経過ということもあり、最初に参加者と黙祷を捧げた後、活動報告会に入りました。

浦野からは、御船町で実施した「あったか味噌汁プロジェクト」、「夏祭り応援バスツアー」、「陶器市」などの活動と、これからの支援内容について報告いたしました。

 

松永からは、熊本地震の特徴と、JVOAD(特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)の活動について報告いたしました。

JVOADとして実施した、支援団体の情報交換の場「火の国会議」の開催や、地元支援団体のサポートなどについての報告と、車中泊避難が多かった、震災関連死が直接死の3倍に上っているなどの、熊本地震の特徴について報告し、熊本地震の被害から今後の防災・減災について学び、ここ愛知県で起こるといわれている「南海トラフ巨大地震」に向けて防災を取り組むことの重要性について報告いたしました。

 

林からは名古屋での街頭募金活動、うるうるパックについて報告いたしました。

街頭募金は13回実施し、延べ371名にご協力いただき2,842,409円の募金を集めていただいたこと、うるうるパックは延べ94名の方に協力いただき、熊本県7市町村に3,050パックを配布し、地域からは、「地域住民と民生委員、地域支え合いセンター相談員の顔つなぎのきっかけができた」、「うるうるパックをお渡ししたら、涙を流す方がいた」との声があがっていることを報告いたしました。

 

活動報告会の後は「愛知、名古屋からできる支援を考える」ワークショップを実施しました。

参加者一人ひとりにできる支援について考えていただき、「名古屋の武将隊とコラボした観光ツアー」や、「熊本の名産品を愛知で販売する」などの様々な意見が生まれました。

 

お忙しい中、多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。

熊本地震から1年、報道も少なくなりましたが、現地では仮設住宅やみなし仮設で孤独死の発生、地震の揺れがトラウマとなっている子どもたち、水路が壊れて田畑に水が引けないため今年も農業が出来ず、生きがいを奪われている農家の方々など、まだまだ多くの課題が残っています。

RSYとして今年度も御船町を中心とした、小規模農家の支援、子どもたちを中心とした「自然体験民泊交流ツアー」などを実施していき、地域に寄り添った支援を続けていきます。

報告会も節目節目で行ってまいりますので、引き続きご支援、ご協力をお願いいたします。

20170411活動報告書_第4版_03.compressed

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