七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.33

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.33を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.33(PDF版はこちら

○復興みなさん会との交流

⼀昨年、「被災地学習・交流バスツアー」で南三陸にて復興まちづくりに取り組む「復興みなさん会」を訪問しました。
今回は、七ヶ浜の復興状況やRSYの取り組みを知っていただくため、七ヶ浜町にご訪問いただきました。
きずなハウスでの交流のほか、町⺠の語り部によるフィールドワークなどを⾏いました。

フィールドワークの様子

フィールドワークの様子

※宮城県NPO 等の絆⼒を活かした震災復興⽀援事業にて実施。


○笹⼭地区、菖蒲⽥浜地区にて「ちゃせご」を⾏いました︕

かつては宮城県内各地で⾏われていた、子ども達が福の神に扮して各家庭を訪れ、福をもたらす伝統⾏事「ちゃせご」を⾏いました︕
⾼台移転住宅として整備された笹山地区では、当日開催される「もちつき交流会」への参加の呼びかけをするとともに、交流会では「令和の願いを叫ぼう︕」大声コンテストも開催しました。
また、菖蒲⽥浜地区では、災害公営住宅と⾼台移転住宅を回り、お⺟さん⽅や子ども達が作った折り鶴に「無病息災」などの札をつけた飾り物をお配りしました。
最初は恥ずかしがっていた子ども達も、お家の⽅の温かい笑顔での歓迎により、最後まで元気よく福の神の役を演じてくれました︕

笹山地区での様子

笹山地区での様子

菖蒲田浜地区での様子

菖蒲田浜地区での様子

※七ヶ浜町「⼼の復興」事業にて実施。


○第4 回「んだっちゃ塾」を開催しました︕

震災の経験を語り継ぐ場としての「んだっちゃ塾」の最終回は「仮設住宅」をテーマに開催しました。
当時⾼校⽣だった⼥性の⽅を語り部に迎え、「避難所ではプライバシーが無く苦痛だった。だから仮設住宅では暑さ寒さなど大変なことも多かったが、自分の空間が持てて嬉しかった」などの、体験者ならではのお話を伺えました。
また、これまでの「んだっちゃ塾」を通して、未来に伝えたいことをメッセージにして、オレンジのフラッグにしたためました。
3.11 の前後1週間ほど、きずなハウスファームガーデンにて掲揚します。

オレンジフラッグに将来の備えをしたためました

オレンジフラッグに将来の備えをしたためました

※宮城県NPO 等の絆⼒を活かした震災復興⽀援事業にて実施。


RSY七ヶ浜の主な取組

2月

2月6日(木) 10:30〜15:00
・復興みなさん会との交流

2月8日(土) 10:00〜11:00
・笹山ちゃせご

2月8日(土) 11:00〜13:00
・代ヶ崎浜地区もちつき大会協⼒

2月22 日(土) 10:00〜10:40
・菖蒲⽥浜ちゃせご

2月23 日(日) 10:00〜12:00
・第4回『んだっちゃ塾』開催

2月29 日(土) 10:00〜14:00
・きずなハウスフェスティバル

3月の予定

3月11 日(月)
・東日本大震災七ヶ浜町追悼式
新型コロナウイルス感染症対策により、式典は行われなくなりましたが、記帳・献花をさせていただきます。


3月の「出張きずなハウス」

(毎週金曜日、14時から15時まで開催)
6日 吉田浜地区災害公営住宅
13日 菖蒲田浜災害公営住宅
20日 花渕浜災害公営住宅
27日 代ヶ崎浜地区避難所
※お茶出しなど、お手伝いいただける方、募集中!


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード