RSY・愛知県の大雨への対応(第9報)

みなさま
RSY事務局です。RSYは台風2号の影響で床上浸水の被害を受けた豊橋市在住Mさん宅への個別対応を継続してきました。以下、RSY宇野(コープあいちより出向中)より7月19日の活動報告です。

※私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂いています。


■Mさん宅訪問
RSYボランティアの女性3人の他に、私(宇野)を含めた4人で活動しました。
先週のところで、大きな作業は概ね終了し、今回は、Mさんの希望で仏壇の清掃作業の他、これまでやれなかった、気になる部分の清掃を行う予定でした。
Mさん宅に到着後、さっそく当日の作業の流れをご相談したところ、仏壇の清掃の他に、洋間と台所の床下の清掃と消毒を頼みたいと申し出がありました。
この2か所は、元々板の間で、傷んだ床板をはがして、コンパネ(厚めの合板)を貼り、当面の対処をしていた部屋です。

Mさんにもご協力いただき、コンパネを一旦外して、床下の清掃と消毒を行いました。
また、当初予定していた仏壇の清掃の他、Mさんがずっと気にかけていた箪笥の清掃も行いました。

午後の作業も順調にすすみ、「おせっかい隊」としての一連の支援はこの日で終了となりました。ずっとほぼ同じメンバーで訪問してきたこともあり、別れ際には少し寂しそうな顔をされながらも「ありがとう」という言葉を頂き、この日は特に心にしみます。Mさんはずっと手を振って、私たちを見送って下さいました。

Mさん宅には後日改めて、代表理事・栗田とお手伝いに関わったボランティアリーダーさんが再訪問する予定です。


■Kさん宅訪問
先週に引き続き、「おせっかい隊」の1人が、地元の支援者Nさんと一緒に別の地域で床上浸水の被害にあったKさん宅を訪問しました。看護士資格を持ち、RSY看護チームのメンバーでもある彼女は、前日に体調を崩したKさんを気遣いながら、衣服とアルバムを中心に整理しました。後で困らないようにと、収納場所ひとつひとつを丁寧に確認しながらの作業でした。衣装ケースには付箋をつけて、何が入っているか一目瞭然です。Kさんには、今後も地元支援者のNさんがお手伝いを継続する予定です。


■報告者コメント(RSYスタッフ:コープあいちより出向中)
「おせっかい隊」に同行して・・・・
「おせっかい」という言葉は一般的には、「いらぬお世話」「ありがた迷惑」という意味で使われます。「相手の気持ちに寄り添う」ということでは、最初は、突然押しかけて、ちょっとご迷惑だったのかもしれません。でも、最後に笑顔で言って下さったMさんの「ありがとう」の言葉に「寄り添うこと」の本当の意味を考えさせられました。RSYのベテランボランティアの皆さんと共に支援に携わった、この数週間は、得難い経験の連続でした。

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