(報告:9月26日)飲用水のご提供と配布について

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
9月24日、地震や水害で被災された地域への飲用水の提供について協力の呼びかけをしたところ、すでに40を超す団体・個人の皆様からお申し出を頂いております。愛知に避難されているウクライナからの避難民の皆さんをはじめ、直接名古屋事務所や三重・岐阜・名古屋方面からボラまち亭まで届けて下さった方もあり、必要な方々の元へ即日お届けすることができました。私たちに、被災地を想うまごころを託して下さった多くの皆様に心から感謝申し上げます。

ボラまち亭は、「震災がつなぐ全国ネットワーク」や被災地で活動する支援団体・個人を通じ、障がい者・高齢者等の要配慮者世帯および福祉施設、孤立集落、断水地域などに水や衛生用品等をお届けする後方支援拠点として活用頂いています。

★お願い★
搬入・搬出時の作業は人海戦術となるため、あまり重いと作業ボランティア・スタッフの怪我等の心配があります。現地に到着後の持ち運びも大変だと思うので、申し訳ありませんが、できるだけ1箱に8本~9本梱包されたものではなく、2L×6本入りの箱でご提供いただけますと幸いです。

昨日浦野・稲垣は、昨年5月に発生した珠洲市の震災支援でご縁を頂いた正院地区民生委員・Sさんや、在宅避難者への物資供給場所となっている正院公民館、民間のキャンプ場を訪れ、水や衛生用品をお届けしました。

Sさんは「今回の水害での被害は幸いなかったけど、5月の地震で自宅は半壊。事務所(自営のため)も被災したけど12月24日にリフォームがようやく完成し、やっとこれから…という時に元旦の地震。自宅は全壊し、今の住まいは仮設住宅。どうしてこんなことが…と思う気持ちもあるけど、変な話、だんだん被災に慣れてきた面もあって。周辺も全壊だからみんな一緒。辛いのはうちだけじゃないと思えば乗り越えられるんじゃないかと思ってます。既に若い人たちが中心となって、今後の正院をどうするのか?という話し合いの場も持たれてます。大雨の後は水が濁る時があって、水と衛生用品はいくらあっても嬉しい。私から必要な人にお届けしたいと思います」とお話されました。

いつも笑顔で気丈に振舞い、5月の地震から地域のために走り続けて来られたSさん。心身共に疲労困憊であろう中、皆さんからの支援を力に変えて何とか前に進もうとされる姿に『生きる力』を感じました。

また、被災障がい者への支援センターとして活動する「日本障害フォーラム(JDF)」を通じて、水の供給が不安定となっている輪島市の障害者福祉施設「一互一笑」さんにもお届け頂きました。本日も引き続き、JDFを通じて輪島市七浦公民館、障害者小規模作業所「あすなろふたばぱいん」さんにも、50ケースの水をお届け頂く予定です。

他にも、週末に七尾市や輪島、珠洲方面に入られる「CODE海外災害援助市民センター」さんを通じて、必要な個人の皆様にお届け頂く予定です。

一人ひとりの力を持ち寄り、今できることを確実に必要な方へ繋げていくことを目標に活動してまいります。引き続きご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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