能登半島地震【第17報】

事務局の松田です。おつかれさまです。穴水町で栗田とともに活動を行っている吉田護さん(京都大学防災研究所社会防災研究部門)より昨日の活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.10現在)
■住宅説明会「家のことについて専門家に聞きませんか」を実施
避難所にて住宅説明会(「家のことについて専門家に聞きませんか」)を実施。ビラの事前配布等に関して、情報提供は多少不十分だったように思われる。館内放送を使って,説明会を開催していることを数度伝えてもらった。
来られた方は計5名。住宅の検査を依頼する方や現在の住宅の状態を説明する方が大半だった。また、一人、家の再建は諦めていらっしゃる様子だったが、不安、不満を聞いてあげるという意味では非常によかったと思う。
■民生委員による町民、特に要援護者への「うるうるパック」の配布とその後のミーティング


竏樗墲ノ喜ばれた住民が多数いた模様
竏猪ッ生委員が各家庭を訪れる上でのいいきっかけとなった様子
竏猪・坥・トほしい
竏虫ィが不自由な方がおられ、民生委員との筆談を行ったが非常に喜んでいた模様。
竏窒ィ墓が多数倒れている。石屋も忙しい。なんとかならないのか?
竏茶Sミがたまっている場所がある。回収車がもっていってくれるのかどうかわからない。
民生委員により、各家庭の要望をまとめてもらっているので明日報告します。
栗田が民生委員さん40人以上を前に色々とお話したが、前向きな方、そうでない方様々だった。全員をまとめるのはかなり無理があるかと思われ、いかに有志を募りどのような活動をいかに継続的に行っていくかは今後の大きな課題と思われる。
■避難所回り
避難所回りは月・水・金曜日に実施する予定になっており訪問回数は減少傾向。明日(4/11)高野さんらと会い、状況を伺う予定。
■今後の方向性
1. 町内回りからの要望・質問くみ上げと役場またはVCへの情報伝達の流れの確立
2. 避難所でのお楽しみ企画
3. 住宅診断に関する流れの確立