昨今増加している「ゲリラ豪雨」による水害の原因が山の荒廃や環境破壊にあると言われています。被災地支援などの災害救援・防災の啓発に取り組むNPO法人レスキューストックヤードは2010年度、この問題に正面から向き合う事業を行いました。災害ボランティアの方々と岐阜県の里山に入り、かつて農閑期の農家が当たり前のように行ってきた山の手入れである「粗朶(そだ)」づくりを体験。それらを活用して河川の護岸整備にあてる「粗朶沈床工(そだちんしょうこう)」などの伝統的な川づくりについても学んだのです。「山と川のつながり」から「環境と防災の関係」までを考えながら行った1年間の事業の成果を報告いたします。
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(この事業は2010年度セブンイレブンみどりの基金助成事業、(株)リコー社会貢献クラブ・FreeWillのご寄付などを受けて実施しました。ご協力、ご参加くださった皆さんに厚く御礼申し上げます)