新燃岳噴火災害について[第 14 報]

皆様
RSY事務局加藤です。
2月16日の活動の報告をさせていただきます。
今日は福岡から日帰りで福岡博多あん・あんリーダーから4名の方が活動に参加してくださった。引き続き神戸の足湯隊と今日で一度高原を離れる被災地NGO恊働センターの吉椿氏と震つなの交代メンバー2名(とちぎボランティアネットワークの柴田氏とレスキューストックヤード・大谷)で足湯などの活動を行った。
今日は、都城市山田のお寺で開かれたお寺関係の役員会の後に、参加者の方に足湯をさせていただいた。ご住職から足湯隊の紹介をしていただき、みなさんへの参加を呼び掛けたところ、特に降灰のひどい地域である山田・夏尾地区にお住まいの方々からこんな声を聞いた。「灰が降り積もった影響で、根菜類の根がのびない。しいたけも全部だめになった。でもね、悪いことばかりじゃないから。」「鹿児島のボランティアさんが来て屋根の上を降ろしてくれた。今回いろんな人に助けてもらった。息子は都城にいるけど、あっちも大変だからお願いできん。」「孫がきてくれたみたい。」と


涙ぐまれた女性。「幸せ~!」と大きな声で何度も繰り返す女性も。足湯をし始めると女性陣は急におしゃべりになり、会話がはずんでいた。また「250個分の土嚢袋で灰を運んだ。」という声もあった。
午後からは震つなの交代メンバーが到着し、引き継ぎを行った。本日2月16日より24日までの予定で2名が高原に入った。避難勧告は全面解除となったが、まだまだやることはたくさん残されている。現状を伝え、やりきれなかったことをきちんと引き継ぎし、私は明日一度名古屋に戻り、2月の下旬には再度高原に戻って来るつもりだ。
引き継ぎ中、第7報でご紹介したガーゼを使って洋服や小物を作っている女性がお寺さんを訪ねてこられ、ガーゼの小物をいただいた。「今度何かあったら私もボランティアにいこうと思って」と笑顔でおっしゃった。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。