新燃岳噴火災害について[第 19 報]

皆様
RSY事務局大谷です。
本日2月20日(日)の報告をさせていただきます。
■活動内容
10:00~15:00 正定寺周辺民家の灰トラック積み込み、おろし
        (軽トラ5台分、2tトラック4台分)
16:00~16:30 ミーティング
■状況
・夕方まで雨
■見たこと
・ブロワー購入のため、何箇所かホームセンターを回っている。どのホームセンターにも、「灰の除去商品のコーナー」がある(ブロワー、ほうき、ちりとり、マスク等)。しかし、それは山積みで品薄状態という感じはしない。それを見ているお客さんも少ない。
■聞いたこと
<山田地区 灰捨て場にて(60代男性)>
・本当に腰が痛いよ。
・これで10往復目


・灰捨て場に来るまでに往復で1時間もかかる
<灰の積み下ろしをさせていただいた歯科医院の女性(奥さん、40代)>
・お客さんがいないうちに、駐車場の灰を主人と娘と従業員で灰を集めたが大変だった。
<正定寺住職>
・屋根の灰が落ちて、3段の階段が見えなくなるほどだった。
・本堂の屋根の灰は業者に頼んで下してもらった。
・本堂の中にも細かい灰が入っていて、うどん粉をまぶしたようだった。
■気付いたこと、感じたこと
・トラックに灰を積み上げるのは、本当に力がいるし、かなり体力を使う。腕を肩の高さまで上げなければいけないので、高齢者は特にしんどいと思う。「腰が痛い」という言葉は本当によく聞く。
・今日は雨だったため、作業をしている人はあまり見かけなかった。灰捨て場に来ているトラックも前日より少なかった。
・自分たち以外で、ボランティアらしき人が作業をしている姿をあまり見かけない。
・歯科医院の奥さんは、「お客さんがいないうちに灰を集めた」と仰っていた。お店をやっている方は、営業時間は作業ができないので、休みなく動いていらっしゃり、体も精神的にも休めているのか心配になった。
・2tトラックは正定寺周辺の方が貸してくださった。近所同士で助け合っていることが感じられる。
■明日の予定
・瀬田尾の民家再訪問、ビニールハウスの屋根の掃除、足湯
※この報告書に対するご意見・ご要望をお聞かせください。活動の参考にさせていただき、それに対して、何らかのアクションを取りたいと考えています。
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郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
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