新燃岳噴火災害について[第43報]

皆様
RSY事務局藤田です。
3月16日(水)の報告をさせていただきます。
昨日までの気温と打って変わり、今朝はとても冷えた。
日中は晴れたものの、強風で道に落ちた灰が頻繁に舞い上がっているのがはっきりとわかる。
午前は、ヘルスメイト(食生活改善推進員)の月一度の例会(食事)でお集まりのご婦人10名に足湯をさせていただいた。(町内で11ある内の一か所)
体験されたのは70~80代の方。働き口が少ないため、息子さん・娘さんは町外に出ている方が殆どで、一人暮らしの方も何名かいらっしゃる。そのためか、この会をとても楽しみにしていらっしゃり、話に花が咲いていた。
そこでは、「宮崎は口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳噴火とふんだりけったりだと思っていたが、今回の地震を思うと自分たちで頑張らないと。」、「地震の被災地のために(ヘルスメイトで)寄付を始める呼びかけをしようと思う。」、「子どもや孫は遠くに離れているため、ここで作ったお米や野菜を送ってあげるのが楽しみ。」との声を聞いた。
今回の地震によって、助けてほしい旨を言えなくなっているのではないかという点が懸念されるところだが、今まで全国各地から様々な支援をいただいたからこそ、こちらからも何か恩返しをしたいという気持ちが強くお有りなのだと思う。
午後は、昨日訪問した牛舎をお持ちのお宅の徐灰作業を行った。
おそらく最初の噴火以降手つかずで、灰は思った以上に積み重ねられ、固まっていた。6人で2時間ほど作業を行ったが、スーパーの袋(重いので小さめの袋を使用)約80袋ほどになった。時間の都合上、今日は途中で切り上げ、引き続き明日も作業を行う予定である。ご高齢の方には大変な重労働であることを実感した。
お寺では、以下の「野菜サポーター」の活動が現地に向けて動き出したことに、とても喜んでいらっしゃる声も聞いた。
宮崎から東北へ、支援の輪~「野菜サポーター」にご協力ください!
http://shinmoedake.seesaa.net/
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。