宮城県七ヶ浜町報告【第116報】続けています、足湯。

みなさま

お世話になっております。RSY飯田です。
震災当時から続けている「足湯」について、ご報告します。
足湯は各仮設住宅の集会所を周り、土日を中心に活動を行っています。
仮設住宅に住む方にとって足湯は、ただ足を温めるだけではなく、
ボランティアさんとの出逢いや、外に出たり友達に合うといった交流を求めるきっかけになります。
足湯を楽しみにしてくださっているのは、お互い顔なじみな方がほとんど。
いつも足湯で顔を合わす”足湯友達”同士が声を掛け合い、集会所に足を運ぶ姿も見られるようになりました。
最近では、ボランティアセンターのHPからも足湯ボランティアの参加を募るようになり、
外作業だけではなく、地元の方と交流できる活動として定着してきました。
嬉しかったのは、「足湯に参加してみたかった」「足湯ができるから七ヶ浜に来た」というボランティアさんがいらっしゃること。
特に女性の方は、力のない自分にもできることがあるんだ。と気付かれる方もいらっしゃいます。
また、初めて訪れる「集会所」という場所に不安を持つボランティアさんから、”足湯のボランティアさんだから”
受け入れてくださる集会所の雰囲気があたたかく、今までの活動が繋いでくれたおかげ。との声もありました。
寒い東北の冬…ますます家から出るのが億劫になってしまう時期です。
仮設住宅に住む方同士が顔を合わせる時間が少しでも増えるよう、またボランティアさんが行なう”手のもみほぐし”を通じて、
人と人とのぬくもりを感じ、身体も心もポカポカになっていただけるよう、これからも続けていきます。
足湯講習足湯講習2
(写真はきずな館での講習の様子)