7.28山口県への水害支援【8月9日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害において、山口市災害ボランティアセンターを拠点に
活動を行っているRSY松永からの報告です。
山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両に高速道路無料措置が8月末までの期間で
開始されました。
ボランティアのみなさんもより現地に入りやすい環境が整っており、300名以上のボランティアの方々が活動されています。引き続きご協力をお願いします!
========================================
RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!詳しくはコチラ
ご協力お願いします!
========================================

☆8月9日山口市阿東地区報告
-------------------
本日新規受付数:2件
本日活動件数:18件
本日継続件数:7件
本日完了件数:11件
残り件数:継続を含め30件程
本日活動人数:団体を含め248名

-------------------

●山口市災害ボランティアセンターの今後について
・開設期間を延長することを決定。移設等はなく、場所は現在地のまま変更なし。お盆期間である

8月13(火)~16日(金)までは休み、17日(土)から活動を再開します。

以後の広報は下記ブログを参考にして下さい。

●活動内容
・本日は、昨日ニーズ調査に行った嘉年地区の現場にボランティアを派遣するということで、その作業現場のリーダーを担当しました。そのお宅は80歳を越えるご夫婦が依頼主でした。自宅に密接した山の土砂崩れにより、家の裏手に土砂(10トントラック2台分程)が堆積。自宅は少し浸水したようでしたが、土砂は家主で撤去したそうです。その現場に山口県の高校生ボランティア38名(内女の子が10名程)が派遣され、泥搬出作業に汗を流しました。依頼主のお母さんに「今日は山口県内の高校生がボランティアに来てくれたそうで、男の子はみんな野球部みたいですよ」と話したところ、「うちの孫も野球部だったから試合でいろんなところに応援しにいったんだよ」と嬉しそうに、笑顔で話していました。 

・その他、嘉年地区内の作業現場3件程まわったところ、「他の部屋の床をはぐってみたら大量のヘドロが出てきた」という話しをした住民もいらっしゃいました。
・また、「床下は多分大丈夫だと思う」というお宅についても、過去の被災地では、床下の処理を十分にしなかったことで、湿気が菌を繁殖させ畳にカビやキノコが生えてきたり、外の通気口からも土砂や水が入ってくることもあったことなどをお伝えしました。すると、「ちょっと見てくれ」と住民の方に言われ、確認させて頂く場面もありました。結果として問題のないお宅でしたが、きちんと床下の状況を確認しないまま大丈夫と言っている方もいらっしゃるのではないかと感じたため、ニーズの調査や個別訪問等で確認の周知をする必要があると感じました。