【報告】8/30~9/1 みちのくフェスティバルに出店しました!

皆さま

お世話になります。RSY事務局の加藤です。
8/30~9/1までの3日間、栄の矢場公園で行われた「みちのくフェスティバル」に出店しました!

このイベントは、みちのく屋さん(店長の若林さんは東北人です)の呼びかけから始まりました。
東日本大震災から2年以上が経ち、メディアで取り上げられることも少なくなりました。私たちの住む愛知県でも、人々の意識が薄れてきたような気がします。
愛知県内で支援を続けている他の団体と協力して、RSYも今回初めての屋台に挑戦!
東北のこと、美味しい物、少しでも多くの人に知ってもらう機会になればという想いで参加しました。

RSYは「宮城県七ヶ浜町の仮設住宅のお母さんから届きました」という看板のテントで、イカ焼きと、キュウリの漬物とお土産用に七ヶ浜特産の海苔を販売しました。

イカは仮設店舗の魚屋さん・佐藤鮮魚店さんで塩釜産、八戸産を仕入れていただき、味付けしたものを名古屋へクール便で届けていただきました。
キュウリは石巻産、利府産のものを七ヶ浜町内で仕入れて、仮設住宅にお住いのお母さん6名に集まっていただき、東北ではよく食べられるという「からし漬け」とさっぱりしていて美味しい「浅漬け」を漬けてもらって、こちらもクール便で送ってもらいました。

蒸し暑~い中、初日は雨がパラパラ…お客さんも少なくて、先行き不安な気持ちになりましたが、土日は途中雨がパラついたりしたものの、なんとか天気がもちました。たくさんのお客さんに来ていただき、仕入れたイカ、キュウリの漬物はすべて完売しました!!!

3日間の売り上げは、265,150円でした!

お客さんの中には、東北出身という方もいて、キュウリのからし漬けを食べると「懐かしい味がする…」とおっしゃる方がいました。名古屋の方も、「お酒に良く合うね~」と言って食べていました。

また、キュウリの袋に貼ったシールに、漬けてくださった方の名前を載せたので、シールを大事にとっておかれるという方がいました。

他にも、県外避難で愛知に来られている方は、「七ヶ浜の海苔って美味しいのよね」と言って、海苔を買ってくださいました。

イカは「なかなかこんな肉厚なイカはないよね!」と言って多くの方が美味しそうに食べられていました。

また、今回のRSYの看板はインターンに来ている学生さんが手書きでステキな絵を描いてくれました。「仮設のお母さんから届きました」というところで目をとめていただいた方がたくさんいらっしゃった印象です。なかなか直接つながるきっかけがないという人も多いので、今回愛知の人たちにお届けできたことで、少し距離を近く感じていただけたのではないかと思います。

   

普段、震災のことを考えることが少ない人にも美味しい物を味わいに来てほしいというのが開催趣旨のひとつだったと思いますが、RSYのボランティアバスで七ヶ浜に行った方で会場に来たくださった方や、ボランティアさんのつながりで来てくださった方など、これまでにつながっていた人も沢山足を運んでくれていました。

3日間で参加したボランティアさんは28名!初めて活動に参加してくださった方から七ヶ浜行き・常連ボランティアさんまで、年齢も職業も経験も色々な方が来てくださいました。
最終日は「絶対売り切ろう!」と積極的に声掛けしたり、売り方に工夫をしたりして、終了30分前くらいに完売しました。

また今後もこのような機会があればぜひ盛り上げていきたいと思います。

ご協力いただいた皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました!

※RSYは昨日までの出店でしたが、みちのくフェスティバル自体は9/4(水)まで開催されています。まだ行かれていないという方はぜひ一度味わいに行ってきてくださいね!
本イベントでは、お支払いただいた代金の一部が東北への寄付となります。