【第4報】台風10号被害に関わるRSYの支援活動について(9月7日)

皆様
RSY事務局です。
台風10号の影響を受けた北海道地方に、栗田・松永を派遣し、南富良野町災害ボランティアセンター(VC)を中心に支援活動を続けています。栗田は本日まで、松永は今週一杯活動する予定です。以下、報告です。
(被害状況)
※南富良野町役場より情報提供
▼道路
・幾寅東1号線から落合線まで、明日7日(水)午前8時まで通行止め。
▼避難所(6日8時現在)
・避難所幾寅地区8世帯10名。落合地区5世帯13名(内3名が子ども)
・避難指示が出されていた幾寅地区47世帯98名に対して、6日(火)8:30に避難指示が解除
・山畔地区の台風10号被災世帯へ、本日の雨による避難の声かけを行い既に避難完了
▼浸水被害(現在も調査中のため数値は変更される可能性あり)
・落合地区:床下浸水15/床上浸水7/一部損壊4
・幾寅地区:床下浸水54/床上浸水53/一部損壊2
▼その他
・小学校2校、中学校1学校、高校1校、保育所2所も5日より再開。
・町内の診療所について、金山診療所火曜日・土曜日、落合診療所火曜日、金曜日で診療受付。幾寅診療所はボランティア等による泥出し作業を行っており、復旧時期は未定。
(9月6日・南富良野町災害ボランティアセンター活動状況)
・ボランティア活動件数:111名(新規・約80名、継続・約30名)
・ニーズ総数104件(内、53件が完了)
・本日の新規ニーズ数1件
・本日の活動件数27件
VCは、ボランティアの募集範囲を町内から道内に拡大しました。7日は旭川信金や自治労などから、60名のボランティアの申し出があり、企業や各種団体も動き出しています。ただ、ボランティア活動に慣れていない住民もおり、困り事を依頼することに遠慮や気兼ねがあるとの声も聞かれています。
また、釘の踏み抜き事故や、消毒薬の使用方法が分からないなどの訴えもありました。VCではなるべく住民の不安や気苦労を軽減し、安全に復旧作業に当たれるよう、丁寧な情報提供と対応を続けています。
一方で、障害者地域生活支援センターが社協と連携し、受診やお風呂、買い物を希望する被災者のために、移送支援を開始しています。このような生活支援が早い時期から展開されることは、生活再建の歩みを確実に早めていくと感じます。
被災者へのきめ細かい対応を目指し、6日から行政とVCで、毎日情報共有会議を開催することになりました。RSY栗田・松永はも参加し、困難事例への相談、外部支援との繋ぎと調整、VC運営など、関係者が先の見通しを持って支援に当たれるようサポートしています。
【幾寅地区被災状況】
     
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、被災地へのスタッフ派遣や生活支援プログラム実施のために役立てられます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。