宮城県七ヶ浜町報告【第42報】台風15号による影響のご報告

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
台風15号による七ヶ浜への影響についてご報告いたします。
ご報告が遅くなり申し訳ありません。
目立った被害はありませんでしたが、第一スポーツ広場の仮設住宅が夜に冠水し、住民が任意で一時中央公民館に避難しました。その他6か所の仮設では冠水する場所はありませんでした。
避難の際には現地に滞在していた個人ボランティアさんが出動し、お年寄りの方や身体の不自由な方のサポートをし、安全に避難されました。
幸い床下浸水までですみ、消防の排水作業により24時過ぎには水位も下がり自宅へ戻る人もみえました。
この避難では、55世帯144人が避難をしましたが、翌日21日の朝には全員が帰宅しています。
家屋等への被害につきましては、屋外のエアコン室外機が動かないというようなことはありましたが、特に浸水被害はありませんでした。七ヶ浜全体としては花渕浜地区で土砂崩れが一か所ありましたが、こちらもけが人などは出ていません。現在は復旧作業も完了しております。
翌日は台風一過で、すがすがしいお天気でした。
ボランティア活動も通常通り行われております。

台風15号にともなう名古屋市内のボランティア支援活動について

みなさま
12号に続く大型の台風、台風15号も大きな被害をもたらしました。名古屋市内を流れる庄内川上流部(土岐川・岐阜県東濃地区)からの大量の雨により下流部でも危険水位に達し、守山区の一部で越水がありました。
RSYを含むなごや防災ボラネットでは、地元住民からも要請があり、本日以下の要領で名古屋市、名古屋市社協、守山区社協とともに「お掃除隊」を編成し、住民のニーズ調査を兼ねて守山区に入りました。
本日の活動の結果、引き続きお手伝いが必要なお宅は床上10数件程度、その他多くは床下で、作業可能なお宅とフローリング等でボランティアでは手に負えない方とが混在しています。ただし床下の作業方法を周知するチラシ配付も視野に入れ、明日から2日間限定(9月23~24日)でボランティア支援を実施することになりました。今回は極小地域の活動でもありますので、ボランティアセンターの設置はせず、地元のボランティアを中心に支援が充足しますので、公募は見合わせることになりました。
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レスキューストックヤードを支えてください。
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/nyukai/post-13.html

<9/23・24・参加者募集!>シンポジウム&防災フェスタ2011 in 名古屋テレビ塔

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
台風15号が日本列島を縦断し、各地の被害が気になるところです。
今週はRSYでも紀宝町へのボランティアバスを急きょ中止とし、一昨日からの降雨により愛知県内でも被害がでている箇所があります。台風15号関連につきましては、また追って情報をお伝えしたいと思います。
そんな中ではありますが、明日23日(土)は岩手・宮城・福島からゲストをお迎えしてシンポジウムを、24日(日)は「防災フェスタ2011 in 名古屋テレビ塔」を開催します!
災害が続いています。この週末は被災地の応援をしながら、自分達の暮らす地域の防災について、一緒にで考えてみませんか?
週末はお天気にも恵まれそうです。
お誘いあわせの上、是非会場に足をお運びください。
◆23日(土)
・チラシはこちらからダウンロード
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/23_chirashi.pdf
・詳細はこちら↓
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    東日本大震災から半年 被災3県の現状を聞く
 ‐岩手・宮城・福島 復興の現場からゲストをお迎えして‐
■日時:2011年9月23日(金・祝)18:30~20:30
■場所:伏見ライフプラザ12F第一研修室
■ゲスト
岩手県:遠野まごころネット関係者1名
(遠野まごころネットは大槌町・釜石市・陸前高田市などの
                沿岸部の支援活動の拠点です)
宮城県:七ヶ浜町災害ボランティアセンター関係者ら2名
福島県:福島大学・FUKUSHIMA足湯隊メンバー2名
コーディネーター:栗田暢之(レスキューストックヤード)
参加費:無料
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◆24日(日)
・チラシはこちらからダウンロード
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/festa_chirashi_ver.4.pdf
・詳細はこちら↓
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     ●防災フェスタ2011 in 名古屋テレビ塔●
    日時:2011年9月24日(土)10:00~16:00
    場所:名古屋テレビ塔周辺
■企画盛りだくさんのステージ企画
・消防音楽隊のオープニングステージは10:00~
・大型紙芝居・ゴスペル・ミニ討論会・液状化実験・子ども企画etc…
・福島県「和田会」さんも登場して民謡と踊りを披露していただきます。
・石田音人さんの胡弓演奏でクロージング。みんなで合唱します。
★オークションの目玉は…
・竹下景子さん・愛用のバックとサイン入り色紙
        サイン入り・最新の写真集
・なんと!矢野きよ実さんがくるかも!?
        書道関連・グッズが出品予定
・おもてなし武将隊のサイン入りCDなど
 
■交流会・バザーで被災地を応援しよう!
・東北3県”知る人ぞ知る”名産詰め合わせパックを
 800円で販売します。売り切れ次第終了です。お早目に。
・「バザーで被災地を応援しよう」くつや日用品(石鹸・洗剤・おむつ・
弁当箱・水筒・文具・おもちゃなど)を販売します。
★県外避難でこられているお知り合いの方へぜひご案内ください。
・お買い得なバザー・テレビ塔展望台へのご案内・よろず相談コーナー
(弁護士・司法書士・税理士・社労士がご対応)など、ご用意しています。
→まずは受付へどうぞ。
■17の防災・減災のブースが出展、免震車もきます! 
・親子で楽しみながら…スタンプラリーで景品がもらえます。
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台風12号【第8報】

皆さま
お世話になります。浦野です。
名古屋市内でも河川の増水により一部浸水被害が出ている模様です。近辺にお住
まいの方は今後の情報に十分ご注意ください。
三重県紀宝町に関する情報を以下の通り報告します。
■三重県紀宝町へ向けてのボラバス運行状況について
・第3陣:参加者14名、9月19日21:00出発→尾鷲市にて仮眠→本日20日8:30現地
到着。
・紀宝町の鮒田地区にて3チーム(4名+4名+6名=14名)に分かれて個人宅の家
財道具の運び出し、泥出しの活動に従事。
・悪天候による国道42号線通行止めの恐れがあったため、午前中で活動を切り上
げ、14時15分に紀宝町社協を出発。19:00頃名古屋到着・解散。
・予定されていたボラバス4陣、5陣は中止決定。
■RSYスタッフの動き
・浦野と岡田氏(RSY会員・みどり災害ボランティアネットワーク代表)は、
状況把握と翌日からのボラバス受け入れ準備のため、19日昼過ぎに現地入り。
・本日名古屋事務局より、庄内川と天白川氾濫の恐れ及び周辺地域での避難勧告
発令の報告を受け、今後の対応に備えて活動を切り上げ、ボラバス3陣と共に名
古屋へ戻った。
■紀宝町の状況と災害ボラセンの対応
○床上・床浸水家屋
・被害が大きく、清掃作業が遅れていた相野谷地域(大里・高岡・永田・津本周
辺)を中心に、地域ローラー作戦を実施中。地元住民がコーディネーターとな
り、ニーズ対応や個別訪問等、きめ細かい対応に当たっている。
・居住家屋の泥出し・畳出しのニーズから、非居住家屋である側溝、田んぼ、納
屋等の清掃へニーズが変化している。居住家屋が第一優先であるが、ボランティ
アの手がある時には、なるべく他のニーズに対応できるよう調整している。
・週末に建築系専門ボランティア15~16名が活動。かねてから課題となっていた
床下の処理(泥かき・乾燥・消毒)対応のため、和室のみ約25件の床板をはがし
て下さった。今後も引き続き専門ボラの協力が不可欠である。継続的な協力が得
られるよう他団体にも働きかけを行っていく予定。
○避難所
・9月18日現在で、10か所147名が避難所生活を送っている。
・行政は熊野市にある雇用促進住宅20戸の入居受付開始。しかし、現時点で申し
込み者はゼロ。「遠く離れた地域で地元の人たちと離れて暮らすことは考えられ
ない」との声多数。
・応急仮設住宅も着工の目処は不明。現時点からでも着工から完成までは約1カ
月程度かかるだろうと考えると、避難所生活はさらに長期化する可能性が高い。
・食事は弁当・菓子パンが中心(圧倒的な野菜不足)
・A避難所は、4日程前から敷布団のみ配給。「それまでは座布団を敷いてその上
に寝ていたけど、寝返りも打てるようになって、良く眠れた」との声あり。
・B避難所は、畳又は床の上に毛布2枚程度を引いただけで寝ている。座布団を敷
布団代わりにしている。「体が痛い」「夜あまり眠れない」「布団はあるに越し
たことはないが、贅沢は言えない」との声。避難者数も少なく、一人当たりのス
ペースは十分に確保されているため、スペースの課題はなさそう。「他避難所が
布団を入れていないのに、ここだけ入れるわけにはいかない」ということが理由
の一つに挙げられている。→ボラセンに報告。早急に行政に対応してもらうよう
打診。
・日中避難所で座っていることが多いため、運動不足になっている高齢者が多
い。自主的に散歩など体を動かすようにしているようだが、それも限界があり、
「食べてばかりで運動不足。体が苦しい」との声多数。
・入浴は社会福祉協議会のデイサービスセンターの浴室を開放しているも、多く
が避難所となっている施設に備え付けられているシャワーで済ませている様子。
水害後2週間以上が経ち、移動するのがおっくうになってきているように感じ
る。全体的に体の動きや表情にかなりの疲労が見られている。
○地元ボランティアの動き
・野菜一杯の味噌汁や豆の煮ものなどを作り、避難所に届ける活動を実施。大変
喜ばれている。
・女性の会が明日以降で足湯チームを作り、避難所で実施予定。避難所の訪問か
ら、疲れている中でも「語りたい」という気持ちは強いことなどを伝え、足湯は
会話のきっかけづくりにもなり、心身の回復や癒しに非常に効果的であることを
説明した。
■孤立集落「浅里地区」の状況
・地区に入るまでの道のりに危険個所多数。台風の影響によりがけ崩れ等のリス
クも高まっている。
・この道を通過した住民の話では「いつ石が上から落ちてくるかわからなかっ
た。怖かった」とのことで、決して無理はできないと感じる。
・台風が落ち着き、通路の安全が確保できた際には、最も多くのボランティアの
手が必要となる地域である。
■今後について
・早い段階での床下の適切な処理、長期化する避難所生活のサポート、生活物品
の提供(電化製品、食器、衣類等)等が今後の課題であると感じる。名古屋の被
害状況を鑑みつつ、対応を検討していく予定。
※お詫びと訂正
前回「2011年台風12号【第6報】―ボランティアバス第 1 陣報告」は【第7報】の
間違いでしたので訂正致します。

宮城県七ヶ浜町報告【第41報】花火の夜

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
第33陣(9月7日―13日)の活動報告を紹介いたします。
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9月10日(土)
金曜、ボランティアセンターで行われた朝の打ち合わせにて
「町民からのボランティア要請書類枚数約150枚」
と伺い、復旧はまだまだだと感じた翌日の今日
菖蒲田浜復興祭がありました。
震災から半年を期に 復興ののろしをあげる町のイベントに 33陣を参加させていただきました。
午前中の清掃活動が終わった浜での セレモニー準備のつかの間に見かけたのは
ボランティアセンターの昨日や一昨日の作業でお世話になった ボランティアリーダーの方々だけの記念撮影の風景でした。リーダーの方々の 本当に最高に素敵な笑顔を拝見すると
「どんな形でもいいから この人たちのためになりたい」そうまた強く思いました。
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夕方は 浜の駐車場でのお祭りでした。屋台や 出店にステージ(RSY弾丸ツアーの方 出店くださいありがとございます。)
町議の方が RSY栗田さんに「大成功!」と声をかけておられたのを拝見しました。
締めは 700発もの花火でした。
ビールを片手に
真下から花火を眺めていましたら
ここ数日
町を思う、東北を思う
と書けば同じように感じるのに その形は人によってこんなに形が違うのかと悩んでいましたことが ちょっとだけ軽くなったような気がしました。
(報告:栗本)
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この33陣で、1週間行程のボランティアバスはいったん終了いたしました。
いつもボランティアさんで絶えなかったきずな館は、驚くほど静かになりました。
現在は個人ボランティアさんと、RSYのボランティアバス以外の団体ボランティアさんがきずな館を利用しています。
そして静かになったきずな館には
相も変わらずにぎやかな現地の方々が遊びに来てくださいます。
「ボランティアさん、次はいつ来るの?」と楽しみに待ってくれているイケメン好きのKさんや、
「寂しくなったねぇ」と言いながら毎日きずな館で馬鹿笑いを聞かせてくれるSさん、
ちょっとエッチなトークがお上手なSさん、
愛ある毒舌を披露してくれるTさん、
いつも陣のお見送りに来て、モノづくり工房の中核となりつつあるIさん。
みんな、みんな、今まで会ったボランティアさんや、これから出会えるボランティアさんが七ヶ浜に来るのを待っています。

【募集】街頭募金番外編@防災フェスタ(9/24)

皆さま
 いつもお世話になっております。RSY事務局です。 
 今回は下記の2点について、お知らせします。
○次回の募金案内について
RSYでは毎週土曜日に名古屋栄で活動支援に関する街頭募金を行っておりますが、
次回は名古屋テレビ塔で<防災フェスタ>を開催するため、
場所と時間を変更し、そのボランティアを募集します。
今回の<防災フェスタ>では、
1.ボランティア活動支援金募金
2.支援の輪の拡大の広告塔としての役割
3.「輪っか和っかプロジェクト」メッセージ集め
4.チームB(募金チーム)の紹介
を行います。
時間を追うごとに関心が薄れていってしまいますが、まだまだ長期的な支援が必
要となっております。
今までレスキューストックヤードに関わった方々も、ご家族やご友人を誘い合って
楽しくイベントに参加いただけるとボランティアの輪が広がっていけると思います。
ご協力よろしくお願いします!!!
日程は下記の通りです。
———-ボランティアで参加していただける方へ————-
◆ボランティア参加日時 :
       9月 24日(土)8:00~16:00の間ならいつでも
◆集合場所 :
       名古屋テレビ塔防災フェスタ会場
       レスキューストックヤードブース
◆暑さ対策
 ・まだ暑さも予想されますので、飲み物・帽子・タオル・日焼け止め等をご用
意ください。
◆ボランティア保険
 ・自転車との接触事故・熱中症などの心配がありますので、ボランティア保険
に加入しコピーを持参いただくと万全です。
◆下記防災フェスタボランティア募集ページをご参照のうえ、ご連絡ください。
http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/08/-2010-in.html
◆ボランティア募金チーム(チームB)コミュニティ
チームBでは情報共有や意見交換するためのコミュニティを立ち上げました。
下記のURLから登録をお願いします。
登録にはYahoo!IDが必要です。

◆RSY事務所アクセス:

☆これまでの街頭募金活動は下記の通りです。
日時,  参加人数,  募金額,  応援メッセージ数
3月小計, 263人, 1,702,899円, 73
4月小計, 90人, 302,882円, 284
5月小計, 38人, 85,691円, 172
6月小計, 36人, 40,250円, 88
7月 2日(土)15:00~17:00 30人 31,464円 35 ※2
7月 9日(土)15:00~17:00 18人 22,367円 21
7月16日(土)15:00~17:00 12人 16,120円 32
7月23日(土)15:00~17:00 21人 24,819円 21
7月30日(土)15:00~17:00 32人 44,936円 86
8月 6日(土)15:00~17:00 19人 12,038円 30
8月20日(土)15:00~17:00 18人 次回募金へ含める
8月27日(土)15:00~17:00 8人 5,543円 
9月17日(土)15:00~17:00 20人 43,001円
述べ人数:605人、募金総額:2,331,961円
※1 場所はいずれも名古屋栄三越周辺の大津通り・久屋大通り
※2 “輪っか和っかプロジェクト”の応援メッセージの募集を7月2日より実施
【問い合わせ】特定非営利活動法人レスキューストックヤード
〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
Tel 052-253-7550 / Fax 052-253-7552
Mail info#rsy-nagoya.com (#は@にかえて送信してください。)
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また、下記の通り、郵便振替またはクレジットカードでも
ボランティア活動支援募金をお願いしています。
【1.郵便振替】
口座番号 00800-3-126026 
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
 ※通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。
【2.クレジットカード】
VISA又はMastercardをお持ちの方は、1口2,000円より、
こちらのURLから寄付して頂けます。

※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東日本大震災」とご記入ください

東日本大震災の街頭募金26日目

皆さま
本日は東日本大震災・台風12号水害の街頭募金26日目を行いました。
今日の募金活動はボランティア20名で15時から17時まで名古屋栄三越周辺で開始しました。
当初、雨天が心配されましたが、青空も見える良い天気になりました。
今回はいつものチームB(募金チーム)に加え、先週に宮城県七ヶ浜町の復興祭に参加された
通称弾丸組の方々も参加され、活気ある募金活動となりました。
また、台風12号による水害のボランティアバス第1陣に参加された方もみえ、状況報告と共に
更なる活動支援金のお願いを致しました。
本日の募金金額は43,001円と、ご協力頂き大変ありがとうございます。
輪っか和っかは23個つくって頂きました。
今後も引き続き街頭募金を予定しています。
また、レスキューストックヤード事務局での作業ボランティアも併せて募集しております。
ご協力よろしくお願いいたします。
●ボランティア活動資金とは?
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9.10(弾丸バス)振り返り@名古屋・「これからできること」

七ヶ浜での復興まつりから一週間。
通称”弾丸バス”(1泊(2車中泊)4日の行程)で七ヶ浜を訪れたみなさんと一緒に振り返りを行いました。
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今日は16人の方が集まりました。短い日程の中ではなかなかゆっくり話をすることもできなかったので、班ごとに分かれての話合いはとっても盛り上がっていました!内容を紹介したいと思います。最後にはこれから”私たちが取り組むコト”が具体化されたとっても素敵な会になりました。
・これからできること
「ボランティアバスをRSYとしてではなく、行ったメンバーで企画して出す。例えば七ヶ浜のボラセンでなかなかできない草とりボランティアをするとか?」→リピーターの方の独自企画、大歓迎です!
「ボランティアバスの送り出しボランティアをやる」→すでに協力して下さっているボラさんもいます!
「お金を継続的に集める。街頭募金以外の集め方…ワンコインサポーターなど」
「被災者とボランティア、ではなく七ヶ浜の○○さんと名古屋の○○になる」
「ボランティア同士での情報共有する」
「地域のつながりが強い七ヶ浜を見習って、自分の地域を見直す」
「これからできること」を話合う中で、”継続的に””伝える”という言葉がキーワードになってきました。
・どうして”伝える”ことが大事なの?
「ボランティアって敷居が高い。自分でもできる、誰でもできるってことを他の人にも知ってほしい」
「被災地への関心がうすれているって感じる。ボランティアに対する関心も…」
「交流会で被災された人から聞いた体験や教訓をもっと自分の地域にも伝えないと、と思った」
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■最終目標!!
「七ヶ浜町にまた行く!!」
■最終目標までにやる企画案
・七ヶ浜の住民のみなさんに年賀状を書く
・クリスマスカードを書く
・交流会でお話してくださった方へ手紙を書く
・”11日”企画をやる
・キャンドルイベントをやる(ライブ?・合唱?)
・ビデオレター
・七ヶ浜のみなさんを名古屋にお呼びする
・コンサートin七ヶ浜
・毎月11日14:46に黙とうなど個人で簡単にできること
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→この中から、まずは交流会で出会った方へお手紙を書くことを実際にやってみることになりました!早速、グループに分かれて話合って、9月中には今日参加しなかった人も含めて呼びかけをして、”手書き”のメッセージを集めることになりました。
→さらに…
年賀状プロジェクト始動。早速、再来週に集まれるメンバーが集まって、今後のスケジュールやチラシ作りをどうするか…などの話し合いをすることになりました!(チーム名もつけたいな~。)
今後は、このつながりをさらに広めていきたいという話にもなりました。
このメンバーだけではなく、今までボラバスに乗った方、その人につながるお友達や家族・職場仲間、などなど。
これだけの人が集まるということは、いろんなネットワーク・知識・考え・特技・情報が集まるということで、そこには色んな可能性があるな~と感じました。
「名古屋でできることってなんだろう…」そんな想いの事務局にとって、ボランティアってすごい!みなさんと一緒に被災地支援&地元の防災、新しいことにもどんどん挑戦しよう!そんな気持ちになった一日でした。
(下の写真は9/11の交流会で撮った写真です)
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2011年台風12号【第6報】- ボランティアバス第1陣報告

紀宝町ボランティアバス第1陣は9月16日、三重県紀宝町大里地区での活動を行いました。
RSYと名古屋市社会福祉協議会の共催で企画したボランティアバス第1陣の参加者は全部で25名。RSYから東日本大震災ボランティアとして宮城県七ヶ浜町に派遣されたボランティアさんが、今回もまた数多く参加してくださいました。
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15日夜に名古屋を出発した一行は、尾鷲市で仮眠、当日朝8時半に紀宝町に到着しました。紀宝町災害ボランティアセンターの指示で担当することになった地区は大里地区。ここは町の中でも中心地から遠く、豪雨があってから2週間、ほとんどボランティア支援の手が入ることがなかったそうです。私たちは、岡崎市や三重県からの災害ボランティアとともに、この地区の泥だし、清掃に取り掛かることになりました。
私たちは、地元区長さんの指示に従って5、6人ずつのグループにわかれ、あちこちに積まれた流木や濡れた家具の回収、家屋内の掃除、泥だしなどに着手しました。この地区では多くの家が屋根裏まで水に浸かっており、2週間の間に天井にカビが生え初めていたり、ひさしに流木がひっかかったままだったりと、一刻も早い片づけ、清掃が必要だとうかがわせました。
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午後からは時折激しい雨も降りましたが、参加者のみなさんは短い滞在時間を惜しみながら最後まで全力で作業に取り組みました。しかし、残念ながら作業完了と呼べる状態には程遠く、これから必要な床下の掃除、消毒、畳み入れ…と考えると、地区のみなさんが元の生活に戻るにはまだまだ人の手が必要と感じました。
地区の方々はボランティアの到着を心待ちにしていた様子で、私たちに「ありがとう」「神様が来てくれたみたい」と声をかけてくださったものの、実際は2週間に及ぶ避難所生活と掃除の連続、それぞれの顔に浮かぶ強い疲労の色が印象的でした。また、この地区では区長さんや役員さん方が手際よくボランティアを迎え入れ、仕事を割り振り、最後には温かく手を振って見送ってくださいました。「受け入れるほうもこのぐらいできないと、片づけも終わんねぇんだ」と仰っておられました。
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名古屋への帰路は、大雨との追いかけっこになりました。私たちが通過した直後、国道42号線では通行止めが発生してしまいました(現在は片側通行可能)。今週末再び豪雨が降るという、紀伊南部の天気予報が非常に心配です。こうした予報を睨みながらも、紀宝町をはじめ被災市町の災害ボランティアセンターはボランティアを募集しています。またレスキューストックヤードと名古屋市社会福祉協議会も、9月19日、20日、21日に、再び平日のボランティアバスを出します。こちら>>【募集】台風12号・三重県紀宝町へのボランティア(9/19、20、21各日発)をご覧のうえ、ぜひご参加ください。
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最後に、今回のボラバス企画に協力いただいた、みえ災害ボランティア支援センター、紀宝町災害ボランティアセンター、尾鷲市社会福祉協議会、フジキュー整備株式会社、その他関係の方々にお礼申し上げます。
(松田)
■支援金のお願い
【郵便振替】
郵便振替00920-7-75997
加入者:震災がつなぐ全国ネットワーク
または
口座番号 00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※いずれも通信欄に「台風12号」とご記入ください。
■RSYへ>>クレジットカードでの寄付

宮城県七ヶ浜町報告【きずな館だより:第4便】きずな館からのお願い

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
8月から続けている『きずな館大掃除大作戦』ですが、
長期ボランティアさんの協力により、やっとすっきり感がでてきました。
10月までには全ての計画を終わらせ、
新しいきずな館になるよう目下奮闘中でございます。
そこで、本来はもっと早くにご連絡すべき事柄でしたが
これからきずな館を利用しようとご検討中の方にお願いでございます。
きずな館には毎日多くの人の出入りがあるため、
物を減らしてもすぐに増えたり、整理整頓が続かず乱雑になることがよくあります。
また、寄付なのか忘れ物なのか判別がつかず、
半分以上が処理の対象となってしまっているのが現状です。
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写真はもともと個人所有のものだったものの一部です。
まだ使えるものであっても再利用できない提供品もあり、処分しなければならずとても胸を痛めています。
お手数ではございますが、寄付をお考えの方は必ず事務局に一度ご相談ください。
また、忘れものをしないようご注意ください。
(きずな館の利用注意事項に寄付の場合は必ず事務局に相談していただくよう記載をしております。)
反対に、備品を他の用途に転用されていたり、処分されてしまうこともよくあります。
ちょっと汚れていても、まだまだ使える大事な備品です。
在庫管理しているものでなくとも、急にたくさんの数が減ってしまうと困ることもあります。
「新しい・きれいな物に交換しよう」と清潔を心がけてくださりとてもありがたいのですが、きずな館では「使える用途がある限り最後まで使おう」「使っているものは大切に使おう」という意識を目指しております。
大変お手数ではございますが、「これはどうするんだろう?」と思ったものに関しては一度事務局・長期ボランティアにご相談いただければ幸いでございます。
皆さまのご理解、ご協力のほど何卒お願いいたします。
皆さまが気持ちよくご利用いただけるきずな館になるよう努力してまいりますので
これからもどうぞよろしくお願いいたします。