宮城県七ヶ浜町支援報告【第12報】

RSY浦野です。
4月23日、RSYが活動の拠点を置いている宮城県七ヶ浜町に、今後の長期的な
復興支援を見据えたボランティア活動の拠点として、また、被災された方とボラ
ンティアを繋ぐ交流スペース等に活用することを目的として「ボランティアきず
な館」がオープンしました!
開所式の様子やボランティアきずな館の詳細については、下記をご覧下さい。
○RSY今を伝えるブログ
宮城・七ヶ浜にボランティア拠点「きずな館」オープン!
l今後はこの拠点をどんどん活用し、地元の方々と共に沢山のボランティアが長期
にわたり周辺地域の応援ができるような活動を展開していきたいと思います。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84

※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。

宮城・七ヶ浜にボランティア拠点「きずな館」オープン!

 皆さま
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 お世話になっております。
 東日本大震災でRSYが支援を続けている宮城県七ヶ浜町に、災害ボランティアの滞在拠点となるプレハブ施設「ボランティアきずな館」が完成いたしました。
 「日本財団ROADプロジェクト」との協働で、同財団の震災支援先としては岩手県遠野市に続き2カ所目となります。
 プレハブは2階建てで、1階に事務室、2階に30畳の2部屋があり、最大50人が滞在できます。自炊施設もあるため、ボランティアが自分たちで炊き出しなどを行えます。
 場所は同町の中心部にある、屋内ゲートボール施設に設けられた災害ボランティアセンターの目の前。今後、名古屋からの支援者は、町の方々と密接に連携を取りながらボランティア活動を展開することができます。
 
 23日の開所式では、代表理事の栗田が「この施設を町内外のボランティアの活動拠点として、また被災された方々とボランティアの交流の場として活用して頂ければ。そして七ヶ浜町が再び美しい町を取り戻し、元気になるまで腰を据えて地域と付き合っていく覚悟でいる。」と挨拶しました。渡邊七ヶ浜町長、塩野社会福祉協議会副会長はいずれも「この場所を拠点に沢山のボランティアさんに応援してもらい、復興に向けて歩んでいきたい」とお話されました。
また、今回のボランティアきずな館設立にあたり、全面的なバックアップを頂いている日本財団ROADプロジェクトの青柳さんより、「東日本大震災の支援のために、日本財団へ全国から沢山の寄付金等が寄せれられている。自分たちの役割は、応援したいという人々と現地で活動する団体を結び付けること。この建物はそんな沢山の方々の想いや支援が形になったものであることを心にとどめて欲しい。今後この拠点が活用されて、被災地の復興に役立てて頂ければと思う。」という応援メッセージを頂きました。
早速、ボランティアきずな館の1階スペースを利用して、4月26日・28日の2日間で「お茶のみ喫茶」、30日には地元ボランティアの会議が開催される予定です。
被災された皆さんが、ホッと一息つきながら気軽に立ち寄れる空間となるよう、地元の方々と一緒に考えて行きたいと思います。(RSY浦野)

【中止】東日本大震災の街頭募金( 4/23 )

みなさま
 以下の通り、募金活動に参加して下さる方を募集しておりましたが、雨のため中止いたします。
 大変申し訳ございませんが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
【募集】東関東大震災の街頭募金( 4/23<土> )
皆さま
RSY事務局です。
この度、活動支援に関する街頭募金活動ボランティアを募集します。
今回の募金活動では、
1.ボランティア活動支援金募金
2.支援の輪の拡大の広告塔としての役割
3.被災地への支援メッセージを集める「メッセージ募金」
を行います。
ご協力よろしくお願いします!!!
日程は下記の通りです。
———-ボランティアで参加していただける方へ————-
◆募金実施日時 :
       4月 23日(土)14:00~16:00 
◆集合場所 :
       現地集合の方  ⇒名古屋栄三越ライオン前に14:00集合
       備品の持ち出し可能な方  ⇒事務局に13:30集合
       初めて街頭募金に参加される方  ⇒事務局に13:00集合
◆街頭募金申し込みフォームからお名前・ご連絡先(電話・メール)をご連絡ください。
https://spreadsheets.google.com/viewform?hl=ja&formkey=dEZmNEFDWjdvWjRPQjQ1WlQweG81LXc6MQ#gid
※街頭募金に初めて参加される方は事前説明を実施します。募金開始1時間前にレスキューストックヤードの事務局までお越し願います。
(初参加でもお時間の都合が付かない場合は、現地に直接来ていただいてかまいません)
※22日の18:00までにお申し込みください。
◆RSY事務所アクセス:
http://rsy-nagoya.com/rsy/access
☆これまでの街頭募金活動は下記の通りです。
日時             参加人数    募金額
03月17日(木)16:30~18:30 50人  444,888円
03月18日(金)16:30~18:30 40人  321,876円
03月19日(土)14:00~17:00 50人  314,503円
03月20日(日)14:00~17:00 60人  380,201円
03月25日(金)16:30~18:30 17人   56,370円
03月26日(土)14:00~16:00 23人   74,919円
03月27日(日)14:00~16:00 23人   64,411円
04月09日(土)14:00~16:00 27人   65,821円
04月10日(日)14:00~16:00 20人   53,833円
04月16日(土)14:00~16:00 25人  108,463円
述べ人数:335人、募金総額:1,885,285円
※場所はいずれも名古屋栄三越周辺の大津通り・久屋大通り
【問い合わせ】特定非営利活動法人レスキューストックヤード
〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
Tel 052-253-7550 / Fax 052-253-7552
Mail info#rsy-nagoya.com(#を@になおして送信してください。)
————————————————————
また、下記の通り、郵便振替またはクレジットカードでも
ボランティア活動支援募金をお願いしています。
【1.郵便振替】
口座番号 00800-3-126026 
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
 ※通信欄に「東北地方」とご記入ください。
【2.クレジットカード】
VISA又はMastercardをお持ちの方は、1口2,000円より、
こちらのURLから寄付して頂けます。
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。

【締め切りました】1%クラブよりご紹介のあった企業の皆様

※以下の件については、26日をもって締め切りました。たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
1%クラブよりご紹介のあった企業の皆様
 見出しのことについて、フォーム(word)を以下にご案内いたしますので、ご記入のうえ、送信してください。
 なお、幅広く参加をお願いしたいと思っておりますので、各企業より各日5名程度までの参加とさせていただきたいと思います。
 また、締め切りは4/26(火)とさせていただきます。
 大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 日時:5/7(土)、5/8(日) 各日9:00~16:00(予定)
 ・昼食・軍手を持参してください。
 ・動きやすい・汚れてもよい格好でお越しください。
 ・事前にお近くの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」の加入手続きをしてください。(掛金は地域によって違いますが300円~1000円ほどです。)※ボランティア活動に関する保険であれば、社会福祉協議会が実施されているものに限りません。
 ・参加は一日のみでも構いません。
 ・終日参加が難しい方がいらっしゃる場合は、社内でご調整いただければ幸いです。(例:7日は終日2名、午前1名、午後1名など)
 ・ご応募の際は個々ではなく、社内でまとめてフォームをご提出いただけるように、ご協力をお願いいたします。
 

※定員を超過したため募集を締め切りました【募集】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア第4陣・第5陣・第6陣

 皆さま
 このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町で「足湯」や家屋の片付けなどの活動をしていただけるボランティアを、以下の要領で募集いたします。ゴールデンウィーク中で募集枠が早く埋まることが予想されますが、今後も継続的にボランティアバスを運行いたしますので、ご了承ください。
1.活動期間
・第4陣:4月29日(金)~5月3日(火) ※定員を超過したため募集を締め切りました
・第5陣:5月2日(月)~5月6日(金) ※定員を超過したため募集を締め切りました
・第6陣:5月5日(木)~5月9日(月) ※定員を超過したため募集を締め切りました
2.申込締切
※定員を超過したため募集を締め切りました
※キャンセル待ちはさせていただいておりません
現在集計中です。
・第4陣にお申し込みいただいた皆様:4月25日中に連絡がなければ選外です
・第5陣にお申し込みいただいた皆様:4月27日中に連絡がなければ選外です
・第6陣にお申し込みいただいた皆様:5月2日中に連絡がなければ選外です
3.募集人員 各陣20人ずつ
4.応募条件
・心身ともに健康な20歳以上の男女
・お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
・出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階)に当日朝8時までに来られる方
・帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後の活動に役立てます)
5.参加費 一般:7,000円(移動費5,000円、宿泊費500円×4泊)
       学生:4,500円(移動費2,500円、宿泊費500円×4泊)
6.保険
 お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」選択)の加入手続きをしてください。掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)です。当方からの参加確定のご連絡をさせていただいた方のみ、加入を証明する書類のコピーを出発前日までにFAXかメールの添付画像でお送りください。出発時に未加入の方は参加をお断りします。
7.申し込み方法
※定員を超過したため募集を締め切りました
8.日程と活動内容
 1日目 8:00 当法人事務所集合、受付
      8:10 事務所内でミーティング
      9:00 事務所前をマイクロバスで出発
      20:00ごろ 七ヶ浜到着予定
 2日目~4日目
      終日、ボランティア活動(避難所での足湯や掃除、家屋の片付け、炊き出しの手伝い、戸別訪問によるニーズの掘り起こしなど)
 5日目 9:00ごろ 七ヶ浜出発
      20:00ごろ 事務所前到着予定、解散
9.滞在場所
 宮城県七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」(4/23完成予定のボランティア拠点施設)
・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気あり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/トイレ仮設/食材あり(朝・昼はおにぎりやカップラーメンなど、夜は参加者で炊き出し)
10.必須の持ち物
・寝袋/5日分以上の着替え/防寒着(朝晩はまだかなり冷えます)/洗面用具/使い捨てマスク/汚れてもよい丈夫な靴/作業用の厚手のゴムや革の手袋/自分用の食器(おわん、茶わん、コップ、はしなど)
 支援物資なども積み込みますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

 【さらに急募!】
 今回の派遣以降、現地までのマイクロバスを運転していただける方を同時に募集します。大型免許をお持ちで、1泊2日の日程で参加可能な方は、電話やメールで個別にご連絡ください。

宮城県七ヶ浜町支援報告【第11報】

みなさま
RSY事務局です。
宮城県七ヶ浜町で活動をしているスタッフの石井より、4月18日(月)の報告です。
【被害概要(4月16日18:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者61名(うち身元不明4名)
・安否不明者12名・負傷者17名
計90名
・避難所の状況
生涯学習センター、七ヶ浜国際村、吉田浜公民館(全3施設・避難者数:755名)
○災害ボランティアセンターの様子
(4月17日)
・ニーズ:12件
・ボランティア活動人員:96人
・ボランティア新規登録数:15名
・ローラー作戦(戸別訪問調査)
松ヶ浜地区謡(うとう)のまだ回っていない区画、残り20軒ほどのニーズ調査をしました。その際民生委員さんから「気になる地域がある」との声をいただき、待井、浜屋敷、折越の3か所で戸別訪問をすることにしました。
先日の余震で断水が続いていましたが、放水が始まり水道が出るようになりました。ローラー作戦でも、「水がでるようになったし、もう言うことはないよ」という声も聞きました。
・日本財団ROADプロジェクト「足湯隊(第6陣)」受け入れ(4月17日(日)~21日(木))
午前中は炊き出し、ローラー作戦(戸別訪問調査)、ボラセンにあがっているニーズへの対応の3班に分かれて活動をしました。
ボラセンにあがっているニーズでは以前避難所だった松ヶ浜小学校の片づけがあり、これに参加してもらいました。この松ヶ浜小学校も21日より、入学式、始業式が行われる予定です。
足湯は中央公民館、国際村の2か所で行いました。
・その他
ボラセンで16日(土)・17日(日)にフリーマーケットを行いました。初日は避難者の方のみ、2日目は一般住民の方も参加されました。
たくさんの方が参加している様子からも「物は足りてるよ」という言葉は、あくまでも「最低限」のものはあるという意味なのだと感じました。
・バイクによる災害ボランティア活動を行う名古屋の団体「Bi-Vo」より、パン約350個が届きました。
・日本赤十字千葉の方から、泥の掻き出し作業中に釘の踏みぬきが多く、長靴の中に防止のアルミ板を引いた方が良いというアドバイスをいただきましたので、ボラセンの会議でも提案しました。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。

東日本大震災の街頭募金10日目

皆さま
本日は東北地方太平洋地震の「メッセージ募金」10日目を行いました。
今回の募金活動ではボランティア総勢25名で、14時から16時まで名古屋栄三越前で実施しました。
小さいお子さんもボランティアに参加いただき、また熱心な声かけも行っていただいたおかげで、皆さまからの温かいメッセージ・ボランティア活動支援金を集めることができました。
本日の募金合計金額は108,463円でした。
ご協力いただきましたボランティアの皆さま、募金して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
今後も引き続きメッセージ募金を予定しています。
また、レスキューストックヤードの事務局でもボランティアを募集しております。
ご協力よろしくお願いいたします。
ボランティア活動支援金募金とは
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宮城県七ヶ浜町支援報告【第10報 その2】

皆さま
RSY浦野です。
宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動について、4月3日~4月10日の1週間の活動を数回に分けて報告しています。
【被害概要(4月12日17:30現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:60名(うち3名が身元不明)
・行方不明者:13名
・負傷者:17名
合計:90名
・漁業関係施設:全施設損壊・流出(調査できず)
・漁港・港湾施設:全施設損壊(調査できず)
[ライフラインの状況]
・12日午後10時より3日程度断水。
※宮城県仙南仙塩広域水道(七ヶ宿ダムからの送水)の送水管修理のため。
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター、七ヶ浜国際村、亦楽小学校、吉田浜公民分館
全5施設/避難者数809名
※4月15日をもって、国際村と生涯学習センター(中央公民館)の2つに統合。
[仮設住宅の建設]
・第1次申し込み(115戸):4月11日~
・完成:4月27日
・入居審査:5月1日~3日
・抽選日:5月5日
・入居開始:5月8日以降から
・場所:町民グラウンド
※上記日程は変更になる場合もある。
※全壊家屋居住者、高齢者・障害者・乳幼児などの要援護者世帯を優先入居。
※宮城県は、七ヶ浜町の第2次建設分として35戸を第1スポーツ広場(七ヶ浜省察署向い)に建設すると発表。
[その他]
・町は4月4日より津波被害により遺失した写真、賞状、位牌などの縦覧を七ヶ浜町サッカースタジアムにて実施中。私たちがボランティア活動の際に何枚か発見した写真もここに届けられ、被災された方が自由に閲覧できるようになっている。しかし、このような場所が設置されていること自体を知らない住民もおり、今後の周知が課題となっている。
・RSYが4月2日までお世話になった七ヶ浜町心身障害者通所作業所「あさひ園」では、11日より施設が再開した。アルミ缶の回収や贈呈用の箱折り作業等を行っている。職員7人中2人、利用者30人中6人が津波被害を受け家を失い、現在も避難所や親類等の家に身を寄せている。
○RSYのこれまでの活動
■RSYボランティアバス第3陣派遣/4月7日~11日
・RSY主催のボランティアバスに17名が参加。災害ボランティアセンターの運営サポート、災害ボランティアセンターに寄せられた個別ニーズの対応(泥出し・家具運びなど)、災害ボランティアの炊き出し、沿岸部を中心としたニーズ把握、避難所3か所での足湯を実施した。
<沿岸部を中心としたニーズ把握>
・車に5~6人と掃除用具一式を積んで、津波被害のひどかったエリアを巡回した。浸水被害を受けたと思われるお宅に直接訪問し、声をかけて状況をお話して頂いたところ、「家財道具は出したけど、床下が気になっている。業者に頼む予定だが、いつ来てもらえるか分からない。今後の衛生面が心配」「ブロック塀が隣の家にもたれかかりそうになっている。どうにかしたい」「家屋判定で赤色(立ち入り禁止)になっているので全く手がつけられていない。入れるようになったらすぐに掃除等お願いしたい」「家財道具の撤去などして欲しい」「漂流物が家の周辺に散乱しているので処分したい」等の声が寄せられた。内、5件ほどをボランティアセンターへ新規ニーズとして上げた。
・ボランティアセンターの存在は区長を通じて知っている方も多かったが、直接依頼するというところまではなかなか進まない様子。「知らない人が家に入るのは抵抗がある」「もう大体家族・親類でやってしまったので大丈夫」という声もあった。いずれも地元の方々と一緒にこまめな声かけが必要と感じる。
※ボランティアセンターには1日4~5件の新規ニーズが上がっており、個別宅へ作 業チームを3つ作って日々対応している。地元ボランティアが中心に活動してい るが、作業が重労働であり疲れも見えてきている様子。地元チームと外部ボラン ティアの連携が今後の課題。
<足湯ボランティア>
・松ヶ浜小学校(14:30~15:30)、亦楽小学校(七ヶ浜中学校)(14:30~15:30)、中央公民館(14:00~15:00)
・地元中・高・大学生らとの合同チームで実施。
※足湯つぶやき(主なものを抜粋)
【4月8日/松が浜小学校】
(男性・80歳代)
何もかも心配。家も流された。年金生活でこれからも心配。食事は食べられている。足湯が一番いい。
(女性・70歳代)
ストレスがたまって大変だった。自分では気づかんけど、ストレスが強くて血を吐いた。医者に行って「ストレス」と言われて薬飲んで様子をみてる。ご飯も食べれるけど怖いからちょっとしかたべれん。夜は寒い。地震あって、夜ねむれんね。
(女性・高校生)
避難所生活も一カ月近くなったので疲れました。
(女性・6歳)
ここに来て友達がたくさんできた。今は楽しい。学校にはまだ入れない。いつもトランプとかしてる。ごはんは何でも好き。いつも全部食べている。風呂は1回しか入っていない。
(女性・50歳代)
何もかも不安。
(女性・60歳代)
家を流されて大変。写真など発掘できても悲しみの気持ちが重なり複雑な心境。
何かおいしいものが食べたいと思っても周りに気を使うので、そういう要望を考える気持ちになれない。
【4月9日/亦楽小学校(七ヶ浜中学校)】
(男性・70歳代)
この地域は220世帯で70世帯が何とか家がある。揺れが来て、皆一目散に高い所に逃げた。防災訓練をしていたので「高いところに逃げる」ということができていた。津波の一派はそうでもなかったが、2派、3派がひどかった。物をとりに帰った人が犠牲になった。14日には国際村(別の避難所)皆前向きに考えている。この避難所は高齢者が多い。50歳代だったら住宅の再建も考えるが、無理だろうなぁ。
(女性・80歳代)
ご飯は大分豪華になった。でもまだ膝が痛い。足湯は体があたたかくなって楽になったわ。
(男性・40歳代)
何もかも無くしてしまった。保険証とかは再発行できるが、アルバムも写真も全 て戻らない。遺失物が展示してあるサッカースタジアムにも見に行ったが探せなかった。
(女性・80歳代)
避難所での生活は気を使うことが多い。避難所の中での楽しみはあまりない。食べ物などの不自由は特に感じない。
(女性・60歳代後半)
お風呂に入らず、足湯がくるからお風呂の予約はしなかったの。お父さん車椅子だから、雨の日以外は泥のかきだししてて、爪が真っ黒。でもね、親戚の人とか ボランティアの人が手伝いに来てくれるから助かるわ。
(女性・86歳)
家は住めない状態ではない。今片付けをしていて、明日寝る場所だけできたので息子が迎えにきてくれる。海苔の養殖をしていたが、もうダメになった。戦争もこんな風に避難所生活をした。今は食べ物をもらえる、買い物にもいけるから、今の方がいい方だ。
(男性・70歳代)
漁業を営んでおり、地震がくるちょっと前に海から上がって来て家で一服していた。隣のお婆さんを避難させるのが大変だった。すごくギリギリだった。津波で海に浮いている車がマッチのように見えた。
(男性・?歳)
今日は家の片付けをしていた。漁師で津波の時沖にいた。初めて10mの津波を体験した。最初は行方不明者名簿に載っていたようで、震災から3日後にようやく帰れた時には拍手されて驚いた。足湯は初めてだったが、楽しく話せた。
【4月10日/中央公民館】
(女性・70歳代)
足湯をするとすごく気持ちがいいので、もっといっぱい来てほしい。ボランティアさんにすごく感謝している。
(女性・70歳代)
足湯は気持ちいい。良く眠れる。地震の日は家に居たけど、前日まで旅行に行っていた。家は全て流された。もう何もない。命はあるからね。皆にこれ以上ない程良くしてもらいありがたい。感謝しかないです。私はカラオケが好き。カラオケできたらなぁ。
(女性・11歳)
地震は本当に怖かった。今は大分怖さが取れた。
(男性・76歳)
足湯は初めて。どんな感じが身に来た。昨日は自衛隊の風呂は行かなかったよ。
気持ちいいもんやな、夜はあんまり眠れん。
(女性・77歳)
これをやると夜まで明日がほてって眠れるの。本当は毎日来てほしい。ありがたいよ。いつもは眠れない。ペースメーカーを入れている。明日にでも、そろそろ医者にかかりたい。
(女性・70歳代)
避難所生活は辛い。足湯やってから結構寝られるようになった。
<うるうるパックの配布>
・災害ボランティア活動支援プロジェクト会議からの支援の一環として、被災した児童へのお見舞い品(ペンケース/鉛筆/鉛筆削り/消しゴム(2個)/定規テープのり/下敷き/ノート(3冊)/コンパス/ステープラー)七ヶ浜町の小学生全てに配布するため、約1300パックを行政職員の方と学校に搬入しました。
※災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは?
企業・社会福祉協議会・NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織。災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、資源・物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行っています。2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の検証調査を行うため、2005年1月に中央共同募金会に設置されました。RSY代表理事・栗田はこの会の委員を務めています。
※うるうるパックとは?
「うるうるパック」は、被災地域の方々が必要とする物資を一旦被災地外で集約し、各世帯に配付できるように袋詰めして届ける救援物資。被災者とボランティアのコミュニケーションのきっかけ、被災者を応援する心を届ける手段として、知恵と工夫を凝らして手間をかけて配付るという仕組みを目指している。

【募集】東北地方太平洋沖地震の街頭募金( 4/16 )

皆さま
RSY事務局です。
先週に引き続き、活動支援に関する街頭募金活動ボランティアを募集します。
今回の募金活動では、
1.ボランティア活動支援金募金
2.支援の輪の拡大の広告塔としての役割
3.被災地への支援メッセージを集める「メッセージ募金」
を行います。
下記日程を含め、今後も継続的に行っていく予定でございますので、ご協力よろしくお願いします!!!
今回の募集日程は下記の通りです。
———-ボランティアで参加していただける方へ————-
◆募金実施日時 :
       4月 16日(土)14:00~16:00 
◆集合場所 :
       現地集合の方  ⇒名古屋栄三越ライオン前に14:00集合
       備品の持ち出し可能な方  ⇒事務局に13:30集合
       初めて街頭募金に参加される方  ⇒事務局に13:00集合
◆街頭募金申し込みフォームからお名前・ご連絡先(電話・メール)をご連絡ください。
https://spreadsheets.google.com/viewform?hl=ja&formkey=dEZmNEFDWjdvWjRPQjQ1WlQweG81LXc6MQ#gid=0
※街頭募金に初めて参加される方は事前説明を実施します。募金開始1時間前にレスキューストックヤードの事務局までお越し願います。
(初参加でもお時間の都合が付かない場合は、現地に直接来ていただいてかまいません)
※15日の18:00までにお申し込みください。
◆RSY事務所アクセス:
http://rsy-nagoya.com/rsy/access

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名建協から活動支援金をいただきました

 皆さま
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 RSYと日ごろから連携している名古屋建設業協会(名建協)より、東日本大震災の活動支援金計1,528,592円を寄付していただきました。
 名建協は震災の発生を受けて会員企業からの募金を受け付け、RSYの活動支援金に拠出することを決めてくださいました。
 発生から丸1カ月となる本日11日、名建協の山田厚志会長が募金箱を手にRSY事務局を訪問。「予想以上に集まりました。被災地の支援のために大事に使ってください」と話、代表理事の栗田に募金箱を手渡しました。
 現在、宮城県七ヶ浜町を拠点に継続している被災地の支援活動に役立たせていただきます。