【お知らせ】スタッフ研修のため事務所を閉所いたします

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
夏も終わり、衣替えが必要な季節になってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、前日のご連絡で恐縮ですが、
明日よりスタッフ研修のため、以下の期間事務所を閉所いたします。

みなさまから日ごろお支えいただいている活動の上半期の振返りとともに、
今後に向けより良い活動をしていくべく、スタッフ研修を行わせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

<閉所期間>
・2014年9月23日(火・祝)~24日(水)
・緊急の場合は、以下の番号までご連絡ください。
090-5106-8559(事務局・浜田携帯)

 

25日(木)10:00~、通常開所いたします。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

【報告】「内部被曝からいのちをまもる」講演会を開催しました

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

 

9/10(水)に「内部被曝からいのちをまもる~松井英介医師講演会~」を開催しました。
(講演会実行委員会:福島原発事故損害賠償愛知弁護団、生活協同組合コープあいち、特定非営利活動法人レスキューストックヤード)

 

今回の企画は、福島第一原発事故から3年半が経ち、内部被曝の現状がどうなっているのか、健康に与える影響がどのようなものか、そもそも内部被曝とは何なのか、ということを改めて考えていくための機会として開催させていただき、チェルノブイリ・福島に詳しい松井英介先生にご講演いただきました。

当日は東日本大震災・原発事故を機に愛知県に避難・移住されている方や、その支援に関わっている方等を含め約70名の方のご参加がありました。参加者の方からは「松井先生のお話を聞き、勉強したかった」「内部被曝の情報が欲しかった」「家族の健康が心配。内部被曝から守りたい」との声があり、みなさん熱心に講演に耳を傾けられ、内部被曝への関心の高さがうかがえました。

 

■松井英介医師 講演「内部被曝からいのちをまもる」
原発事故による被害、福島県双葉町や避難者の方の状況から体内のホットスポット(ヨウ素131は甲状腺、セシウム137は心臓、ストロンチウム90は骨や歯という具合に、体内に入った時に集まる臓器や組織が異なる)、健康に与える影響について等、幅広くそして濃い内容のお話を分かりやすくしていただきました。
また、放射線の影響は長期に及ぶとされており、健康管理や病気になったときの診療等に活用するための「健康ノート(福島原発事故後の行動や心身の変化を記録するノート)」については、会場内の多くの方が関心を寄せていました。

 

また、愛知弁護団さまからは9/26(金)「福島原発事故損害賠償請求訴訟の第1回裁判」についてのお知らせもあり、当日、原告のお一人として意見陳述をしていただく方にもお話をしていただきました。
傍聴は自由で一番大きい法廷で行われるそうですですので、ご関心のある方は是非ご参加いただくようお願いいたします。

 

■アンケート回答
・内容の濃いお話をありがとうございました。双葉町の方たちのことを全く報道されなくなっていて、その様子を今日伺うことができてとても考えさせられました。
・短時間の中で、わかりやすく話してくださってありがたいなあと感じました。普通のお母さんの目線に合わせた、簡単な言葉でお話が聞けたら…。
・ぜひ今後も定期的にやっていただきたいです。内部被曝の基礎から予防まで、1回では先生も話しきれないと思いますし、私も基礎知識が少ないので、全ての内容を理解しきれませんでした。
・専門的なお話を分かりやすくお聞きできてありがとうございました。特に印象に残ったのは、ご紹介いただいた参考文献です。いくつか読んで自分で勉強しようと思います。
・内部被曝からいのちを守るには、正しい知識を持って、自分の命は自分で守るために「健康ノート」等で記録を残しておくことが大切であることを知ることができました。

・私自身も避難者ですが、訴訟で相手にされるような被害もなく少し距離を置いて見ていました。正直、傍聴も行くかどうか迷っていました。が、今日の話を聞いて、自分のためではなく、原告の力になるなら、世間の関心を集める為に、伺いたいと思います。
・3年経って賠償もされず、支援法もあまり動いておらず、本当に何なんだろうと思うことばかりです。原告の方の「誰かが立ち上がって歩かなければ道はできない」という言葉が心にしみました。

 

ご参加いただいた皆さま、講演会開催にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

宮城県七ヶ浜報告【第174報】七の市商店街定例イベント『んめぇのあっと市-9月号』開催!

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局郷古です。
去る9月14日(日)に七の市商店街にて、
商店街定例イベント『んめぇのあっと市』が開催されました。

今回は秋田県から『BRONZE 道心』の皆さん、お隣の塩竈市からアサノタケフミさんをお呼びしての、復興支援ライブ他、たくさんのブースが建ち並び、会場を盛り上げてもらいました。

この日は快晴!三浦商店も大繁盛!

 

 

 

 

 

 

 

 

『んめぇのあっと』というのは『美味しいものあるよ!』という意味であり、必ずイベント内には七の市商店街から旬の食べ物の無料配布や格安販売を行っています。今回は商店街から、『豚汁無料配布』とその場で焼いて食べれる『サンマ格安販売』がありました。暑い日こそ、熱いもの?豚汁無料配布も好評でした!サンマ1尾を豪快に炭火焼!

 

 

 

 

 

 

 

又、南三陸から来てくれた『南三陸志津川キャッツエンタープライズ』の皆さんが、
三陸産のタコを使った『タコ入り焼きそば』の販売、『みお七ヶ浜』から自家製厚揚げの販売、
七ヶ浜国際村のカフェ『cafe la luna(カフェ・ラ・ルナ)』から自家製スイーツの販売など
いつもとは一味違うラインナップでお客さんの舌を楽しませました。

大人気!金魚すくい!人気家電が安い!

 

 

 

 

 

 

 

食べ物以外でも金魚すくいやリサイクル家電の販売もあり大人から子どもまで楽しめました。

ブラザー工業ボランティア有志の皆さんによるマジックショーなんどやっても不思議!アンコール続出!

 

 

 

 

 

 

 

又、愛知県から『ブラザー工業ボランティア有志』の皆さんが、マジックショー&マジック教室を行い、参加者の目を丸くさせていました。後ろから見ても分からない!不思議!

被災地を回り、復興応援ライブを続けている「BRONZE 道心」の皆さんリズムに乗り、手拍子をされる住民の皆さん

 

 

 

 

 

 

 

そして、『なんか賑やかな音がするから探しに来たら商店街だったー』と話す方がいるくらい七ヶ浜中に鳴り響いた「BRONZE 道心」の皆さんとアサノタケフミさんのライブ!
最後はお客さんの中に入って太鼓を一緒にたたいたり、踊ったりして会場一体となってイベントを盛り上げてくれました。
又、アンコールの声が鳴りやまず、14時までのところを延長し歌っていただきました。

 

10月は13日(月・祝)町のイベントにブース出店という形で、11月は23日(日)に商店街前で「んめぇのあっと市」を行います!
また、12月14日(日)に七の市商店街3周年記念祭を予定しています!
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【お客さんの声】

・サンマ安いねー。まだ高いっていうのに。いっぱい買っちゃったよ。来月もやってほしいね。
(女性:50代)

・音楽があるとやっぱり違うね。なんつーか賑やかなんだよな。
(男性:50代)

・マジックショーすごかった。教えてもらったマジック以外にももっと知りたい!また来てほしい!
(女性:10代)

【第9報】兵庫県丹波市・広島市へのRSYにおける支援について

 

皆様

お世話になります。RSY浦野です。
RSYでは震災がつなぐ全国ネットワークをはじめ、当団体と繋がりのある支援団体
の皆様と協働し、土砂災害が発生した兵庫県丹波市(8月16日発生)と、広島市(8
月19日発生)にて支援活動を展開しております。
▼スタッフ体制について
(丹波市)
市島町前山地区の断水地域を中心に9月一杯まで炊き出し支援を継続する予定
です。9月15日~16日にはRSYより浦野・岡田、震つなより松田が現地入りしまし
た。また、18日~19日にも浦野・松田が再び現地に入ります。
(広島市)
ひろしまNPOセンターからの要請のもと、9月8日よりRSY松永と震つな松山が現
地入りしています。それぞれ、安佐北区災害ボランティアセンターと広島市災害ボ
ランティア本部でのサポートを中心に、漏れ・抜け・落ち・ムラの無い支援を目指し
て、活動団体の詳細な活動状況や住民ニーズの取りまとめを行っています。
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兵庫県丹波市水害支援報告
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【旧市島町の被害状況】
・全壊17、大規模半壊8、半壊36
・床上浸水98、床下浸水321
※被害のひどかった前山・美和地区では、200世帯の断水が続いていたが、今週
末には復旧の目処が立ち、39世帯122人が公営住宅へ入居している。
(丹波新聞より)
※非家屋も入れると、合計1,408件が被害を受けている。また、産業の中心である
農地や農業用水設備、山林被害も大きな被害を受けており、元来抱えていた後継
者問題も影響し、「この災害を機に農地を手放そうか・・・」という声も出ている。
【災害ボランティアセンターの様子】
平日は約200名、土日は約500名が活動。9月16日までにのべ13,860人のボラン
ティアが活動。(ボラセンが仲介したボランティアのみ集計)
6日までに全体の75%で泥かきがほぼ終了したものの、25%が残っているため、引
き続き個別訪問によるニーズ調査を実施。発災から3週間経ってようやく「やっぱり
自分たちだけでは無理。手伝って欲しい」と訴えてきた住民もいた。また、家主が不
在で全く手付かずの家屋も数件あった。このような取りこぼしが無いよう、きめ細か
い個別訪問を継続していく。
泥かきが終わった家は、時間をかけて床下の乾燥を行っており、畳が入るまであと
2週間以上はかかると思われる。その間、住民は町営住宅や親戚の家、家の2階に
居を構えており、心身の疲れも大きい。
9月17日より生活復興を応援する「丹波市復興支援ボランティアセンター」を開設。
旧市島町竹田地区・前山地区・美和地区に設置。各センターには行政・社協職員
が配置され、地元ボランティアやNPOとの連携のもと運営していく。地区ボランティ
アによる友愛訪問もスタートさせる。(地元社協より)
開設日時:9月17日(水)8:30~
開設場所:丹波市社会福祉協議会 市島支所
(丹波市市島町上田448-1)
電話番号:0795-85-2750
FAX番号:0795-85-2751
【地域での活動】
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ひたなぼっこカフェ・無料ミニ喫茶
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(炊き出しの様子)
9月11日(木)は曹洞宗ボランティアが、天ぷらうどんとかやくごはんを振る舞い、
120食が完売。
9月16日(火)は、曹洞宗ボランティア(1名)、地元主婦(7名)、まごころネット(6
名)、RSY(2名)、災害ボランティアネットワーク鈴鹿(4名)との合同チームで、大根
と鶏肉の煮物・三陸わかめときゅうりの酢の物、ごはん、ぜんざいを振舞った。(わか
めは仮設店舗七の市商店街の佐藤鮮魚店さんから購入しました)
150食はほぼ完売。カフェの喫茶スペースは一時満員になる程の盛況ぶりだった。
炊き出し場所まで少し距離のある谷上地区には個別訪問にて40人分を配達。「1~
2日前からようやく水が出るようになったがまだ濁っていて飲めない。調理ができな
いのでとても助かる」「炊き出しのお知らせは聞いていたが、少し遠いのと集落が違
うので遠慮してしまう。届けてもらえてありがたかった」などの声を頂いた。
(住民の声)
・前山はほぼ100%が田んぼを持っているが、多くが兼業農家。今回の災害で農業
用水が壊れ、水が引けなくなった。稲刈りはできても来年の作付けは無理だと思
う。先祖代々受け継いた田んぼなので、なんとかやりくりしてきたが、後継もいない
状況で再生させても維持するのは難しいだろう。農地を有効活用して、公園にした
り、町おこしに繋がる資源にできないか考えている。(70代・男性)
・柱の3分の2まで土砂が埋まったが、ボランティアさんたちの力ですっかりきれいに
なった。今は消石灰をまき、ひたすら乾燥させている。家財道具が入るまでには数
ヶ月はかかるかも。サッシや床など細かいところの作業が終わらない。何度拭いて
もきれいにならず嫌気がさす。家の補修、上下水や配電のやり直し、家財道具の購
入など、これからはとにかくお金がかかる。行政からどの程度支援を受けられるの
か。あとどのぐらい住むかもわからない家にどこまでお金をかければよいか。現実
問題が目の前に立ちはだかっている。(70代・男性)
・今は町営住宅に入居して、日中は自宅の掃除をしている。自宅にいるときに天候
が悪くなると恐怖を感じるし、町営住宅に戻ると家が心配で落ち着かない。結局ど
こにいても落ち着ける状況はない。少し家から離れてカフェに行くのも気分転換に
なるかもね。(50代・女性)
・一人暮らし。自宅は大丈夫だったが納屋にたくさん土砂が入った。食事は配食サ
ービスを利用しているが、暖かい手作りの食事は嬉しいから、喜んで頂く。(80代・
男性)
・平日、若い人は仕事に行くので家に残っているのはお年寄りが多い。公民館に持
ってきてくれれば、私も一緒に配る。19日の宮城の漁師さんのかに汁がとても楽し
み。(70代・女性)

▼くらし相談コーナーを設置しました
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今回は地元工務店の棟梁と、日本災害復興学会より菅支援員が駆けつけて下さり、再建
に関する相談に応じて下さいました。相談者の方は、被災してから現在までに抱える不安
や当時の体験談などを一生懸命にお話くださいました。内容から、具体的なアドバスまで
には至りませんでしたが、不安の軽減には繋がったようです。このコーナーは19日も設置
します。
▼今後の予定
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19日(金)⇒担当:RSYボラ+七ヶ浜ボラ、地元の主婦グループ、
丹波市災害ボランティアネットまごころ(まごころネット)
・9月22日(月)・26日(金)⇒RSYより食材のみ提供し、地元の主婦グループらを
中心に調理・配膳予定
※炊き出しの食材調達や現地への配送に資金が必要です。文末の募金にぜひ
ご協力ください!
▼協力団体
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ひなたぼっこカフェ・宗福寺・全国曹洞宗青年会・曹洞宗兵庫第二宗務所青年会・
丹波市曹洞宗青年会円通会・市島町仏教会・丹波市災害ボランティアネットまごこ
ろ・七ヶ浜町ぼっけ倶楽部七友会・ボディヶ浜・全国災害復興学会・災害ボランティ
アネットワーク鈴鹿・安城七ヶ浜交流プロジェクト・震災がつなぐ全国ネットワーク
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広島市水害支援報告
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広島市社協とひろしまNPOセンター等が協働して、8月20日から「広島市災害ボラ
ンティア本部」を設置。安佐南区・安佐北区災害ボランティアセンターの運営支援
を行っている。
【広島市の被害状況】(広島市災害対策本部9月18日現在)
死者73人・負傷者44人・行方不明者1人
全壊 133 ・半壊 122 ・一部 174
床上浸水 1,300 ・床下浸水 2,811
【災害ボランティアセンター設置状況】
〇広島市災害ボランティア本部(ひろしまNPOセンターサポートとして松山派遣)

〇安佐南区災害VC/八木サテライト
・800~1000名のボランティア受け入れ
・家の中の土砂のかき出しや庭、周辺道路に堆積した土砂等の撤去を中心の作業

〇安佐北区災害VC(松永派遣)
・200~300名程度のボランティア受け入れ
・家の中の拭き掃除や消毒等の作業が中心の作業。2つの地域を司法書士,看護
師を中心とした支援チームが訪問して被災者の体調を確認したり、罹災証明書の
説明を行っている

(住民の様子)
・被災日の夜中、三時頃にゴロゴロ、カランカランと外から音がした。外を見ると道
が川になっていた。大きな岩や泥が家の前を流れた。
・毎日5時すぎには目が覚めてしまう。夜が眠れない。
・田畑の土砂出しのニーズが増加(市と協議)
・疲れからか、脳梗塞で倒れて入院されている住民がいる。

広島市土砂災害NPO/NGO支援連絡会議】
被災エリアで活動している支援団体の活動状況を整理し、支援の漏れ・抜け・落
ち・ムラを軽減していくために、ひろしまNPOセンターが実施。県内外35~40団体
が参加。発災から約1ヶ月が経過しつつあり、土砂撤去から生活支援にフェーズ
が移ることが想定され、住民ニーズに沿った支援展開の検討が必要となっている。
これまでに2回開催し、今後は週1回程度開催できるよう検討中。
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お 礼
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▼災害ボランティアネットワーク鈴鹿さん
朝5時出発で、おぜんざいを振る舞いに駆けつけて下さいました。紀州の梅や干
物、鈴鹿一美味しいパン屋といわれる「MILK」さん提供の手作りパンなど、沢山
のおいしいお土産を持参下さいました。地元の皆さんからは「梅干は皆さんにと
ても喜ばれるわ」「鈴鹿からわざわざ来てもらって嬉しい」と大好評。「以前三重に
住んでいた」「鈴鹿サーキット知ってる!」など会話も弾み、交流も深まりました。
▼丹波市災害ボランティアネットまごころさん
炊き出しの強力な助っ人として大活躍してくださいました。包丁さばきやあえ物も手
際よく、さらにお互い知り合いの強みもあり、地元主婦チームと見事なチームワーク
で時間通りに調理が進みました。19日もお手伝いに来て下さいます。
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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/

【報告】「環境デーなごや2014」に出展しました

みなさま

お世話になります。RSY事務局インターン生です。

8月から9月の長期休暇の間、名古屋市立大学の1年生3人がインターン生としてRSYでイベント出展の企画や事務作業のお手伝いなどをやらせてもらっています。

前回は「手と手ともーやーこ広場」のブース出展を企画させていただきました。

もーやーこ広場HPhttp://mo-ya-co.info/index.html

 

今回は9月13日に行われた「環境デーなごや2014」のブースを企画、出展しました。

 

 

 

 

 

★環境デーなごや2014とは

市民・事業者・行政の協働のもと、よりよい環境づくりに向けて具体的な行動を実践する契機とする行事として2000年からはじまりました。

生き物との共生・低炭素社会の実現・循環型社会の構築などをテーマに、それぞれの地域で清掃活動や環境学習、講演会などを実施する「地域行事」や、成果を持ち寄り発表、交流、学びあう「中央行事」を開催。楽しみながら環境について考える場となっています。

環境デーなごやHP:http://www.kankyoday.com/

 

 

イベント当日はボランティアと協力して防災クイズラリーとブース内展示、宮城県七ヶ浜町「きずな工房」の商品の販売を行いました。

はじめは「きずな工房」の商品を販売するにあたって、お客さんに七ヶ浜町のお母さんたちの現状や気持ちをわかってもらえるか不安でした。そこで、各々で勉強したり、震災直後から被災地で活動していたRSY職員の方にお話を聞いたりして、被災地とそこに住んでいる人のことをわかってもらえるようにしっかりと準備を行いました。

イベント当日は準備の甲斐もあり、私たちは自信をもって被災地のことを伝え、大学生から東日本大震災のボランティアをしていた人など様々な人に興味を持ってもらい、立ち止まって話を聞いてもらうことができました。商品が多く売れたことはもちろん、それ以上に多くの方に震災から年月が経った後の被災地の現状やそこに住んでいる人の活動を多くの人に知ってもらえたことがとてもよかったと思います。被災地支援に興味がある人が多く、私たちの話を聞いてくださり、「被災地支援になるのだったら・・・」といって購入してくださる人だけでなく、単純に「おいしい!」「かわいい!」といって買ってくださる人がいたりと、思っていた以上の反応を得ることができました。特に、実際の家のがれきから作られたポストカード立てやストラップに興味を持ってくださる人が意外といたことに驚いたとともに、嬉しかったです。

きずな工房HP:http://www.kizunakoubou7.com/

 

 

 

 

 

 

 

また、防災クイズラリーでは、今回は大人の方が多いイベントだったので、問題を難しくし、いざという時に役立つ知識を多く盛り込んだものを実施しました。一緒に答え合わせをすると、「全然知らなかった」「覚えておかなきゃね」という声が多く聞かれました。またこの知識を広めようと、一度RSYブースに来てくださった方が、別の友人を連れて何度もブースに来てくださったりと、多くの方に参加していただくことができ、とても有意義なものになったと思います。最後には用意していた解答解説の紙がなくなってしまうほど大盛況でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボランティアの方もやりがいをもって活動してくださり、最後には大変だったけど楽しかったといって帰ってもらうことができました。

ご参加いただいた皆さま、そしてイベント関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

【報告】商店街逸品名品テストマーケット2014に出店しました

みなさま お世話になります。RSY事務局です。 9月11日(木)、12日(金)の両日、金山総合駅で行われた「商店街逸品名品テストマーケット2014」に出店し、宮城県七ヶ浜町のきずな工房の商品や防災関連グッズを販売しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このイベントには今年で4回目の出店になります。今年も沢山の人がお買い物を楽しんでいました。

その中でボランティアさんの積極的な声だしと丁寧な声がけのおかげで沢山の商品を販売することができました。今年は昨年に引き続きアレルギー支援ネットワークさんと一緒に出店をし、アレルギー対応のアルファー化米の販売と、株式会社ジオナさんの「非常時・災害時栄養補給食品」という災害時にありがちなビタミン・ミネラル不足を防ぐ栄養食品を販売し多くの方にお立ち寄りいただけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、当日は各区のゆるキャラも沢山来ており大人も子供もとても楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

このイベントは11月にも行われます。様々な商店街の逸品、名品といえる食べ物や雑貨類が多数販売されており見てるだけで楽しくなりました。是非みなさまも足を運んでみてはいかがでしょうか。

RSYも出店予定です。こちらのお手伝いをしていただけるボランティアさんも募集していますのでよろしくお願いします。

24時間チャリティマラソン完走しました!

 

9月13日(土)~14日(日)
24時間チャリティマラソン完走しました!
「災害ボランティアは体力づくりから」を合言葉に去年から参加しはじめたチャリティマラソン。東日本大震災をはじめ、今年発生した数々の災害の被災者の方々に想いを馳せ、日頃の防災力アップへの関心を高める機会にもつなげたいと、今年も参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

RSY758のボランティアさんが中心となり、企画準備から当日のチーム運営までを一挙に担って下さいました。RSYチームとしては、今年はなんと40名以上が参加。1週1.5キロの名城公園ランニングコースを合計180週、24時間途切れることなくタスキを繋ぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、RSYの若手もそうでないスタッフも参戦。緩んだ説得力のない体に鞭打って力の限り走りましたが、スタッフよりもボランティアの皆さんの体力の方がよっぽど高いことを身を持って感じ、明日からの生活を改めなければと反省しました。

参加費は全て、東日本大震災の復興支援にあてられます。

最後はみんなでゴール!
爽やかな空の下、みんなで取り組んだ達成感と、ボランティアや参加団体同士の楽しい交流の機会にもなりました。
皆さん、来年ぜひ一緒に走りましょうヽ(´▽`)/

9月13日(土)環境デーなごや2014に参加しました

先週土曜日、快晴の青空の下、今年も環境デーなごやに参加しました。今年のテーマは環境とESD。持続可能な循環社会をつくるために、近年多発する災害防止と環境問題は密接に関わっていること、そのための防災教育は今後さらに重要になるという考えに賛同し、私たちは防災ブースを出展しました。

 

 

 

 

 

 

 

企画は名古屋市立大学の学生さんたちが中心となり、数週間前から準備を重ね、当日は名古屋市の研修生や名古屋学院大の学生、RSYボラさんら8名で運営しました。

お隣のブースでは、名古屋建設業協会さんが遊びの中で耐震の重要性を学べる「ストローハウス」を出展されていたので、合同ブースとして一緒に運営させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

最も人気だったのが、防災クイズ。大人・子どもそれぞれに問題を作って、10問ずつ答えてもらいました。親子含めて約200名の方が参加し、「震度って7までしかないの?」「水害発生時は長靴よりスニーカーがいいのはなぜ?」など、様々な疑問も投げかけてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

また、東北復興物産コーナーでは、ボランティアさんたちの頑張りもあって、宮城県七ヶ浜町の仮設店舗「七の市商店街」のビスケットや、中川区の洋菓子屋フィレンツェさんときずな工房のコラボ企画「復興スイーツ」、きずな工房の手作り品の販売も行い、食品は完売しました。

 

 

 

 

 

 

 

詳しくは名古屋市立大学の学生さんから改めて報告致します。
今後もこのようなイベントに積極的に参加して行きますので、ボランティア活動に関心のある皆さん、ぜひご参加ください。

宮城県七ヶ浜町報告【第173報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第14号](2014年8月1日~2014年8月31日)

皆さま
お世話になっております。

 

RSY七ヶ浜事務局です。
宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2014年8月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。

 

2014年9月11日で震災から3年と6ヵ月が経過しました。
8月中旬から、西日本の各地域で局所的な集中豪雨が続き、大きな被害が出ています。

『テレビで兵庫県の被災状況を見て、すぐに丹波市から来ていたボランティアさんに電話と手紙を書いた。
幸いその人の自宅は被害がなかったみたいだけど、町内で大きな被害を受けたみたい。その人は丹波市でボランティアをしているそうだよ。
その人はこっちで地震があったら心配して電話くれるんだ。そういうの嬉しいよね。この歳になって新しい友達ができた。
震災が無かったら出会わなかったわけだからね。』と話すのは仮設住宅にお住いのAさん。
『歳も歳だから、現地に行っても役に立たないだろうから行けないけど、七ヶ浜でできることがあればなんでもやるつもりだよ!
タオルなんかいくらあってもいい。なんでも使えるし、それと募金活動もやろう!』とも話されました。

七ヶ浜町民有志の皆さんは、『助けてもらった皆さんのために少しでも、自分ができることをしたい!』
と、募金や支援物資を集め、水害被災地へ送る活動を行っています。
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〇ここ(仮設)に来てから体調がおかしくなってね~。みんな体調崩してるんじゃないかな。
(震災後)初めて夏風邪ひいちゃってね。
高台移転じゃなくて、他の所にあった自分の土地に家を建てる事になったの。
もうこの頃疲れて、ご飯を作るのがいやになる。でも家族に食べさせなきゃいけないから。
(女性:70代)

 

〇震災前は病気とか全然しなかったのに仮設住宅になって色々な病気にかかるようになった。
血糖値、血圧、コレステロールが上がった。 仮設はストレスがたくさん溜まるけど足湯に来るとリラックスできる。
(女性:60代)

 

〇ふくらはぎがうっ血して病院行ったんだ。
私は気付かなかったんだけど、この前に検査いったとき病院で先生がみつけたんだ。今は薬飲んでるよ。
スポーツ観戦は好きだよ。亡くなった旦那が好きだったんだ。今は一人でスポーツ観戦やってるよ。
家で一人でTV見てただけだから、集会所に遊びにきてみたんだ。
(女性:70代)

 

〇飲み水はペットボトルのを買って飲んでる。(仮設の)水道水はおいしくない。
(女性:80代)

 

〇一人暮らし用の仮設住宅は台所がせまくて、まな板が置くところも狭いんだ。
震災前より、料理がしづらくなった。
(女性:70代)

 

〇私たちは何もできないけどこうやってボランティアの若いひと達が来てくれて元気が貰える。
家族が七人いるが仮設は狭くてみんなで住めない。家族の半分は隣町に住んでいる。家賃は9万。高いし大変。
小中学生もいて転校できないので、自分もここに居る。自分も早く隣町に行きたい。でも、集会場に来て皆と話すのも楽しい。
(女性:70代)

 

〇久しぶりだな。太ったんでないか。
足はまだ治ねくてさ。病院替えたっけなんぼか楽になったけどや。
足ひどくて(老人センターに)将棋指しにいけねんだ。あそこは被害受けてねえ人もきてるんだ。
ここ(集会所)には将棋できる人いねえから出来ねえんだ。
(男性:80代)

 

〇東京に孫がいてね、女の子なんだけど、私は子ども2人とも男だから嬉しくて、介護の仕事をしてて東京で暮らそうと言われたけど、東京はちょっと…
ここ(七ヶ浜)はいいねぇ。最初の頃はここ(集会所)には(私を含めて)二人しかいなかったけど(今は)人が来てる。おしゃべりするのが楽しくて、毎日来てるんだよ。
(女性:70代)

 

〇被災から3年半になるんだよね。随分経ったんだねぇ。全然そんな気はしないんだけど。
2年前に仮設から出て、息子のローンで買った家に入ったけど仮設に居た方が良かったのかも。
引っ越し先は周りは住んでるのか住んでないのか分からないくらい、人を見ないので寂しい。
元居たところが賑やかな部落だったから余計にね。車でも運転できればどこにも行けるんだけどね。私は免許ないから、家にいるばかりだよ。
(女性:60代)
※仮設住宅から自立再建をされて引っ越された方

【第8報】兵庫県丹波市へのRSYにおける支援について

RSYでは震災がつなぐ全国ネットワークをはじめ、当団体と繋がりのある支援団体の皆様と協働し、8月15日からの大雨で甚大な被害を受けている兵庫県丹波市へ支援活動を展開しております。

現在は、地元社協と連携を図りつつ、前山地区の断水地域を中心に9月一杯まで炊き出し支援を継続する予定です。8日~9日まで、RSY高木が調整のため現地入りました。

また9月5日より震災がつなぐ全国ネットワーク事務局長・松山、8日よりRSYスタッフ松永を広島市に派遣しました。当面1ヶ月をめどに常駐しながら、地元NPOらと連携しつつ、現地で活動する支援団体の動きや住民のニーズに関わる情報を整理し、支援の隙間をなくすためのサポート方法を検討していきます。

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兵庫県丹波市水害支援報告
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【地域での活動】
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ひたなぼっこカフェ・無料ミニ喫茶
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9月8日(月)、全国曹洞宗青年会ら曹洞宗ボランティア団体が中心となり、前山地域の断水集落(徳尾・大杉・谷上・鴨阪・尾端)へ、「栄養満点のビビンバ」と「わかめスープ」を提供。オープンと同時に訪れてくださる方も多く、週2回の炊出しが定着している様子。全体で約100食(内・谷上へ15食配膳)が、13:30頃には完売する盛況ぶりでした。

ひなたぼっこカフェさんによる、無料のコーヒーブレイクも人気でした。今日来ていた方は、以前谷上地区でチラシ配布した際お会いした地元の方々で、車でお越しになり片づけの合間にひと息付きにきたと、おっしゃっていました。

<住民の様子>
・ボランティアがたくさん来て、土砂が流れて込んできた時の話を何度もした。毎回聞かれて話すけど、話し終わって作業をお願いしていた場所を見に行くといつもキレイになっていて、辛いことだけではないなと元気をもらったりもしている。(30代・女性)

・家に住めないから市営住宅に入ったの。今日はボチボチ片づけに来てね。(炊出しと中日本氷糖株式会社様からご提供頂いた氷砂糖を手渡そうとすると)お昼まだだから嬉しいね。たまたま通って今日はよかった。いいこともあるもんだ。氷砂糖も昔から好きでね。舐めたらちょっとはゆっくりできるかね。(70代・女性)

・(お話し中に知合いが通り)○○さん、どうしてた?わたし市営に移ってね。やることもあんまないから、今度来てよ。電話番号伝えとくから。(60代・女性)

・断水もまだ続くみたい。9月末には復旧見込みって、昨日行政の人が言っていた。わたしたちの世代は、川で洗濯もしてきたから、不便だけど水がなくても知恵と経験がある。今の若い子は大変だと思うよ。(50代・女性)

▼災害ボランティアネットワーク鈴鹿さんが駆けつけます!
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9月16日(火)の炊き出しでは、RSYと繋がりのある鈴鹿の皆さんが駆けつけて下さいます。先日は丹波ボラセンに、熱中症対策にと、紀州の梅やおいしいお菓子を沢山差し入れてくださいました。「2011年の水害では三重もひどい被害を受けたから大変さがよくわかる。疲れた時は甘いもんでホッとして欲しい」と、手作りのおぜんざいを振舞って下さいます。

▼七ヶ浜の漁師「七ヶ浜町ぼっけ倶楽部七友会」が駆けつけます!
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RSYが東日本大震災の継続支援を行っている宮城県七ヶ浜の地元漁師さんらが19日に炊き出しを振る舞います。今が旬のワタリガニのカニ汁と、タコの唐揚げを
提供予定。「丹波の被害を知って、いてもたってもいられなかった。お世話になった丹波の皆さんに、うんめぇ海の幸を食べてもらって元気づけたい」と準備を進めてくださっています。

▼くらし相談コーナーを設置します!
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戸別訪問や炊き出しを通じて、住民の方から「これから再建にお金もかかるしどうしたらいいか」「行政からどんな支援が受けられるのか分からない」などの言葉が聞かれ始めています。そこで、日本災害復興学会の協力を得て、16・19日の炊き出し会場に弁護士など専門家によるくらし相談コーナーを設置することになりました。少しでも先の見通しを持って今後の生活再建を考える一助になればと思います。

▼今後の予定
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・11日(木)⇒担当:曹洞宗ボラ

・9月16日(火)・19日(金)⇒担当:RSYボラ+七ヶ浜ボラ、地元の主婦グループ、丹波市災害ボランティアネットまごころ

・9月22日(月)・26日(金)⇒RSYより食材のみ提供し、地元の主婦グループらを中心に調理・配膳予定

※炊き出しの食材調達や現地への配送に資金が必要です。文末の募金にぜひご協力ください!

▼協力団体
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ひなたぼっこカフェ・宗福寺・全国曹洞宗青年会・曹洞宗兵庫第二宗務所青年会・丹波市曹洞宗青年会円通会・市島町仏教会・丹波市災害ボランティアネットまごころ・七ヶ浜町ぼっけ倶楽部七友会・ボディヶ浜・全国災害復興学会・災害ボランティアネットワーク鈴鹿・安城七ヶ浜交流プロジェクト・震災がつなぐ全国ネットワーク

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お礼
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皆様からのご協力をいただき、現在までに約20万円の支援金が集まっております。このお金は丹波市で行う炊き出しの食材や運搬費、畳搬入後の生活支援プログラム等に当てさせていただきます。

また、月末の炊き出しのためにと『安城七ヶ浜交流プロジェクト』様より、新鮮なかぼちゃ、じゃがいも、チンゲンサイなどをご提供頂くことになりました。地元の主婦の皆さんが、煮物やポテトサラダにしようと今から張り切ってメニューを考えています。いつも調理をお手伝い下さる方も「家でじっとしててもしょうがない。気晴らし気晴らし」とお話され、つかの間の気分転換にもなっているようです。

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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/