新燃岳噴火災害について[第49報]

皆様
被災地NGO恊働センター頼政です。
3月22日の報告をさせていただきます。
今日(22日)の午前中は、大根を作っている農家さんのところへ行って作業をしました。
大根を引き抜くという作業でしたが、既に傷んでしまっている大根もあるので、大根の葉っぱの少し下をカマで切り落として確認しながら作業をしました。大根の葉っぱの間には火山灰が付着してしまっているので、それを取り除くという意味もあります。
この農家さんでは、大根を干して切干大根を作ろうとしていたのですが、今回の降灰で切干大根が作れなくなってしまい、大根を提供してくださいました。
今回の野菜サポーターの呼び掛けを受けて、続々と農家さんが手を挙げてくれています。それぞれの方から東北の被災地へのメッセージもいただき、野菜と一緒に被災地へ届けられたらと思います。
午後からは別の農家さんの箱詰め作業を手伝い、朝収穫した大根の箱詰め作業も行いました。それぞれの段ボールに応援のメッセージを書き込みました。
明日はお寺のお彼岸の法要に合わせて足湯をする予定です。
宮崎から東北へ、支援の輪~「野菜サポーター」にご協力ください!
http://shinmoedake.seesaa.net/
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。

新燃岳噴火災害について[第48報]

皆様
被災地NGO恊働センター頼政です。
3月20日、21日の報告をさせていただきます。
◇3月20日
今日(20日)はまず、光明寺で足湯を行いました。
ボランティアの方にプチ足湯講習会をして、光明寺にお参りに来られていた方に足湯をしました。
午後からは、個別訪問を行いました。
今まで、なかなか行けていなかった人や一度作業したけど、やはり気になる方などのお宅を訪問しました。
2班に分かれて1つの班では出張足湯を行いました。
避難所にいたころ以来あっていなかったお母さんは、久しぶりに足湯をしてくださりとても喜んでくださいました。
やはりおうちはまだまだ灰が残っている状況で、玄関や窓もずっと閉めていないと灰が入ってくるとのこと。
ぜひまた来てね、と声をかけられました。
今後も継続して個別訪問はしていくべきだと感じました。
◇3月21日
今日(21日)はまず、小林市の農家さんで、野菜サポーターに賛同してくださったお宅を訪問しました。そこでは人参を作っているのですが、その人参を提供していただきました。25日までは毎日提供できるので、毎日取りに来てとおっしゃってくださいました!!
自分たちは何もできないけど、野菜が東北の方のためにつかわれるならぜひ協力したい!ということで手を挙げてくださいました。こういった農家さんの想いも信していけたら、と思います。
午後からは、後川内という地区の納骨堂でのお彼岸の法要と一緒に足湯をさせていただきました。10人ほどの人に足湯をしましたが、みなさんさっぱりするとおっしゃってくださいました。
ここでも野菜サポーターのお話をして、いろんなつながりで声をかけてください、とお願いしました。
中にはこっそり、「がんばってね」と声をかけてくださる方もいて、みんなそれぞれが応援したいという気持ちを持ってくれているなぁ、と感じました。
この気持ちをすこしでも東北に届けていけるような活動をしたいと思います。
宮崎から東北へ、支援の輪~「野菜サポーター」にご協力ください!
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【報告&募集】東北地方太平洋沖地震の街頭募金( 3/17-20 )・次回街頭募金のお知らせ( 3/25-27 )

皆さま
お世話になります、RSY事務局の加藤です。
3月17~20日まで行った東北地方太平洋沖地震の街頭募金活動の報告を致します。たくさんのボランティアの方にお集まりいただき呼びかけを行い、栄の中心地で老若男女、様々な方に募金にご協力いただきました。ボランティアの方々で、今後の募金活動を中心的に行ってくださるチームを結成(その名もチームB)するなど、新たな支援の輪が広がっています。
 
 募金額        参加人数 募金時間 
1回目(3/17)444,888円 約50名  2時間
2回目(3/18)32,1876円 約40名  2時間
3回目(3/19)314,503円 約50名  3時間
4回目(3/20)380,201円 約60名  2時間45分
募金額合計 1,461,468円
場所:名古屋栄三越~ラシック~松坂屋~丸栄近辺、中日ビル
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
皆さまからのご支援は、今後の東北地方太平洋沖地震の支援活動にかかるボランティア活動資金に充てさせていただきます。皆さまからのあたたかい想いが被災地へ届くよう、いっそう努力してまいる所存です。
———-次回募金のご案内———————————
チームBを中心に、次回の募金の日程を組んでいただいてます!
引き続き、ボランティア活動支援のための募金の呼びかけを行っていきます。
ボランティア活動支援金募金とは?
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/tohoku_chirashi.pdf

———-ボランティアで参加していただける方へ————-
下記の日程で参加可能日に○をつけて事務局までご返信下さい。
※お願い※メールの件名の頭に 【街頭募金申込】と入れてください!
ご協力お願いします!

(  )3月25日(金)16:30~18:30
(  )3月26日(土)14:00~16:00
(  )3月27日(日)14:00~16:00
集合場所:栄三越ライオン前
※お名前・ご連絡先(電話・メール)も合わせてご連絡ください。
【問い合わせ】特定非営利活動法人レスキューストックヤード
〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
Tel 052-253-7550 / Fax 052-253-7552
info#rsy-nagoya.com(#を@に変えてご送信ください)
————————————————————-
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026 加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。

新燃岳噴火災害について[第47報]

皆様
RSY事務局藤田です。
3月20日(日)の報告をさせていただきます。
本日は被災地NGO恊働センターの頼政良太さんと活動をいたしました。
なお、藤田は本日名古屋に戻りました。
今日は朝から雨模様。途中どしゃ降りと言ってもいいほどの雨が降った。
「こんなに雨が降って、土石流は大丈夫なんか。」と不安の声を聞く。
今日は連休ということもあり、いつもより多くのボランティアさんが参加された。
午前は、役員交代の話合いの場に地域の方が集まるとのことで、その場で足湯をさせていただいた。体験された方からは、「あ~、ポカポカする。」、「火山灰が目に入り炎症を起こした。今お医者さんにかかっている。」などという声。初めて足湯を行うボランティアさんからは、「緊張して、それが相手に伝わったのではないか。」、「人の肌に触れ、ありがとうと言われ、心が温かくなった。」という感想を聞いた。
また、一部お寺に残ったボランティアさんが、今日もお持ちいただいた大根を一つ一つ丁寧に洗う作業をされた。
午後からは、今まで徐灰作業や足湯で訪問させていただいた中で、気になるお宅を再訪問することになった。2班に分かれ、合計5軒のお宅に向かった。牛舎の地面の徐灰をさせていただいたご夫妻のお宅では、気になっていた屋根の灰について聞くと、「息子がやってくれたから大丈夫だよ。ありがとうね。」とのこと。また、高原ハートムさんのことをご紹介させていただいたご婦人宅では、「あれから大分楽になったよ。」と言ってくださった。
レポートにて何度もご紹介している通り、お話を伺った方の全員と言っていいほど、東北・関東大震災の被災者への思いをお話くださる。しかし、ここまで約2カ月の間、土石流の恐怖におびえながら、終わりの見えない灰の除去をやってきたという状況に、改善がみられたわけではない。もちろん、地域の方々の努力や様々なボランティアさんの手が入ったことと、最初に比べ噴火の感覚が長くなってきたことで、町が元のように戻りつつあり、被災された方の不安な気持ちや心
配ごとが軽減されたと感じる。しかし、今は落ち着いているように見えても、今後特に梅雨の時期は土石流の危険性が高まり、生命を脅かす事態になるかもしれない。そのような、また支援の手が必要となる時が来たときのために、今のうちから「助けて。」と言える、取り残される方がいないようにするための基盤を固めておく必要があると感じた。
宮崎から東北へ、支援の輪~「野菜サポーター」にご協力ください!
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東北地方太平洋沖地震について【第10報】

みなさま
13日より現地入りしているスタッフ・関口からの現地レポートをお伝えします。
なお、関口は20日に名古屋に戻りました。
◇3月19日(土)
 【七ヶ浜町】
 5日前に訪れた七ヶ浜町に再び足を運んだ。
社会福祉協議会の事務所には「七ヶ浜町災害ボランティアセンター」の看板。
屋内の一室にはすでに若いボランティアたちが十人ほど詰めて、受付表や張り紙
づくりなどに励んでいた。
 職員によると、これまでセンターに登録したボランティアは延べ91人。ほとん
どが地元の町民だ。
 センター開設を公表して以来、電話が通じていなかったこともあり、町外から
は東京からの問い合わせを1件受けただけ。まだニーズが定まっていないとして
待機をお願いしたという。
 施設周辺の電気は復旧、携帯電話もつながるようになった。 
 社協職員は実質3人。人手は圧倒的に足りないが、四国・中国地方の社協から
応援要員が1人は常駐する見通しとなった。
 
 差し迫っていた物資や食料の不足もかなり解消されていた。物資は町中心部に
ある屋内ゲートボール場(スパーク七ヶ浜)に集められ、町民ボランティアが仕
分けをしていた。
 米や水、カップ麺から毛布、オムツ、医薬品まで、かなりの数量。箱の大きさ
はまちまちなものもあるが、ボランティアの人数からみて仕分けられない量では
なさそうだ。
 物資の保管スペースの裏手には、長机やイス、ベンチが並べられていた。手狭
な社協の事務所にかわって正式に開設するボランティアセンターなのだという。
 今後は避難所支援はもちろん、家の片付けなどのニーズが見込まれる。
 七ヶ浜は海岸部の集落が壊滅的な被害を受けたが、高台の団地はほとんどの家
屋が残っている。散乱した物を片付ける地震対応と、床下、床上浸水した家屋の
畳の処理など、水害時と同じ対応が同時並行する大変な作業になりそうだ。
それでも、津波で押し流された車をよけながら家屋の片付けが始まった
近隣の多賀城市などよりは、一般ボランティアにとって危険性は少ないように見
える。
 避難所は町内13カ所に1,827人。
 電気の復旧にともない家に帰った町民もいるが、ガソリン不足で食料の買い出
しに行けず、再び避難所に戻ってくるケースも多い。
 約300人が身を寄せる中央公民館では食事は1日2食。
 ただし食材は十分にあるため、1食分は自分たちで炊き出しするよう促している。
 トイレ掃除なども自主的に行う避難者が出始め、仮設トイレはかなり清潔に保
たれていた。
 問題はやはり燃料難。お湯を沸かすだけの燃料がないため、いまだに風呂に入
ることができない。
 「足湯をすれば喜ばれることは間違いないでしょう」と社協職員は断言した。
 被災者の心身の疲れは限界に近づいてきている。
「安否不明者の中には遠くの親戚の家などに身を寄せているのかもしれないが、
車も出せず電話も通じなければ探しようがない。避難所間で名簿を照らし合わせ
ることもできていない。とにかく情報がない。われわれの頭もパニックになって
いる」
 被害が集中した松ケ浜地区の区長は目を伏せ、消え入るような声で話した。
 返す言葉が見つからなかった。
 この広大な被災地に、1週間あまりで回ることのできた現場はごくわずかで
す。差し迫った窮状を目の当たりにしながら、何もできないまま引き揚げ、その後の状
況がわからない被災地もあります。心苦しい思いはありますが、いったん名古屋
に戻ってこれまでの活動をご報告し、われわれに何ができるか、皆さんと一緒に
考えたいと思います。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
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加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
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【報告】東北地方太平洋沖地震 資器材搬出作業終了しました

皆さま
RSY事務局大谷です。
本日3月20日全国社会福祉協議会 全国ボランティア 市民活動振興センターからの要請で、宮城県方面に資器材を搬出いたしました。
 急な呼びかけではありましたが、40名近くの方にお集まりいただきました。中には、HPを見て初めてご参加してくださった方や、遠方から来て下さった方もいらっしゃいました。デッキブラシ、ほうき、バールなどを4トントラックに積み込み、午後2時半すぎに作業が終了しました。ありがとうございました。
DSCN0519.JPG
 今後も被災地の状況や要請に応じて、対応していきますので、何卒よろしくお
願い致します。

東北地方太平洋沖地震の街頭募金4日目

皆さま
RSY事務局大谷です。
本日は東北地方太平洋沖地震の街頭募金4日目でした。
本日は、昨日に引き続き、今回の募金を機に結成された「チームB」を中心に、60人近くのボランティアさんのご協力のもと、募金活動を行って頂きました。あいにくの天気でしたが、14:00~17:00の長い時間呼びかけをしてくださいました。本日の合計金額は380,201円でした。P3200026.JPG
募金後は、今日の反省会をしてくださり、今後の募金活動に向けて話し合われました。役割分担をすることやのぼりをつくってはどうかという意見が出されました。今後の募金活動の参考にしていきたいと思います。
今回3月17日~20日でご案内させていただき、合計1,461,468円でした。
皆さまのお気持ちを被災者の方々に必ずお届けしてまいります。ありがとうございました。
ボランティアでお集まりいただきました皆さま、募金してくださった方々ありがとうございました。
また街頭募金をさせていただく日程が決まりましたら、HPで募集案内をさせていただきますので、引き続きご協力お願いいたします。
●ボランティア活動資金とは?
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新燃岳噴火災害について[第46報]

皆様
RSY事務局藤田です。
3月19日(土)の報告をさせていただきます。
今日はまた暖かさが回復したようだ。しかし、午後からは曇り空になった。
午前は、昨日訪問した70代のご婦人のお宅の庭の徐灰作業を行った。
ご婦人は幾年か前に、台風による土石流に経営していたお店が巻き込まれた経験があるとのこと。「その時もたくさんの方にお世話になったが、今回も様々な方にお世話になっている。本当にありがたい。」と涙を流された。
庭の土と同化したように見えた灰は、掘ってみると何cmも積もっていたことがわかった。そして、固く・重くなっていた。樋からつながる水のはけ口の下には、灰が山のように積もり、樋に詰まった灰が管を通って、雨と一緒に流れ出たことがわかる。灰は時間が経てば経つほど除去に手間がかかる。できることなら早めに取り除きたいものだ。しかし、灰が日常化しつつあることと、「東北・関東の地震に比べれば、こちらは自分で頑張らないと。」という意識が邪魔をしているようにも感じる。
午後からは、狭野神社近くの生活道路や歩道の徐灰作業を行った。
作業としてはなかなかキリがつかないが、その周辺にお住まいのある方々より、お礼や労いの言葉をいただいた。ボランティアの姿が、日常として受け入れられているということだと感じる。
明日は雨の予報。降ったとしても、なるべく早めに止んでほしい。
宮崎から東北へ、支援の輪~「野菜サポーター」にご協力ください!
http://shinmoedake.seesaa.net/
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
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【緊急のお願い】東北地方太平洋沖地震・資器材搬出作業にご協力下さい。

みなさま
 いつもお世話になっております。
 東北関東大震災支援活動のため、資器材の要請がありましたので、お時間のある方は搬出作業にご協力ください。
[搬出作業日]
◆日時:3月20日(日)13時00分集合
◆場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1)
http://kokomail.mapfan.com/receivew.cgi?MAP=E137.0.25.9N35.11.6.9&ZM=11&CI=R
※302号環状線「香南」交差点を東に。猪子石電話局交差点を左に入り一つ目の交差点。
※(ご注意!)駐車場がありませんので車両はなるべく乗り合わせてお越し下さい。
よろしくお願いいたします。
当日の緊急連絡先:浦野携帯(090-8731-0014)

東北地方太平洋沖地震の街頭募金3日目

皆さま
RSY事務局の加藤です。
本日は東北地方太平洋沖地震の街頭募金の3日目でした。
今日からは、昨日までに募金活動に参加して下さった方々を中心に「チームB」を結成していただき、活動紹介のパネルなどを独自に工夫するなど、その方々を中心に募金活動を行っていただきました。今日は14:00~17:00の長時間にも関わらず、60人近くの方にご参加いただき、休日の栄で様々な方に募金にご協力いただきました。本日の合計金額は314,503円でした。
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明日が最終日で、14時から行う予定です。
※天候が悪い場合は時間を短縮して行う場合がございます。
お近くまでお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。
募金していただいた皆様
ボランティアで協力していただいた皆様
どうもありがとうございました!
今日の写真は、事務所で集計作業をしてくださっているボランティアさんたちです。
●ボランティア活動資金とは?
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