【募集締切ました!】8/18-19みふね・あいち自然体験交流ツアー

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
以前ご案内した、熊本地震応援企画「 みふね・あいち自然体験交流ツアー」の
参加申し込みが、予定の定員数に達しましたので、募集は締切らせて頂きます。
ご検討頂いた皆様、ありがとうございました。
活動の様子は改めてご報告致します。
引き続きよろしくお願い致します。

【第7報】大阪での地震に関わるRSYの支​援活動について(7月4日)

みなさま
(クロスポストご容赦ください)
お世話になっております。
レスキューストックヤード事務局です。
先日現地入りしていたRSY浦野は名古屋に戻り、震災がつなぐ全国ネット
ワーク(震つな)松山・金山は継続派遣中です。
RSYは今後、震つなと活動方針を合わせ、加盟団体と共に支援を継続して
いきます。
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▼震つな会員団体および関係者の動き
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★大阪ボランティア協会:http://www.osakavol.org/01/saigaibousai/osaka18.html
・おおさか災害ネットワーク(OSN)の世話役団体として運営サポート
・スペシャルニーズ(障がい者等マイノリティ)の把握と対応
★レスキューアシスト@茨木市 :http://rescue-assist.net/
・技術系プロボノ茨木ベースの運営、技術系ニーズへの対応を行っている
※茨木ベースとは、屋根へのブルーシート張りなど、技術系のニーズへの
対応をする拠点。レスキューアシスト、災害NGO結、DRT-JAPAN、
OPEN-JAPANが運営している。茨木市のほか、摂津市、枚方市などの技術
系ニーズにも対応している。
★IVUSA(国際ボランティア学生協会)@茨木市災害VC、
高槻市災害VC:https://www.ivusa.com/?p=10715
・高槻市内、茨木市内にて、ボランティア案内のチラシのポスティング、
ニーズ調査を実施。
・高槻市では技術系ニーズ専門のサテライトの運営を担っている。
★風組関東@茨木市:https://www.facebook.com/zkaze/
・茨木ベースにて活動。屋根のブルーシート張り、現場調査等
★愛・知・人@吹田市災害VC: http://ai-chi-jin.lolipop.jp/
・茨木ベースと連携を取りながら、吹田市内にて屋根のブルーシート張
り、現場調査を行う。安全確保喚起のチラシも作成。
・6/29 17時より、吹田市内の建築業者向けに、屋根のブルーシート張り
の講習会を実施。
★ダッシュ隊大阪@吹田市災害VC:http://www.dash-osaka.info/
・屋根のブルーシート張り他、技術系ニーズへの対応。
★世田谷ボランティア協会@高槻市:http://www.saigai.otagaisama.or.jp/
・高槻市災害VC支援。
★レスキューストックヤード:http://rsy-nagoya.com
・JVOAD避難所専門委員会として、高槻市にて避難所の閉鎖・統合の相談。
★被災地NGO恊働センター: http://ngo-kyodo.org/
・ JVOAD避難所専門委員会として、高槻市にて避難所の閉鎖・統合の相
談。避難所・在宅避難者への生活支援ニーズに対応すべく、調整・企画プ
ログラムを立案中。
★ピースボート災害ボランティアセンター:https://pbv.or.jp/
・スペシャルニーズの把握と解決を目的とした大阪ボランティア協会の運
営サポート。
※このほか、個人会員も各々の所属としての活動を行っています。
・高槻市内勤務、情報収集および発信
・災害ボランティアセンターの運営支援等
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▼震つな・今後の支援の基本方針(震つな事務局より)
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6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震への支援活動について、
直後より事務局長松山他、役員、事務局スタッフを現地に派遣しておりま
したが、このたび、震つなとしての支援の方針を以下の通りまとめました
ので、ご報告します。方針のまとめに時間を要し、現場からの報告と前後
してしまっていますがご容赦ください。震つなとしての募金や足湯等での
現地支援者の募集も検討しておりますので、ご協力のほどよろしくお願い
します。
▼大阪府北部を震源とする地震に対する震つな支援の基本方針
(1)主に、屋根へのブルーシート張りなど、現地で求められており、か
つ一般ボランティアでは対応困難な活動を行っている技術系支援活動団体
の拠点(茨木ベース)の環境整備、および事務局サポート。
→被災した屋根や家屋の応急処置は、発災後迅速な対応が必要であり、か
つ、被災者の生活状況によっては福祉的な支援と連携した上での長期的な
見守りが不可欠である。
(2)家屋修繕支援の役割と技術に関する講習会の開催。
→(1)の活動の意義を多くの方に理解してもらう。特に、今後の継続的
な支援のためには地元自治体、社協、企業等と連携し、支援の担い手を増
やしていくことが不可欠である。また被災地に特有の留意事項やノウハウ
もあることから、講習会や現場の勉強会を開催し、知識共有を図る。
(3)支援団体のネットワークとして開催されているおおさか災害支援ネ
ットワーク(OSN)との連絡調整。
→地元支援団体の情報共有の場であるOSNに対して、主に(1)、(2)
の活動の連絡窓口として動き、最新の状況や課題の優先順位を共有する。
(4)見えないニーズが潜在的にあると思われる、在宅被災者への生活支
→これまでに、避難所での外部支援の必要性はほぼ収束している。団地等
での被害が見えにくい在宅被災者のニーズを把握し、足湯やカフェ、陶器
市などの場づくりへつなげていく。足湯やカフェの開催に当たっては、広
く会員の参加を募集する。
▼緊急支援の期間
当面7月末を予定。その後状況に応じて延長。
▼現地活動団体への支援(現在活動中の震つな加盟団体は以下の通り)
・レスキューアシスト@茨木ベース
・風組関東@茨木ベース
・ダッシュ隊大阪@吹田市災害VC
・愛・知・人@吹田市災害VC
・IVUSA@茨木市災害VC、高槻市災害VC
・RSY、恊働C@高槻市(避難所対応)
▼支援活動の報告
震つな、および会員団体の支援活動状況については、随時MLや震つなブロ
グで報告いたします。
▼活動支援金募金
上記(1)の活動にあたり、今後特に耐久性の良いブルーシートや土嚢の
費用が不足してくることが考えられます。そこで、震つなとしてブルーシ
ート費用調達のための募金を行いたいと思います。会員団体さんの周知、
ご協力もよろしくお願いいたします。募金については下記リンクから呼び
かけチラシが入手できますので、関係者へのご協力をお願い致します。
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▼現地の動き
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●茨木ベース(技術系プロボノベース)の動き
・平日はボランティアは30~40名、休日は40~70名ほどの参加あり。
・主に屋根へのブルーシート張りが中心
・ブルーシート張りは1チーム(3~10人)あたり一日1~3件に対応。
・茨木市内の完了ニーズをマッピングすると、比較的JR茨木駅、阪急茨木
市駅のある市内南側に比較的多い。
●7/1「災害と向き合うための勉強会開催」@茨木市社協
(目的)被災者・地元支援者を中心に、安全な屋根のシート張りや家屋の
保全のコツをお伝えする。
(参加者)37名
(内容)
・雨漏りを放置したら、どうなってしまうのか~カビの怖さ
・カビによる健康被害について
・ブルーシートの張替えサイクルと担い手の不足
・技術は対話のツールでしかなく、福祉的な視点を持つことも必要
・島根県大田市の同取り組みの紹介  など
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▼被災者の声
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★ブルーシート張りの作業後に聞かれたお話
・「もしいつものところで寝ていたら死んでいたと思うとこわい。話し相
手がほしい」(高齢独居女性)
・「(発災時は入院中、再入院の予定、屋内の片付けも手が付けられてい
ない)心配で入院できない」(高齢独居女性)
★避難所で聞かれたお話し
※金山が災害NGO結の西谷さんに同行
(茨木市A避難所)
・昼間の滞在者は1名。夜は10名程度まで増える
・「お昼は自分だけ。夜になると端っこに家族連れが戻ってくる。今の親
は子どもを怒らん。10時過ぎれば、静かになるけどね。そろそろ帰らんと
いけないかね。甘えてばっかりじゃだめだから」(80代 男性)
 ・ 外部からマッサージなどの支援も来る。地区の災害対策本部のようなとこ
ろになっているため、自主防の方々はじめ、行政職員さんが多くいた。
(茨木市B避難所/中学校武道場)
・柔道マットを敷き詰め、マットレスとしても柔道マットを使用してい
る。ダンボールベットは数名使用。
・昼間は1世帯2名滞在。
・ 市役所の職員2名が配置
・「いろいろな人が避難所に来てくれて、若い人が来てくれてうれしい」なども声も聞かれた。
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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※震災後の個別訪問が十分に回れていない高槻市の公営住宅で、ホッと一
息つける場づくりプログラムとして、陶器市&喫茶を開催すべく、震つな
メンバーが調整中です。RSYはこの活動に参加し、陶器の提供やスタッ
フ・ボランティア派遣を検討しています。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。

【報告/募集】熊本地震・御船町「七滝復興祭」/8/18-19自然体験交流ツアー

皆様

お世話になっております。RSY事務局です。

2016年4月14日、16日に発生した熊本地震で、震度6強の被害を受けた御船町。

RSYは直後からスタッフを派遣し、現在も山間部の集落や御船町地域支えあいセンター、支援団体ネットワーク「みふねっと」と連携・協働しながら支援活動を継続しています。

今年度も、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金助成事業」の一環として、震災によって離散した地域住民の集いの場づくりを応援する活動をしています。

6月24日(日)、11:00~15:00に旧御船町立七滝小学校で「七滝復興祭」が開催され、RSYからボランティア4名(大人2名、淑徳大学の学生2名)が参加しました。

今回の活動では、『身近にあるもので作ろう!防災キラキラグッズ』をテーマに、子ども防災ブースにてポンチョと笛づくりを行いました。ポンチョは雨風をしのぐために、笛は助けを呼んだり、救助者を集める時に役立ちます。ゴミ袋や牛乳パックなどの身近な材料で作ることで、防災を楽しく学び、想像力を鍛えようというのがねらいでした。

また、移動手段がなく参加したくてもあきらめざるを得なかった仮設住宅の住民の方に送迎サービスも実施しました。「久しぶりに地区のみんなと会えて嬉しかった」とコメントして下さいました。

                                                                  ★活動の様子★

子どもブースでは、「笛、作る?」とボランティアが誘うと、子どもたちが少しずつ集まり、80人近い子どもたちが参加してくれました。お祭りの参加者は、小学生や未就学児の参加が多数ありました。

ポンチョと笛、両方とも作りたいという子どもたちが多く、ボランティアは大忙し。作り始めから完成まで、とても集中して取り組んでくれました。子どもの中には最高でポンチョ6枚、笛3個を作り、満足そうに帰っていったツワモノも。途中、御船町社協の事務局長がいらした際に「子どもたちがすごく喜んでいる。工作がいいですね。」とおっしゃって頂きました。学生さんも子ども達に大人気。お昼ごはんを食べる暇もないくらいに大活躍してくれました。

★参加された方々の声★

・心臓に持病があり、通院しながら仕事をしている。現在、家族は父親と2人。最初は90代の祖母と一緒に仮設で暮らしていたが、今は老人ホームに入っている。実父も病気がち。祖母と一緒に暮らしてた頃は食事・洗濯など全部やらなければならなかった。1人にすると火災が心配だった。仮設では火災報知器がすぐ鳴る。祖母はだんだん食事も食べなくなってきていたが、施設に入所してからは食欲も出て元気になってきた。旧七滝小学校は自分の母校だった。久しぶりに足を運んだ。避難所の時間はとても長く感じたが、仮設はとてもはやく感じた。お年寄りはお年寄り、若い人は若い人で話すことが話も合っていい。話すことは元気になる。話せる場がどれだけ大切か知った。自宅は半壊、処分してもらう条件で仮設に入居できた。あと半年で出ていかなくてはいけないが、その後の住まいはまだ決まっていない。/仮設住宅にお住いの方(20代男性)

・祖母が七滝地区、自分が木倉地区に住んでいたが、今は基礎しか残っていない。でも今年中には家が建つ。毎日のように見に行っている。家業は農家。子どもたちはポンチョと笛を作ってもらい、簡単に出来るので喜んでいた。/3歳の子どもに付き添ってきたお母さん(30代)

・山林地帯のため、地震の被害よりも豪雨の影響で地盤が緩んで、道路や山が崩れる方が怖いと思った。/30代女性

・木造の仮設住宅は被災してから4か月、プレハブの仮設住宅は被災してから2か月で建ち、その間は避難所で生活したり、被災した家にいたりして、環境が良くなかった。/30代女性

・あの時の揺れは怖かった。子どもは今でも1人で家にいたがらない。子どもにはあの時の揺れの怖さは今も変わっていないみたい。/40代女性

・小学1年生の女の子が「私は仮設でしょうか、家でしょうか?」と笑顔で話していた。小さい子が友達同士でこんな話題を明るく話していることに驚いた。/ボランティア参加の大学生

 

 

★参加したボランティアの感想★

今日は初めて被災地に行って、初めてのボランティアでとても緊張していました。でも、実際熊本に行って子どもたちと触れ合っていると、とても元気いっぱいですごく楽しかったです。被災された方の話を直接聞いたり、震災の跡を見ると少し怖くなりましたが、仮設住宅や避難所の環境改善が必要だと感じました。私はまだ学生なので出来ることはほとんどないと思いますが、これからもボランティアに行って、少しでも被災された方の力になれればうれしいなと思います。震災の怖さを知っているつもりでしたが、全く知識が足りなくて、まだまだ話を聞いてみたいなと思いました。(齊藤美有さん/淑徳大学1年生)

被災地に行くのは今回が初めてでした。まず熊本に着いて車で走っていると結構土砂崩れが起きたんだなぁと思うところや、元々住んでいた家が修復されないままの建物などがたくさんありました。そういうところから約2年前の地震のことを目で見て感じました。仮設住宅にもプレハブと少しおしゃれな木造のものがあると知りました。風景などから「地震があったんだ」と感じる部分と、「本当にあったのかな」と疑問に思う場所がありました。旧七滝小学校に行くとみんなが助け合っているのがとても伝わりました。子ども達と触れ合う機会では、みんな元気で少し安心しました。お話をしていて暗い部分は見えなかったけど、地震のことで何か思ってる部分は多くあるんだと思いました。すごく楽しくボランティアをさせていただきました。子ども達と触れ合うボランティアもまたやりたいと思いましたし、それ以外のボランティアも参加してみたいと感じました。今回参加させていただき、ありがとうございました。  (加賀愛梨さん/淑徳大学1年生)

被災地の方々との触れ合いはこちらも励まされた。子どもさん達が元気いっぱいで、いっぱいの笑顔にとても安心できた。遠方へ自費で活動するのは大変なので、今回の様な企画に参加できてとても有難かった。今後も様々な機会を利用して、ボランティアに関わっていきたい。                                                                                                                                                                                                                                                               (志水清隆さん/恵那ボランティア)

 

今回の参加は、これまでRSYが御船町の方々と築いてきたつながりの中で、地区住民や御船町地域支えあいセンターからのお声がけを頂き実現しました。地震発生から2年が過ぎましたが、今後も引き続き、復興に向けて町の皆さんと一緒に歩んでいきたいと考えています。