山口県萩市須佐地区の子どもたちへ、文具セットをお送りしました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

過日よりRSYはじめ、震災がつなぐ全国ネットワークや協力団体と連携し支援を続けております、山口県萩市須佐地区での豪雨水害から間もなく一カ月が経とうとしております。現地では、引き続きボランティアと住民が協力し、復旧に向けて日々歩まれています

 

日々の復旧復興に尽力される中、住民から「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまった。せめて子どもが楽しめる企画をやりたい」と声が上がりました。これを受け、8月28日(水)に地元(災害ボランティアセンターや地縁組織など)と外部支援者で、子ども向けの夏祭りを実施することとなりました。

RSYでも子ども夏祭りに協力しようと、震災がつなぐ全国ネットワークや協力団体と連携し、ブース出展や当日のお手伝いをします。
RSYからは、8月27日(火)から28日(水)まで、スタッフの松永を派遣予定です。

 

そして名古屋市からできることとして、お祭りに遊びに来た子どもたちのためにお土産を渡せないかと思い、今回の文具セットのパック化を行いました。
パック化は、本日より一カ月、RSYでインターンしてくださる名古屋市立大学の学生さんが頑張ってくれました。

今回のパックは、新学期応援文具セットと題し、ノートや鉛筆、消しゴムなど計7点の文具をパックにさせていただきました。パック化に際する物資は、様々な企業や個人の方から寄付いただいたもので、港区にある東海建設さんの倉庫をお借りし保管しています。

 

パック化中の学生さんからは・・・

・この色は女の子がもらったら嬉しいかもね
・小学生ってなんだか懐かしい。当時何が好きだったかなぁ。今の小学生は何がすきなんだろ?
・ノートも古いものがあって、(紙が焼けて)汚れているからキレイなものを入れよう
・男の子っぽいのと、女の子っぽいのがたまに混ざってしまうけど、これをきっかけに交換とかして仲良くなれるといいね などなど。

 

学生さんたちが、貰う子どもたちが嬉しいかどうか、相手の身になって考え作業してくれる姿がとても印象的でした。

みんなの気持ちが子どもたちにも届くことでしょう。

 

子どもたちの夏休みの思い出に、笑顔あふれる楽しいお祭になることを願っております。
また、一日も早い復旧復興をお祈りしております。

 

    

 

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詳しくはコチラ・・・・
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/07/rsy_monthlysupporter.html
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7.28山口県への水害 現状報告と今後の支援について

皆様

RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県萩市(須佐地区)・山口市(旧阿東地町)での水害支援につ
いての現状と今後の支援に関するご報告です。

現在震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)を通じて阿東町入りしている頼政さん(被
災地NGO協慟センター)と、継続的に萩市災害ボランティアセンターにて活動を行って
いる佐藤さん(ジャパンプラットフォーム)からの報告、地元災害ボランティアセンターか
らの情報発信と合わせてお知らせします。

※なお、RSY松永は8月12日で一旦現地を離れています。

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〇被災地の様子
【萩市須佐地区の様子】
・お盆中も活動は継続され、連日500名以上のボランティア募集の呼びかけがあります
が、実際は1日平均200~300名に止まっています。被災件数が多かったこともあり、ま
だまだ人手が足りません。当初は大量ボランティアによる活動時期を今月一杯と見込ん
でいましたが、ニーズ件数はまだ多く大変厳しい状況となっています。引き続きボランテ
ィア募集の呼びかけが継続されています。

・須佐地区では「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまったので、せめて子
どもが楽しめる企画をやりたい」と住民から声が上がりました。これを受け、8月28日(水)
に地元(災害ボランティアセンターや地縁組織など)と外部支援者で、こども向けの夏祭
りを実施します。RSYでは8月27日~28日にスタッフ松永を派遣し、震つな加盟団体と共
にお手伝いします。
【山口市・旧阿東町の様子】
・お盆明けより活動が再開されていますが、連日250名以上のボランティア募集に対して
ボランティア活動実数は150名前後にとどまっています。今月末で泥かき等の大方の清
掃作業には目途を立てる見込みですが、そのためにはもう少し多くのボランティアの力が
必要です。

・高齢者が多い地区であり、遠慮や気兼ね、よそ者に対する抵抗感などあもり、いまだに
作業に入れない世帯もあるようです。このような世帯には、地元社協や地域包括支援セン
ター、外部支援者等が連携して連日お宅を訪問し、声掛けを継続しています。

・被災地NGO協慟センター同地区の避難所で行った足湯ボランティアでは
「今日も一日泥かきと片付け、家は柱と屋根しか残ってなくてね。流されちまえばなんもな
いけど、残ってるから。今は、泥かき終わったけど、小さい粒子が流しても流しても取れなく
て、今度大工の人呼んで取って貰うつもりでね。まだまだ終わらないんですよ。人の家を転
々としていたが、迷惑掛かるしね、作業の内容が変わってきたから、この避難所で泊まりま
す。みんな、自分の家がいいゆうて帰りよるけど、みんな実は寝付けてなくて、私もそうでし
たから。」

「この前農協を退職して、これからぼつぼつやろうと思ってた矢先、稲も牧草もやられたから。
JAから保険があるからまだしも、保険の内容的に対応してくれなかったりもあるから。牛舎と
家が離れていたから家が流されなかった。ボランティアさんのおかげでさっと復旧したけど、
これからどうしようね。」

などのつぶやきが聞かれています。

12日に一旦現地を離れた松永からも「ボランティアが頑張っているから!」と一緒に汗を流す
住民の姿が多く見られが作業後に畳の上で大の字になって寝ている方もおり、気を張ってい
るうちはいいが盆明けに疲れがドッと出て体調を崩すのではないかと心配」という報告が上が
っていました。

泥かきや土砂の撤去など大まか作業は終息しても、本当に安心して暮らすための環境整備
にはまだまだ時間がかかります。ボランティアへの感謝の声も多く聞かれますが、住民の不安
や気の抜けない状況が続いていることが読み取れます。

また、頼政さんの報告によれば、町の9割が農業従事者とのことで、田んぼへの土砂流入の
被害やリンゴ園の被害も多く出ており今後の再建支援が課題となっています。
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高速道路無料措置
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山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両高速道路無料措置が8月末まで実施!

★詳細はこちらから
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a10900/a10900bousai/201308060001.html

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宮城県七ヶ浜町報告【第136報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第1号](2013年7月1日~7月31日)

皆さま
お世話になっております。RSY郷古です。
これから「月刊つぶやき」と称し、七ヶ浜町で聴いた住民の皆さんの声を定期的にご紹介したいと思います。足湯ボランティアで聴いたつぶやきから、日常のお茶飲みの場、地区の催し物などで出会った七ヶ浜町民の「今の声」を届けたいと思います。

震災から2年と5ヶ月が経過しました。
七ヶ浜町の住民の皆さんの日常生活が震災前から震災直後、そして現在・・・様々な形で変化をしています。現在、被災を受けた七ヶ浜の皆さんの日常が今どのような状況にあるのか?
私たちRSY七ヶ浜事務局は皆さんの話すつぶやき中で、現在の暮らしの状況や未だ癒えぬ震災による大きな傷を垣間見ます。

つぶやきからは被災者の様々な現状を聴くことができます。
震災の記憶、生活の現状、家族について、主だった内容をトピック別に分類してご紹介します。

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【仮設をめぐる住宅環境】
○ここの仮設住宅は(木造なので)しっかり作られている。同じ仮設なのに(プレハブと木造)で違うからいざこざもあるみたいですよ。江戸時代には80mの津波が来たという記録もあります。100mの津波が今後来ないとも言い切れない。東海の方も大変ですよ。
(40代:男性)

○前は農家をやってたのに・・・。その頃は規則正しかったのに、今はリズムがバラバラになっちゃって身体までリズムがおかしくなっちゃったよ。いとこが埼玉に住んでいて前は家に遊びに来てたのに、ここじゃあねぇー。
(40代:女性)

○左手変なんだ。分かる?第一関節から第二関節の間の部分の水かきが薄くなっている。左手首の筋が腫れている。それと、子供を育てるために縫い物たくさんやったから右手首が腱鞘炎になってしまった。
(高台移転地確保のため、別の仮設への移転を余儀なくされた)他の仮設から引っ越してきたんだ。引越しは行政にやってもらった。写真撮って、おんなじ場所に家具を置いてもらったから良かった。流された家は築17年しか経ってなかった。仕方ない。
(70代:女性)

○最近天気悪くて、洗濯物乾かすのが一苦労なの。ウチは3人部屋があるんだけど4人家族の洗濯物って一部屋の半分くらい占領するの。なかなか大変。今日も雨だって言ってたから、昨夜部屋に乾かしてたけど、今日は晴れたでしょ?天気のありがたみを感じています。
(50代:女性)

【足湯】
○足湯って気持ちがいい!腕(のもみほぐし)も気持ちいい。これ本当にいいんだよねぇー。
(9歳:女の子)

○足湯に初めて来たの。今日は外出する用事がなかったから来てみたの。結構気持ちが良いのね。
(70代:女性)

【ボランティア】
○(ボランティアの人たちと出会って)いろんな人から手紙をもらった。いろいろな出会いがあって良かったと思っている。
(70代:女性)

○私は血圧が高い、薬を飲んでるよ。手がいつもしびれてるんだ。転んで左手首骨折したこともあるよ。たまに痛い。足は右のほうが悪いんだ。ボランティアさん来てくれてありがたい。
(70代:女性)

【なにもすることがない】
○いつもなにしてるって?なにもしてねぇよ。テレビみてるだけだ。けど散歩はしているよ。ここの仮設の周りをぐるっと回るんだよ。
震災前はさ、温泉に結構行ってたんだよ。鳴子温泉とかにな。一週間くらい泊まりがけで行っていた時もある。震災後は温泉行けてないなぁ。行きたいなぁ。
俺の手さ、大きいだろ?片手で八寸くらいあるんだ。昔は大工をやっていて工務店を開いていたんだ。
娘が香港に住んでいて、今度一週間こっちに来るんだが、泊まるとこなくてよ。仮設じゃ狭いしな。ホテル取らないといけないなぁ。
100坪以上あった土地にはなにもない。すべて流された。写真も一枚もないし、どこいったんだか。
(70代:男性)

【生きがい】
○昔は漁師をやっていたんだ。今、家で携帯ストラップを作ってるよ。あんたにもやるよ。
(70代:男性)
【家族・親族】
○娘がね、石巻にいて「来ないか」って言われてるんだけど、でもさぁ。近すぎるとやな所みえちゃうからさぁ。孫は3人いてかわいんだけどねぇ。
(60代:女性)

【健康・介護・福祉】
○心筋梗塞をやってたからねー。薬飲んでんだけど、すぐこうなるんだ(手のあざを見せて)
どうせ何もしないんでいるんだから・・・
(60代:男性)

【津波】
○手の甲、足にキズがあるだろう?津波にのまれてガレキの下敷きになった。頭も縫った。形成外科ってあるだろう?あそこで手術したんだ。あの時は(病室が)一杯だったから、一週間で外に出された。最近ようやくキズの痛みが取れてきた。
(70代:男性)

【将来設計】
○お父さんは手先が器用だけど、私は大雑把でねぇ。ずっと畑仕事をしていたんだ。前の家は大きかったから、野菜を作ったりしていたんだけど、それができなくなってね。住宅ができてまたできるようになればいいけど。また引越して周りが変わるのが心配だね。
(70代:女性)

<8月21日更新>【ご案内】七ヶ浜わかめ養殖漁師応援企画『サンドバッグづくり』

みなさま
RSYが活動拠点を置く宮城県七ヶ浜町で、復興に向けてがんばってい
るわかめ養殖漁師さんへの応援企画が下記の通り開催されます。
きずな工房やきずな公園設置運営等でもRSYと繋がりの深い、ブラザー
工業株式会社様よりご案内を頂きましたのでお知らせします。
※以下転送歓迎
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ブラザー工業株式会社主催
~わかめ養殖に取り組む漁師さんの応援プロジェクト~
「サンドバッグ作り」参加者募集!(活動場所:名古屋市)
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皆さんも、七ヶ浜の「わかめ養殖」を応援しませんか?
津波の被害にあった七ヶ浜町の漁師さんたちが、七ヶ浜でわか
めの養殖に挑戦しています。
その際に使用する漁具の「サンドバッグ(砂袋)」をミシンを
用いて作成し、漁師さんを応援します!
作成枚数の目標は、800枚。すでにブラザー従業員により製
作された700枚に加えて、のこり100枚のサンドバッグを
皆さまと一緒に製作したいと思います。
ミシンや材料は、ブラザーで用意いたします。また、作業はブ
ラザー従業員ボランティアがサポートしますので安心です!
 「ミシンは初めて!」という方でも、気軽にご参加ください!
● 募集要項●
・対象: 七ヶ浜復興応援サポーターの皆様(七ヶ浜に縁のある方、
関心のある方、どなたでも大歓迎!です。)
※ミシン作業につき、中学生以上を対象とします。
・活動日: 8月24日(土)
 以下の時間帯のうち、いずれかをご指定ください。
【A】13:00~14:30 【B】14:30~16:00
【C】16:00~17:30
・活動場所: ブラザーコミュニケーションスペース
(〒467-0851 名古屋市瑞穂区塩入町5番15号)
※名鉄名古屋本線「堀田駅」下車。徒歩2分
※地下鉄名城線「堀田駅」下車1番出口。徒歩3分
※マップ
・定員/参加費:各10名(合計30名)/参加費無料
・持ち物: 特に不用
※生地、ロープ、針、糸などの材料は全て準備します。
・保険等: 当方にてイベント保険に加入いたします。
【申し込み・問い合わせ】
※申込方法: 申し込み期間中に、お電話でブラザーへ直
接お申し込みください。
・申込期間: 8月19日(月)~8月23日(金)
 10:00~17:00
・申込先: 052-824-2311
 ブラザー工業(株)ボランティア事務局(田中・間瀬)
【主催/運営協力】
ブラザー工業株式会社コーポレートコミュニケーション部
従業員ボランティアチーム「わかめ応援隊」

【ボランティア大募集!】8/30~9/1 食べて飲んで東北を応援!@みちのく地ビールフェスティバル

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

暑~い夏、ビールが美味しい季節ですよね!

せっかく楽しく飲んで食べるなら…
東北のビールやお酒、ご当地の美味しい物を食べて盛り上がりたい!

さて、8月30日から9月4日まで、栄の矢場公園で
「みちのく地ビールフェスティバル」が開催されます!
RSYは8/30(金)~9/1(日)まで、七ヶ浜応援屋台を出展します。

出店内容は、七ヶ浜のお母さんたちが漬けた美味しい漬物、
七ヶ浜と言えばやっぱり海苔!これまでのイベントでも人気の「おやつのり」、
七ヶ浜町の仮設商店街にある魚屋さんから仕入れた焼きイカ、を予定しています。

RSYでは七ヶ浜応援屋台をお手伝いしていただけるボランティアさんを募集します!一緒に屋台を盛り上げましょう!

●ボランティアの皆さんの活動内容
・事前の準備(看板作り、漬物のパック化、など)
・当日(搬出入、屋台での販売、声掛け、など)
※9/1(日)車を出していただける方を募集しています!

七ヶ浜以外の地域のご当地グルメも一緒に楽しめますよ!
また、このイベントではお買いものの一部が被災地への寄付金となります。
ぜひ、みんなで楽しみながら、被災地を継続的に応援していきましょう。

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●申し込みはこちらから●
—————————————–
【1】名前:
【2】ふりがな:
【3】連絡先・携帯番号:
【4】連絡先・メールアドレス:

【5】参加できる日:
(  ) 8/30(金)13:00~21:00
(  ) 8/31(土)9:00~21:00
(  ) 9/1(日)9:00~21:00
(  ) ※9/1の車での搬出入9:00~21:00
※一部の時間帯に限られる場合はその旨お書きください。
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★当日の集合場所・時間などの詳細は申し込みしていただいた方に個別にご連絡します。

調整をさせていただくため、返信に少し時間がかかるかもしれませんので、ご了承ください。

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■イベント全体のボランティアも募集しています!■
※現在人手が全然足りていません!ぜひぜひご参加ください。
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RSYの七ヶ浜屋台だけでなく、全体のボランティアにご協力いただける方はこちらのURLより、詳細を確認してお申込みをお願いします。29日の準備からお手伝いいただける方を募集しています!

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このイベントは、「みちのく屋」さんの声掛けから始りました。
震災から2年以上が経ち、被災地外では震災が過去のことになっていない…?!
2年経ったからといって、このまま風化させてはいけない!
もっと今の東北を知ってもらおう、東北の伝統芸能や食文化を知ってもらおう、そして東北の美味しい物にふれることを通して、無理なく長く続けられる応援につなげよう!ということを目的に企画されました。

愛知県内で支援活動を続ける他の団体の皆さんと一緒にRSYも参加します!

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7.28山口県への水害支援【8月10日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害において、山口市災害ボランティアセンターを拠点に
活動を行っているRSY松永からの報告です。一緒に現地入りしている震つな事務局長の松山
からの情報と併せてお知らせします。
暑い中での活動で、住民の皆さんにも相当な疲れが見られていますが、お盆を一つの目標に置きながらきながら日々の作業を頑張っておられます。しかし、現状としては、8月一杯までは萩市・山口市ともに作業が継続される見込みで、ボランティアの支援が必要です。
また、西伊豆災害ボランティアセンターで使用した名古屋のボランティア活動資器材は、現地からの要望により、そのまま現在萩市災害ボランティアセンターへ転送され、活用されています。
山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両に高速道路無料措置が8月末までの期間で
実施中です。
ボランティアのみなさんもより現地に入りやすい環境が整っております。
引き続きご協力をお願いします!
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!
詳しくはコチラ・・・・
ご協力お願いします!
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■8月10日(土)山口市阿東地区報告
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新規受付数:4件
活動件数:16件
継続件数:10件
完了件数:6件 (個人174名、12団体121名)
本日活動人数:295名
活動内容:家屋・家屋周りの土砂出し、通路確保など
--------------
〇山口市災害ボランティアセンターの様子(震つな・松山より)
・本日(8/10)は災害後2度目の土曜日ということで、ボランティアの数が多くなると想
定していましたが、結果は295人と少数でした。そのような中でも新たなニーズが上
がるなど、まだまだ潜在的なニーズがあるように思います。これも、ようやく体制が落
ち着き始めて、阿東支所の社協職員がニーズ調査に廻れるようになったことの成果
といえます。
・山口市災害VCの活動期間は、13日から16日まで活動休止の後、17日から再開す
ることが正式に公表され、住民の不安はいくらか軽減しと思われます。
・明日はニーズ班のサポートに入り、活動完了や活動進捗状況の確認の他、ローラー
未実施地域にお宅訪問に行く予定です。活動終了時のミーティングでは今後の方針の
発表があり、開設以来走り続けてきたVCがようやく少し先を見通せるようになってきた
ように感じました。

〇本日の活動内容(RSY・松永より)
最高気温が35度近くになるため、ボランティアの熱中症が懸念されました。ボラセンか

ら冷たいタオルをもったおしぼり班、看護師がいる救護班が現地を回りボラへ配慮して
いる中、本日は3名の熱中症患者が出てしまいました。
あるお宅に土砂で半分土に埋もれた犬小屋があり、ボランティアが撤去してる場面に遭
遇しました。西伊豆や過去の被災地でも持ち主に十分な検討の時間が与えられないま
ま作業が進んでしまうという場面があったので心配になり、家主さんに「あの犬小屋は思
い出があるものではなかったですか?」と尋ねました。
「前、猟犬を飼っててね。犬は長生きするって聞いてたんだけど去年死んでしまってね。歳
だからもう飼えないから、犬小屋はいらないの。持って行ってもらえるなら有り難い。」との
回答だったので、そのまま廃棄するようにしました。
ボランティア側も、「捨てる?捨てない?」という聞き方だけではなく、「思い出の物ではな
かったですか?」などとと一言添えると、そのモノにまつわるこれまでの経緯や歴史を話し
てくれることもあり、家主もその間に過去の記憶を振り返ったり、手を休めたりできる時間
を持てるのではと感じました。
1.嘉年地区にあり、家の裏山土砂を取り除いて欲しいというニーズ。高校生が38名が活動して水路まで確保できました。
80歳になろうかというお父さんが重機で作業(ボラが掻き出した側溝の泥の移動)をしていました。発災時、浸水被害が出た後に避難所に避難されたようです。この日は5名程のボラが手伝い、お父さんも一緒に汗を流していました。
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■萩市災害ボランティアセンターの様子
・現在ジャパンプラットフォームの佐藤さん、SVAの笠原さんが派遣され、活動にあたっています。
・連日多くのボランティアが入り支援を展開中です。詳しくは関連FBをご覧ください。
〇宮城県七ヶ浜町からの支援
東日本大震災でRSYが支援拠点を置いている宮城県七ヶ浜町社協が、萩市への職員・ボランティア派遣を検討中です。東日本大震災の際には、萩市社協より数名のスタッフを派遣してもらい、とてもお世話になったとのことで、「今こそ恩返しがしたい」と、募金の呼びかけ等も行っています。被災地から被災地へ、助け合いの輪が広がりつつあります。
※スタッフ派遣について
RSYが事務局を兼務する震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)より、事務局長・松山をはじめ、加盟団体(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)・NPO法人ADRA Japan・認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク・被災地NGO協慟センターなど)より数名のスタッフを派遣(又は調整中)しています。さらに、震つなと信頼関係のあるジャパンプラットフォームらとも協働しながら支援活動を実施しています。

7.28山口県への水害支援【8月9日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害において、山口市災害ボランティアセンターを拠点に
活動を行っているRSY松永からの報告です。
山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両に高速道路無料措置が8月末までの期間で
開始されました。
ボランティアのみなさんもより現地に入りやすい環境が整っており、300名以上のボランティアの方々が活動されています。引き続きご協力をお願いします!
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☆8月9日山口市阿東地区報告
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本日新規受付数:2件
本日活動件数:18件
本日継続件数:7件
本日完了件数:11件
残り件数:継続を含め30件程
本日活動人数:団体を含め248名

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●山口市災害ボランティアセンターの今後について
・開設期間を延長することを決定。移設等はなく、場所は現在地のまま変更なし。お盆期間である

8月13(火)~16日(金)までは休み、17日(土)から活動を再開します。

以後の広報は下記ブログを参考にして下さい。

●活動内容
・本日は、昨日ニーズ調査に行った嘉年地区の現場にボランティアを派遣するということで、その作業現場のリーダーを担当しました。そのお宅は80歳を越えるご夫婦が依頼主でした。自宅に密接した山の土砂崩れにより、家の裏手に土砂(10トントラック2台分程)が堆積。自宅は少し浸水したようでしたが、土砂は家主で撤去したそうです。その現場に山口県の高校生ボランティア38名(内女の子が10名程)が派遣され、泥搬出作業に汗を流しました。依頼主のお母さんに「今日は山口県内の高校生がボランティアに来てくれたそうで、男の子はみんな野球部みたいですよ」と話したところ、「うちの孫も野球部だったから試合でいろんなところに応援しにいったんだよ」と嬉しそうに、笑顔で話していました。 

・その他、嘉年地区内の作業現場3件程まわったところ、「他の部屋の床をはぐってみたら大量のヘドロが出てきた」という話しをした住民もいらっしゃいました。
・また、「床下は多分大丈夫だと思う」というお宅についても、過去の被災地では、床下の処理を十分にしなかったことで、湿気が菌を繁殖させ畳にカビやキノコが生えてきたり、外の通気口からも土砂や水が入ってくることもあったことなどをお伝えしました。すると、「ちょっと見てくれ」と住民の方に言われ、確認させて頂く場面もありました。結果として問題のないお宅でしたが、きちんと床下の状況を確認しないまま大丈夫と言っている方もいらっしゃるのではないかと感じたため、ニーズの調査や個別訪問等で確認の周知をする必要があると感じました。

 

 

 

7.28山口県への水害支援【8月8日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害支援において、RSYでは以下の対応を行っています。現在山口市災害ボランティアセンターを拠点に活動を行っているRSY松永、震つな松山からの現地情報と併せてご報告します。
山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両に高速道路無料措置が8月末までの期間で
開始されました。ボランティアのみなさんもより現地に入りやすい環境が整っています。
被害規模に対してボランティアの数が足りていないため、ぜひご協力をお願いします!
詳細はこちらから
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!詳しくはコチラ・・・・
ご協力お願いします!
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1.スタッフ派遣について
・RSYより8日午前まで高木を派遣し、引き継いで松永が現地入りしました。また、RSYが事務
局を兼務する震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)より、事務局長・松山をはじめ、加盟
団体(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会・NPO法人ADRA Japan・認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク・被災地NGO協慟センターなど)より数名のスタッフを派遣(又は調整中)しています。さらに、震つなと信頼関係のあるジャパンプラットフォームらとも協働しながら支援活動を実施しています。
2.現地の様子
■山口市災害ボランティアセンター(旧阿東町)
・お盆期間の開所:現在検討中
・その後の活動継続についても検討中。山口市災害ボランティアセンターの様子は下記ブ
ログで紹介されています。
☆活動地域 坪の内、下山畠田、上半久、鍋倉、大山、吉部野上・下、羽波
・活動件数19件(うち、完了6件)
・活動人数 個人115人/団体14団体(109人)
・活動内容 泥だし、家財移動、土砂の袋詰め、家屋内の床板はがし など
。活動依頼 7件受付
(復旧状況・住民の声)
・旧阿東町は、2010年に山口市へ編入合併、篠生(しのぶ)を始め、地福(じふく)、生雲(い
くも)、嘉年(かね)、徳佐(とくさ)という地区に分れています。阿東町は、去年の宇治炭山
と同じように谷に集落があり、山に密接して民家が建っています。若者はほとんどいなく、どの
お家もご年配の方が猛暑の中、汗だくになりながら片付け作業や泥だし等を行っていました。
周辺にコンビニや信号はほとんどありません。ボラセンまで向かう道中、土砂崩れが各地で発生しており、被害を受けた全壊家屋も見られました。
・嘉年地区の新規ニーズの3件の現場調査に入りました。70代の住民の方が現場を案内して頂きました。自宅に密接した山の土砂崩れにより、家の裏手に土砂(10トントラック2台分ほど)が40cmほど溜まっていました。4人家族と話していましたが、他3人は仕事で出かけお父さん一人で作業をしているようでした。
・(70歳男性・床下浸水世帯の様子)
水害発生から電気は1日、水は1週間で復旧。ガスはプロパンだったため無事だった。奥さんと娘さんは汗だくになりながら、家の片付けを行っていました。
「うちのお母さんは100歳になるけど(現在入院中)、今まで阿東でこんな被害はなかったと言っていた。」
「床下の泥かきのニーズをボラセンに出したけど、すぐにボランティアを派遣できるかわからないと話されたため、友達を20人くらい呼んで家の泥かきをした」
「まだ床下が乾かないため消毒ができない」
「田んぼが水害で全滅だ」
雑談等を交え30分程会話をすると、床下のまだ乾かない泥を少し取り除いて欲しいと言われ、短い間でしたが僕も作業を行いました。ようやく支援の手が入り元気が出たのか、「お父さんゆっくり休んでて下さい」と話すと「大丈夫」だと、お父さん達も一緒に作業を行っていました。作業中、お母さんが「自宅裏の土砂も取り除いて欲しい」と僕達に話すと、お父さんは「まずは家の中だ」、続けてお母さんが「もうすぐボランティアさんもいなくなるから早くしないと」、お父さんは「ボランティアさんはまだ来てくれるだろう」と夫婦で口論になる場面がありました。ボラセン継続期間の方針が間もなくでる見込みとのことで、これにより住民の不安や焦りも多少軽減されるのではないかと思います。
■萩市災害ボランティアセンター
・お盆も平常通り運営
※FBより引用
(ボランティア参加人数)
個人107人/団体31団体249人/計356人
活動件数58件/終了22件/継続36件
残ニーズ/154件
(活動内容 家財出し・床下の泥出し・雑巾がけ・その他)

【報告】8/6名古屋シェイクアウト2013・事前説明会を行いました

お世話になります。名古屋事務局松永です。

8月6日(火)、名古屋シェイクアウト2013の事前説明会が中区役所ホールにて開催されました。
名古屋大学の福和伸夫教授をお招きして講演会を行いました。
ところで、みなさんシェイクアウトを知っていますか?
シェイクアウトとは、2008年、防災関係者らの発案でスタートした米国最大の防災訓練です。参加者は「安全行動の1-2-3」をとります。この行動は「Drop(姿勢を低く!)、Cover(体・頭を守って!)、Hold on(揺れが収まるまでじっとして!)」と呼ばれ、小さな子どもから大人まで誰でもできる基本的な安全行動として知られています。
町内会や小学校等でみんなで集まって行う従来の防災訓練と違います。シェイクアウト訓練は、事前申込(参加表明)を行い、日時を決めてその日に地震が発生すると仮定をして、各々の場所(自宅や事務所等)で安全行動の1-2-3を行い、自助力を養うことを目的としています。
この写真のように、テーブルの下に身を隠す、頭を鞄で覆う等々、地震発生時自分の身を守るための安全行動をとります。
今年度は前年度に続き、2回目の実施です。
去年の名古屋シェイクアウトは1万人の方にご参加いただきました!
~名古屋シェイクアウト2012参加者の声~
・職場全体で参加しました。中には、「隠れる」にとらわれて、「机の下に入れない…」と諦めてしまう人もいました。それは「机の下には潜れないこともある」という気づきにつながったようです。その他、自分の周囲にある「倒れてきそうなもの」「崩れそうなもの」に気づいた人も多く、手軽に参加できるとてもよい訓練だと感じました。
・近くの地域公民館で用事を終えて玄関を出ようとしたとき、着信が・・しゃがんで頭を守って、10秒くらいは周りを見回して危険箇所をチェック!大きな壁画。カウンターにちいさな花瓶。隠れる場所はソファだけ。下に潜れない形だったので、脇に張り付いていました。いつどこで発生するかわからないので、・・・いい体験をしました。
今年のShakeOut訓練は9月11日(水)14:00~に実施します。
みんなで参加して防災意識を高めましょう!
主催
■久屋大通発展会
■名古屋ShakeOut 実行委員会

構成団体: NPO法人久屋大通コンソーシアム・栄東まちづくりの会・栄ミナミ商店街連盟・栄中部を住みよくする会・錦三丁目(錦三)地区の都市景観をよくする会・久 屋大通南(コンランショップ)・栄地区地下街総合共同防火管理協議会・公益社団法人名古屋青年会議所・名古屋大学減災連携研究センター・NPO法人レス キューストックヤード・名古屋ひがし防災ボランティアネットワーク・なごや防災ボランティアネットワークなか
協力: 名古屋市・中区役所・東区役所・中土木事務所・東土木事務所・中消防署・東消防署・中警察署・東警察署・(社)名古屋建設業協会

【参加者募集!】8/25(日)帰宅困難ウォーク大会を考える会@名古屋

皆さま

お世話になります。RSY事務局です。
5月に行った「帰宅困難ウォーク大会」の続編です。
参加者大募集中!!

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もしも結婚式に出席している時に被災したら…」誰もがいつどこで帰宅困難者になるかはわかりません。「誰もが帰宅困難者になる可能性がある」ということで、実際の経験はない私たちだけど、一度やってみよう!と、今年の5月12日に行った「帰宅困難ウォーク大会」@名古屋。

40名程の方に参加頂き、実際に歩いてみて判った「気づき」を話し合うとともに、「帰宅困難者に必要な10項目」も考えてみました。
「勉強になった!」「知らなかったことがたくさんあった」「こんなことを考えて歩いたことはなかった」などの声を頂きましたが、「次回の企画どうする?」という声もありました。

そこで、次回の企画を考えるにあたって「帰宅困難ウォーク大会を考える会」を開催することとしました。
前回の帰宅困難ウォーク大会にご参加頂いた方はもちろん、帰宅困難に関心をお持ちの方の参加をお待ちします。

「えっ!25日は先約があって…」という方も、このイベントページへの投稿で、
「不安なこと」「知りたいこと」「次回こんなことしたい」とかのご意見頂けると幸いです。
https://www.facebook.com/rsy758

★日時:8月25日(日)13:00~15:30
★場所:レスキューストックヤード名古屋事務所
★参加費:500円

★概要:
「今、名古屋で帰宅困難に備えるにはどうしたら良いか?」の学習
名古屋大学減災連携研究センター 廣井悠 准教授
http://www.u-hiroi.net/publication-g.html のご意見をいただいています。
「帰宅困難を考えるワークショップ」
WS1:持っているといいもの
WS2:次回冬の企画アイデア出し

★申し込み
【1】 facebookをご利用の方はfacebookのイベントページからお申込みください。

【2】 またはこちらの申し込みフォームからお申し込みください。
主催・問い合わせ先:RSY758(レスキューストックヤード内)