報告(9月30日)飲用水のご提供と配布について/能登半島地震・水害

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは能登半島地震および大雨で被災された皆様に、穴水拠点「ボラまち亭」から飲用水や衛生用品をお配りしております。本日も現地で活動する団体さんを通じて、輪島・珠洲方面に飲用水をお届け頂きました。

(お届け先)
東京ボランティア・市民活動センター経由

※現在、石川県輪島市、穴水町を中心に地域での交流・支え合いの場づくり(サロン活動)を地域住民の方々や地元の団体の方々とともに開催中。日ごろのつながりからサロンに来ていた住民の方や公民館へ個別に届けてくださいました。

・輪島市門前皆月地区
(皆月地区区長さんの言葉)
こんなに沢山頂けるとは!ありがとうございます。今断水中なのでとても助かります。外海だから穴水とはまた景色も違うだろうと思う。魚もおいしいよ!提供頂いた方々に今度海を見に来てと伝えて下さい。

・輪島市門前七浦地区
(七浦公民館長さんの言葉)
七浦は全域断水中なので助かります。ここは毎日食事(お弁当)を取りに各地区の区長が来られる場所になっています。頂いた水も各地区に渡していきたいと思います。


AAR Japen経由
珠洲市第二長寿園


引き続き、皆さんのご協力をよろしくお願い申し上げます。

————————————————————–
RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
————————————————————
この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

(報告:9月29日)飲用水のご提供と配布について/能登半島地震・水害

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは能登半島地震および大雨で被災された皆様に、穴水拠点「ボラまち亭」から飲用水や衛生用品をお配りしております。

私達の呼びかけに、これまで本当に沢山皆様からご寄付を頂いております。既に500箱を超す用水が集まっており、現地に繋がりのある支援団体・個人の皆様を通じて、順次お届けしています。お一人おひとりの想いと行動が、被災された皆さんの心と身体を支えています。ご協力頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

また、穴水町在住の方々が、珠洲市、輪島市、能登町方面のご親戚や知り合いに届けて下さる場面も増えてきました。「友達も家族も、何度も災害に見舞われ本当に辛いと言っていた。自分たちも見ているのが辛くて辛くて。。皆さんから頂いた物資や支援の物資を必要な人に届けます」と頼もしいお言葉を頂いています。できる人が、できることを。引き続きご支援の程よろしくお願い致します。

※お写真でご紹介しきれない方々からのご支援も沢山頂いております。本当にありがとうございます。

(今回のお届け先)
・輪島(個人宅RSY経由)


・輪島(個人宅・穴水在住者経由)


・輪島(個人宅・穴水町東井栗園経由)


・被災地NGO恊働センター七尾拠点(七尾・輪島・珠洲で活動中)


(被災された方の声)
<30代・女性>
自宅から500mほど離れたところが土砂災害で行方不明の方が出てしまったエリア。震災後少しずつ落ち着いてきた頃だったのにどうしていいか分かりません(お話しながら涙を流される)。水は出るけど濁ったり、供給が不安定なことがあります。まだ1歳未満の子どもを抱えていているので、水質に不安があるため衛生的な水が頂けるのはとても助かります。赤ちゃんの粉ミルクや離乳食、おむつなども買いに行く暇もなくくて。。頂いたお水はママ友にもお裾分けしたいと思います。

※下記、写真提供:CODE海外災害援助市民センター・吉椿さん

————————————————————–
RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
————————————————————
この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

2024年・台風10号被害への対応

皆様

全国で迷走し被害を出し続けた台風10号ですが、岐阜県大垣市や池田町でも浸水被害が発生したことから、9月1日(日)、「岐阜県災害ボランティア支援協議会(岐阜県地域福祉課・岐阜県社協・ぎふNPOセンター・清流の国ぎふ防災・減災センターほか)」として対応策の協議を行い、現地視察を実施しました(栗田は清流の国ぎふ防災・減災センターコーディネーターの立場で参加しています)。

 

  • 大垣市赤坂東地区

杭瀬川と旧杭瀬川の間の道路(中山道)の旧宿場町(赤坂宿)200m程度がすり鉢状になっており、道路両側の家屋や商店20~30軒が浸水。早速住民による片付けが始まっていた。商店のお店の部分は道路とほぼ段差がないため数10cm浸水、小上がりまでは濡れたが、居住部分の浸水はほぼなし。水道は通常通りなので、濡れたものを屋外に出し、水をかけて床等を洗い流していた。但し2軒程度が床上数cm程度浸水、内1軒は畳が出されて片づけも進んでいたが、別の住民が「あの家が一番ひどかった」と教えてくれたお宅は、何の動きも見えず、ひょっとしたら高齢者世帯かも知れず、地元社協につなぐことにした。

 

  • 被災者の声
  • 「県の人ですか。旧杭瀬川がいつも逆流してくるので、改善してほしい」
  • 「この地域だけ少し低いので、いつも水がたまる」
  • 「消防団が手伝ってくれた。本当に助かった」
  • 「片づけはまだまだ。段々暑くなってきたし、きついなぁ」
  • 「(工場)パレットの高さ(約20cm)ぐらいかなぁ。これから大型機械を動かしてみるが、動かなかったらどうしよう」
  • 「うちは、ちょうどすり鉢の上の方で被害なし。うちの隣から杭瀬川の道路までの間だけ浸かった(花屋)」

  • 12:00頃 池田町南片山地区

杭瀬川の支流のバックウォーター現象ではん濫。もともと遊水地でほぼ田んぼ。10~20軒の新興住宅の塊が3カ所ほど。すべての家が盛り土の上に建っていて、門塀や玄関までの3段程度の階段等に残る浸水跡から、すべて床下以下であることを確認。

ちなみに、自治会館には小舟や備蓄倉庫が完備されていた。ひとつの団地は、団地入口や各家屋の門に、町の補助による簡易的な「桶門」が設置されており、前日はそれでも団地内に浸水してきたので、消防団の協力で、ポンプで水をくみ上げ、田んぼに流したとのこと。水害常襲地の知恵が満載だった。

  • 被災者の声
  • 「ぎりぎりセーフ。家の中への浸水はない」
  • 「かかりつけ医からの連絡で、関係する福祉施設に避難できた。今戻ったところ」
  • 「20年前は床上まで浸水した」
  • 「ポンプの操作は地域住民が担当。疲れたが達成感はある」
  • 「(地元区長)テレビで言っていた市橋地区は確かに海のようになったが、ご覧のように一帯は田んぼで、家屋への被害はない。視察お疲れ様です。ありがとう」

視察を終え、改めて今後の対応について、以下の通り申し合わせた。

  • 大垣市・池田町とも、災害VCを設置するほどの被害はない。
  • ただし大垣市赤坂東地区は、被災者宅を巡回して協力依頼があれば、その場で手伝うグループの派遣や資機材の無償貸与、飲料水や休憩スペースも設けた「サテライト」機能が可能なら、自然と被災者が集まり、細かいニーズも聴けるのではないか。
  • 池田町は、高齢者世帯も多いことから社協が見守り訪問などできればいいのではないか。

以上を県社協から当該社協に伝えていただき、必要とあれば支援協議会から人・モノ等を応援する(RSYは資機材ならすぐに届けられる)。もし技術系案件があれば、ぎふNPOセンター等に相談いただく。

視察した以外の地区での浸水もあるかもしれないため、引き続き、協議会のLINEグループ等で情報共有し、対応していくことにした。

 

 

RSY令和6年能登半島地震への対応(第19報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
8月19日(月)、令和6年能登半島地震・石川県穴水町への支援の一環として、「まごころ表札プロジェクトin名古屋」を実施することができました。

このプロジェクトは、応急仮設住宅で暮らす皆さんのコミュニケーションのきっかけづくりや、殺風景な仮設団地の風景に明るい雰囲気を作るお手伝いをすることを目的に実施しています。また、完成品は可能な限り1世帯ずつ手渡しし、ご希望の場所への取り付けもお手伝いしています。

穴水町では中学生や高校生、町内外のボランティアの方々が参加し、既に150枚以上の表札が玄関に掲げられ、彩が添えられています。

今回も愛知県立芸術大学の高橋伸行研究室有志の皆さんが制作の手順をご指導くださいました。プロジェクトを全面的に支えて頂いている高橋先生はじめ、この企画のために何度も穴水に足を運んで下さり、今回もお手伝い頂いた卒業性の坂井さん、院生の水野さんにも心からお礼申し上げます。

今回参加したのは、愛知淑徳大学「災害時活動支援演習」の集中講義を受講する18名の学生さん。ここにRSY会員・ボランティア10名が加わり、合計48枚の個性あふれる表札が完成しました。

(参加者感想/一部抜粋)
・震災から8カ月あまり。私たちも他人事ではないと感じさせられました。だからこそ自分が今できることをやりたいと思い参加させて頂きました。今苦しんでいる方々に少しでも喜んで頂ければ嬉しいです。

・「仮設住宅での生活が少しでもいいものになるように」と思い参加させて頂きました。作業はとても難しく苦戦しましたが、自分なりに想いを込めて制作することができました。実際に穴水町のおじいちゃんの家には表札が掲げてありキラキラと輝いていました。自分もその力の一つになれたらと思うと嬉しいです。(祖父母が穴水在住)

・ボランティアをすることは、なんだか難しいなというイメージがあったけど、表札づくりは自分も受け取った相手も楽しめる素敵な活動だった。大学生というと交通手段も限られている中で、遠くに離れていても誰かの役に立てているという実感がわいて嬉しかった。

=========================
レポート~仮設の風景~
「まごころ表札のお届け」
スタッフ:稲垣
=========================

表札は、縦型と横型の二種類があり、取り付ける位置は住民の方々に決めていただいてから作業を行います。

この季節、連日猛暑が続いているため、暑さ対策が住民の方々にとって大きな関心事となっており、表札のほかに「カーテンをつけて欲しい」との依頼が増えています。そこで、ボランティアさんが手作りした暖簾を仮設住宅の玄関に取り付け、少しでも涼しい空間作りをサポートしています。


暖簾を取り付けた仮設住宅は、見た目にも涼しげな印象を与え、住民の方々からも好評をいただいています。表札を取り付けていると、ご近所さんが顔をのぞかせて「あんたのいいねぇ~」「きれいだね~」などと言いながら世間話が始まることも。また、スタッフが普段から皆さんが抱える「ちょっとした困りごと」について相談を頂く機会も増えました。

ご自宅に直接足を運び、会話を重ねる中で、住民の方々が少しでも快適に過ごせるよう、これからも工夫しながらお手伝いを続けていきたいと思います。

 

★空席あります!RSYボランティアカー運行情報
————————————————————–

9月ボランティアカー運行情報はこちら

————————————————————–
RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
————————————————————
この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

 

 

【募集9月分】現地穴水活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

レスキューストックヤード事務局です。
能登半島地震発災から、半年以上経ちましたが
いまだ不自由な生活が続く在宅避難の方や、
仮設住宅での生活環境に
戸惑いや困りごとを感じている方は、多くいらっしゃいます。
加えて、残暑での体調不安もあります。
は夏休みということもあり、学生さんの参加も多くなっていますが、
の落ち込みを懸念しています。
一人でも多くの方の参加をお待ちしています。
 
以下の日程です。
曜日が祝日であっても、木曜~日曜の3泊4日で変更はありません
※ハイエースの運転が可能な方、特に募集しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

こちらが登録フォームです

活動場所:ボラまち亭・RSY事務所(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟)を起点として、他の場所にも出向きます。
 
活動内容:仮設住宅への入居時支援、交流会実施、ボラまち亭来訪者対応
足湯&サロンの実施、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)   
 
宿泊場所:ボラまち亭(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟
※シャワーが使えないなど、一部宿泊にご不便をおかけしています間は、無料です。解消したあかつきには、水道光熱費として500円/泊を申し受けます。

日程:

60陣:2024年95日(木)~98日(日)
61陣:2024年912日(木)~915日(日)
62陣:2024年919日(木)~922日(日)
63陣:2024年926日(木)~929日(日)

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)

※この活動は、日本財団からの助成のご協力を頂いています。

7月25日からの大雨へのRSYの対応について

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
7月25日からの大雨により、秋田・山形で大きな被害が発生しています。
被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
RSYは、常務理事・浦野の親類や友人が山形県酒田市方面にいる関係で、情報
収集にあたり、下記の状況が明らかになっています。
〇酒田市本楯(浦野親戚の話より)
激しい雨が続いたものの周辺地域は浸水、ライフラインの停止等の被害なし。
スーパー等も通常営業している。日向(にっこう)川が波乱し、車で5分程度
離れている旧八幡地区では被害が出ている模様。
〇酒田市旧八幡地区、遊佐町方面
・旧八幡地区(浦野友人の知り合いの話より)
土砂崩れにより、平屋建ての実家が屋根まで土砂で埋まった。今日ようやく自
衛隊が歩いて入った模様。家族の安否は確認できたものの通信網が不通とな
りその後連絡が取れない。せめて自宅から仏様だけでも取り出したい。
・遊佐町(浦野友人の話より)
自宅の被害を免れたものの、数百メートル先の地域では床上浸水等多数発生。
災害ボランティアセンターも開設された模様。
——————————————-
RSYは現地の状況に合わせて、震災がつなぐ全国ネットワーク発行の「水害に
あったときに」等の発送、災害ボランティアセンター活動資器材の搬送、災害
ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)によるお見舞い品「うるう
るパック」の発送等の後方支援を想定し、迅速に対応できるよう体制を整えて
います。
被災地域にお住まいの方、また、お知り合い等おられる方は、下記、震つなサ
イトに掲載されている情報ツールをご紹介・ご活用下さい。
各地の災害ボランティアセンター開設状況は、下記の全国社会福祉協議会のサ
イトをご覧下さい。
————————————————————–
RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
————————————————————
この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。