皆様へ
お世話になっております。事務局・清野です。
明日4日、うるうるパックの物資荷受けを予定しておりましたが、経団連事務局担当の方に確認したところ、明日到着予定の物資はないとのことでした。
従いまして、明日の荷受けは行いませんので、よろしくお願い申し上げます。
月別アーカイブ: 2007年4月
能登半島地震【第13報】
皆様
松田です。お疲れ様です。現在穴水町で活動している吉田さん(京都大学防災研究所社会防災研究部門所属:博士後期課程)より昨日の活動状況について報告が届きました。(2007.4.2現在)
■活動状況
・ボランティアセンター設置の延期が決定(当初の予定は4月4日まで)。町の社会福祉協議会のVC(ボランティアセンター)を移動し、プレハブを建てる予定。
・仕事の引継ぎをしやすいように、住民のニーズの電話受けからボランティアへの仕事依頼の流れの効率化を実施
・ボランティアの受付から待機場所への誘導、仕事依頼への流れの効率化を実施
■制度面での詳細(4月2日現在。災害対策本部への電話質問による)
・4月2日より町役場にて罹災証明書の発行を実施
・ブルーシートは貸出(役場出納室に名簿記入)
・家の解体費用は全壊、半壊問わず補助無し(町で検討中)
・家の補修、新築等に関しても現在のところ補助無し(町で検討中)
・張られている赤紙、黄紙によって補助額が決まるわけではなく、町発行の罹災証明書によって補助金の額が定まる。
・罹災証明書の発行に際し必要なもの
竏鋳イ査準備表(各戸に配布)
竏宙モ
竏忠ニの内外の写真があると望ましい
(無くても発行されるが、罹災証明の内容に不満がある場合に写真が
あると判定が変わる場合があるため)。証明内容の変更に関しては
税務課と要相談。
・代理人による罹災証明書の発行も許可(代理人による調査準備表と印鑑、(写真)の持参)
・夕方のミーティングで栗田(RSY)が情報共有の点に関して進言する。町では、基本的には放送を中心に情報を発信するとのこと。
■避難所の被災者の方々の声
・一部屋4名前後の個室で、家族単位による部屋の割り当てが行なわれている。家族単位の割り当ては基本的には喜ばれている。一方で、外部者の被災者に対する訪問、声かけは難しくなった。
・小・中・高が始業式を迎えるまで、子ども達は時間をもてあましている様子。避難所は丘の上にあるため友人が来なくなったと漏らす。子供に「また来てね」と言われる。娯楽(オセロや折り紙,色鉛筆ほか)を届けると喜んでいた。
・昨晩寒かったといわれる方がおり即毛布を持っていった。(毛布を積んでおいていく場所を準備しましょうとの話が出た.→ おそらく避難諸施設のスタッフがやってくれた)
・歯磨き粉が不足している。
・ノート、鉛筆がほしいという方がおられ、民生委員らが午後直接買って持っていくとのこと
・ふれあい文化センターにお風呂に入りにいくことになっている(バスの送迎)のだが、ボイラーの規模の関係もありお湯が非常にぬるい。
→ 局長が電話でお願いしたところ頑張って沸かしますとの回答。私が行ったときにはお湯が出た。
・避難所でお花を喜んでおられる方がおられ,吉田の宿泊先の奥さんが育てておられるお花を幾つか頂戴する。
○所感
4人部屋なので話相手に困ることもないが、お年寄りが部屋から出てくる機会が少ないのが良いものか悪いものなのか私の判断ではわからない。マッサージするセラピストが5日までずっと避難所にいるということなので、避難所の方は当面問題ないかと思われる。
■障がい者の方への対応
障がい者の方の作業所を訪れる。月曜日(4月2日)に作業所を再開するまでは特に対応なし。 13人の方が通所しており、2人のスタッフで全ての方に対応している。家の被害に遭われた方はいないが、女の子が一名地震によりふさぎ込んでいる様子。明日、保健婦さんらと相談する予定。
■声かけ隊の活動
役場の担当者の話では、25,26日に民生委員さんが安否確認を実施し、作業要望依頼書を配布したとのこと。それ以降の活動は停止。明日(4月3日),民生委員の会長さん,穴水町社協,RSY,婦人会会長らと話をすることになるでしょう。
○在宅の被災者の方々の声
・家屋の状態の詳細な検査を望む声が多数。
・水圧が弱い。トイレの水がたまらないので我慢している。
・風呂に行く足がない。どのように行けばいいのか知りたい。
・買い物に行きたい。(ボランティアに頼むことは出来ないのか?)
・ごみ処理の延期をしてほしい。指定ゴミ袋でなくてもいいようにしてほしい。
・ごみ(粗大ごみ?)の回収が月1だと溜まる。タンス、冷蔵庫等どうしたらいいかわからない。
・放送が聞きづらい(重要なことの前にはサイレンを入れるなどの工夫をしてはどうか?)。
・壁の修理をしてほしい。
・何から手をつければいいか分からない。アドバイスがほしい。
・平日は仕事なので、土日にボランティア等に来てほしい。ゴミ処理に関しても、週末まで延ばしてほしい
・食べ物を取りに行く場所が遠い(疲れとストレスにより一日三食もとれない)
・大工さん、瓦屋さんに連絡するも順番待ち。
・お風呂に入れない。提供しているところもお湯が汚い。
・疲労がたまっているのでマッサージ等リラックスできるものがほしい。
・書類の手続きが分かりにくい。
○活動方法の改善
これまでは白紙による町内廻りだったが、要望を聞いておきながら応えられないという問題があるので、各個人の名前とその要望を記載するフォーマットを整える。
以上
RSY 新職員の松田曜子です
皆様
はじめまして。本年4月1日よりレスキューストックヤードの専従職員として着任いたしました松田曜子(まつだようこ)と申します。
昨年度まで土木計画を専攻する京都大学防災研究所の大学院生として、地域における災害に対する備えのありかたについて研究してきました。
RSYとは、研究活動を通じ3年ほど前から関わり合いがあり、そのご縁を通じ職員として従事する機会をいただきました。
地域防災の問題にこだわって研究してきた身ではありますが、実際にはこれから多くの課題に直面することになると思います。
現職員の方々や、RSYに関わる皆さまに教えを請いながら、新しい気持ちで地域での災害の備えや災害救援の仕事に臨んでいく所存です。皆さまのお力をお貸しいただければ幸いです。
ちなみに、出身は千葉県浦安市で、京都には10年住んでいました。名古屋には一週間前に引っ越してきたばかりですが、これから美味しいモノや店を発掘するのを楽しみにしています。こちらもいろいろと教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
松田曜子
うるうるパック発送に関するお願い
皆さま
お疲れ様です。事務局・清野です。
今回の地震で被害に遭われた被災地では、正念場が続いております。一日も早い復旧・復興を願うばかりですが、残念ながら人によっては遠隔地へ、たやすく出向くことはできません。
そこで、気持ちがあってもなかなか支援が難しいと思っている人同士が力を合わせ、今後被災地および周辺の地元の方々による被災者への訪問活動や声かけ・聞き取り活動に対する応援の一助として、「うるうるパック」をお届けする企画を、昨年夏の平成18年7月豪雨の時と同様に進行させています。
具体的には、(1)経団連1%クラブ等が、各企業に以下の品々の提供を呼びかけていただき、(2)それらを愛知で仕分けして「うるうるパック」として、各被災現場へお届けしようというものです。
つきましては、以下の日程で、商品の荷受、仕分け、パック化、梱包等の作業を実施いたしたく、お手伝いいただけるボランティアさんを各日募集させていただきます。年度初めで、何かとご多用中のうえ、急なお願いとは存じますが、趣旨をお汲み取りいただき、ご参加下さいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
※以下は現段階での計画です。種々準備には全力を尽くしますが、今後若干の変更があるかもしれません。その場合は早急にご連絡いたしますが、なにとぞご理解下さいますようお願い申し上げます。
■日時・募集人員
【荷受】募集人員:各日5名程度
4月4日(水)
4月5日(木) いずれも10:00縲鰀17:00
【仕分け・パック化・梱包】募集人員:各日30名程度
4月6日(金)15:00縲鰀20:00
4月7日(土)9:00縲鰀14:00
(進捗状況により終了時間が1時間程度延長する場合があります)
担当:清野(当日緊急連絡先 090-7435-2118 )
■場所
名古屋市中川区戸田三丁目1311番地
LIFA中川/山田組
*近鉄戸田駅より、徒歩10分程度
*駐車場は、作業スペースとなるため、使用できません。公共交通機関でおこしください。
地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35%2F8%2F0.758&lon=136%2F48%2F36.81&layer=1&ac
=23110&p=%CC%BE%B8%C5%B2%B0%BB%D4%C3%E6%C0%EE%B6%E8%B8%CD%C5%C4%BB%B0%C3%FA%
CC%DC%A3%B1%A3%B3%A3%B1%A3%B1%C8%D6%C3%CF&mode=map&size=s&sc=3
■服装
動きやすい服装でおいでください。
■「うるうるパック」商品(予定)および発送先
タオル、ウェットティシュ、マスク、石鹸、軍手、お菓子、お見舞い文書等を袋にパック化、能登半島地震被災地へ5000セット程度発送
■主催者:災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
構成団体(順不同)
日本経団連1%クラブ、青森県社会福祉協議会・ボランティア・市民活動センター、神奈川県共同募金会、JPCom、シャンティ国際ボランティア会、全国社会福祉協議会、日本NPOセンター、福井県共同募金会、三井住友海上火災保険株式会社、レスキューストックヤード、有限会社コラボねっと、中央共同募金会
ご参加いただける方は以下にご記入の上、事務局info#rsy-nagoya.com(#を@に変えてご送信ください) まで送付願います。FAX(052-783-7724)でも結構です。
*****************************ここから切り取り*****************************
参加いただける日の[ ]に○印をご記入ください。
【荷受】
4月4日(水) [ ]
4月5日(木) [ ]
【仕分け・パック化・梱包】
4月6日(金) [ ]
4月7日(土) [ ]
お名前
特記事項
(グループの方は人数、その他、「夜の時間帯だけ可能」など)
中越・ KOBE 足湯隊 レポート 3
みなさまのご支援によって、能登半島地震救援としていち早く被災地に赴き、被災者の傍に寄り添う活動に参加して無事帰ってこられた「中越・KOBE 足湯隊」神戸大学学生震災救援隊の益本さんの活動レポートが届きましたので紹介します。ご支援、ほんとにありがとうございます。今後もしばらく足湯は継続しますのでよろしくお願いします。
益本さんのレポートを、事務局で数回に分けさせて頂きました。
「中越・KOBE足湯隊」3月30、31日活動レポート1
益本禎朗
30日早朝、被災地の輪島市門前町に入る。倒壊した家屋や屋根にブルーシートが貼られている家屋が目につき、報道等で聞くよりも、被害は大きいように思えた。被害調査がまだ十分に行われていないためだろう。8時過ぎ、避難所になっている門前西小学校に入る。門前西小学校体育館には、鹿磯地区と六郎木地区の方たちが入られており、約200名の方々が避難されていたが、集落ごと、または集落内の班ごとにかたまっており、昼食も班ごとに取りにいくなど、避難所内でもコミュニティが強く活きているように思えた。
避難所の西小学校では、10時縲鰀12時まで足湯を行った。体育館の真ん中という目立つ場所で足湯が行えたためか、大変多くの方に足湯に興味を持っていただき、足湯の席が空くことは終わりまでなかった。評判はよく、僕が話をしていたおばあちゃんからは「あんた達、私の孫くらいの年だけど、孫にもこんなうれしいことされたことないわ」とありがたい言葉もいただいた。足湯を通じてお話を聞いた人の中には、避難所ではうるさくて眠れず黄紙(危険度判定・要注意)の家で寝ているという方もおり、避難所生活のしんどさを感じた。また足湯中、多くの報道陣に囲まれ、避難所の方たちは足湯の感想などをやたらと求められていたが、すでに慣れた様子で受け答えされていたのも印象的だった
富山県氷見市・永芳閣の女将さんから
RSY事務局・清野です。震災がつなぐ全国ネットワークのHPに下記のコメントの投稿がありました。
石川のお隣、富山県の旅館の女将さんからで、後方支援として、時間帯を限り、温泉を開放してらっしゃるそうです。現地でのボランティア活動や寄付だけでなく、こうした形の応援の輪があることも改めてご紹介させていただきたく、配信させていただきます。
また、現地へ行かれる方への情報としても活用していただけたらと思います。
—————–以下、3/29投稿コメント—————–
石川県の隣、富山県の旅館です。
能登半島地震のときは、氷見も震度5弱を記録しました。日々の仕事で地元を離れることもできず、何か寄付以外にもお手伝いできないかと、実にささやかですが、プロジェクトをはじめました。
他にも何かお手伝いできることがありましたら、お教えくださいませ。
投稿者 富山県氷見市・永芳閣の女将です。 : 2007年03月29日 19:11
——————-3/30投稿コメント——————————-
うちのプロジェクトは、後方支援です。旅館を離れる訳に行かないので、旅館の大浴場を4/27まで解放
しています(曜日や時間に制限がありますが…、融通は少し利きます)。
被災地を少し離れて一息つきたい、とか、ボランティアの後にひと風呂あびて…とか。投稿者のリンクをクリックしていただければ、具体的なプロジェクトのページに飛びます。
http://blog.eihokaku.net/?eid=221669
とにかく、一息つきに、そして、不安や恐怖で固くなった体を、うちの温泉でよかったらのばしにいらしてください、というプロジェクトです。
一番の願いは、4/27までやっている本プロジェクトですが、『とっくにあとかたずけも終わったし、今でも永芳閣の風呂に入りにいっていいのかね』と、問い合わせがくること。そうなるように、一緒にふんばりますね。
投稿者 永芳閣の女将です。 : 2007年03月30日 22:43
能登半島地震【第12報】
浦野です。お疲れ様です。
現在穴水町で活動している吉田さん(京都大学防災研究所社会防災研究部門所属:博士後期課程)より昨日の活動状況について報告が届きました。(2007.4.1現在)
■活動状況
○声かけ隊
・地元の婦人会の方より「在宅の人の見回りが全然できていないようなので、私たちで訪問したい」という申し出があり、3名の1チームを5組作り、町内一斉ヒヤリングを実施した。(一部は未だに対応できていない→明日行う予定)
★声かけ隊コンセプトは以下のとおり
?被災地域の住民お皆さんに声をかけることで元気になってもらう。
?その会話を通じて、不安・不満・希望を聞き取る。
?あげられたニーズから、解決するための活動メニューを考える。
中越・ KOBE 足湯隊 レポート 2
能登半島地震救援学生ネットワーク事務局より、足湯隊のレポートが入ってまいりましたので、ご報告いたします。
以下レポート
能登半島地震救援学生ネットワーク事務局
地震発生から1週間が経ち、マスコミ各紙の1面はほとんど「能登半島地震1週間」で飾られている。私たちの足湯隊の活動も地元K新聞が大きくカラーで取り上げてくれている。新潟に続いて、予想通り「足湯」は超人気であり、かつ今の被災者にとっても重宝にされている。なんとか地元で引き継いでくれるキーパーソンが見つかれば有り難いのだが・・・。新潟でもそうだったが、仮設住宅での暮らしが始まっても「ふれあいセンター」仮称などでも足湯は続けて来た。
さて、地震発生以来輪島市門前町の報道に集中しているため、穴水や七尾などの他の被災地域が話題にならない。実は、穴水でも「足湯隊」が活躍している。主体になってるのは、名古屋から駆けつけている10名ほどのボランティアだ。こちらの活動も注目して下されば嬉しいです。
ところで「中越・KOBE足湯隊」は、来週の4月7日(土)・8日(日)も10人ほどで第2段を派遣する予定で、今現地と調整を続けている。足湯の師匠吉椿さんは、どうしても先遣隊の活動で引き上げなければならない。今、一番弟子となる阪大院生のMさんが必死で吉椿検定?を受けている。しばらく今後の足湯のリーダーはそのMさんと神大救援隊でまとめていくことになる。
新潟中越は2年半を迎え、本格的な復興のステージに入る。能登は今から、暮らしの再建第一歩がはじまる。どちらも高齢化が激しい中山間地域での災害である。この度「中越・KOBE」としたのは、救援の文化がこうして阪神・淡路大震災から中越へとつながりつつあり、さらに能登へという思いがあるからである。被災地外の私たちは、しばらく「能登・中越」をセットで支援することの工夫をしなければならないだろう。そろそろ中越の被災者が、能登の被災者の傍に寄り添い始めるだろうと期待する。今、最も能登の人にとって元気がでるのは「新潟からの励まし」だ。そのつなぎ役が「中越・KOBE足湯隊」である。
*関連の動き
・神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)
能登半島沖地震緊急支援募金:4/2縲鰀6 神戸学院大学学内
4/7、8 JR明石駅
・神戸YMCA
街頭募金:4/7 14:00縲鰀16:30 元町大丸北西角(JR元町駅の南約100m)
村井 雑感レポート No.4
4月3日、5日に、輪島市門前町の「もんぜんや」という喫茶店で、「住宅修復説明相談会」が開かれます。この相談会は、新潟中越地震後も古民家の修復や被災住宅の再建・修復に尽力された新潟の建築士さんが呼びかけて実現したものです。地元の門前町まちづくり協議会が主催し、金沢職人大学校と日本民家再生リサイクル協会とが共催するそうです。こういう内容の相談会がいち早く地元で開催されるということは、先行きの不安を抱えている被災者にとってはありがたい催しの一つではないでしょか?今、被災者は例えば全壊と認定されても、状況によっては「修復できるなら、建て替えでなくても?」というようなことで悩まれる方もおられるのでしょう。いづれにしろ、正確な情報が今一番欲しい時で、情報が入らない、もしくは情報が混乱することが不安を助長させるものだと思います。「中越・KOBE足湯隊」が、現地では大変好評ですが、次ぎに必要なのは、こういう内容も含めた「なんでも相談」だと思います。人に聴いて貰ったり、とにかく人に話すことでどれだけ不安は解消されるか、「相談」のやり方で効果は大だと思います。実は、「足湯」も相談の変形パターンです。
能登半島地震【第11報】
浦野です。お疲れ様です。
吉田さん(京都大学防災研究所社会防災研究部門所属:博士後期課程)より昨日の活動状況について報告が届きました。(2007.3.31現在)
■避難所の様子
・4月1日に三ヶ所の避難所を一ヶ所にまとめる予定。(キャッスル真名位という公共施設)。正確な部屋の割り振り等はすでに決まっている様子。夜6時から健康福祉課の会議でその詳細が決められ、4月1日正式に発表される予定。1日の内に一ヶ所にまとめられると思われる。この件は内部情報だったが、数人の被災者は既に知っておりその情報を聞きたがっていた。
入所者の推移(三ヶ所総計、役場の災害対策本部より)
3月
25,26日で最大137名
27日:92名
28日:86名
29日:79名
30日:78名
31日:70名
【被災者の声】
・ご飯が多いときがある。残しているご飯を見るともったいない。
・床での睡眠はひざにこたえる。足の曲げないでいいベッド等あれば非常に便利だ。
・様式トイレの設置により、便が出た方が数名。どちらも一週間ほど便秘が続いていたこともあり非常に喜んでいた。
・しかし、今日も便が出ていなかった方が嘔吐し、そのまま病院へ搬送された。ストレス・睡眠不足・便秘など、総合的にまいっている様子。午後には再び避難所にもどってきた。林業センターの方だったが、ここは未だに睡眠不足者多数。
・林業センターの精神的に不安定な方に対して、外から来たボランティアの方が3人くらいで一日中個室で話をして対応。部屋に戻ってきたときは比較的安定していた。保健師さんの方がその対応について非常に喜んでいた。
→ 一カ所に避難所がまとめられる際に、その方に関しては個室が準備されるとのこと。保健師の方の話では薬の処方を行った模様。林業センター内の避難者の不眠問題の解決が期待される。
・テレビ局が何の許可もなく避難所に入り、撮影していくことに対して不満をもらす方がいた。
・間仕切りは着替え時の利用にと考えていたが、風呂にいくときに着替えるから特に必要ないとの声が聞かれた。各個人間で区切るのもしゃべれなくなるのでいらないとお年寄りたちは言っていた。圧迫感があるとの声も聞かれた。三ヶ所の避難所すべてに設置したが、どれも小さいスペースを区切るのにとどめた。
・貴重品を避難所に持ち込んでいるため、外部者の立ち入りに過敏な方もいた。
・カンドリシノブ(プロレスラー兼参議院議員?)避難所訪問(反応いまいち)ジャガー横田の方がよかったと言っていた。
・10万円もするカメラを購入した女性現れる。穴水がテレビであまり放送されていないことに多少不満を覚えている様子。穴水内の被害の様子をずっと取って回っている。100枚ぐらいとっていた。自宅の写真を見ながら泣いていた。穴水の被害の歴史を残したいとおっしゃっていた。カメラの使い方を教えた。
・お布団が全員に配布済み。非常に喜んでおられた。
・はっさく食べたいと要望あり。→情報センターにて余っていたオレンジを林業センターへ運ぶ予定。
・子供たちは皆で焼肉屋へいった様子(ラーメンを食べたいという要望にあわせてカップ麺を持っていったが不発)
・いろいろな娯楽が到着(将棋、トランプ、オセロ、大きなサイコロ、他多数)
→避難所が一ヶ所にまとまり次第運ぶ予定。
・仮設住宅への期待が大きい。一ヶ月この避難所生活をがんばろうとの声が聞かれた。→穴水20戸では足りないのではと私の勘では思われ、一ヵ月後その対応でもめる可能性大。