【まごころ支援】輪っか和っかプロジェクト×お歳暮プロジェクトのコラボ!

みなさま
RSY事務局です。
先日ご紹介しましたお歳暮プロジェクト↓が動きだしました。
http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/11/post-313.html
本日も第一回目のパック化作業を行いました。またパック化ボランティアさんの募集は後日ご案内します。
このプロジェクトとのコラボレーション企画として、6月から行ってきた「輪っか和っかプロジェクト」の呼びかけを行いたいと思います。
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          お歳暮に同封するメッセージ入りのまごころ込めた輪っかを大募集!
                  ◆送り先は以下のみなさまです。
1. 愛知県内に避難してきている東日本大震災で被災された方
2. 宮城県七ヶ浜町の住民の方
3. 台風12号で被災された三重県紀宝町の方
ご注文いただいたお歳暮と一緒に、皆様に集めていただいた「輪っか」同封します。
ちょうどクリスマスの時期にも重なるため、飾りにも使っていただければ…
                        ◆締切
         12月2日(金)までにRSY事務局まで、輪っかをお届けください。
              輪っかの長さは50個でひと区切りにしてください。
        (50個以下でも構いませんが、50個以上にはしないようにしてください。)
                     ◆作り方はこちら
         http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/wakkawakka0611.pdf
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【イベントでも集めます!】
今週末、11月25日・26日に金山駅での商店街逸品名品販売会に出展します。そこで防災グッズの販売と輪っかを集めたいと考えています。お手伝いいただける方を大募集中!
時間:10:00~18:00
お手伝いいただける方は事前に事務局までご連絡ください。
現地集合・途中参加・途中で帰る、などもOKです。
イベント詳細:http://www.nagoya-shotengai.com/img/ippin-meihin.pdf
締切間近で恐縮ですが、ぜひぜひご協力ください!
★これまでの輪っか和っかプロジェクトの報告書はこちらにアップしています。
9/10に七ヶ浜で行われた「復興まつり」や現地の方との交流会でお渡しした時の様子、住民の方の声も紹介しています。是非ご覧ください!

宮城県七ヶ浜町報告【第54報】仮設店舗を応援しよう!

みなさま
RSY浦野です。
いよいよもうすぐ、七ヶ浜に仮設店舗が完成します。
その名も『七の市商店街』。tenpo-gaikan.JPG
今回の津波で大きな被害を受けた魚屋、八百屋、花屋、食堂、カイロプラクティック、床屋、美容院など、8つの店舗が、再建への一歩に向けて営業をスタートさせる予定です。
このプロジェクトは、9月に町が中小企業基盤整備機構「仮設施設整備事業」に応募し、採択されたものです。七ヶ浜にある応急仮設住宅は、交通網が不便な場所に設置されているため、身近に商店ができれば、需要も大きいと考えられます。
また、「買い物をする」「食べる」というはっきりとした目的があれば、外に出かける頻度も多くなり、そこに人が集まれば、住民同士の新たな集い・交流の場となることも期待できます。私たちは、これが引きこもりや孤独死を防ぐための一助に成り得るのではないかと
考えました。
そこで、この動きを応援するべく、RSYではこれから以下のような活動を考えています。
・店舗で使用する機材の提供、安価での販売協力の呼びかけ
・店の「顔」となる看板の作成
・商店街を盛り上げるためのセールやイベントの手伝い
・他地域からの買い物ツアーのコーディネート
・遠方仮設住宅からの送迎サービス
などなど、既に進行中のもの、からこれからできるといいなぁと考えているものまで様々あります。
七ヶ浜町報告の中でも、随時看板作りの様子や店主さんたちの想いをご紹介していくつもりです。
今日から、今週末に控えている看板づくりワークショップの準備のため、仮設住宅のまごころ表札プロジェクトでお世話になった名古屋造形大学やさしい美術プロジェクトの先生・生徒さんがおいで下さっています!tenpo-takahashi.JPG
既にHP上でもご案内していますが、12月11日(日)の商店街オープニングセレモニーに向けて以下の取り組みを考えていますので、お時間のある方はぜひご参加下さい。
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■仮設店舗「七の市商店街」のハッピードリーム看板を作ろう!
参加者 大募集!
12月11日(日)、中央公民館横に仮設店舗『七の市商店街』がオープンします。
大人も子どもも気軽に立ち寄れ、集える商店街を目指して、今回の震災で被害にあった店主さんたちが町と共に準備を進めています。
 そこで今回お店をオープンする8店舗の看板を、住民の方々やボランティアで作ろうと考えました。店主さんの頑張りや、商店街が地域の集いの場・憩いの場になることを願って、みんなの商店街になるよう応援していきましょう!
1. 看板のデザインを考えるワークショップ
・日時:11月20日(日)10:00~12:00
※9:45頃までに会場にお集まり下さい。
・場所:中央公民館2階・大会議室
※商店街には「花屋」「魚屋」「床屋・美容院」「カイロプラクティック」「食堂」「八百屋」などができます。お店の雰囲気に合った楽しいデザインをみんなで考えます。参加して下さった皆さんには、お楽しみプレゼントもありますよ!ワークショップの後は、MEDIS(メディス)さんのライブにも参加できます。
2. 看板の色ぬりワークショップ
・日時:11月27日(日)10:00~15:00 
※9:45頃までに会場にお集まり下さい。
・場所:中央公民館2階・大会議室
※下絵にそって、ぬり絵のようにペンキで看板に色を塗ります。簡単な作業ですので、小さなお子さんでもお年寄りでも参加できます。筆やペンキはこちらで全て用意します。多少汚れてもよい服装でお越しください。参加して下さった皆さんには、お楽しみプレゼントもありますよ!
【共催】七ヶ浜町産業課/七ヶ浜町災害ボランティアセンター/NPO法人レスキューストックヤード
【協力】名古屋造形大学やさしい美術プロジェクト/未来予想図実行委員会/(有)鈴勝建設
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■七の市商店街応援隊
12月11日(日)に七ヶ浜町で予定されている仮設店舗のオープニングセレモニー
のお手伝いをしてくださる方を募集します。
現在、8つの仮設店舗からなる商店街「七の市商店街」のオープンに向けて、備
品の調達や地元の中高生とボランティアが一緒になって看板づくりを行う、など
の準備を進めています。出店予定者のみなさんからは「地域の人たちにとって憩
いの場所となるようなお店にしたい」「買わなくてもいいから顔を見せてほし
い!そんな風に人が集える場所になれば…」「地元の漁業を応援したい」という
ような想いを聞いています。このように町全体で復興に向けて頑張っているみな
さんを応援するべく、オープニングセレモニーのお手伝いをしてくださるボラン
ティアさんを募集します。12月11日は震災からちょうど9ヶ月の日です。寒い冬
がやってきた七ヶ浜をみんなで応援しませんか?ぜひふるってご応募ください。
1.活動期間
12月9日(金)~12月12日(月)
2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)
12月8日(木)
3.募集人員
22名程度
その他詳細は、下記アドレスからご確認下さい。
“http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/11/129-12.html”

【ご案内】11/16(水)第2回広域避難者学習会のご案内(愛知県被災者支援センターPS支援チーム)

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
愛知県被災者支援センターのパーソナルサポート支援チームが行う第2回の学習会のご案内をいたします。前日のご案内となり恐縮ですが、前回に引き続き、すばらしいゲストをお迎えして行う会となりますので、お時間にご都合つく方はぜひご参加ください。
●第2回広域避難者学習会
日時:11月16日(水)18:30~20:30
場所:愛知県司法書士会館
(名古屋市熱田区新尾頭1-12-3・金山総合駅南口徒歩5分)
http://www.ai-shiho.or.jp/about/access.html
講師:宮下 加奈 氏(ネットワーク三宅島 代表)
内容:「2000年三宅島噴火災害による4年半の島外避難の事例」
主催:愛知県被災者支援センター、パーソナルサポート支援チーム

締め切りました【募集】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア(12/9-12)七の市商店街応援隊!

皆さま
 いつもお世話になっております。
 このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。
●七の市商店街応援隊●
12月11日(日)に七ヶ浜町で予定されている仮設店舗のオープニングセレモニーのお手伝いをしてくださる方を募集します。
現在、8つの仮設店舗からなる商店街「七の市商店街」のオープンに向けて、備品の調達や地元の中高生とボランティアが一緒になって看板づくりを行う、などの準備を進めています。出店予定者のみなさんからは「地域の人たちにとって憩いの場所となるようなお店にしたい」「買わなくてもいいから顔を見せてほしい!そんな風に人が集える場所になれば…」「地元の漁業を応援したい」というような想いを聞いています。このように町全体で復興に向けて頑張っているみなさんを応援するべく、オープニングセレモニーのお手伝いをしてくださるボランティアさんを募集します。12月11日は震災からちょうど9ヶ月の日です。寒い冬がやってきた七ヶ浜をみんなで応援しませんか?ぜひふるってご応募ください。
1.活動期間
12月9日(金)~12月12日(月)
2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)
12月8日(木)
3.募集人員
22名程度
4.応募条件
以下の6つの条件を満たす方
(1) 心身ともに健康な方
 ※20歳未満のかたは保護者による参加承諾書の提出をお願いします。(高校生以上に限る)
(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
 ※毎日全員がシャワーなどを使えない可能性があります
(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方(出発当日、印刷したものを持参してください。)
資料はこちらです。http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/10/rsy-5.html
※内容は随時更新しています。以前参加していただいた方もご確認ください。
(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方
(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後の活動に役立てます)
(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方
5.参加費(出発日・受付時にお支払いいただきます)
 一般:15,000円
 RSY会員または学生:10,000円
※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。
よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)
※次回以降の参加は会員料金でご参加いただけます。(今年度)
※夜行となるため、大型バスを利用します。これまでのボランティアバスよりも参加費が高くなりますが、七ヶ浜への週末直行バスとなりますので、ご理解ください。
6.保険
 お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。
※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明を出発日の受付でご提示ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。
※RSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方はご持参いただかなくても結構です。
7.申し込み方法
 以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。
8.日程と活動内容
 1日目 18:50 当法人事務所集合、受付
     19:00 事務所内でミーティング
     20:00ごろ 事務所前をバスで出発
     8:00ごろ 七ヶ浜到着予定
     ※夜または朝の食事は道中のSAで各自でおすませください
 2日目~3日目
      終日、ボランティア活動(仮設店舗のオープニングセレモニーに向けて準備、運営の手伝いなどを行います。)
     ※昼食は自炊のほか、弁当も注文もできます。イベント準備の関係で全員分一緒に注文するなどとさせていただくかもしれませんので、あらかじめご了承ください。※地元の経済支援にもなりますのでご理解ください。
 3日目 19:00ごろ 七ヶ浜出発
 4日目 7:00ごろ 事務所前到着予定、解散
      
 ※きずな館での食事や掃除などは参加者が協力して行います。次の利用者が使いやすいように工夫を反映しながら行ってください
 
9.滞在場所
 〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場
スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」
・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり(自炊になります)/洗濯機、乾燥機あり(1回それぞれ100円で利用できます。洗剤あり)
 ※すぐそばに公衆トイレあり
 ※近隣の施設でシャワーが使用可能(ただし、時間が限られているため、参加人数や活動内容によって全員が毎日使えるとは限りません。またイベントなどで施設を利用できない場合があります。最終日に参加者で話し合いの上、スーパー銭湯などへ立ち寄りをするなどでご対応ください。)
 ※徒歩20分ほどの範囲にヤマザキショップ(~21時)とSEIYU(24時間)あり
・きずな館利用の注意事項・きずな館利用の注意事項をご確認ください
※利用者の状況により2階宿泊部屋が手狭になることがあります。
10.必須の持ち物
 寝袋/着替え/防寒具(ずいぶんと冷え込みます。防寒対策は徹底してください。)/水筒/洗面用具/シャンプー/タオル/石鹸/食器拭き用ふきん
※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。
★いままで七ヶ浜で活動されたことのある方、大大大歓迎です。
(初めての方でも、お申込みいただけます。)

「うるうるお歳暮プロジェクト」始動!

 皆さま
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 お世話になっております。
 レスキューストックヤードが一員となっている「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(通称・支援P)」は、企業から無償で提供された支援物資をできるだけ被災者の方のニーズに合わせ「パック化」して送り届ける活動をしています。皆さんに”うるうる”とするぐらい喜んでいただきたいため、「うるうるパック」と名付けています。
 東日本大震災では東京で4月に、名古屋でも5月に子ども向けの文房具を中心にしたパック化作業が行われ、これまでに1万近くのパックを東北3県に送り届けました(関連記事:七ヶ浜へ心を込めて「うるうるパック」袋詰め七ヶ浜・亦楽小の皆さんから「うるうるパックのお礼」をいただきました)。
 そして今回は、さらに皆さんのニーズに細かくおこたえしようと、「お歳暮プロジェクト」を企画しました。
 これまでいただいた新品の支援物資を「ファミリー」「ガールズ」「キッズ」「レディース」「シニア」の5種類にパック化し、「カタログ」から皆さんに選んでいただく形です。オプションでスニーカーや紳士、婦人靴をはじめ、お子さまにはお楽しみのクリスマスプレゼントも!
 カタログは愛知県被災者支援センター、東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごやを通じて、まず東北・関東から愛知・名古屋に避難されている方に発送し、すでに一部はご注文をいただいております。さらに私たちが支援を続けている宮城・七ヶ浜や、台風被害のあった三重・紀宝町の皆さんにもお届けする予定です。
 ご注文はカタログにあるお申込書を郵送、FAXしていただくほか、ネット注文にも対応いたします。以下のリンクからフォームに必要事項をご記入ください(トップページ左上にも同じリンクのボタンがあります)。
 >>うるうるパック2011 お歳暮カタログギフト お申込フォーム※受け付けは終了させていただきました
 お申込み締め切りは11月30日(水)とさせていただきます。ご注文いただいたパックは順次、ボランティアさんたちの手で直接送り届ける計画です。
 すべて無償のボランティア活動の一環で、配送料含めて料金は一切いただきません。ただし商品の種類や数、人手にも限りがありますので、完全なご要望には沿えない場合がありますので、ご理解ください。また、物資の仕分けなど、このプロジェクトにかかわっていただける方も募集します。お気軽に当事務局にご連絡ください。

寒中見舞いプロジェクトまだまだ参加者募集中です!

今日は、あいち防災フェスタ(※)にブース出展しました。
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ブースでは、七ヶ浜のみなさんに向けた寒中見舞いのメッセージを会場のみなさんに呼び掛けて書いていただきました。
会場の皆さんが寒中見舞いプロジェクトへの関心が高い中、お子さんを中心に家族やカップルなど、たくさんの方にご協力いただいた結果、71枚の気持ちのこもったメッセージが完成しました。
寒中見舞いは一枚につき、100円の寄付をお願いしていますが、お気持ち分やこの活動に賛同して寄付のみいただいた方もいらっしゃいました。今日一日で集まったお金は12,591円でした。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
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寒中見舞いプロジェクトのお申し込みは、11月19日(土)まで受け付けています。
皆様のご協力をお願いします。
詳細は下記URLをご参照ください。
http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/10/post-309.html
※寒中見舞いの記入例はこちら↓
sample.pdf
※あいち防災フェスタとは…
小さなお子さんから大人まで、幅広い年代の方が楽しめる、体験型の防災啓発イベントです。(愛知県主催)日頃の活動の成 果を発表する場と県民への防災ボランティア活動への一層の理解と関心が深まることを目的としています。

宮城県七ヶ浜町報告【第53報】感謝、復興への想い、七ヶ浜漁師が行うボッケ祭り

お世話になります。
七ヶ浜きずな館事務局スタッフ松永です。
来る11月12日【土】に地元七ヶ浜の漁師さんが行う「ボッケ祭り」が開催されました。
ボッケとはなんですか?
はい!!
七ヶ浜滞在4ヵ月ちょい九州出身のこちら松永がご説明いたします。
ボッケとは…
宮城県七ヶ浜町の名物である「サカナ」です。
学名「ケムシカジカ」であります。ケムシではありません、「サカナ」です。
実物「ボッケ」の写真をどうぞ!!
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オコゼみたいな魚ですよね~
身は淡白で、胃袋、肝、卵、なんでも食べられます。
唐揚げ、鍋等で使われるそうですが刺身が絶品!!
七ヶ浜でこの「ボッケ」を使ったボッケ祭りは
毎年開催されていたようですが
震災の影響で今回は隣町多賀城で行うことになったそうです。
しかし「ボッケ」は七ヶ浜の名物。七ヶ浜でボッケを食べてもらいたい。
と地元七ヶ浜の漁師でSさんが企画し今回の「ボッケ祭り」を開催しました。
当日朝9時から準備しました。
当日は200人予想で
Sさんはボッケ100匹、アナゴを持ってきてくれました。
しかし
ボランティアさんだけで400人近くいることがわかり
みんなでバタバタ準備を急ぎます。
Sさんは「ボッケ」をさばき              ボランティアでボッケ鍋に使う野菜を切る!!

 

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開始時間の12時に間に合い
いざ「ボッケ祭り」開催!!
大分からの応援メッセージも!!

 

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これは僕が在学している大分大学学園祭「聡明祭」でボッケ祭りの野菜の資金を集めるために有志に協力していただき支援金を集めました。
そのときに大分の皆さんに応援メッセージ、美術科にデザインしてもらい大漁旗を作成しました。
こちらが手伝ってくれた友達です!!
その他たくさんの大分の方々が支えてくれました!!
人がたくさん…!!

 

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ボッケを知らない方たちに説明しながら…

 

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Sさんもみんなが美味しそうに食べるのを見て
本当にうれしそうにしていました。

 

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「ボッケ祭り」の開催をしようと決めた地元漁師Sさんの想いとは…
「復興へ向けて漁師が頑張らないと」
「今まで助けてもらった人に恩返し」
「漁でとってきた魚をみんなに食べてもらうことが漁師としての喜び」
こうやって地元の人たちが一生懸命頑張って復興を目指しています!!
少しずつですが前へ、前へ進んでいます。
その姿を現地にいる僕たちだけでなく
すべての方の知ってもらいたいのでこれからも情報発信していきます。

 

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そして…
Sさんと一緒に企画を進めていく上で
熱い想いを持ちそして誠実な人だと感じ
まだ出会って1ヵ月ほどですが本当に尊敬できる人だと思います!!
これからも七ヶ浜を応援していきます!!

 

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ともに前へ、七ヶ浜。

宮城県七ヶ浜町報告【第52報】芋煮会で野菜をいっぱいたべさいん

皆さま。お世話になっております。 RSY石井です。
いわゆる「応急仮設住宅」には物資や炊き出し、催しなど多くの支援が届きます。しかし、民間のアパートなどを借り上げて仮設と同じ扱いになる「みなし仮設」には「もの」も「人」も届きません。そのような支援の手が届きにくい在宅避難者の方を対象とした催しも月に1度は行えるようにしています。
この時期七ヶ浜町内では何度も芋煮会が地域で行われます。子育て支援センターと連携の芋煮会もありましたが、今回は在宅避難者の方へ向けた芋煮会を行いました。企画・担当をしてくれた長期ボランティアからの報告です。
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みなさん。長期ボランティアスタッフ松永です。
10月23日【日】在宅者支援「芋煮会」を行いました。

 

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まず「芋煮会」とは… 秋にその年の収穫を祝って河川などで鍋料理を作って食べる行事のこと。長く厳しい東北の冬を前に親睦を深める行事として、家族や学校、職場などで行われているようです。
宮城県と山形県で芋煮の「味」が違うようで宮城県はみそ味の豚肉を使うようで山形県は醤油味の牛肉だそうです。具材はその他に里芋、じゃがいも、こんにゃく、ネギ、ニンジン、大根、など…
今回の企画は大谷大学さんと名古屋音楽大学さんが当日にお手伝い、持ち込み企画を行ってくれ運営スタッフ総勢50名とのことでした。
企画参加者は45名程で、ボランティアの数を含めると約100名になりました。
芋煮作りは地元のお母さん達やお父さんと一緒に行いました。

 

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料理はみんなで作るとかなり楽しい!みんなで食べる芋煮!!
人が多くかなりぎゅうぎゅうでしたがみんなで美味しい芋煮を頂きました。

 

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お昼御飯を食べた後は名古屋音楽大学による「ガムラン」の演奏です。

 

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インドネシア・バリ島の民族音楽は今まで聞いたことがなくなにか不思議で神秘的でした。
そしてこの音楽を聞く一番いいポジションはどこだと思いますか?
楽器の後ろ?前?さあどこでしょう!!
正解はこちら!!
じゃん☆>

 

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正解は楽器の下でした!そして全員で記念写真をパシャリ!!

 

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参加者にアンケートを書いて頂きました。「楽しかった」の声が多数あり、中には「久しぶり~と旧友と再会する方」もいました。
震災の影響から七ヶ浜から別の町に住む場所を変えた方が多い民間仮設住民の方々。また地元、七ヶ浜町に足を運ぶきっかけになってほしいと思い芋煮会を開催しました。以前行った「名古屋カフェ」からの継続的な支援でもあります。
在宅者支援は「瀬戸物バザー」「名古屋カフェ」「芋煮会」とやってきました。
次よりいい企画になるように頑張っていきます。

宮城県七ヶ浜町報告【第51報】七ヶ浜町でサーフィン解禁!

みなさま
RSY浦野です。
震災から8か月を迎えた七ヶ浜町で、サーファーのみなさんへビーチが開放されました!
当日は、宮城県サーフショップユニオンからの呼びかけで、地元サーファーやボディボーダーらが100名以上集まり、互いに喜びを分かち合いました。
セレモニーは、追悼慰霊祭、安全祈願祭、そして14:46の黙とう後、サーファーの方々約20名が入水という流れで進みました。臨席した七ヶ浜町長からは「多くの方々のおかげで七ヶ浜は着実に復興への一歩を歩んでいる」との言葉がありました。

 

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RSYでは7月から9月にかけて、「七ヶ浜再生プロジェクト」として、宮城県サーフショップユニオンをはじめ、菖蒲田浜地区の住民の方、災害ボランティアセンターや宮城県内の企業・NPOらと連携し、ビーチクリーン活動を実施しました。ビーチクリーンでは、近郊地域からのべ500名を超す方々が参加し、「沢山思い出のある海だから」と一生懸命に汗を流しました。その結果、沢山の人々の力で、日を追うごとにがれきや流木、コンテナが片づけられていきました。

 

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現在の菖蒲田浜海岸は、ご覧のとおり。見渡す限り白い海岸が広がり、すっかりきれいになりました。七ヶ浜でサーフショップを営んでいる「SURF SHOP MATTY’S」のHさんは、「津波で店は全て流されてしまった。でも、とにかくもとの海を取り戻してまた沢山の人が集まってくる浜にしたい」と、直後からたった一人でビーチクリーン活動を始められました。Hさんの活動に賛同した仲間が定期的に集まり、活動に参加するようになりました。そんな時、私たちもHさんと出会いました。

 

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そんなHさんは、今日の日をどれだけ待ちわびていたことでしょうか。
出会ってから数か月、この日、Hさんの最高の笑顔が見られました。

 

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七ヶ浜の海は、このように心からまち・人・うみを愛する住民の方々によって守られていることを改めて感じました。
菖蒲田浜の海岸は、かなりきれいになりましたが、安心して裸足で歩くにはまだ不安な部分もあります。ガラスやプラスチックのかけらなどが、まだ砂に埋もれている可能性があるからです。次は、菖蒲田浜海水浴場での海開きを目指して、素足で歩ける浜を取り戻すべく、引き続き地元の方々と一緒に取り組んでいきたいと思います。

宮城県七ヶ浜町報告【第50報】やります!ボッケ汁祭り

みなさま
RSY浦野です。
七ヶ浜には漁師さんが沢山います。その中の一人、Sさんは親子3代にわたり、うにやアワビなどを獲る素潜り漁中心の漁師さんです。
乱獲を防ぐため、うに・アワビ漁が禁漁になると、刺し網漁やアナゴ漁などに転向します。1年間で春夏秋冬、様々な漁を組み合わせながら漁師として活躍されている方です。
そんなSさんの船は、今回の津波被害で大きな被害を受けました。漁具も作業小屋も全て流されました。しかし、「七ヶ浜は昔ながらの漁師町なのだから、町を蘇らせるには俺達漁師が頑張らなければならない」と、海からまだ使える漁具を引き上げ、借金を覚悟で新しい漁具を購入し、漁を再開するために少しずつ準備を進めてきました。
10月28日、待ちにまったSさんの新しい漁船が進水式を迎えました。
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現在は、この新しい船で七ヶ浜の特産品「ボッケ」の大量を目指して、毎日漁に出ています。また、進水式の際には1~2件だった作業小屋も5~6件に増え、漁場にも少しずつ活気が戻ってきています。
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「今までお世話になってきたボランティアさんや、地域の人たちにボッケを食べてもらって、漁師も復興に向けて頑張ってるってことを知ってもらいたい。それを食べたみんなが笑顔で元気になって欲しい。それが俺の恩返しだと思ってる」と、野菜一杯のおいしい郷土料理「ボッケ汁」を振る舞うお祭りのご提案を頂きました。
そこで、11月12日(土)のお昼ご飯に合わせて、メインのボッケ汁に新鮮な蟹なども合わせて、ボランティアきずな館前でボッケ祭りを行うことになりました。12日~13日においで頂くRSYボラバスのみなさんには、このお祭りのお手伝いをしていただく予定でいます。
また、11月19日にRSY名古屋事務所で行われる報告会では、Sさんが獲ったボッケを名古屋に送ってもらい、ボッケ汁をふるまう予定でおります。さらには、当日は切り身の即売会も行いたいと思います。ボラバスで七ヶ浜に行きながら、シーズンオフのためボッケが食べられず、悔しい思いをされたみなさん、ぜひおいで下さい!!そして地元漁師さんの心意気に触れて下さい。
頑張る七ヶ浜の漁師さんたちへの応援を、何卒よろしくお願いいたします。