新潟県中越沖地震[第23報]

浦野です。お疲れ様です。
11日から現在までの災害ボランティアセンターの活動状況についてご報告します。また、仮設住宅見学会や、仮設住宅入居説明会が開催されましたので、詳細についても報告いたします。尚、神奈川・加納さんは13日で活動を終了し、神奈川へ戻られました。
[2007.8.13現在]

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新潟県中越沖地震[第22報]

浦野です。お疲れ様です。11日より再び刈羽ボラセンに入りました。
被災地は、地震発生からもうすぐ1ヶ月をむかえようとしています。15日の仮設住宅のカギの受け渡しをきっかけに、20日には避難所が閉鎖されるなど、被災者の方々の生活状況も変化の時期を迎えています。
災害ボランティアセンターでは、「一人ひとりを見つめる」ことを意識しながら、避難所での子どものケア、高齢者支援、地域でのサテライトの実施など、きめ細かい対応を実施してきました。
下記には、被災された方々の声が載せてありますが、これらの声は、どれも、こちらから近づいて目を凝らしていかなければ見えてこなかったものです。私たちができることは、目の前にいる人の声に耳を傾けることしかできないかもしれませんが、その小さな『寄り添い』に、安心感を得たり、支えを求めている人がもっといるということを改めて感じました。
そして「声にならない声」に耳を傾け続け、その声に対して、できる限り丁寧な対応を行っていくために、このような『寄り添う』ことの重要性を理解した、もっと多くの応援団が必要であることを実感しています。皆様、ぜひ『寄り添いプロジェクト』にご協力をお願い致します。
[2007.8.11現在]

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新潟県中越沖地震[第21報]

清野です。お疲れ様です。
神奈川県立保健福祉大学院生の加納さんが活動を終了し、戻られたため、現在、震つな・RSYからの派遣スタッフが一時ストップしておりますが、RSY浦野が11日から現地入りする予定となっております。
本日の報告は、刈羽ボラセンの避難所班を担当している中越復興市民会議スタッフからのヒアリングを元に作成しました。[2007.8.9現在]

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ボランティア活動支援募金のお願い

皆さま
清野です。昨日の配信にて、「寄り添いプロジェクト」の開始をお知らせいたしました。
このプロジェクトは、ボランティア活動を通じて、被災された住民の方々と関わり、何気ない会話の中から、その方の思いや不安などの声を拾い、集められた声は、より住民本位の支援が出来るよう行政や支援機関にお届けするものです。
また、定期的にボランティアが関わることで「ひとりじゃないですよ」「応援しています」というメッセージを送り続け、復興への希望を持っていただきたいという思いがこめられています。
このプロジェクトを継続するためには、多くの皆様のご協力が不可欠です。ボランティアに参加してくださるほか、資金面でも支えてください。
支援を支援する募金に、皆様方のさらなるご協力をよろしくお願いいたします。
災害ボランティア活動支援募金
郵便振替口座:00920-7-75997
加入者名:震災がつなぐ全国ネットワーク
*通信欄に中越沖地震とご記入ください。

刈羽ボラセンへの支援について

皆様
栗田です。お世話になります。
新潟県中越沖地震から3週間以上が経過しました。被災者の皆さんは懸命に「くらし」の再建に取り組んでいらっしゃいます。しかしあまりにも大きな被害とこの猛暑です。外部の私たちは今こそしっかりと息の長い被災者支援を続けるべきだと思っております。つきましては、別紙のようなプロジェクトを計画しましたので、皆様のご理解とご協力を賜りたく、よろしくお願いいたします。
当方は地震当初より中越復興市民会議等からの協力要請を受け、「刈羽ボラセン」を中心に支援させていただいておりますが、事務局長・稲垣氏の「仮設への移行もあり、今しばらくきめの細かな支援を継続させたい」との言葉に賛同し、微力ながらお手伝いしたいと考えた次第です。

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新潟県中越沖地震[第20報]

皆さま
清野です。お疲れ様です。現在刈羽ボラセンで活動されている、震つなからの派遣スタッフ・神奈川県立保健福祉大学院生の加納さんから報告が届きましたのでお知らせいたします。[2007.8.8現在]
■刈羽村災害ボランティアセンターの概要
○ボランティア受付数
・ボランティア受付:161
・ニーズ件数:27
・B地区のサテライトの件。サテライトの場所が民家から離れた場所にあり、住民の人が行きづらいため、別の場所にサテライトを引っ越す。明日、作業を行う。また、サテライトと本部の連絡を密にして、活動の把握、連携をはかっていきたい。
・本日、夕方現在の、明日のニーズ件数10件。ボランティアは、ボラバスによるボランティアが合計61人予定されている。
■避難所内の活動
・明日、1回目の外湯があり、ワゴン車を使って送迎することになっている。現在把握している希望者は、2名。明日の朝、再度、外湯の周知・希望者の確認行う。
・本日、第二体育館に天皇皇后両陛下がいらっしゃった。他の避難所から見にこられる人の送迎を行った。体育館の中に入ってもらい、皇室の方が帰られたあとも、ボランティアがお話を聞くなどの活動も行った。

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「よみがえれ能登」プロジェクト報告(写真集)

◎輪島:朝市のこと
「丁度店開きをして、しばらく経ったときだった。大きな揺れがきて、みんな肩を寄せ合った揺れが納まるのを待っていた。怖かった。家は壊れてしまったが、落ち込んでいても仕方がないので・・・」と、その時のことを思い出すようにゆっくりと話してくれたのは、1000年も続いている輪島の朝市のおばあちゃんである。「神戸から来たんです。」というと、「あ縲怐A何年か前に神戸の方でも大きな地震があったね、遠いところからご苦労様です。」と言われた。いつもそうなんだが、災害の被災地行くと、「神戸から来たんです。」というだけで、見ず知らずの人とでもいろいろと話が弾む。共通体験がそうさせているんだろうか。そういえば、この朝市組合の組合長さんと話した時も、「ほんとにこの度は人の情けというものをこれほど身にしみて、感謝したことはないなぁ!」と全国からの励ましの手紙などを見せながら、少し涙を浮かべて話された。どこの被災地でも、人と人との支え合いや助けあいの有り難みは共通して話される。日本には「困ったときはお互いさま」という言葉があるが、一体いつ頃から言われているのだろうか?

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新潟県中越沖地震[第19報]

皆さま
清野です。お疲れ様です。
現在刈羽ボラセンで活動されている、震つなからの派遣スタッフ、神奈川県立保健福祉大学院生の加納さんから報告が届きましたのでお知らせいたします。[2007.8.7現在]
■刈羽村災害ボランティアセンターの概要
○ボランティア受付数
・ボランティア受付:159
・ニーズ件数:38
・明日以降もサテライトは継続する。
■避難所内の活動
・明後日に行われる外湯めぐりのマニュアルなどを作った。9日木曜日が第一回目。毎週やることになっている。
・C地区でカキ氷とラジオ体操をやった。カキ氷はその場にいたほとんどの人が参加した。また、子どもがカキ氷作成に積極的に参加してよい雰囲気であった。子どもも10数人参加した。高齢者からも「今日はカキ氷ないの?」と聞かれるほど好評。
・ラピカでのカキ氷イベントと竹とんぼづくりに、テレビ取材が入り、少しごった返しした状態であった。子どもも両方のイベントについていけていないという印象を受けた。また、学童の子は湯沢の児童との交流事業があり、目の前にカキ氷がありながら食べられなかったということで、明日は学童に許可を取って、明日学童でカキ氷をすることにする。
・それに関連して。子ども20人以上のイベントなど、ラピカでしか出来ない規模のイベントがある。ただ、2つもイベントがあると子どもも、いっぱいいっぱいになるので、既にイベントが入っているときは、他の避難所に変更するなど調整をする。

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新潟県中越沖地震[第 18 報]

皆さま
清野です。お疲れ様です。
現在、震つな・RSYからの派遣スタッフが一時ストップしたために情報が途切れてしまい、大変申し訳ございませんでした。
昨日8/6夜、神奈川・加納さんが刈羽入りし、8日まで刈羽ボラセンで活動されます。なお、本日の報告は、刈羽ボラセンの避難所班を担当している中越復興市民会議スタッフからのヒアリングを元に作成しました。[2007.8.6現在]
■避難所内での活動
・配食サービスの手伝い:在宅の被災者、特に高齢者世帯向けの、お弁当の配色サービスの手伝いを昼と夕方に行っている。4箇所の避難所に、ボラセンから2人ペアで行っている。基本的には、避難所まで取りに来てもらうが、取りに来られない10軒ほどの世帯には、配達も行っている。配達の時には、体調確認なども行っている。
・飛び込みで、東京から大道芸人の人が来た。避難所をいくつか廻ってもらい、ジャグリングをやったり風船で人形を作ったりして、けっこう好評だった。
・炊き出しの残量調査を行った。自衛隊の炊き出しが終わり、給食業者のご飯に変わったが、夏場なので、火を通したものをという配慮からか、毎日のように揚げ物が出る。炊き出し終了後、確認したところ、結構あまっていた。給食業者に、野菜の補充について、希望は伝えているが、さらなる改善が必要。

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能登半島穴水町復興ブログができました。

事務局・清野です。
中越沖地震関連の活動報告が多い昨今ですが、能登半島も忘れてはおりません。
RSYは、能登半島地震被災地の穴水町で、行政や地元の商店主さんたちと一緒に復興のお手伝いをさせていただいているのですが、このたび、穴水町・能登半島地震復興支援プロジェクト「がんばらんかいね能登・穴水」なるブログが出来ました。
穴水町・能登半島地震復興支援プロジェクト
「がんばらんかいね能登・穴水」
http://www.anamizu-fukkou.com/
ブログでは、復興へ向けたプロジェクトの計画や報告のほか、現在の穴水町の様子なども、写真で見ることが出来ます。
復興へ向けて、着々と歩んでいる能登半島をこれからも応援していきたいと思います。
◆ちなみに、こちらのサイトもお勧めです。
穴水町で商店街復興のために、活動されている幸寿しさんのサイトです。能登半島の名物が購入できたり、日々のつぶやきなどもあったりして面白いですよ。
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石川県・能登半島の幸寿し 通販
http://www.kouzushi.com/
平成版 嫁,姑物語
http://kouzushi.her.jp/yaeko/
能登半島・食旬々
http://kouzushi.her.jp/syun_blog/
このわた くちこ・能登半島の幸寿し BLOG 輪島朝市
http://kouzushi.her.jp/blog/