【RSYボランティアバス参加者の皆さまへ】出発前資料(1/27更新)

RSYボランティアバス参加者の皆さまへ
出発前にお読みいただきたい資料はこちらです。
各自でプリントアウトして事前にお読みいただき、各自でご持参ください。
・RSY七ヶ浜支援資料※2011年3月~9月の流れ
・はなのき 夏号
・ぼらみみ「震災特集・RSYライブレポート1~3」
・足湯資料
・きずな館利用の注意事項_0123.pdf
————————————【これは必見】————————————
わかりやすくまとめたレポートです!七ヶ浜で活動したボランティアさんが中心となってまとめています。
ブログの記事を参考にしていますが、写真付きでテーマごとに1ページにまとまっているのでとってもわかりやすい!
★☆★七ヶ浜レポート★☆★
■9月
内容:「震災から半年-復興まつり」
こちらからダウンロード
■10月
内容:「つながる遊び庭」「ものづくり工房」「芋煮会」
こちらからダウンロード
■11月
内容:「足湯」「サーフィン解禁」「ぼっけ祭り」「ものづくり工房」「仮設店舗って?」「仮設店舗の看板作り」
こちらからダウンロード
■12月
内容:「仮設店舗OPEN!」「足湯」「つながる遊び庭」「サンタがきたよ」「クリスマスパーティー」「ゴスペルコンサート」「きずな工房」「きずな館にお泊り」
こちらからダウンロード
■1月
内容:「寒中見舞いをお届けしました」「七の市商店街盛り上げ隊」
こちらからダウンロード
■2月
内容:「足湯」「バレンタインイベント」「きずな工房」
こちらからダウンロード
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その他、下記東日本大震災支援全国ネットワークのHPもご確認をお願いいたします。
http://www.jpn-civil.net/
活動初日か最終日にアンケートをお渡しします。名古屋に帰るまでにご記入いただいても構いませんし、お家に帰られた後以下のファイルにご記入いただき、メールでご送付いただいても構いません。※提出は最終日から1週間以内にお願いします。
【アンケート】七ヶ浜ボランティアにご参加いただいた皆様.doc
出発当日まで、睡眠をよくとり体調管理にお気をつけ下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
RSY事務局より

【参加者募集】「寒中見舞いプロジェクト」報告会を開催します!

みなさま
寒中見舞いプロジェクトメンバーのボランティア・丹羽です。
2011年秋から継続して取り組んでまいりました「寒中見舞いプロジェクト」ですが、
2012年1月7日以降、順次お届けを完了いたしましたので、この度、報告会を開催させて頂きます。
◆寒中見舞い報告会 ご案内◆
日にち:2012年2月11日(土)
時間:11:00~13:30 (10分前までにお越しください。)
会場:レスキューストックヤード事務局 会議室
定員:30名程度
内容:
・寒中見舞いプロジェクトメンバーによる活動報告
・「名古屋で出来る被災地支援について考える」グループワーク
・などを考えております。
その他:
・RSYの今後の活動のために、当日は皆さまにご寄付のお願いをさせていただきます。
 ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
・今後、RSYの名古屋や七ヶ浜での活動に一緒に取り組んでくださる方もぜひ募りたいと考えておりますので、
 お気軽にお越しください。
申込締切:2月10(金) ※会場手配などの関係上
申込フォームはこちら
報告会終了後、14時より街頭募金を行います。
ご都合つく方はぜひご参加ください!(昼食は報告会前にお済ませください)

「寒中見舞いプロジェクト」報告

みなさま お世話になっております。
「寒中見舞いプロジェクト」メンバーの丹羽と申します。
1月上旬、私たちは宮城県七ヶ浜町の皆さまへ寒中見舞いをお届けに行ってまいりました。
◆「寒中見舞いプロジェクトって何?」
→寒中見舞いプロジェクトの発足からお届けまでをまとめました。ぜひぜひご覧ください。
こちらをクリック
◆現地での実際のお届けの様子のレポートをまとめました。
こちらをクリック
◆「寒中見舞いプロジェクト報告会」を開催します!
寒中見舞いプロジェクトの報告会を2月11日(土)にRSY事務局にて行います。
「現地の方がどのような反応だったか」や、「どこにどのように寒中見舞いを配ったの?」など、
企画や実際にお届けしたメンバーが報告させていただきます。
ご都合のよろしい方は、ぜひぜひご参加ください。お待ちしております。
詳しいご案内はコチラをクリック

1.17 神戸に行ってきました!

みなさま
事務局の加藤です。
阪神淡路大震災から17年の神戸に行ってきました。
RSYでは毎年この日に合わせて神戸を訪れています。
その時の様子は事務局便りとして、レポートにて紹介しました。ぜひぜひご覧ください。
こちらをクリック!
実はこの「事務局便り」にはバックナンバーもあります!
事務所の掲示板に最新号を貼りだして、バックナンバーはファイルに入っています!
最近始めたばかりの「事務局便り」ですが、”「最近のRSY事務局は何をしているの?」という方は必見!”とうたえるくらいのものにしたいなあ…と思っています。協力してくださる方も同時募集中です。
宜しくお願いします。

宮城県七ヶ浜町報告【第61報】サンタが家にやってきた

IMG_0148.JPGIMG_0081.JPGP1040995.JPGいつもお世話になっております。
きずな館 郷古です。
2011年12月24日に七ヶ浜ボランティアきずな館での2011年最後の企画である「サンタが家にやってきた」が開催されました。
この企画は毎年、七ヶ浜町子育て支援センターで 企画・運営 をしているものですが、今年度は震災の影響で、開催が危ぶまれていました。しかし、「沢山の応援があればできるかもしれない!」というスタッフの方の想いをお聞きし、RSYもお手伝いさせて頂くことにしました。
その想いに賛同したのは私たちだけではありませんでした。
この企画の目的である「震災で住み慣れたを離れ、仮設住宅等で新生活を始められた方々が、少しでも楽しみや心安らぐきっかけを作ること」、「一人暮らしの方、高齢者世帯などの孤立防止」、「子どもたちに夢を与え、家族で楽しいひと時を過ごしてもらうこと」をご理解くださった地元社会福祉協議会や災害ボランティアセンター、NPO法人アクアゆめクラブの有志の皆さんや、地元住民の方々の応援もあり、例年よりグレードアップして開催することができました。
また、あいち生協さんからは今回も多大なるご支援を頂きました。
皆さんにお届けするプレゼント(お年寄りは「はらまき」、子どもは「お菓子&おもちゃ」、65歳以下の一人暮らし世帯には「ビールとおつまみ」)の用意や、当日の運営にもご協力くださいました。また、お子さんへのプレゼントとして希望が丘保育園父母会からパズルをご提供いただきました。
当日は、RSYボランティアバスの43陣メンバーでプレゼントを梱包し、地元七ヶ浜町民、県外のボランティア、国外のボランティアが、サンタさんや助手、送迎役として集結し、それぞれのお宅へ向かいました。
応急仮設住宅には、事前には告知せずいきなりお宅へ訪問し、
「メリークリスマス!」
子どもたちはもちろんおじいちゃん、おばあちゃんもびっくり!しかし笑って、プレゼントを受け取ってくれてとても喜んでくれました。
自宅で生活している子どもたちへのプレゼントは、その保護者の方から事前に買っておいたのを預かり子どもたちにサンタから手渡ししました。欲しいものが入っていてとってもびっくり!そして満面の笑みを見せてくれました。
雪が降り、ホワイトクリスマスになった寒い七ヶ浜でしたがサンタさんたちも笑顔がたえない心温まる夜になりました。

宮城県七ヶ浜町報告【第60報】ご挨拶・七ヶ浜、亘理ゴスペルコンサートの開催

みなさま
いつもお世話になっております。RSY浦野です。
昨年は多くの皆様にRSY、そして七ヶ浜を支えて頂き、本当にありがとうございました。
昨年から七ヶ浜を訪れて下さった沢山の皆様、そしてこの活動をいつも遠くから支えて下さっている皆様に心から感謝致します。遅ればせながら、本年も何卒よろしくお願い致します。
震災から10か月が経ちました。
ボランティアバスが第1陣として現地入りしてから、足湯やイベント、お茶のみ場等を通じて、住民の方から沢山の「声」を聴かせて頂きました。これをもとに、12月には仮設店舗「七の市商店街」と「きずな工房」がオープンし、生き生きとした店主さんの「いらっしゃい!」という声や、お裁縫を通じてモノを生み出す喜びが、少しずつ生活不活発病の予防や、地域活動への参加の機会につながっているようです。
また、民間アパートを仮設住宅として使用している「みなし仮設」や、補修中の家や親類等の家で生活している在宅の皆さんに対しては、定期的な集いの場の開催や、『うるうるお歳暮パック』の配布を通じて、地元民生委員やボランティアさんらと個別訪問し、生活状況をお聞きすることもできました。
他にも、親子支援のためのイベントの開催や地元漁師さんとのコラボ企画など、ボランティアバスや、県内外のNPOや支援グループ、七ヶ浜町内の地域の皆さんらと連携・協力しながら取り組みを進めてきました。
しかしながら、仮設住宅では相変わらず、「何もすることがない・・・」という言葉がよく聞かれます。
生活自体は少しずつ落ち着いたものの、なじみの「人」や「場所」とのつながりは途切れたままです。今いる場所で「所在がない」という状態は、大きな不安と焦り、落胆を生み、何か行動を起こそうという気力を奪います。所在がないと感じた時点で、自分の役割や、行動を起こすための目的・選択肢までも奪われてしまったように感じてしまうのではないでしょうか。被災者の方々が抱える環境は一人ひとり違い、「みんなにとって有効な支援」というものはあり得ません。しかも、このようにまだまだ課題は山積みなのに、震災に対する関心の薄れには拍車がかかり、「忘れられていく不安と孤独感」を増長させています。
そんな中、新年を迎えて間もなく「RSY寒中見舞いプロジェクト」チームが七ヶ浜の皆さんに、2000人もの方々のまごころのこもったメッセージはがきを届けて下さいました。可能なかぎり一人ひとり丁寧に手渡しされたメッセージを、目を潤ませながら見入る方、「早速返事を書いたわ!」と元気よく報告して下さった方々もいました。そこには、確かに相互の関係が成り立っていました。
私たちは、沢山の仲間や応援団と共に、これまでの被災地からの学びを最大限に生かし、いつの時でも被災された方の声に、謙虚な気持ちで耳を傾け続けていきたいと思います。今年は、これまで行ってきた一つひとつの活動を地元の方々と共にさらに深め、一人でも多くの方々を「人」と「地域」に繋ぐ機会を丁寧に作っていくことを大切にしていきます。
そのためには、まだまだ多くの力が必要です。
引き続き皆さんのご支援をよろしくお願い致します。
さて、昨年は年末にかけてイベントや事業が目白押しでした。
まだ報告が挙げられていないものもあるので、順次アップしていきたいと思います。
宮城県七ヶ浜町報告【第60報】七ヶ浜・亘理ゴスペルコンサート
みなさま
お世話になっております。
七ヶ浜きずな館事務局スタッフの大迫です。
12月13日(火)。亘理町と七ヶ浜町で「クリスマス・ゴスペルコンサート」が開かれました。
ゲストは、アメリカ南部のアラバマ州バーミングハム市を拠点に活動するゴスペル合唱団『Thanksgiving Praise and Worship』と名古屋を活動拠点とする『Voices of Vision(VOV)』さんです。以前から防災フェスタ等でお付き合いのあったVOVさんらの「音楽を通じて被災地を元気にしたい!」という趣旨に賛同し、企画・運営のお手伝いをさせて頂きました。
第1公演は、亘理町。亘理ささえあいセンター「ほっと」のからの呼びかけに、仮設住宅の集会場に約20名の方々が集まり、楽しい音楽に心と体をゆだねていらっしゃいました。
第2公演となる七ヶ浜でのコンサートは同日夜の開催でしたが、寒さにも関わらず、会場には約50名の地元のみなさんが参加して下さいました。まずは「もろびとこぞりて」や「サンタが街にやってくる」など、誰もが知っているクリスマスソングから始まりました。大人にも子供にもなじみのある曲だったので、みなさん楽しみながら聴いていました。
コンサート中盤頃からだんだんと聴衆参加型のコンサートになり、最初は歌うことを躊躇していたみなさんでしたが、徐々にノリノリになっていきました。
「やっぱり海の町の人はラテン系だね~」とあるスタッフが言っておりましたが、みなさん本当にノリが良かったです!!
そして、クライマックスでグループリーダーが登場し、会場は大盛り上がりに!!
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みなさん、スタンディングオベーションで飛んで跳ねての大合唱になりました。この日はRSYのスタッフも一聴衆になって楽しんでおりました。
また、コンサートの最後には会場にいらっしゃった「12月生まれの方」にサプライズで、♪Happy Birthdayが!!
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こちらも素敵な歌のプレゼントでした。
住民の皆さんも最初はしっとりと静かに聴いていらっしゃいましたが、最後はみなさん笑顔で、「楽しかった~」と言って帰られて行きました。
「音楽に国境はない」とよく言われますが、今回はその言葉を再度実感しました。また、「音楽」には人を笑顔にする不思議な力、魔法があるということも再確認出来ました。
RSYでも今後、月に一度「みんなを笑顔にする音楽イベント」を企画していきたいと思います。
寒さが凍みる夜でしたが、心が温かくなるコンサートでした。

機関紙あるある60号・RSY10周年記念号に向けて!Best of まめ豆・投票受付中!

みなさま
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事務局加藤です。
2月下旬のあるある60号・RSY10周年記念号に向けて、あるあるの人気コーナー「まめ豆知識」の人気投票を事務所で受付中です!
●まめ豆知識とは?
「身近にあるモノが災害時にこんな風に使える!」というまめ知識を、機関紙のあるあるの裏表紙に10年間に渡って紹介してきました。気がつけばあるあるの一番人気コーナーとして定着しました。(50号の時に同封したアンケート結果より)
例えば…
・ゴミ袋はカッパになる・防寒になる
・サランラップは皿に敷いたら洗わずに済む・長くねじってヒモにする
などなど、1号から59号まで、おもわず「なるほど~」「納得!」な、まめ豆知識。ぜ~~んぶ事務所の壁に張り出しました。いざ貼りだすと圧巻です!「これは・・・本にできるかも?」という声もあがっていました。
今日は朝からボランティアさんたちが和気あいあいと作業してくださいました。
ぬりえをしながら雑談しつつ…とっても楽しい「場」となっていました。
○投票は何個でもOK!
○投票箱は事務所に設置。
○投票期間は1月いっぱいを予定。
事務所にお立ち寄りの際はぜひご覧いただき、投票していってください。
投票結果は、2月下旬に発送予定の60号に発表します。これだけの数からみなさんに選ばれるBest of まめ豆は何になるでしょうか…!どうぞお楽しみに!
★『あるある』は会員の皆様にお送りしております。購読という形でも送付させていただいておりますので、詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/nyukai/post-13.html
60号は10周年記念号になるので、いつもと何かが違うかも!?
★あるあるの編集会議は平日の夜に行っています。様々な方が関わって、わかりやすい情報発信をみんなで考えています。毎回わいわいと、時に雑談しつつ、時にお菓子を食べつつ・・・「参加してみたいな~」という方はお気軽に事務局までご連絡ください!

新燃岳噴火・あれからまもなく1年

みなさま
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RSY加藤です。
1月7日~9日まで、昨年、震災がつなぐ全国ネットワークの加盟団体のメンバーがお世話になった宮崎県高原町のみなさんにお会いしてきました。
新燃岳が爆発的噴火をした2011年1月26日から間もなく1年が経とうとしています。現在は小康状態が続いていますが、火山の専門家からも「間もなくまた噴火するであろう」と言われいて、実際にマグマが溜まり、その量は昨年の噴火前のような状態になっているそうです。毎日のように桜島が噴火をしていて、その爆発音が聞こえ、空振も感じるそうです。こんな状況だから、「霧島連山のどこが噴火してもおかしくないらしい」ということを多くの方が口にしていました。
「わたしたちは山とともに生きていく」
1月7日、晴れ渡る空の下、美しい霧島連山を眺めることができました。今年は地熱の影響もあって山の雪が少ないんだと教えてもらいました。お話に聞いていたとおり、噴煙を上げている山の姿を近くに感じました。ここに住むみなさんの日常には山があり、久々にお会いしたみなさんとのお話の中には必ず山の話がでてきます。1年前の新燃岳噴火当時のお話はもちろん、昔の思い出話の中にも山の話は欠かせません。「私たちは山とともに生きていくんだ」という力強い言葉がでてくるのは、ずっと山と暮らし、噴火も経験し、これからもここで生きていくことを心に決めているからこそなんだということをお話の端々から感じました。
「そろそろまた噴火する!」
皆さん口をそろえてそうおっしゃっていました。今度は2回目、「自分の身は自分で守らないといけないと実感した。みんなで声かけあって避難しないと。」と言う方は、「たとえ東京やなんかの会議で『あの避難指示の判断は早すぎたのでは?』と指摘されたとしても、あの稲妻が走る噴火と夜通し家がガタガタ揺れた体験をした住民は早すぎたなんて思ってないんだよ。」と言っていました。町内では10世帯以下の単位で組がわかれているそうですが、その組ごとで声を掛け合って避難するということを、改めて住民に呼びかけているそうです。
ただし、中には「避難しない」と言っている人もいて、理由をよく聞いてみると「避難場所が不安だから」ということをおっしゃいました。別の避難場所だったら?の問いには、しばらく沈黙していました。それだけが理由ではなさそうですが、きちんとした検証や説明がもっと必要だということを感じました。
高原町では、火山を専門としている大学の先生が学校を回って火山のおそろしさや対策の重要性など、防災についてのお話を子どもたちにしたり、大人向けの講演会も町が主導で行っているようです。それが火山についての知識を学んだり、防災について考える機会になったりしている方もいらっしゃるようです。
しかし、なかなか話し合いがスムーズに進んでいないこともあって、前回の噴火の時に課題になったボランティアの受け入れ体制や行政と民間の協働について、まだまだこれから進めていかなければならない段階にあるようでした。
「噴火がなければこんな風にのんびり過ごしてるんだよ」
みなさん日常を取り戻し、それぞれのペースで過ごしているんだと感じました。噴火災害は、こうして元気になっていこうという段階でも終息したわけではないという緊張感が常に存在するという厳しさがあるなあ、と私は感じますが、毎日山を眺めて、その日その日の山の表情を見て、違いを見ながら暮らしている皆さんの強さや覚悟、時に楽観的になるということは、そこに暮らす者だからこそできることなんじゃないかと思いました。
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「灰干しをなんとか形にしたいんだよね」
桜島で1年間に降る量の灰があの3日間に降った、という程の降灰に苦しんだ高原町。現在、灰干しプロジェクトがゆっくりでも進んでいて、灰干しによって人がつながり始めているようです。最初は興味を持った人たちがやっていたことが、町内の精肉店や販売店が協力を始めています。イベント出店での「美味しい!」という反応は、出店に協力した人たちにとってのパワーになり「またやろうかな」という想いにつながるそうです。生産量が追い付かない・きれいな灰の確保が難しいなど、課題もあるようですが、地元のペースで前進していました。
短い期間で多くの方のお話をすべて聞くことは難しいですが、たとえ少しずつでも、新燃岳の噴火がご縁で出会ったみなさんと高原町の”いま”を紹介していきたいと思います。
※空振とは?
http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201101_shinmoe/#oscillation
※灰干しとは?
火山灰を敷き詰めた上に新聞紙・セロハンを敷き、その上に野菜や肉・魚をのせます。さらにセロハン・新聞紙をのせたものを冷蔵庫で一昼夜ねかせます。そうすることで食材がなぜか柔らかく、クセがなくなります。さらに炭火で焼くと美味しさがアップします。
三宅島でも他地域とのネットワークを利用した灰干しプロジェクトによる地域再生の取り組みを行っています。

【ご案内】名古屋環境大学共育講座「近自然を考える~これからの川づくり、まちづくり」

皆さま
 お世話になっております。レスキューストックヤードの関口です。
 RSYが日ごろから大変お世話になっている
名古屋建設業協会の山田会長から、
以下のようなお知らせをいただきました。
 ご都合のつくかたはぜひご参加ください。
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  <なごや環境大学・第4回共育講座のおしらせと受講のお勧め>
来る1月21日土曜日午後に「<近自然を考える~これからの川づくり、 まちづくり~>第4回共育講座」を下記の通り、開催します。
この機会に、ぜひご聴講いただきますようご案内します。
演題 『近自然と防災の関係を学ぼう』
講師 佐々木 寧氏(埼玉大学教授)
日時 平成24年1月21日(土)13:30~15:30
場所 ウィルあいち セミナールーム4
定員 30名
会費 300円
申込み 事務局・山田までメールで
    お申し込みください
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 上記講座の内容と大いにかかわりますが、
RSYとしても2010年度に「川づくりと防災」を考える事業
(通称”そだ”事業)を行いました。
報告書↓
http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/05/2010-2.html
 2011年度も「あいちモリコロ基金」の助成金を得て
“続編”となるプロジェクトを実施中です(震災の影響で
当初の4月スタートから11月スタートなっています)。
 地震、津波はもちろんですがこの地域を毎年襲う水害に対して、
日常の「川づくり、山づくり」も大事な防災活動だという
考えです。
 こちらの事業についても随時ご報告していきますので
よろしくお願いいたします。

【募集】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア(1/27-30)七の市商店街盛り上げ隊!

皆さま
 いつもお世話になっております。RSY事務局です。
 このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。
●七の市商店街盛り上げ隊●
12月11日にオープンした七の市商店街。初日は仮設住宅入居者を含む500人程の方が来られましたが、今後はこの場をどう盛り上げて、地域のみなさんの心のより所となるような場所にしていくかが課題となってくるようです。店主さんのひとりの提案から、ひと月に1回、商店街でのイベントを行うという話が進んでいます。詳細はまだ決まっていませんが、今回は、そのイベントのお手伝いなどを通して、七の市商店街を一緒に応援してくださるボランティアさんを募集します。
※七の市商店街に関しては、こちらの資料をご覧ください。
※商店街に関する活動の他、当法人が行っている足湯などの活動など、別の取り組みに参加していただく場合もあります。
1.活動期間
2012年1月27日(金)~1月30日(月)
2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)
1月25日(水)
3.募集人員
22名程度
4.応募条件
以下の6つの条件を満たす方
(1) 心身ともに健康な方
 ※20歳未満のかたは保護者による参加承諾書の提出をお願いします。(高校生以上に限る)
(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
 ※毎日全員がシャワーなどを使えない可能性があります
(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方(出発当日、印刷したものを持参してください。)
(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日18:50までに来られる方
(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後の活動に役立てます)
(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方
5.参加費(出発日・受付時にお支払いいただきます)
 一般:15,000円
 RSY会員または学生:10,000円
※今回のバス参加を期にRSY会員に入会をご希望の方は20,000円で会員申し込み
(今年度の年会費)&ボランティアバスへご参加いただくことができます。
よろしくご検討ください。(通常:年会費10,000円・正会員・賛助会員ともに)
※次回以降の参加は会員料金でご参加いただけます。(今年度)
※夜行となるため、大型バスを利用します。これまでのボランティアバスよりも参加費が高くなりますが、七ヶ浜への週末直行バスとなりますので、ご理解ください。
6.保険
 お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。
掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。
※初めてRSYのボランティアバスに参加される方は加入証明を出発日の受付でご提示ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断り します。
※RSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方はご持参いただかなくても結構です。
7.申し込み方法
 以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。
8.日程と活動内容
 1日目 18:50 当法人事務所集合、受付
     19:00 事務所内でミーティング
     20:00ごろ 事務所前をバスで出発
     8:00ごろ 七ヶ浜到着予定
     ※夜または朝の食事は道中のSAで各自でおすませください
 2日目~3日目
      終日、ボランティア活動
※昼食は自炊のほか、弁当注文や24時間営業のスーパーで食糧購入となります。
活動内容によっては全員分一緒に注文するなどとさせていただくかもしれませんので、あらかじめご了承ください。※地元の経済支援にもなりますのでご理解ください。
 3日目 19:00ごろ 七ヶ浜出発
 4日目 7:00ごろ 事務所前到着予定、解散
   
 ※きずな館での食事や掃除などは参加者が協力して行います。次の利用者が使いやすいように工夫を反映しながら行ってください
 
9.滞在場所
 〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」
・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり(自炊になります)/洗濯機、乾燥機あり(1回それぞれ100円で利用できます。洗剤あり)
 ※すぐそばに公衆トイレあり
 ※近隣の施設でシャワーが使用可能(ただし、時間が限られているため、参加人数や活動内容によって全員が毎日使えるとは限りません。またイベントなどで施設を利用できない場合があります。最終日に参加者で話し合いの上、スーパー銭湯などへ立ち寄りをするなどでご対応ください。)
 ※徒歩20分ほどの範囲にヤマザキショップ(~21時)とSEIYU(24時間)あり
・きずな館利用の注意事項
※利用者の状況により2階宿泊部屋が手狭になることがあります。
10.必須の持ち物
 寝袋/着替え/防寒具(ずいぶんと冷え込みます。お届けするために外で過ごす時間が長いことも予想されます。防寒対策は徹底してください。)/洗面用具/シャンプー/タオル/石鹸/食器拭き用ふきん
※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。
★いままで七ヶ浜で活動されたことのある方、大大大歓迎です。
(初めての方でも、お申込みいただけます。)