【募集8月分】現地活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

レスキューストックヤード事務局です。

能登半島地震発災から、半年が経ちましたが
いまだ不自由な生活が続く在宅避難の方がおられますし、
仮設住宅への移転も、新しい生活環境に
戸惑いや不安をもつ方は、多くいらっしゃいます。
加えて、暑い季節の体調不安もあります。
一人でも多くのボランティアご参加をお待ちしています。
 
8月も以下の日程で、ボランティアを募集します。
8月13日~15日は、穴水ボラセンはお盆休みですが、
8月15日(木)からの便も、運行します。
いずれも、土日を含む3泊4日の日程です。
※ハイエースの運転が可能な方、特に募集しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

こちらが登録フォームです

活動場所:ボラまち亭・RSY事務所(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟)を起点として、他の場所にも出向きます
 
活動内容:仮設住宅への入居時支援、交流会実施、ボラまち亭来訪者対応
足湯&サロンの実施、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)   
 
宿泊場所:ボラまち亭(穴水町字由比ケ丘42番地 穴水町陸上競技場管理棟
※シャワーが使えないなど、一部宿泊にご不便をおかけしています間は、無料です。解消したあかつきには、水道光熱費として500円/泊を申し受けます。

日程:

55陣:2024年8月1日(木)~4日(日)
56陣:2024年8月8日(木)~11日(日)
57陣:2024年8月15日(木)~18日(日)
58陣:2024年8月22日(木)~25日(日)
59陣:2024年8月29日(木)~9月1日(日)

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)
【留意点】:
・健康に不安のある方は、ご遠慮ください。

・寝袋等を持参してください。(電気有、水道有)
・昼夜の寒暖差は名古屋より大きいです。長靴があると便利です。 
・飲料水は、現地調達できます。持ち物には不要です。
・食事は、現地のコンビニやスーパーでの購入が基本となります。
・補食や嗜好品等は各自で持参願います。

 

7月分はこちらのフォームから!まだまだ募集中!!

【募集】7/12セミナー「災害時の支援に今求められること ~愛知版・災害ケースマネジメントの手引きを活かすために」

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

7月12日(金)、愛知県社会福祉会館(東区)にて「災害時の支援に今求められること ~愛知版・災害ケースマネジメントの手引きを活かすために 」を開催します。

東日本大震災や能登半島地震における被災者・広域避難者支援を実践している支援関係者の方々と意見交換をしながら、一人ひとりに寄り添った支援の在り方について考えます。被災者・避難者支援に関わる方や、関心のある方、どなたも大歓迎です。ぜひご参加ください!
※パネリストとしてご登壇いただく橋本みすず氏(穴水町社協)および浦野(RSY常務理事)は、能登半島地震で被災した穴水町の現地よりオンライン参加し、現場のリアルをお伝えします。

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災害時の支援に今求められること
~愛知版・災害ケースマネジメントの手引きを活かすために
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◆日時:2024年7月12日(金)13:30~16:30

◆会場:愛知県社会福祉会館 3階 多目的会議室
お申込み多数により、会場を第2研修室(5階)から多目的会議室(3階)に変更しました。
※住所:名古屋市東区白壁一丁目50番地
※アクセス:地下鉄名城線「名古屋城」2番出口から東へ徒歩約10分/名鉄瀬戸線「東大手」から東へ徒歩約6分

◆参加費:無料

◆内容:
(1)基調講演
「災害ケースマネジメント(愛知版)」の意義
・青田良介氏(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授)

(2)パネルディスカッション
「現場からの検証:東日本大震災・能登半島地震の支援から」
〇コーディネーター
・栗田暢之(RSY代表理事/愛知県被災者支援センター長)
〇パネリスト
・岡田晴道氏(愛知県防災安全局 防災部長)
・津久井進氏(弁護士)
・所澤新一郎氏(共同通信編集局気象災害取材チーム長)
・橋本みすず氏(穴水町社会福祉協議会)
・浦野愛(RSY常務理事)

(3)災害支援に「災害ケースマネジメント(愛知版)」をどう活かすか

◆申込み:
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/VYL1RQBBgshJAcqR6

※申込み締切:7月10日(水)
※メール( info@rsy-nagoya.com )でもお申込み可能です。
メールの件名を「7/12セミナー申込み」としていただき、
【氏名】【ご所属】【メールアドレス】【電話番号】をお知らせください。

◆主催/問合せ:認定NPO法人レスキューストックヤード
[TEL] 090-5105-1406(担当携帯)/052-253-7550
[Mail] info@rsy-nagoya.com
◆共催:愛知県被災者支援センター・パーソナルサポート支援チーム会議

◆その他
愛知版「災害ケースマネジメントの手引き」は、[こちら(RSYブログ)]よりダウンロードいただけます。

 

 

【募集6月分】現地活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

レスキューストックヤード事務局です。

能登半島地震発災から、4か月以上経つなか、
避難所の統廃合で、移転しなければならなかったり、
在宅でもまだ断水生活が続く方がおられる一方で、
仮設住宅への入居も、新しい生活環境に
戸惑いや不安をもつ方は、多くいらっしゃいます。
RSYでは、それぞれの方を支える活動をしてまいります。
 
そこで、6月も以下の日程で、ボランティアを募集します。
土日を含む3泊4日の日程です。
一人でも多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
※ハイエースの運転が可能な方、特に募集しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

こちらが登録フォームです。

活動場所:穴水町さわやか交流館プルート(穴水町字大町ト3番地3)から、
町内20カ所に点在する仮設住宅などへ出向きます。
 
活動内容:仮設住宅への入居時支援、仮設住宅の棚取り付け、交流会実施、
足湯&サロンの実施、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)   
 
宿泊場所:七尾市内(6月中に移転する可能性があります)
※穴水町から車で約1時間のところです

日程:

47陣:2024年6月6日(木)~9日(日)
48陣:2024年6月13日(木)~16日(日)
49陣:2024年6月20日(木)~23日(日)
50陣:2024年6月27日(木)~30日(日)

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)

【留意点】:
・健康に不安のある方は、ご遠慮ください。

・寝袋を持参してください。(電気有、水道有)
・昼夜の寒暖差は名古屋より大きいです。長靴があると便利です。 
・飲料水は、現地調達できます。持ち物には不要です。
・食事は、現地のコンビニやスーパーで現金での購入が基本となります。
・補食や嗜好品等は各自で持参願います。

【参加者募集】能登半島地震応援ボランティア講座:足湯講習会

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
この度、能登半島地震で被災した穴水町の避難所や仮設住宅等で継続している足湯ボランティアについて、実際に現地で活動した学生ボランティアの皆さんが「足湯レクチャー隊」となって、足湯の体験しながら、足湯のやり方やポイントを学んでいただける講習会を開催します。

今後、RSYの能登半島地震応援ボランティアに参加予定・参加希望の方、足湯ボランティアに興味がある方など、ぜひご参加ください!

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能登半島地震応援ボランティア講座:足湯講習会
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足湯の体験ができる!
☆現地で実際に足湯を経験した人がレクチャー!
☆事前に現場のリアルが分かります!
☆心掛けることやコツなど一緒に学びましょう!

〇日時/場所
・日時:5月14日(火)18:00~19:30
・場所:RSY事務所(〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34名建協2階)

〇参加申し込み
下記の申し込みフォームよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdNg_hZ0Uib7Vm8RcoMwUc4yoZviWdGtfPT8PpVIPel6Q-hiQ/viewform

〇参加費用
・無料

〇持ち物・服装
・筆記用具
・足湯がやりやすい服装

〇問い合わせ
認定NPO法人レスキューストックヤード(担当:浦野・森本)
〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2F
TEL:052-253-7550
Mail info@rsy-nagoya.com

愛知版「災害ケースマネジメントの手引き」:来たるべき巨⼤災害に向けて~災害時の⽀援とは何か。連携とは何か。~

皆様

お世話になります。RSY事務局です。

RSYは、愛知県が2011年6月に設置した愛知県被災者支援センターの運営を受託し、東日本大震災によって広域避難された方々の支援を行っています。愛知県被災者支援センターでは、避難された⼀⼈ひとりの状況を、個別訪問やアンケート調査、交流相談会等で把握した上で、専⾨家等関係者および受⼊市町村と定期的な協議等を重ねるなどして連携しながら、⼀⼈ひとりが抱える課題等の解消に向けての個別支援を長期的に継続してきました。

そしてこの度、愛知県被災者支援センターによる個別支援の取組みを、今後の広域避難者支援および起こりうる災害に向けて活かしていくため、「愛知版災害ケースマネジメントの手引き(全90ページ)」としてまとめました。
「こんな時、どうしたか」ということをQ&A方式でご紹介したり、事例も掲載させていただいています。
本冊子データは、以下よりダウンロードいただけますので、広域避難者支援や災害時の個別支援に役立てていただけますと幸いです。

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来たるべき巨⼤災害に向けて ~災害時の⽀援とは何か。連携とは何か。~
愛知版「災害ケースマネジメントの手引き」(全90ページ)

表紙~第1章~第2章【特色3】 
第2章【特色4】~【特色9】
第3章~第4章~第5章
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<目次>
第1章 災害ケースマネジメントの意義
第2章 愛知方式の具体例
愛知県被災者⽀援センターの運営体制と事業概要
「愛知⽅式」の9つの特⾊
内閣府「災害ケースマネジメント実施の⼿引き」と「愛知⽅式の特⾊」の⽬次対照
【特⾊1】官⺠連携・協働で役割を分担する
【特⾊2】⺠間の⼒を発揮し、個々の避難者にあわせた伴⾛型⽀援を実施する
【特⾊3】多様な⽅法によって、被災者のニーズをつかむ
【特⾊4】多分野の専⾨家・NPO が参加した⽀援を⾏う
【特⾊5】⽣活再建の段階に応じた⻑期に渡る⽀援を⾏う
【特⾊6】研修・スキルアップ・理解促進で、⽀援の⼒を⾼める
【特⾊7】県域と市町村(⽇常⽣活圏)での⽀援体制を継続する
【特⾊8】多様な⽀援者と避難者をつなぐ中間⽀援(コーディネート)⼒を⾼める
【特⾊9】福祉的⽀援など既存の多様な施策を活⽤して⽀援する
第3章 愛知方式を実現するために必要な要素
(1) 官⺠連携により被災者・避難者⽀援に効果的な体制を築くこと
(2) 被災者・避難者の個⼈情報を把握し寄り添い、信頼関係を構築した上で草の根⽀援を展開する
(3) ⺠間ならではのきめ細やかな⽀援、機動性を発揮する
(4) 複雑な課題にも対処する専⾨性のある多様なネットワークを構築する
(5) ⽀援者やボランティアのやる気を醸成し、全県(市町村)挙げて⽀援の輪をつなぐ
(6) 災害(⽀援)経験を基に、資源を有機的につなげる中間⽀援組織を構築する
第4章 災害ケースマネジメントにおける情報共有と個人情報保護
(1)発災直後から信頼関係(⼈間関係)を作りながら、当事者に寄り添って⽀援するには/ルール
(2)発災直後から信頼関係(⼈間関係)を作りながら、当事者に寄り添って⽀援するには/体制
(3)現場で⽀援するために必要な情報共有を、どのように運⽤し継続的に更新していくか
(4)ケース検討を専⾨家だけでなく⺠間組織やボランティアも含めて⾏うにはどう運⽤するか
災害時の情報共有と個⼈情報保護における「愛知⽅式」の意義と⽰唆
第5章 まとめ(これからにむけての課題)
(1) 「最後の⼀⼈まで置き去りにしない」にいかに取り組むか
(2) 「専⾨性の継続」と「専⾨家の関与」
(3) 「官⺠の連携」はどうあるべきか
(4) 「⽀援に必要な財源」をどう確保するか

<監修>
⻘⽥良介(兵庫県立大学教授)
<編集>
愛知県被災者⽀援センター・パーソナルサポート⽀援チーム会議 向井忍
<発⾏/問合先>
認定NPO法⼈レスキューストックヤード
(メール:info@rsy-nagoya.com)

【募集】東北交流ツアー報告会 – 被災地を想う若者たちの記録 -(転送歓迎)

皆様

お世話になります。RSY事務局です。
RSYでは、東日本大震災を経験し東海地域に避難した若者当事者と、防災・減災に関心がある若者が一緒になって、3月11日~13日に2泊3日で福島(いわき市、楢葉町、大熊町)と宮城(七ヶ浜町、石巻市)を巡る「東北交流ツアー」を行いました。

そのツアーに参加した若者たちが中心となり、3月27日に報告会を開催します。
若い世代の皆さんが、東日本大震災の今を知り、その地域で暮らす方々や伝承活動をされている方々との交流等を通じて学んだことや感じたことを、自分たちの言葉で伝えてくださいます。

チラシ作成や当日の運営、準備も含め、全て若者メンバーの皆さんが行っています。
東日本大震災から13年経った今だからこそ織りなされる言葉の数々を、ぜひ聞きにお越しください。

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東北交流ツアー報告会
– 被災地を想う若者たちの記録 –
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■日時
3月27日(水)10:00~12:30
※参加費無料

■会場(ハイブリッド開催)
①リアル参加:
名駅モリシタ名古屋駅東口店 第2会議室
(名古屋市中村区名駅3−13−31 名駅モリシタビル7階)
※名古屋駅桜通口より徒歩約5分
※会場参加の定員は50 名(先着順)です。

②オンライン参加:
当日までにZoomURLをお送りします。

■申込方法
下記のGoogleフォームへご記入ください。
https://forms.gle/JQKQig29mX4vt64E8

■問い合わせ
認定NPO 法人レスキューストックヤード(RSY)
住所 : 名古屋市東区泉1-13-34名健協2F
TEL : 052-253-7550
Mail : info@rsy-nagoya.com
担当:森本

※本事業は、独立行政法人福祉医療機構(WAM)令和6年度通常助成事業の助成を受けて実施します。

【募集4月分、GW分】現地活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

みなさま

レスキューストックヤード事務局です。

能登半島地震発災から、3か月が経とうとしています。
未だ厳しい避難生活を続けておられる方の疲労は、募るばかりです。
RSYは、継続して支援を行っております。
そこで、4月以降も以下の日程で、各陣、ボランティアを募集します。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)
こちらが登録フォームです。

活動場所:穴水町さわやか交流館プルート(町社協事務所併設:穴水町字大町ト3番地3)を中心とした町内指定・自主避難所、山間地域の小規模集落など

活動内容:避難所の環境改善、住民による避難所運営のサポート全般、在宅・車中泊避難者への聞き取り・物資等提供、足湯&サロンの運営、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備、話し相手、清拭等)、炊き出しデリバリー等

日程:

28陣:3月30日(土)~4月3日(水) 実施しました
29陣:4月2日(火)~4月6日(土)  実施しました
30陣:4月5日(金)~4月9日(火) 実施しました
31陣:4月8日(月)~4月12日(金) 実施しました
32陣:4月11日(木)~4月15日(月) 実施しました
33陣:4月14日(日)~4月18日(木) 都合によりキャンセル
34陣:4月17日(水)~4月21日(日) 絶賛、募集中。
35陣:4月20日(土)~4月24日(水) 絶賛、募集中。
36陣:4月23日(火)~4月27日(土) 絶賛、募集中。
37陣:4月26日(金)~4月30日(火) キャンセルがありました。絶賛、募集中。
38陣:4月29日(月・祝)~5月3日(金・祝) 増便します。絶賛、募集中。
39陣:5月2日(木)~6日(月・祝) 増便します。絶賛、募集中。
出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)
【留意点】:
・健康に不安のある方は、ご遠慮ください。

・現地での宿泊は、七尾市内となります(当面の間)。
・寝袋を持参してください。(電気有、水道有)
・長靴が便利です。 
・飲料水は、現地調達できます。持ち物には不要です。
・食事は、コンビニやスーパーで現金での購入が基本となります。
・補食や嗜好品等は各自で持参願います。

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RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【お知らせ】RSY令和6年能登半島地震 第1回 活動報告会

お世話になります。RSY事務局です。
能登半島地震発災から、1か月以上が経ちました。
被災地では未だ、日常生活とは程遠い生活がつづいています。
RSYは1月3日から、穴水町に向かい活動を開始し、
日々、変化する被災者の状況に対応するため動いております。
現地での活動に参加してくださっている方々、
街頭募金のボランティアに参加してくださっている方々、
そして、物資や資金の寄付をしてくださっている方々に
これまでの活動をご報告するとともに、共にこれからの支援について考える時間を持ちたいと思います。
フォームでのお申込みをお待ちしています。
<RSY能登半島地震支援活動報告会>
・日時:2月17日(土)17:00~19:00
・場所:名建協1階会議室(RSY事務所のある建物の1階)、Zoomによるオン
ラインのハイブリット開催
・内容:
1.これまでの活動報告
2.RSY活動協力者からの報告
3.質疑応答
・参加費:無料
【申し込み】
下記のフォームにご入力下さい。
なお、現地活動ボランティア(3月分)を募集中です。
こちらのブログで、詳細ご確認の上、お申込みください。お待ちしています。
【問い合わせ】
RSY事務局
電話:052-253-7550

RSY令和6年能登半島地震への対応(第3報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは、1月3日より震度6強の被害を受けた石川県穴水町で支援活動を開始しています。

1月3日に第1陣、翌日に第2陣を派遣し、現在はスタッフ浦野・稲垣他、ボランティア4名の計6名で300人程の避難所となっている「さわやか交流館プルート」の運営支援を行っています。

震災からまもなく1週間。これまでの災害では10日~2週間で著しい体調悪化が増加する傾向がありますが、この避難所でも既に便秘や低血糖、嘔吐などが徐々に増えている印象です。外部から応援が入る間、特に心配な方については、RSY看護・福祉チームが必要に応じて24時間体制で見守りを行い急場をしのいでいます。昨日は穴水を震源とする震度5強の地震が発生し、「おそろしい」「通電したからせっかく家に帰ろうと思ったけどこれで避難所に逆戻りだ」など落胆の声が多く聞かれています。

ネット環境が非常に不安定であったこと、体調不良者や福祉ニーズへの対応を優先しているため情報の発信がままならない状態でした。ご心配頂いていた皆様に情報をお届けするのが遅くなり大変申し訳ありません。

名古屋では多くの皆様に街頭募金のボランティアや寄付のご協力を頂いています。食材・物品提供なども含め、私たちの活動への応援を頂きありがとうございます。引き続き、何卒よろしくお願い致します。

1.穴水町の被害概要
・人口は7000人強で高齢化率50%以上、10人前後から300人以上まで、40カ所以上の避難所が開設されている。
・町内山間部の道路は複数個所で地割れや陥没、隆起などによる被害を受けており、かなり危険な状態の中での移動を強いられている。相次ぐ余震や雨雪などの悪天候による状況の悪化に不安を感じている。
・町の半分が半壊以上の家屋被害という印象。
・電気は避難所を優先に、おとといから一部の地域で通電が始まっている。
・地域はLPガスが多く使用できている地域もある。
・水道は全面不通。ゴミ袋を簡易トイレや便器にかぶせ、新聞紙や凝固剤で処理し袋が一杯になったら縛って捨てるという手順。生活用水はペットボトルの水か給水車で賄っている。
・福祉避難所は断水や施設被害、悪路、マンパワーの確保が難しいなどの状況。通常の在宅福祉サービスも停止中が多い。90代や認知症高齢者、車椅子利用者、知的・精神障がい、小さなお子さん連れ世帯などが避難所・在宅に散見される。
・本日からNTT非常電話(無料)3台が設置(使用時間は10:00~15:00ごろまで、その他ドコモは携帯電話の充電ステーション、softbankはWi-Fi、充電ステーションの設置を順次行っています。

2.RSYの活動
(1)炊き出しの提供
3日より、温かい汁ものやごはん食を中心に、毎日昼・夕食の提供をしています。当日から地元の食生活改善委員さんや避難された方がお手伝いを申し出て下さっています。夕食は車中泊や周辺地域在宅避難をされている方々も含め昼食200食、夕食350食を提供。4日頃より町から菓子パン類が届くようになりましたが、ドーナツやジャムパン、メロンパンなど甘いものが多く、高齢者の食があまり進んでいません。

そんな中、昨日より地元住民やRSYと繋がりのある団体の皆さんから野等菜や豆腐、肉などの提供を頂いています。最初に名古屋から持ってきた食材が底をつきそうだったのでありがたいタイミングのお届けにとても助かりました!
(これまでに食材等を提供頂いた皆様/敬称略)
・つなぐこども未来
・カネハツ食品
・チーム中越
・真如苑救援ボランティアSaRV中京

・天白でぃぷり

(2)避難所の環境整備
現在も断水が継続しているため、トイレが通常通り使えません。最初は便器からし尿が溢れ非常に不衛生な状態に。それを施設管理者や社協職員が手でかきだし、ゴミ袋を便座にかぶせ新聞に吸わせたのち袋を縛って捨てるという流れで対処されていました。(実際のトイレ状況を掲載するため閲覧注意)

箱詰めして積みあがるし尿

しかし高齢者が多いこともありトイレの失敗や、閉じた袋からの漏れなどで環境悪化は継続。RSYスタッフで昼夜清掃を行い、昨日の朝ようやく、各部屋の代表者に向けて「トイレの使い方講習」を実施。15名程集まり皆さん真剣な面持ちで処理方法を学んでおられました。徹底とまではいかずとも現在は下記のような状態にまで回復しました。とにかく1日も早い水道の復旧を願わずにはいられません。

仮設トイレは4日から6台設置されていましたが、車中泊や在宅で避難されている方も利用されるため定期的な給水や清掃、バキュームによるし尿処理が必要となっています。
★避難所お助けボランティア活動開始!
おとといより、避難所内でお掃除やゴミの回収、水汲みなどをお手伝い頂けるボランティアさんを募集しています。一昨日は5~6人だったのが、今日は15名も集まって下さいました。「何かしていた方が気がまぎれる」「できることがあればいつでも声をかけて」などの声多数。疲れや不安が溜まっている時期にも関わらず「やり方さえ分かれば動くよ!」と意思表示下さり、「こんな時だけど頑張りましょうね」と互いに声をかけながら作業にあたりました。人の強さと頼もしさを強く感じた瞬間でした。

・新聞折りたたみチーム(トイレの汚物処理用)

一人ひとりができることをできる範囲で。みんなで雑談しながら作業もわきあいあい。

・ゴミ回収チーム

子どもたちもお手伝い。ペットボトルを足でおもいっきりつぶしてストレス発散!

・共用スペース清掃チーム

共用スペースの掃き掃除とモップがけ。床はみるみるピカピカに。石油の補充もかって出てくれています。

(3)要配慮者への対応
この避難所には「福祉避難スペース」が設置されており、現在9世帯・17名が生活しています。当初は資材もなく土足で雑魚寝の状態でしたが、部屋を清掃し、名古屋から持ち込んだ段ボールベッドや福祉用具を配置することができ、随分衛生的にすっきりした空間になりました。避難所全体として、トイレ介助が必要な高齢者も少なくなく高齢の家族による介助にはまもなく限界がきそうです。そのため、トイレ介助やおむつ交換などの対応ができる福祉専門職の投入が切に求められています。

また、徘徊のある認知症の妻や要介護5の夫を預かってもらえないかなどの問い合わせも相次いでいますが、すでに満床のため、同施設内にある町社協がかろうじて運営できている福祉施設につなぐなど対応に追われています。

各部屋でベッドや福祉用具使用の必要性がある方についても順次対応し、今ある資源で少しでも体の負担が少なくなるよう対応をしています。

(4)今後の派遣予定(被災地の状況により変更になることもあります)
※ドライバー募集:ハイエース、雪道、多少の悪路でも運転ができる方

・第1陣:1月3日(水)~12日(金)RSY浦野・稲垣、ボランティア2名
・第2陣:1月4日(木)~10日(水)ボランティア2名が1陣と合流)
・第3陣:1月11日(木)~15日(月)RSY浜田・松井、ボランティア2名
・第4陣:1月15日(月)~19日(金)RSY浦野・稲垣、ボランティア調整中
・第5陣:1月18日(木)~23日(月)RSY森本、ボランティア調整中
・第6陣:1月22日(月)~27日(土)RSY浦野・稲垣、ボランティア調整中
・第7陣:1月27日(金)~31日(水)RSY浦野(継続)、ボランティア調整中
3.被災者の声
●70代・女性
自宅は壁や瓦が落ちて雨漏りもしているかも知れないんだけど、見に行くのがいやでねぇ。5月の珠洲の地震を見て、もう一回大きいのがくるかなと思っていたけど、まさかこんなに早く来るとは思いもしませんでした。震度6強の揺れがまた来たら間違いなく全壊すると思います。家の壁を塗り直したばかりだったのに全部がダメになっちゃった。町に若い人がいて活性化すればもう少しここに住んで頑張ろうと思えるけど、こんな高齢者ばかりの町でそれが本当にできるのか相当気合がいるなと思っています。

●30代・男性(ベトナム人)
電気がつかないので携帯を充電にきています。私は穴水で働いていますが、地震のあと課長と連絡が取れて一緒に会社に行ったら中はぐちゃぐちゃ。でも困ったら課長に相談できるので大丈夫です。地震直後はこの避難所に来ましたが、2日目からアパートに戻りました。家が壊れたベトナム人の友人たちのうち数人で一緒に住んでいます。それぞれ会社が違うので中には連絡が取れてない人もいます。インターネットが使えないので情報が取れない。でも本国の家族とは電話で喋れて安心しました。今は食料と水にお金がかかることが困っています。近くのスーパーで何とか買っているけど、少しずつお金がかかるのでこの先心配です。→避難所では無料で食料水の提供があるので毎日取りに来てよいこと、石川県による多言語の相談窓口、NTTの緊急電話等を紹介。

●30代・女性
生まれて数か月の子どもが一人います。プルートの2階に子ども専用スペースを作ってもらえてたのでありがたかったんだけど、下が絨毯だけで身体が痛くて眠れませんでした。でも、マットをもらって敷いたら久しぶりにとてもゆっくり寝られてすごくよかった!

●70代・男性
今日トイレの使い方を教えてもらったんだけど、他の人にちゃんと教えられるか心配だよ(ということで、スタッフから個別レクチャー)。皆さんがこんなにきれいにしてくれたんだから、みんなルールを守ってきれいにつかって行かなきゃ申し訳ねぇからな。(と何度も手順を確認される)

●80代・女性
夫が腎臓を悪くして何度もトイレに行きたがるから介護が大変で。寝床から車椅子に移動する時に段差もあるしトイレの度に起こされてほとんど寝られていません。トイレの近くの部屋に移動できればもう少し楽になるのだけれど…→妻のトイレ介護の負担が大きく心身の疲労が心配されたため福祉避難スペースに移動。

●60代・女性(精神障がい)
(3日から3回嘔吐、受診するも避難所にもどされ、感染症の疑いも心配されたためRSYスタッフが24時間体制で対応。昨日から少しずつ安定)普段はひとりぐらしをしています。こともが東京と金沢にいますが疎遠です。食事は朝夕パン、昼はお弁当を食べていました。施設ではトイレ掃除をしたり、モノづくりをしたり色々しています。迷惑かけてすいません、すいません…→隔離部屋に一人でいることで日常動作の低下が見られ始めたため、感染症の疑いのないことを確認し今日から福祉避難スペースへ移動。

●70代・男性
これまでRSYさんと一緒に何度か被災地に活かせてもらったけど、自分がまたこんな目に会うなんて思わなかった。とにかく気が滅入るね。今は椅子を3つ繋げて寝ている。(簡易ベッド等を進めるも)大丈夫、みんなこんな環境の中で暮らしているんだから俺もこのままでいい。

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【報告】第4回あったかごはん食堂を開催しました!

みなさま

RSY事務局です。

12月24日クリスマスのこの日、第4回あったかごはん食堂を開催しました。このプロジェクトは食の提供を通じて、日常の中でも災害時でも、心身の健康を守りながら、困りごとや孤立・孤独感を抱える方々のニーズキャッチや居場所を整えるために動ける人づくりを目的としています。

当日は、RSY会員や大学生、コープあいちの職員の方々など10名がボランティアにお申し出下さり、スタッフ合わせて総勢12名で取り組みました。

メインメニューは白菜と大根をメインとした冬野菜のカレー、副菜にはポテトサラダ。これまでの食堂では50~60食程度が常でしたが、今回は170食を作ります。

お届け先は「NPO法人名古屋市里親会こどもピース」さんが主催するクリスマス会。この団体は、様々な事情を抱え親元で暮らすことが困難な子どもたちを、里親登録しているご家庭につなぐことをメインに、里親ファミリーの絆を深められる場づくりなどにも取り組んでいます。拠点は私たちの事務所がある東区。ご近所のおせっかいおばさんのような気持ちでお手伝いさせて頂きました。

被災地での炊き出し本番さながらの臨場感の中で、予定時間までに安全においしい食を届けるには、知識や技術、下準備が重要です。ガス窯や炊き出し窯の使い方、水加減、調理スペースの効率的な動線や衛生面での安全対策などを、コアメンバーと改めて再確。「こんな確認票や手順書があるといいんじゃない?」「器はできるだけプラを使いたくないけど高いよね。。。」など、様々な意見が出ました。最後は「とにかくやってみなくちゃ分からない、チームワークが何より大事。練習あるのみだね!」という意見で全員一致しました。

反省点は多々ありながらもなんとか会場にお届けすることができました。

会場には里親ファミリーの笑顔が溢れ、終始楽しそうな雰囲気。最後のプレゼントにお食事を手渡しさせて頂きました。

ささやかながら、里親ファミリーの楽しい思い出づくりのお手伝いができたことを嬉しく思います。また同じ地域で活動するNPOさんとの新しい繋がりを、今後も大切にしていきたいと思います。

最後に、こどもピースの奥田代表からメッセージを頂きましたのでご紹介します。

年の瀬押し迫る中、たくさんのスタッフさんがカレーを届けてくださいました。クリスマス会に参加した里親家庭総勢150食分!カレーはみんなが好きなメニューなので大喜びです。それぞれ家庭ごとに持ち帰り「美味しかったよー!」「家族みんなで一緒に食べられてうれしい」と感想が寄せられました。これは非常時でも食べられるメニューなんですよね。こんなに美味しいものが災害時に食べれるのは大変ありがたいことです。

里親会では毎年、いざというときの備えのために防災キャンプを行ってきました。カレー作りや飯盒炊飯等、防災を通じて子どもたちが一緒に作ったものを一緒に食べるのは楽しいもの。今後、レスキューストックヤードのみなさんにいろいろなアイデアや知恵を教えていただけると嬉しいです。このたびは本当にありがとうございました。

★NPO法人名古屋市里親会こどもピース
https://nagoya-satooya.com/
※随時寄付金や会員、ボランティアも募集中!ぜひご協力をお願い致します。