★締め切りました!★【きずな公園オープニングセレモニー参加者募集中】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア第62陣(7月13日~7月16日)

※定員に達したので募集を締め切りました。ご応募ありがとうございました。

 

このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。

 この夏、七ヶ浜町で子どもの遊び場と住民同士の交流・居場所づくりを目的に「きずな公園」を造ることとなりました。震災前に子どもが遊び場として使用してきた公園やスポーツ施設、浜など様々な空間が、仮設住宅用地や復旧・復興工事によって減ってしまい、子どもや母親たちからも「安心して遊べる公園が欲しい」という要望が挙げられていました。一方で応急仮設住宅では、外出等の人と関わる機会の減少により、高齢者の身体機能の低下や引きこもりなども心配されています。このような背景のもと、当法人を介して繋がった様々な支援団体・企業の皆様のご協力を頂き、住民とボランティアが一緒に公園を造るに至りました。この公園が、末永く住民から愛され、七ヶ浜と愛知の縁を繋ぐ大切な場所となるよう、皆様のご協力をお願い致します。

【活動内容】地元住民とのきずな公園の整備(植物の移植、清掃など)、7月15日(月・祝)のオープニングセレモニーの運営サポート(炊き出し・イベント手伝いなど)

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●活動スケジュール(予定)●

○13日(土)移動日

・08:30 名古屋事務局集合

・09:00 七ヶ浜町へ出発

・19:00 SAにて食事

・20:00 七ヶ浜町「旅館御殿場」到着、風呂

・21:00~22:00 全体ミーティング(明日の活動の確認)

○14日(日)活動日

・07:00~08:00  起床・朝食・準備

・08:15~08:30  「生涯学習センター」に向けて出発

・09:00~11:50  ボランティア活動(花苗の植栽、ゴミ拾い、セレモニー準備)

・12:00~12:50  昼食

・13:30~15:20  町民との交流会

・15:30~16:20  全体ミーティング(翌日の活動の確認)

・16:30~16:45  「旅館御殿場」に向けて出発

・17:00~18:30   風呂

・19:00~20:00   食事

・20:00~21:30   ボランティア同士での交流会

 

○15日(月・祝)きずな公園オープニングセレモニー

・06:00~07:00  起床・朝食・準備

・07:15~07:30  「生涯学習センター」に向けて出発

・08:00~10:00  セレモニーに向けての準備

・10:00~12:00   セレモニー(除幕式、町長挨拶、関係者挨拶、花苗の植栽、各種企画)

・12:00~13:00  炊き出し

・13:00~14:50  自由散策

・15:00~15:50   全体ミーティング

・16:00 七ヶ浜出発

・17:00 風呂

・18:00 食事

・19:00 多賀城出発

 

○16日(火)移動日

・06:00 名古屋着

 

※活動内容が変更になった場合は、このブログ(募集要項)でお知らせします。

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1.活動期間

7月13日(土)~7月16日(火)

7月13日(土)と7月16日(火)は移動日です。
※【7月13日 09:00 名古屋発 ~ 7月16日 06:00 名古屋着】のバス運行予定です。天候や交通状況により変更される場合があります。

2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

6月30日(日)

3.募集人員

20名程度

4.応募条件

以下の6つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」提出のをお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方

ボランティアバスに参加される皆さまへ

RSYの東日本大震災被災者支援活動報告

宮城県七ヶ浜町「ボランティアきずな館」活動の歩み

(3) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日08:30までに来られる方

(4) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)

(5) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

(6)事前説明会に参加頂ける方

【事前説明会】

○ボランティアバス事前説明会を下記の日程で行います。

・7月3日(水)19:00~ 2時間程度

場所:ブラザーコミュニケーションスペース(愛知県名古屋市瑞穂区塩入町5-15)

 

5.参加費

一般:20,000円

学生:15,000円

※13日(土)の夕食代、14日(日)の昼食代、15日(月・祝)の風呂代は参加費に含まれておりません。

※今年度より、リピーター割制度を取り入れます。今回参加頂いた方は次回以降参加費を割引致します!是非継続してご参加ください!

 

6.保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。

掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。

※RSYのボランティアバスに参加される方は加入証明のコピーを事前説明会の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。

7.宿泊先

七ヶ浜町「旅館御殿場」 宮城県宮城郡七ヶ浜町松ヶ浜字屋敷51

TEL:022-357-2329

8.食事に関して

・宿泊先の「旅館御殿場」にて14日朝夕食、15日朝食が出ます。

・13日の夕食(SA等)、14日の昼食は各自でご負担をお願いします。活動場所の近くにコンビニ(徒歩5分)、ラーメン屋(仮設商店街内『夢麺』)があります。

・15日の昼食は炊き出しをご利用ください。

・13日昼、15日夜の名古屋⇔七ヶ浜のバス移動の際にはお弁当をご用意しています。

9.必須の持ち物

・7月3日(水)事前説明会:ボランティア保険加入証写し

・7月13日(土)ボランティアバス当日:参加費/着替え/タオル/軍手/移植ゴテ(園芸用片手スコップ)/耐油手袋(またはガーデングローブ)

※寝袋不要

※学生の方は学生証をご提示ください

※未成年の方は承諾書のご提出をお願いいたします

※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。
※ また活動内容が変更された場合はこの募集要項を更新いたしますので、ご確認ください。

10.申し込み方法

以下のメールフォームからのお申し込みいただけます。

※締め切りました。

★集合場所をお間違えなく!

7月3日(水)19:00~ 場所:ブラザーコミュニケーションスペース

7月13日(土)8:30~ 場所:RSY事務所

 

★!!!必須の持ち物をお忘れになる方が多いです。出発前に持ち物の確認を必ずして下さい!!!★

紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

 

★いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方はもちろんのこと、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!

【重要】ボラバス参加お申し込みを済まされた方へ
7月12日(金)正午以降のキャンセルにつきましては、宿泊費を含む12,000円のキャンセル料が発生致します。キャンセルの場合は、お早目に名古屋事務局までご連絡下さい。

※本年度の七ヶ浜町へ向けたボランティアバスは、生活協同組合連合会アイチョイス様、あいち生活協同組合様、コープ自然派くらぶ生活協同組合様からの寄付助成で運行しています。

 

【関係団体】

特別協力:ブラザー工業株式会社、ブラザーグループ従業員一同

協力:一般社団法人名古屋建設業協会、国際ソロプチミスト名古屋、生活協同組合連合会アイチョイス、あいち生活協同組合、コープ自然派くらぶ生活協同組合、内田工業株式会社、株式会社コトブキ、名古屋造形大学やさしい美術プロジェクト、デザイナー柳智賢、有限会社鈴勝建設、NPO法人レスキューストックヤード

七ヶ浜町社会福祉協議会、浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター、きずな工房、七ヶ浜町の子どもたち・町民の皆さま

設置:七ヶ浜町

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☆お問い合わせ☆

【RSY名古屋事務所】

TEL: 052-253-7550 (月~金 10:00~18:00)

FAX: 052-253-7552

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「ボランティアバス問い合わせ」と入れてください)

【参加者募集】5/18(土)名古屋でできるコト・東北物産展・手作り品販売のアイデア出しワークショップ!

皆さま
いつもお世話になっております。RSY加藤です。
急な呼びかけですが、以下のワークショップにご興味ある方はぜひご参加ください!

 

「名古屋でできるコト・東北物産展・手作り品販売のアイデア出しワークショップ!」

 

●日時:5月18日(土)15:00~2時間程度

●場所:RSY事務所

●対象:
・イベントでの「東北物産品」の販売に関わったことのある方、または関わってみたい方
特にRSYのイベントの七ヶ浜での手作り品の作られた背景や現状を知りたい方

・「こんな商品を作ってほしい」というよりは、名古屋にいる私たちのアイデアで、商品をパック化して販売するなど、販売促進に関するアイデア出しに興味がある方

●内容:
【1】 七ヶ浜町に約1年間滞在し「きずな工房」の皆さんとの交流がある元スタッフが、きずな工房のこれまでの流れや、手作り品の背景について皆さんにお伝えします。
【2】 名古屋でRSYが出展したイベントでのお客さんの声や運営に関わったボランティアの感触、疑問などざっくばらんにお話しする予定です。
【3】 これからのイベント@名古屋で私たちができるアイデアだしワークショップを行います。
例)2月に行ったボランティア大交流会では、きずな工房の「巾着袋」に非常持ち出しバックに入れたい小物を詰めた「防災グッズ」作るという新しいアイデア商品を作って販売し、たくさんの方に購入していただきました!

 

★6月29・30日にはオアシス21でのイベント出展もあります。
そこで実際にこの日に出たアイデアで参考にできることを取り入れられたらいいな…と思っています!ぜひ当日の運営ボランティアとしても活動してください。
(準備会は6月5日(水)19時の予定)

 

●申し込み:RSY事務局まで、
①名前②連絡先電話番号③メールアドレス
をメールにてお申込みください。info@rsy-nagoya.com

 

皆さまのご参加をお待ちしています!
どうぞよろしくお願いします。

 

【参加者募集!】5/12(日)「帰宅困難ウォーク大会」@名古屋

皆さま

お世話になります。RSY事務局の加藤です。
5月12日(日)に開催する「帰宅困難ウォーク大会」@名古屋の【再度】ご案内です。

 


当日の参加者大募集中!
以下の要項をお読みいただき、フォームよりお申込みください。

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帰宅困難ウォーク大会@名古屋
※雨天決行!

★日時・スケジュール:5月12日(日)10:00~15:00
10:00 各集合ポイントに集合して歩き始める
11:30~12:00 鶴舞公園(噴水周辺)に集合
12:00~ お昼休憩と交流
12:30~13:00頃~15:00まで 参加者で感想を共有します。
テーマは2つ!
共有①実際に歩いてみて気づいたことの振り返り
共有②帰宅困難者に必要だと思うもの・心構え
→「わたしたちが帰宅困難者に必要だと思うアイテム○個!」を作成する
15:00解散

★各集合ポイント(全部で6カ所あります)
①名古屋駅(ななちゃん人形下) ②名城公園駅・1番出口 ③ナゴヤドーム前矢田駅・1番出口
④八事駅・1番出口 ⑤新瑞橋駅・1番出口 ⑥日比野駅・1番出口

~参加までの流れ~
1.    どこの集合ポイントから参加するか決める
※集合ポイントからではなく自宅から歩いて鶴舞公園に現地集合でもOKです。
2.    申し込みフォームから申し込む
申し込みフォームはこちらをクリック
※RSYでボランティア行事保険へ加入する手続きが必要となるため、事前申し込みをお願いします。
3. 当日は時間までに集合ポイントにお集まりください。時間になったら出発します!

★持ち物:お昼ごはん(鶴舞公園で皆でお昼を食べたいと思います。各自でご用意ください)
筆記用具(途中気になったことなどを書き留めていただきます。
バインダーやペンなどは各自でご用意ください)/飲み物(目安は500mlのペットボトル1本です。
天候に合わせて各自でご用意ください。)/撮影できるもの(カメラ・携帯など)

主催・問い合わせ先:RSY758(レスキューストックヤード内)

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★ 東日本大震災の時の帰宅困難者はどんなことで困った?何を持っていたら良かった?
どんな状況で、どんな判断をした???

実際に、帰宅困難を経験した皆さんにヒヤリングを開始。これから私たちが備えることってなんだろう?やっぱり経験者から学ぶのが一番ですね。当日、鶴舞公園に集合
したら、そんな東日本大震災の教訓を学ぶ時間も設けています。
※以下のアンケート内容で現在ヒヤリングします。お知り合いで帰宅困難になった方をご存じの方は、ぜひその方にもお答えいただきたいと思います。 【拡散希望!】
アンケートフォームはこちらをクリック

★ この企画は普通の「ウォーク大会」とはちょっぴり違います!

「もしも結婚式に出席している時に被災したら…」ヒールの靴や革靴で歩かないといけないかも…。誰もがいつどこで帰宅困難者になるかはわかりません。
「職場に靴が用意してあるから大丈夫!」という方、本当にそれだけで大丈夫でしょうか?
通ろうと思っていたルートが液状化や橋が落ちたなどの理由で通れなかった場合、どの道を選んだらいいか…何を基準に選びますか?そんなことも考えながら歩きたいと思います。

★ 参加にあたっての補足・注意事項

・集合は各ポイントに実行委員が2名(男女ペア)以上(ゼッケンをつけて)待っています。
・集合時間に遅れた場合は、待たずに出発します。時間までにお集まりください。
・各ポイントとも歩く距離は4km程度です。当日、体調がすぐれない方は無理をしないでください。
・各自で暑さ・寒さ対策・飲み物の準備はお願いします。
こちらでは簡単な救急セットの準備のみとなります。
・当日は雨天決行ですが、当日の開催案内をFBのファンページに掲載いたしますのでご確認ください。
・「ウォーキングの準備バッチリ!」の格好もいいですが…あくまでも「帰宅困難ウォーク」です。
出先で帰宅困難になってしまった…という想定で参加していただくチャレンジも大歓迎です。
(例えば、最初は革靴・スーツで歩いてみる、など
※その場合は着替えや運動靴を持って来ていただくことをお勧めします。)

★ どなたでも気軽に参加できます!

「帰宅困難者になったらどうしよう…」を少しでも不安に思った方は、ぜひご参加ください。
親子での参加、お友達同士、外国人の方や障がいをお持ちの方なども積極的に参加していただきたいと思います。迷われているお知り合いの方がいらっしゃいましたら、ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。

事務所臨時閉所日のお知らせ

皆さま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
明日4月10日(水)・11日(木)はスタッフ研修のため、名古屋・七ヶ浜両事務局が
終日閉所となります。12日(金)以降は通常通り開所します。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

【ボランティア募集】4/26(金)13:30~あるある67号を発送しよう!

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。本年度もよろしくお願いいたします。

名古屋の桜は満開です。みなさまのお住いの地域ではいかがでしょうか?

支援している宮城県七ヶ浜町の桜は、蕾がふっくらし始めた模様です。

 

さて、あるある67号発送作業のご案内です。みなさまのご参加お待ちしています!

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●日時:2013年4月26日(金)13:30~

●場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html

●内容:あるあるの折込、封入、宛名貼りなどなど

途中参加、途中退室も大歓迎です

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●ご参加いただける方は、RSY事務局までご連絡ください。

info@rsy-nagoya.com

 

あるあるをいち早くお読みいただけるチャンスです!

みなさまのご参加お待ちしております。

 

◆前回の発送作業(66号/2月27日)

http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/02/27-3.html

◆編集委員募集中!

平日夜に会議を行っています。色んなバックグラウンドをもった仲間が集まって楽しく一緒に作っています。ご興味ある方は事務局スタッフにお声掛けください。

「ボランティアきずな館」閉所にあたって

「ボランティアきずな館」閉所にあたって

特定非営利活動法人レスキューストックヤード
代表理事 栗田暢之

今から7年前の2006年1月28日、七ヶ浜町国際村ホールにて、同町社協主催の「災害ボランティアセミナー」で講師としてお招きいただきました。帰り際にご案内いただきました多聞山から見下ろした松島の限りなく碧く、きらきらと輝く海はまさに絶景でした。時は経て2013年3月11日、東日本大震災七ヶ浜町追悼式に、犠牲となられた方々に献花をさせていただきました。7年前の出会いから、社協が当法人の賛助会員になっていただいたことがご縁となり、震災以降2年の日々をともに歩ませていただいた節目の日は、奇しくも同じホールでの哀悼となりました。
本日閉所する「ボランティアきずな館」は、日本財団様と近藤産興株式会社様、その他有縁の多くの方々のご支援・ご協力を得て4月23日より開所し、名古屋から延べ3000人のボランティアバスを受け入れ、また延べ8000人のボランティアの宿舎として活用されました。そして多くの町民の皆様にも足を運んでいただき、ともに語らい、ともに涙し、ともに笑いながら、こころとこころが交わる支援活動の拠点となりました。きずな館でのこうした取り組みは一区切りとなりますが、それは決して支援の終焉を意味するものではなく、ずっと応援したい気持ちに何ら変わりはありません。それは、震災直後の渡辺町長との面談の際、「美しい七つの浜を取り戻したい。ぜひ応援していただきたい。」という約束を今後も微力ながらしっかり果たしたいと願っているからです。
追悼式の帰り際に見た海は、まるで何事もなかったかのように、以前と変わらずきらきらと輝いていました。あとはここに住民自身がしっかりと立ち、海に負けない輝きを一人ひとりが取り戻していただけることを願わずにはいられません。
これまでご支援いただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして今後も七ヶ浜、東日本大震災の被災地の真の復興が遂げられますよう、引き続きご支援・ご協力をお願いいたします。

RAINBOW project☆復興スイーツのお知らせ☆

皆さま

いつもお世話になっております。RSY飯田です。

★七ヶ浜町きずな工房×企業×NPOのコラボ企画 『RAINBOW project』 のお知らせ★

毎月7日は「しちがはまの日」です。 グラニーバッグとスイーツをセットにしたこの企画。覚えていてくださるお客様もいらっしゃり、きずな工房に届くハガキの中には、リピーターさんが現れるほどになりました。3/7(木)より販売を開始しています!

グラニー

3月に入ると、宮城県では「吊るし雛」のお披露目が始まります。

きずな工房のお母さん達も負けじと「小さなおひな祭り」を開催しました。

ひなまつり

きずな工房のお母さんたちは、「勉強になるから」と隣の町まで

吊るし雛を見学に行ったりと、訪れる春の気配に心を踊らせているようでした。

友達に会えたり、大好きなお裁縫や木工を楽しんだり…きずな工房は、寒い中も毎日あたたかな賑わいをみせています。

 

※復興スイーツとは…宮城県の七ヶ浜町きずな工房で作ったグラニーバッグと、名古屋市の洋菓子フィレンツェさんのおいしいスイーツをセットにした、 おいしく・かわいく が復興支援になるセットです。売上は、きずな工房の運営基金として七ヶ浜町に還元されます。

☆販売店はこちら。各店舗数量限定☆

●洋菓子フィレンツェ高畑店

・住所:名古屋市中川区荒子1-194(あおなみ線荒子駅北、中川郵便局隣)

TEL:0120-34-1318 営業時間:AM9:30~PM9:00

●フィレンツェかの里店

・住所:名古屋市中川区供米田2-1106(302号線供米田二丁目交差点北西角)

TEL:0120-34-1318 営業時間AM9:30~PM8:00

きずな工房の支援員さんによるブログもぜひご覧ください。

七ヶ浜町きずな工房ブログ→ http://kizunakoubou7.blog.fc2.com/

東日本大震災から2年を迎えて

東日本大震災から2年を迎えて

特定非営利活動法人レスキューストックヤード

代表理事 栗田暢之

 全世界を震撼させた大災害から2年の月日が流れた。震災当初は、いったい何からどのように始めればいいのかさえわからないと誰もが思ったほど、未曾有、広範囲、複雑(特に原発事故)な災害である。当法人としては、5年前から賛助団体会員のご縁があった宮城県七ヶ浜町社会福祉協議会からの要請を受け、七ヶ浜町災害ボランティアセンター(当時)に隣接する場所に、当法人の拠点となる「ボランティアきずな館」を設置し、延べ3千人のボランティアを名古屋から送り続けるなどの活動を継続している。また、阪神・淡路大震災を機に設立した「震災がつなぐ全国ネットワーク」と日本財団ROADプロジェクトとの合同で、足湯ボランティアを送り続け、これまでに1万5千人の足を温め、被災者の生の声に耳を傾けてきた。また全国のNPO・NGO、企業等850団体が集う「東日本大震災支援全国ネットワーク」や愛知県に避難されている人々を支援する「東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごや」「愛知県被災者支援センター」の設置・運営にも参画してきた。

 

「震災から2年」ということであるが、個人的にはあまり実感はない。むしろあの日以降時間だけが慌ただしく過ぎ去り、肝心の真の復興という観点からは、当方はあまりに力不足であり、むしろこれからより深く本質を貫いていかなければならないための「通過点」だと思っている。

 

被災者の現実はこうだ。「もう一生分泣いた。」とまた泣きながら語る子を失くした母親、「まだ海は見られねぇ。悪夢のようなあの日を思い出すから。」と訴える老婆、「何もかも全部流れてしまった。でも一からやり直すしかないんだ。」と気張る父親世代、「まだ好きな子はできない。だって(好きだった子が)流されちゃったんだもん。」とふさぐ小学生(男子)…。被災者の無念、苦悩、将来への不安は時間の経過とはあまり関係ない。むしろ一人ひとりの現実は個別化、深刻化、潜在化しており、決して震災当初の混乱期だけが災害ではないということ、そして、私たちボランティアが傷を癒すなどといったおこがましいことではなく、単純に「忘れない」「ずっと交流を保ち続ける」ことが大切だと考えている。この意味で、3年目の当法人の支援活動はこれまでと遜色ないものにするつもりである。そしてこれまでの「顔見知り」の関係から、一人でも多くの「親友」を創りたいと願っている。なぜなら、たとえ遠く離れていても、親友はその存在だけで安心につながり、頼ったり頼られたりする関係がずっと続くと思うからだ。

 

一方で、原発事故によるもう一つの惨事を決して忘れてはならない。ある集会で「私たちは被災者ではなく被害者です」と言われた方があった。あの日より前は、普通の幸せをいつも通り送っていた市民に、突然得体の知れないものが降ってきて、そもそも降ったか降らなかったのか、その正体は何なのか、またどのくらいの量なのかなど、正確な情報が伝わらなかったことに加え、政府は「今すぐ健康を害することはない」との発言を繰り返すだけである。有識者や専門家の間でも見解は分かれ、結果として何を信じていいのかさえわからないといった現実が今なお続いているのである。「外の空気、水道の水、靴についた泥、おじいちゃんがいつも通り持ってきてくれる野菜、宅配便、来客…、すべてが恐かった。」と。そして避難した方は「私たち親はいい。でも子どもたちが何年後かに癌になる可能性が否定できないなら、今避難することを決心しなければ後悔すると思った」と慣れない土地への引っ越しを決意した。一方留まる方は「なぜ避難しないのかと言われることが一番つらい。お金もないし、行く宛てもない。」と葛藤の胸中を明かす。つまり、留まる人、避難する人にかかわらず、この課題を背負っているすべての方の「それぞれの選択」をまずは尊重すべきだということ。国や東電からの賠償や暮らしの補償は当然のことながら、何より大切なことはこの問題に他者が「無関心」であってはならないことだ。「福島の問題」ではなく、「日本全体の最重要課題」なのだということを認識し、一緒に考えることが大切である。

いずれにしても、東日本大震災は現在進行形の災害である。これまで当法人への有形・無形のご支援・ご協力に心より感謝申し上げ、引き続き息の長いご支援・ご協力・ご助言を賜りたく、今後ともよろしくお願いいたします。

■PDF版はこちらからダウンロードしてください「東日本大震災から2年を迎えて」

東日本大震災から間もなく2年・テレビ放映のお知らせ

みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
東日本大震災から間もなく2年ということで、テレビや新聞などでも関連ニュースが取り上げられる機会が増えています。
RSYにも2月頃より問い合わせが増え始め、活動を通じて私たちにお伝えできる事はきちんとお伝えし、この震災を「忘れない」という意思を多くの人と共有するべく各取材をお受けしてきました。
テレビ放映の予定は以下の通りです。どうぞご覧ください。
■■—————————————-
【1】 3月8日(金)NHK総合/17:05~17:54
   「忘れない未来のために~東日本大震災から2年~」
   生放送に代表理事の栗田が出演します。七ヶ浜の今の様子も放映されます。
   ※詳細はこちら:https://www.nhk.or.jp/nagoya/shinsai/
【2】 3月11日(月)NHK総合/番組内13:30~15分程度
   特集「明日へ -支え合おう-」の中で足湯ボランティアとつぶやきについて取り上げられます。
   ※詳細はこちら:http://www.nhk.or.jp/ashita/bangumi/
【3】 3月13日(水)NHK総合/4:20~、Eテ/13:50~
   「視点論点」に代表理事の栗田が出演し『「忘れない」に取り組む』のテーマでお話します。
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きずな工房商品を名古屋事務局で販売中!

みなさま

RSY事務局です。

名古屋事務局のヒヤシンスが間もなく花を咲かせようとしています。いよいよ春が近づいてきました。

 

 

さて、今日は名古屋事務所で販売している商品についてご紹介したいと思います。

まずは、宮城県七ヶ浜町・きずな工房の商品についてです。

■きずな工房ブログはこちら

http://kizunakoubou7.blog.fc2.com/

 

イベントでの販売の他、2月下旬より名古屋事務局内でも販売をしています。お立ち寄りの際はぜひお買いものをお楽しみください。

ただいまのディスプレイは、お雛様飾りになっています。(3月3日は過ぎてしまったけれど・・・!)この素敵なディスプレイはボランティアさんが折り紙などを使って作ってくださいました。繊細さに拍手です。

写真の素敵な貝雛は残りあと2つ!ひとつひとつ手作りの味わいがあります。(1,500円で販売中!)

★今お買いものしていただくと、嬉しい特典があります!

先日ボランティアバスに乗って、七の市商店街の2013年のカレンダーが届きました。七ヶ浜のきれいな浜の写真が載っているこちらのカレンダーを、工房商品をお買い求めいただいた限定12名の方にプレゼントしたいと思います!

最後に、「はまぎくサブレー」のご案内です。

「はまぎく」は10~11月に七ヶ浜の海岸一帯に咲く白い花で、町の花として町民の皆さまに親しまれています。

「はまぎくサブレー」ははまぎくの形をしていて、ゴマの風味がきいた素朴な味わいです。

1枚100円で販売していますが、10枚まとめてであれば800円でお買い求めいただけます。

こちらもぜひどうぞ!

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「七ヶ浜町きずな工房」は、様々な方からの様々なご支援にて運営を続けています。

2012年12月7日でオープン1周年を迎えました。しかし、震災から1年半が過ぎると、復興グッズというものが忘れさられる時期がやってきます。現在でも、新しく利用を始める方がいらっしゃり、まだまだ「ものづくりの場」は必要とされており、皆様のお力を必要としています。

売上は、運営費、材料費、作り手さんのお給料として、すべて七ヶ浜へ還元される仕組みです。

また、お仕事だけではなく、趣味の物を作ったり、みんなでお出かけをしたり、他地域でものづくりをしている人たちと交流会をしたり…といった時間も楽しむための費用になっています。