お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
日頃より当法人の活動にご理解ご協力をいただき、ありがとうございます。
今回は、九州北部豪雨水害で被害を受けた福岡県朝倉市の『黒川復興プロジェクト 早期復旧祈念米』のご案内とご協力のお願いです。
(12月1日に開催した「九州北部豪雨水害支援活動報告会」にご登壇いただいた、朝倉市集落支援員の師岡知弘氏からのご紹介です)
※「早期復旧祈念米」当法人事務所でのお預かり分につきましては、終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
1)被害が集中した朝倉市高木地区黒川
今年7月の九州北部豪雨水害により甚大な被害を受けた福岡県朝倉市。その中でも被害の大きかった高木地区は、朝倉市の山間部にある高齢化率60%、跡継ぎのいない高齢農家も数多く点在する地区であり、以前より深刻な過疎化の課題も抱えていました。12時間に最大1,300ミリもの大雨が降り、大規模な土砂崩れにより多くの家屋や田畑が被災。黒川では二次災害の危険があるため、長期間にわたり避難勧告が発令され、ボランティアも入れない状況でした。5ヶ月が経った今でも主要道路の復旧には目処が立たず、未だ手付かずの被災家屋があるなど、他の地域と比べても復旧が遅れています。
2)黒川復興プロジェクト
そんな中、被害の大きかった高木地区黒川では、住民有志が集まり「黒川復興プロジェクト」を立ち上げました。
私設のボランティアセンターとして、独自でボランティア募集や重機を調達しながら、土砂や流木の撤去、家屋の清掃をはじめ、この地区の生活再建に不可欠な農業の再生に向けた活動も実施しています。また、今後は仮設住宅等への入居によりバラバラになったコミュニティを再構築するべく、住民の話し合いや集いの場づくりに向けても尽力されるそうです。
黒川復興プロジェクトのホームページ
3)早期復旧祈念米
黒川で被害の小さかった田んぼは全体の3分の1。早期復旧祈念米は、そこで力強く育った稲から取れた今年限りの貴重なお米です。道が流され稲刈り機等が入れない中であきらめかけていたところ、住民とボランティアが立ち上がり、手刈りで丁寧に収穫されました。
復旧そして復興には年単位の時間がかかります。今後も活動を継続していくため、「黒川復興プロジェクト」は活動支援金を募っており、協力者へのお礼として、この祈念米をお渡ししています。師岡さんとのご縁により、現在少量ではありますが当法人事務所にて、「早期復旧祈念米」をお預かりしております。
4)活動支援金にご協力いただける方へ
・黒川復興プロジェクト支援金として、1口1,000円の支援金をRSYでお預かりします。
・ご協力頂いた方に、1口当たり3合分の祈念米をお渡しいたします。
・こちらでお預かりした活動支援金は、責任を持って黒川復興プロジェクトへお届けいたします。
※勝手ながらRSY事務所まで取りに来て頂ける方に限らせていただきます。
また、事務所まで行くのはちょっと難しい…でも協力したい!という方は
黒川復興プロジェクトのホームページからもご応募いただけます。
(ただし、送料込のため一口1,500円(二口め以降は1000円)となります。)
なお、報告会の様子、祈念米については、12月9日付の中日新聞でも取り上げていただいております。ぜひご覧ください。
皆さまの暖かいご支援をお待ちいたしております。