(RSY)6日からの大雨の影響について(第3報)/石川県穴水町

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYが拠点を置く穴水町をはじめ石川県内では、8月6日からの大雨で道路冠水や浸水被害が出ています。

RSYは8月9日も引き続き高潮の影響で水の引かない川島第2仮設団地F棟や床下浸水のあった兜地区の一部(6~7世帯)を訪問しました。RSYボランティア看護・福祉チームやボランティア便の皆さんと共に、被害状況の確認と買い物や通院等の生活課題、健康状態について聞き取りし、ご希望に応じて飲用水や食料品を提供しています。

(川島第2F棟付近)

(兜地区・甲大橋付近)

川島第2団地F棟には22世帯が暮らしており、特に低い土地にある2棟周辺に冠水が集中。常にくるぶしより上程度の冠水があるため、車が潮水に浸かることを恐れて通れないという方もいます。さらに、病人や足の悪い高齢者、障がい者等がいる数世帯からは、自力での移動が難しいため、6日以降外出ができていないという話もききました。

冠水箇所はごく局所。長靴を履いて無理をすれば歩けないこともない深さで、周辺地域にもこれらの不安や困難な様子が伝わりにくい状態です。立地場所からとにかく高潮が収まらなければ打つ手がなく、住民からは「仕方ない」「どうしようもない」とあきらめの言葉も聞かれていました。


本日、朝から強い雨が降り、午前11時半頃に穴水地区・住吉地区に警戒レベル4(避難指示)が発令されました。町は町内2カ所(プルート、向洋小学校)に避難所を開設。RSYもこれに応じて、すぐに冠水の危険性の高い川島第2仮設F棟を全戸訪問して避難指示と避難所開設を伝達しました。車もなく持病のある方をプルートへ避難誘導し、RSY看護福祉チームが健康チェック等を行いました。他にも、川沿いの仮設団地から6名が避難していました。

中には「認知症のある90代の母親を避難所に連れて行き、環境の変化で落ち着かないと周囲に迷惑をかける」という気兼ねからギリギリまで様子をみたいという方もおり、道路冠水後は移動困難になることや、避難所に行けば役場職員もいるため安心であることをお伝えしました。

これらの情報は穴水町と町社会福祉協議会、同地区に拠点を置くNPOらとも共有し、物理的・精神的にも孤立しないよう継続的な対応を進めていきます。


また、今回の大雨で金沢市内でも浸水があり、金沢市社会福祉協議会は8月9日(土)~11日(月・祝)の期間で災害ボランティアセンターを開設しました。

昨日、石川県社会福祉協議会の仲介のもと、震災がつなぐ全国ネットワークが作成した冊子「水害にあったときに」と飲用水をお届けしました。地元社協によれば、「水は泥を含んでおらずすっと入ってすっと出たという印象。家を見ても一見被災したか分からない。9日は70人のボランティアが活動し、この日のニーズはほぼ完了。穴水も大変な中ありがとうございます。」と言付かりました。

穴水はこれから夜にかけて、強い雨が断続的に降る予報です。九州方面でも深刻な被害が出ています。これ以上、被害が拡大しないことを切に願います。

★震災がつなぐ全国ネットワーク
水害後の対応に関するお役立ち冊子「水害にあったときに」はこちらからダウンロードできます。
https://shintsuna.org/tools/

※8月11日(月)~15日(金)までRSY穴水拠点「ボラまち亭」は閉所となりますのでご注意下さい。

穴水町へのボランティア・まだまだ募集中

★8月、9月運行の名古屋発・ボランティアカーお申し込みはコチラ

自由日程でお越しのボランティアも大募集中!お申込みはコチラ

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(随時受付中)
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★Yahooネット基金:令和6年能登復興支援
孤立を防ぎ、生きる力を支えるみんなの居場所「ボラまち亭」運営

★ご寄付:この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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<郵便振替>
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特定非営利活動法人レスキューストックヤード

(RSY)カムチャッカ半島地震の影響について

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
本日午前中に発生したカムチャッカ半島沖の地震の影響で、各地に津波注意報・警報が発令されています。

RSYはSNS等を通じて関係者へ注意喚起を行うと共に、東日本大震災で支援に関わった宮城県七ヶ浜町の皆さんへコンタクトを取り、安否確認と情報収集に努めています。

今のところ目立った被害はなく落ち着いているということですが、津波注意報・警報は現在も発令中で、満潮時刻が重なれば一層の警戒が必要となります。暑い中での避難は危険を伴うこともありますが、熱中症対策をして引き続き海には近づかない、沿岸地域は高台への避難を継続するなど心がけて頂ければと思います。被害が広がらないことを切に願います。

(住民の声)
★Iさん(60代女性/元RSY現地スタッフ)
地震の揺れも感じず、いきなりの警報アラーム、防災無線でびっくりしました。避難所には町の職員1名、区長、女子中学生1名と私のみ。道すがらエアコン稼働状況を確認したところ、在宅の世帯がほとんどだと思われました。

区長と私は正午をもって高台にある自宅へ帰宅しました。無線の情報を耳にしますが、地域によって避難者数はバラバラのようです。海沿いの地区や高台の小学校には10〜20名位。駐車場で車内待機をする方もいましたが11時過ぎには帰宅。中学生も11:30頃帰宅、町職員だけになりました。

避難所はエアコンが効いて涼しいですが、外との気温差があるので、高齢者の方は在宅避難で様子を見るといった方も多かったかも知れません。今回は地震の揺れを感じない津波警報からの避難という新たな体験でした。

★Sさん(50代男性/漁師)
漁港で作業をしていましたが速攻で高台にある自宅に戻り待機してました。今のところ大丈夫です。周りのみなさんも避難所や知り合いの家に避難してます。声をかけあい安全第一を心がけますね。危ない時はみんなでもっと高台に逃げます。

★Wさん(60代女性/災害公営住宅在住)
住民を避難所へ誘導しました。高齢者ばかりしかいないので、歩行が大変な人は役場に避難してもらい福祉課につなぎました。中には「避難はしない」という人もいましたが、海も近いため、せめて垂直避難をしてもらいたいと思いますが、もし停電した場合エレベーターが使えず、足腰が弱いお年寄りは上にも上がれないため課題山積です。