みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
本日午前中に発生したカムチャッカ半島沖の地震の影響で、各地に津波注意報・警報が発令されています。
RSYはSNS等を通じて関係者へ注意喚起を行うと共に、東日本大震災で支援に関わった宮城県七ヶ浜町の皆さんへコンタクトを取り、安否確認と情報収集に努めています。
今のところ目立った被害はなく落ち着いているということですが、津波注意報・警報は現在も発令中で、満潮時刻が重なれば一層の警戒が必要となります。暑い中での避難は危険を伴うこともありますが、熱中症対策をして引き続き海には近づかない、沿岸地域は高台への避難を継続するなど心がけて頂ければと思います。被害が広がらないことを切に願います。
(住民の声)
★Iさん(60代女性/元RSY現地スタッフ)
地震の揺れも感じず、いきなりの警報アラーム、防災無線でびっくりしました。避難所には町の職員1名、区長、女子中学生1名と私のみ。道すがらエアコン稼働状況を確認したところ、在宅の世帯がほとんどだと思われました。
区長と私は正午をもって高台にある自宅へ帰宅しました。無線の情報を耳にしますが、地域によって避難者数はバラバラのようです。海沿いの地区や高台の小学校には10〜20名位。駐車場で車内待機をする方もいましたが11時過ぎには帰宅。中学生も11:30頃帰宅、町職員だけになりました。
避難所はエアコンが効いて涼しいですが、外との気温差があるので、高齢者の方は在宅避難で様子を見るといった方も多かったかも知れません。今回は地震の揺れを感じない津波警報からの避難という新たな体験でした。
★Sさん(50代男性/漁師)
漁港で作業をしていましたが速攻で高台にある自宅に戻り待機してました。今のところ大丈夫です。周りのみなさんも避難所や知り合いの家に避難してます。声をかけあい安全第一を心がけますね。危ない時はみんなでもっと高台に逃げます。
★Wさん(60代女性/災害公営住宅在住)
住民を避難所へ誘導しました。高齢者ばかりしかいないので、歩行が大変な人は役場に避難してもらい福祉課につなぎました。中には「避難はしない」という人もいましたが、海も近いため、せめて垂直避難をしてもらいたいと思いますが、もし停電した場合エレベーターが使えず、足腰が弱いお年寄りは上にも上がれないため課題山積です。