中河内地域防災啓発フェア「防災フィールドワーク in 久宝寺緑地」

大阪府より以下のご案内がとどいておりますので、お知らせいたします。
中河内地域防災啓発フェア「防災フィールドワーク in 久宝寺緑地」(11/9開催)
11月9日(日)、大阪府主催による中河内地域防災啓発フェア「防災フィールドワーク in 久宝寺緑地」が大阪府営久宝寺緑地(大阪府八尾市西久宝寺)で開催されます。最新の情報は運営者ホームページでご確認下さい。
中河内地域防災啓発フェア
 防災フィールドワーク in 久宝寺緑地
今年は、M7.2の岩手・宮城内陸地震やM8.0の中国四川大地震等、大災害が発生しました。そこで、改めて久宝寺緑地の持つ「防災公園」としての機能を府民の皆さんにご紹介、同時に災害時
の対応を学んでいただきます。
==体験スタンプラリーに参加される方には防災関係の記念品をプレゼントします。先着700名様限定==
日時:平成20年11月9日(日)[少雨決行] 10:00~12:00(予定)
会場:大阪府営『久宝寺緑地』北地区:もくもく元気広場付近
   八尾市西久宝寺323番地
   http://www.osaka-park.or.jp/nanbu/kyuhoji/main.html
交通機関
・JR大和路線「久宝寺駅」下車
(北へ1.2km)
・JR大和路線「加美駅」下車
(東へ1.2km)
・JRおおさか東線「新加美駅」下車
(東へ1.2km)
・近鉄大阪線「久宝寺口駅」下車
(南西へ1.2km)
イベント内容(予定)
 ☆防災公園施設案内(防災公園の概要説明、避難通路、防災樹林帯、非常用トイレ見学など)
 ☆煙道体験 ☆初期消火体験 ☆ロープワーク体験 ☆心肺蘇生措置・AED 体験
 ☆災害用伝言ダイヤル体験 ☆建築物耐震化の啓発 ☆消防自動車等の展示
 ☆防災パネルの展示 ☆防災に関する装備品展示 ☆非常食炊き出し
主催:大阪府
共催:(財)大阪府公園協会、防災対策協議会中河内ブロック市(八尾市・柏原市・東大阪市)
参加機関(予定)
 陸上自衛隊、八尾市消防本部、東大阪市消防局、日本赤十字社大阪府支部、
 西日本電信電話(株)、大阪ガス(株)など(順不同)
協賛:八尾商工会議所、大阪東信用金庫
お問い合わせ:
 大阪府八尾土木事務所 企画グループ・地域防災室
 TEL:072-994-1515(代表)
◆ポスター
http://www.pref.osaka.jp/yaopwo/event/bosaifw%20kyuhoji.pdf
◆大阪府八尾土木事務所ホームページ
http://www.pref.osaka.jp/yaopwo

第5回四川作業部会の報告

みなさま
すっかり秋らしくなってまいりましたね。
中国・四川支援作業部会も5回目が終了しました。
着々とパンダタオルづくりの準備が整いつつあります。
○現在の進捗状況について
作業部会の皆さんのご協力により、パンダタオルの作り方説明書がほぼ完成しました。また、パンダづくりに必要な材料等も調達でき、タオルに添えるメッセージカードの雛形も大方決まりました。

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第5回作業部会に出席

本日、19時~21時まで、第五回作業部会が招集され、出席しました。
レスキューのスタッフさんと有志8名が集まりました。
前回の作業部会で役割分担をした仕事を持ち寄り
検討・再考を重ね、いい感じに進んでいる状況です。
(詳細は後日更新予定のスタッフさんのブログをご参照ください)
私の仕事は以下の通り。
①21日にRSY事務所にてメッセージカードを作る(目標100部)
②引き続きブログの更新
③パンダタオルの目の洗濯耐久実験
 (顔に黒いフエルトを付ける方法として糸で一ヶ所のみ固定するものと
  ボンドを使って貼り付けるものとでどれくらい洗濯に耐えられるか実験)
ということで、とりあえず明日パンダタオルを1体(個?)作ります。
明日から次回の作業部会まで約4週間あるので
毎日毎日洗っては乾かす、洗っては乾かす、を繰り返す予定です。
過酷な任務を担うパンダタオルを応援してやってください。

第5回四川大地震作業部会のお知らせ

次回の作業部会は
・10月16日(木)19:00~21:00に行います。
今後皆さんへお願いしたいこと
・パンダタオルづくりのご協力と活動支援募金の呼びかけ
・イベントやパンダつくり教室でのお手伝い
・メッセージカードの中国語翻訳ボランティア
※第5回作業部会終了後、呼びかけ文と作り方の説明書が完成した段階で、皆様へ
のご協力のお願いを改めてさせて頂きたいと思いますが、個人でも、団体でもこ
れらの取り組みにご協力頂ける方がありましたら事務局までご一報下さい。
よろしくお願い致します。

第4回四川大地震支援作業部会のご報告

みなさんこんにちは。RSY浦野です。
まち中はだんだん秋の装いになってまいりました。
今回はパンダタオルとメッセージカードの試作品を皆さんにお届けします。添付ファイルを開いてみてくださいね!(MLなので大きなデータを添付するのが無理なため、画像を小さくしています)
ところで、6月の岩手・宮城内陸地震、平成20年8月末豪雨(岡崎・名古屋での水害)、総理大臣の交代等々・・相次いで大きな災害や事件等が起こる度に、過去の災害の話題はすっかり影を潜めてしまいます。
とりわけ中国に関する情報は、北京オリンピック後、事故米やメラミン混入騒動ばかりで、地震に関する記事はほとんど見当たりません。
そんな中、CODEのYさんのレポート「中国四川省地震救援ニュース」は被災地の今と被災者の生の声を伝える貴重な情報源になっています。
82報を読みました。
Yさんと一緒に活動していたTさんの手記です。ある被災者の方とのやりとりが書かれており、最後に「・・・・色々話をしてくれたおじちゃんが、何度も『関心を持ってくれてありがとう』と言っていたのが心に残っています」という一文で結ばれていました。
今の皆さんの心情がこのひと言にとてもよく表されていると感じます。
この言葉をきいて、私たちの目標である「忘れない・想いを届ける」ということが、被災された皆さんの気持ちを支える上で、確かに意味をもつのだといいうことを改めて感じました。
私たちも今、本当にささやかな動きではありますが、支援の話し合いや準備を進めています。
皆さんにも、ご協力頂きたい内容がだいぶ具体的になってきました。
それでは、4回目の作業部会の報告を添付します。
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第4回中国・四川大地震支援作業部会議事録
○開催日時:9月22日(月)19:00~21:00
○場所:RSY事務所
○参加者:5名+RSYスタッフ2名
[進捗状況]
1.パンダタオル作り方説明書
・作り方手順の確認→説明書の作成(次回会議までにサンプル完成予定)
2.メッセージカード
・パンダタオルに添付する応援メッセージカードのサンプル作成→ほぼ完了
※作り手に書いて頂いたメッセージの横に中国語訳を添える。(翻訳ボランティア募集中)
3.協力者依頼文の作成
・パンダタオル製作、募金の協力願い文作成(次回会議までにサンプル完成予定)
4.広報活動
・RSYブログへのアップ(作業部会のメンバーによる、活動状況や四川に関する情報の発信)
・10月25日~26日/「ワールドコラボフェスタ2008」でのパネル展示・募金やパンダタオル製作の呼びかけ(名古屋国際センター合同企画)
・10月25日/一宮市内の聾学校の生徒・PTAを対象としたパンダタオル製作(四川大地震とパンダタオルができるまでの経緯を説明した紙芝居、パンダタオルづくり教室の実施)
5.今後の予定
・10月16日(木)19:00~21:00/第5回作業部会
・10月~12月/パンダタオル作り教室の実施・募金の呼びかけ(目標パンダ200~250個)
・1月/現地訪問・被災者の方への受け渡し
6.今後皆さんへお願いしたいこと
・パンダタオルづくりのご協力と活動支援募金の呼びかけ
・イベントやパンダつくり教室でのお手伝い
・メッセージカードの中国語翻訳ボランティア
※第5回作業部会終了後、呼びかけ文と作り方の説明書が完成した段階で、皆様へのご協力のお願いを改めてさせて頂きたいと思いますが、個人でも、団体でもこれらの取り組みにご協力頂ける方がありましたら事務局までご一報下さい。
よろしくお願い致します。

9.25「2008建築防災講演会」

中村です。
愛知県建設部建築担当局主催の講演会に参加してきました。
「中国・四川大地震の現場から~私たちが学ぶこと・できること~」と題しており
四川を支援したい私にはピッタリな講演だと思い、参加しました。
講師はNHK報道局社会部災害班専任記者の入江さやか氏でした。
みなさんはすでにご存知なこととは思いますが
中国・四川大地震とは
・中国名「豎カ川(ウェンチュアン)地震」
・2008年5月12日午後2時28分ごろ(現地時間)
・マグニチュード7.9(兵庫県南部地震の約30倍のエネルギー)
・揺れの強さは日本の震度で7に匹敵?
 (中国では震度計を埋めていないので詳細は不明)
・龍門山断層帯(約500キロ)のうち285キロが動き、
 内陸活断層の起こす地震としては最大級
四川大地震の被害として中国政府が発表している情報は
死者 68225人、行方不明者 17924人とのこと。
まだ行方不明者がいることが確実にわかっている現場に
重機が乗り上げて掘り返しているシーンなどは
ご遺族の気持ちを考えるといたたまれなくなりました。
数々の報道で校舎の崩壊が言われていますが
入江氏の撮影した校舎倒壊の写真のうちの一枚には
床・天井が落ち、残った壁に黒板が縦に三枚並んでおり、
三階部分にあたる黒板の脇に教育用の大きな黄色い分度器がありました。
壁にフックで掛けられた分度器が落ちず床と天井が落ちたことになります。
本当の震度は一体何度だったのでしょうか。
また分度器の落ちない震度でこの建物が崩壊したはなぜなのでしょうか。
いろいろ考えさせられることがありました。
仮設住宅の資材については発災後に急遽作られた壁材が特徴的でした。
10センチに満たない厚みの発砲スチロールを鉄板で両側から挟み
コンクリートの床材の上に建てていたとのことです。
屋根材の材質は不明ですが、強度は大丈夫なのかが心配です。
中国ならではのよい面も見られました。
倒壊してしまった自宅兼商店の前に政府から支給されたテントを張り
簡易商店を開業していたり、
また、避難所の中にスーパーマーケットが開店していたり、
固定電話の普及が遅かったこの地域ではかなりの山間部でも
携帯電話が通話可能であったこともあり、「被災特価!」のロゴを並べて
携帯電話用電池を販売していたり。
中国の方々の逞しさにこちらまで元気づけられました。
中国政府も被災地内の感染症についてはかなり気をつけており、
毎日のように避難所や道路を消毒していたり
水や食料を配布する軍や調理師はゴム手袋とマスクを着用させたり。
中でも被災地エリアから成都市内に戻る車両については
高速道路の料金所付近で消毒液の噴霧をしてまるごと消毒していることには
とても驚かされました。
今回、入江氏から現地で通訳を頼んだ男性の連絡先を教えていただいたことは
これから支援をして現地に入りたいと思っている私たちには
とても心強いこととなりました。
また何かの折にご報告ができればと思っています。

【第18報】8月28日からの大雨洪水について(名古屋市)

皆様
栗田です。お世話になります。
今回の大雨に対する名古屋市災害ボランティアセンターは昨日(9月12日)をもって閉所となりました。ただし名古屋市社協の窓口は残し、必要な支援は継続してまいることにしています。この間、本当に多くの方々からお見舞いや激励、貴重なご意見等を多数頂戴いたし、まずもって厚く御礼申し上げます。
今回の名古屋市における水害は、内水氾濫でまさしく「都市型」の困難さが際立ちました。極端に言えば、通りが1本違うだけで浸水被害の状況が異なり、「被災地だ」と面では判断できず、点で必要な支援を届けることが求められました。
当然ながら市のラインからは自治会や民生委員、社協のラインからはヘルパーなど、そしてボランティアも被害の甚大だった小さな面ごとにとにかく練り歩きました。また新しい試みとして、あいち生協のご協力により組合員(市内約14000人)に、また中日新聞販売店のご協力により、販売店(市内約300店舗)、新聞配達員(約1万人)に、「困った方がいないか」という情報提供やボラセンの周知をお願いしました。
一方で課題もたくさん見えてきました。大都市は被害の全体像をつかむまでに相当の時間が要したことに象徴されるように、市も市社協も組織が大きすぎて、せめて区ごとの小回りぐらいは確保すべきなこと、またラインに頼りすぎる体質の改善、そしてボランティア・NPO側も「災害系」以外のヨコの連携の強化や、そもそも市民にボランティアの存在をより広く知らしめていくことなど、まさに現場からの学びを通じて、来るべき巨大地震のことも含めて、突きつけられた思いでいます。そして一番重要なのは、市民一人ひとりの日常の暮らしの中から、「お隣さんは困っていないか」と気に留める関係を再構築していく必要性を痛感しています。
ボラセン閉所は一応の区切りに過ぎません。気になる方への再訪問や畳の搬入などの今後のニーズへの対応はもちろんのこと、ボラセンとしての振り返りの場を数回設けて与えられた課題についてしっかり議論してまいる所存です。いずれ皆様ともこうした情報を共有しつつ、いろいろとお知恵をいただく機会を設けたいと思っております。今後ともよろしくご協力くださいますようお願いいたします。